更新日: 2022年06月30日
美しい白い肌になるには、メラニンの沈着を防ぎつつ透明感のある肌を追い求めることが大切です。
今回は20代~40代の女性1,032人中、美容の悩みで2番目に多かった「美白・シミ・くすみ」について、美白ケアをはじめたきっかけや、解決に繋がった美白化粧品と購入回数について調べた結果を発表します。
美容の悩みを抱えている女性1,032人のうち、美白・シミ・くすみに悩む20代〜40代女性の割合は28.6%と全体の約3割でした。
この結果を年代別で分けてみると、20代では18.1%、30代では31.9%、40代では41.4%と、年齢が上がるにつれて悩む人が増えています。
40代で美白・シミ・くすみに悩む割合は20代の約2.3倍となっており、加齢とともに美白ケアに対する意識が高まっているようです。
続いて、美白ケアをはじめたきっかけをたずねたところ、最も多かったのは「日焼け(32.9%)」で、全体の3割以上となりました。
「日焼け」と回答した人のコメントをみてみると、日焼け対策をしていなかった・不十分だったという声が多くみられました。
(日焼けがきっかけで美白ケアをはじめた人のコメント)
また、3位の「スキンケア不足」に関しては、回答者のほとんどが、日頃のスキンケアを疎かにしていたと回答しています。
(スキンケア不足で美白ケアをはじめた人のコメント)
美白ケアのために購入した美容化粧品で、悩みを解決できた商品について質問したところ、最も多く回答が集まったのは「美容液(32.5%)」でした。
2番目に多かったのは「化粧水(20.0%)」で、全体の半数以上が、美容液または化粧水で美白の効果を実感しているようです。
前問で回答した美白・シミ・くすみの悩み解消に繋がった美白化粧品について、過去に何度購入したことがあるのか、購入回数をたずねてみました。
その結果、5回以上同じ美白化粧品を購入している人の割合が32.2%と全体の約3割が美白効果を実感し、同じ美白化粧品を使い続けていることが分かりました。
「3回以下」と回答した人の割合は6割以上で、リピート購入に至らなかった理由を聞いてみたところ、半数近くが期待しているほどの効果を得られなかったという回答に。
一方で、効果を実感できたが続けられなかった理由を挙げる人も。「コスパが悪い」「価格が高いため継続的に買う気力が持たずにやめてしまった」など、美白ケアのために毎日使い続ける上で価格がネックになった人。
また、「前は十分カバー出来ていたのに、だんだんカバーしきれなくなってきた」と、以前と同じ商品では悩みが解決できなくなったという人も。美白・シミ・くすみは、年齢と関係が深い悩みであることから、今よりも効果が期待できる美白化粧品を探している人が多いのではないでしょうか。
シミは紫外線などの影響で生成されたメラニンが肌内部で過剰に増えて蓄積し、部分的に茶色くなった状態です。
本来、肌に沈着したメラニンは肌のターンオーバー(生まれ変わり)の働きで少しずつ排出され、元の肌の色へ戻っていきます。しかし、加齢とともにターンオーバーが遅れるようになり、メラニン色素が過剰に発生したりすると、排出しきれずシミとなって現れます。
シミやくすみ対策には、メラニンが作られる原因を減らすことが有効です。メラニンは紫外線や炎症などの刺激から肌を守るために生成されるので、まずはUVケアを心がけましょう。また、肌が乾燥しているとバリア機能が低下して外部刺激の影響を受けやすくなり、メラニンが作られやすくなります。保湿ケアをしっかり行うことで肌の乾燥を防ぎましょう。
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■調査概要
調査期間: 2022年4月10日~2022年4月23日
調査方法:自社調査(インターネット調査)
調査対象:全国の20代~40代女性1,032人
(20~29歳:397人/30~39歳:420人/40~49歳:215人)