更新日: 2023年02月13日
美顔器は効果を高めるコツを押さえて使うことで、よりそのパワーを引き出すことができますが、注意点も知っておかないと肌トラブルを引き起こしてしまうなどのリスクもあります。使用頻度や使用時間を守り、美顔器の当て方、美顔器を使うタイミングなど、美顔器の効果を高めるコツと注意点をしっかり把握しておきましょう。
効果を高めるコツ:使用頻度を守る、美顔器の当て方を知る、美顔器を当てる時間を守ることで、肌悩みに的確にアプローチし効果を高められます。また、美顔器を当てる順番をチェックし、使うタイミングにも注意が必要です。
美顔器は続けることで効果を実感するものが多いため、継続的にケアすることもポイントです。専用ジェルや化粧水、美容液を使用することで効果の実感が高まるものもあります。また、リフトアップ効果を高める向きで使うことで、たるみの予防に繋がるでしょう。
美顔器利用の注意点:注意点を守らずに使用すると肌トラブルを引き起こしてしまう場合があります。例えば、乾燥肌や敏感肌の人はレーザー美顔器は避けるのがよいでしょう。妊娠中・授乳中や皮膚アレルギーのある人はRF(ラジオ波)美顔器の使用は控えるのがベストです。
電気のピリピリ感が苦手な人は無理をせず、EMS美顔器を避けるようにしましょう。
さまざまな効果が期待できる美顔器ですが、きちんと説明書等を見てマニュアル通りの方法を知ることが大事です。注意点を守らずに使うことで肌トラブルを引き起こすこともあるので知っておくのがおすすめです。
※監修者は「美顔器の効果を高めるコツ」「美顔器利用の注意点」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事で紹介している美顔器のうち、ニキビ予防や美白の効能・効果が認められているのは医薬部外品のみです。
※本記事における「シミ」とは「メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ」又は「日やけによるしみ・そばかすを防ぐ」ことをさします。
※本記事における「リフトアップ」とは、下から上に引き上げるお手入れのことを指します。
美顔器の効果を高めるコツには、使用頻度を守る、美顔器の当て方を知る、美顔器を当てる時間を守る、美顔器を当てる順番をチェックする、使うタイミングを注意する、継続的にケアする、専用ジェルや化粧水を使用する、美顔器専用の美容液を使用する、リフトアップ効果を高める向きで使う、などが挙げられます。
使用頻度を守る:美顔器は毎日使えるものもあれば、週1〜2回の使用が推奨されているものとさまざまです。使用頻度を守れば効果を高められますが、逆に守らないと肌のトラブルや筋肉の疲労につながる場合があるので注意しましょう。
美顔器の当て方を知る:当て方も美顔器によってさまざまで、EMS、RF波、LED、イオン導入などは下から上へ向けて当てる、イオン導出はクルクルとなでるように当てるなど、最適な方法が違います。それぞれの特徴を知っておくとより効果が引き出されます。
美顔器を当てる時間を守る:美顔器は長時間使えば効果が高まるというものではありません。逆に使いすぎがトラブルを招く可能性もあります。適切な使用時間内で最大限に効果を発揮させましょう。
美顔器を当てる順番をチェックする:基本的には顔の下のほうから上へのほうへ向かって、引き上げるように当てていくのがよいとされます。マッサージするように引き上げ、引き締めることでリフトアップ効果が期待できます。
使うタイミングを注意する:スチーマーやピーリングなど汚れを落とすことが目的の美顔器であれば洗顔後に、イオン導入や保湿が目的の美顔器であればお風呂上がりになど、最適なタイミングも美顔器によって違うのでチェックしておきましょう。
継続的にケアする:美顔器は継続して使用することで効果が得られるものが多いです。継続するために使用する時間や場所を決めておくなど、工夫をしてみるのもよいでしょう。
専用ジェルや化粧水を使用する:美顔器の中には、使用中の滑りをよくするために専用のジェルや化粧水が必要なものがあります。使うことで効果実感を高め、摩擦なども軽減できるので必ず使用するようにしましょう。
美顔器専用の美容液を使用する:美顔器の中には、その商品専用の美容液が販売されているものもあります。美顔器と専用美容液を一緒に使うことで相乗効果が得られるものが多いです。
リフトアップ効果を高める向きで使う:美顔器を使うときには、下から上へリフトアップさせるように使うことで引き上げるケアを重視しましょう。
美顔器は適当に使用するよりも、使い方のコツを知ることでより効果を高められます。理想的で健やかな肌を目指すために使用前にチェックしておくのがおすすめです。
美顔器は、毎日使えるものから週に1〜2回程度のスペシャルケアとして使うものがあります。正しい頻度で使わないと、肌荒れや筋肉の疲労など、さまざまなトラブルが起きてしまいます。
毎日使用できる美顔器は、ローラーやスチーマー、RF波などです。ただし、毎日使えるといっても長時間使ってしまうと良くないものもあります。一日5分だけ使うなど、時間を決めて使用すると良いでしょう。
一方で、週に1〜2回程度の使用を推奨している美顔器は、EMSやピーリング、レーザーなどです。毎日のEMSは筋肉の疲労に繋がりますし、毎日のピーリングは皮膚が薄くなって敏感になってしまうからです。また、肌が敏感になりやすい生理中は避けた方が良いでしょう。
このように、美顔器の種類によって使用頻度が異なりますので、必ず確認してから使用してくださいね。
美顔器の当て方を知っておくことは、効果を高めるうえで大事なポイントです。
美顔器の種類によっても当て方は異なりますので、下記でそれぞれの美顔器の当て方を解説していきます。
・EMS・RF波・LED・イオン導入:下から上に向かって皮膚を引き上げるようにして当てる。横の動きの場合は顔の内側から外側に向かって当てる。
・イオン導出:やさしくクルクルとなでるようにオフする。下から上に、内側から外側に向かってクルクルと移動していく。
・ローラー:上記と同じように下から上、内側から外側に動かす。往復させてしまうと逆方向にも力が加わってしまうため、戻す時は力を弱めるか往復させないようにする必要があります。
・スチーマー:スチーマーに近づき過ぎると蒸気でやけどをしてしまうことがある。蒸気がふんわりと肌に当たるくらいの位置で浴びると良いでしょう。
このように、美顔器の種類によって当て方はさまざまなので、安全に使用するために、当て方を守って使用しましょう。
また、効果を高めようとして強く当てすぎてしまうと、肌を傷める原因になります。ほどよい力加減で当てて、肌に刺激を与えないように気をつけてくださいね。
美顔器を当てる時間もしっかり守りましょう。
長い時間当てた方が効果が早く出ると思っている方も多いと思いますが、実は、長い時間使ってしまうと肌への刺激が起きてしまうので危険です。
RF波やスチーマーは10分程度、リフトアップ系の美顔器は5分程度、ローラー美顔器は3分程度など、美顔器の種類によって目安の時間はさまざまです。基本的には10分以上使うことはあまりないと覚えておきましょう。必ず使用前に、目安の時間を確認してから使用してくださいね。
また、時間内でも痛みや違和感が出てきた場合は、すぐに使用を辞めて様子を見ましょう。
美顔器を当てる順番も効果を得るために大切な点です。基本的には下から上に引き上げるように動かすイメージで使っていきましょう。
先に首元から、フェイスライン→口元→頬→目元→額の順で当てるのが一般的な順番です。たるみが気になるフェイスラインから徐々に上に移動させていきます。
説明書等で指定された時間のなかで、下から上、内側から外側の当て方を守りながら行いましょう。
次に、美顔器を使うタイミングについて解説します。
毛穴スチーマーやウォーターピーリングなどの美顔器であれば、洗顔後に使うことで、メイク汚れや皮脂、古い角質を除去できます。
イオン導入や保湿のためにスチーマーを使う場合などは、お風呂上がりすぐに使うと良いでしょう。また、スチーマーは睡眠中も使えるものもあります。
このように、美顔器によって使用するタイミングは異なります。多機能な美顔器であれば、さまざまなシーンで使用可能ですよ。
美顔器は、一度で効果が出るものではありません。継続的にケアをすることで、変化が現れます。
せっかく美顔器を買ったのに、使うのを忘れてしまうともったい無いですよね。気が向いた時にしか使わないと効果は得られません。
使うのを忘れそうという方は、美顔器を日々のルーティンに組み込むことをおすすめします。例えば、毎日使える美顔器なら、お風呂の前やスキンケアの前など、決まったタイミングで使用することで、使い忘れなくなります。週に1〜2回使う美顔器であれば、曜日を決めると良いでしょう。
美顔器を使う時に、機械を直接肌に当てるものもありますが、ジェルや化粧水などを使用する場合もあります。
超音波やEMSなどの美顔器を使う時は、ジェルで肌の滑りを良くすることで、肌への負担を軽減できますよ。また、ジェルや化粧水で肌に水分を与えることでしっかりと電流が流れます。
イオン導入や冷却ができる美顔器には、コットンストッパーが付いているものが多くあります。コットンを挟んで化粧水を染み込ませて使いましょう。
美顔器に使えるスキンケアアイテムは、美顔器の種類によっておすすめのテクスチャーが異なります。さっぱりとしたものが良いのか、とろみのあるものが良いのかは、使う前に確認しておきましょう。また、美顔器用の指定のアイテムでないと使えないのか、どのアイテムでも良いのかも美顔器によってさまざまです。
美顔器には、専用の美顔器がないと使えないものがあります。それを使わないと動かないというものではありませんが、美顔器メーカーが指定する専用の美容液は、美顔器と一緒に使うことを前提に作られていますので、肌への負担を抑えられますよ。
コスト面で手持ちの美容液を使いたくなることもあるかもしれませんが、それだと本来の効果を引き出せないことも。また、一緒に使用することで相乗効果も狙えるので、美顔器専用の美容液がある場合は、ぜひ一緒に使ってみてくださいね。
美顔器にはさまざまな種類がありますが、使う向きを間違えるとたるみの原因になります。特にEMSやRF波などのリフトアップに特化した美顔器を使われる方は、ほうれい線やたるみが気になるという方が多いのではないでしょうか?
そのような方は、重力で下がってしまった肌を下から上に向かって引き上げるようにケアをすることが大切です。また、顔だけでなく、年齢を感じやすい首やあごにも下から上に向かって当てるとよりリフトアップ効果が得られますよ。
超音波美顔器は周波数の振動の波が異なり使う部位が異なります。スキンケアの中での効果的なタイミングや使用順序、使用上の注意点などをしっかり知った上で使うことが重要です。
イオン導入美顔器はローションや美容液を含ませたコットンやフェイスマスクの上から使用し、美容成分をお肌に浸透させる基本的な使い方から、商品の選び方、注意点を事前に知っておくことが大切です。
スチーマーの使い方のポイントは、ベストな使用頻度を守り、蒸気がふんわりかかるぐらの距離で使うことのほか、効果を最大化するためや目的に応じて使用タイミングを変え、注意点やスチーマーを使用しないほうがいいケースもあることを知っておくことが大切です。
マイクロカレント美顔器を使うさいには化粧水や美容液をたっぷり馴染ませる、リンパの流れに沿って行うなど、基本的な使い方があり、また最初から過度に使用するのは控えるなど、使用上の注意点もしっかり抑えておく必要があります。
美顔ローラーを効果的に使うために、「基本的な使い方」「効果を最大化する使い方」、さらに美顔ローラーの使用効果を高めるためのエクササイズまでの知識をおさえておくとより満足度が高まります。
自宅で手軽にケアができるウォーターピーリング美顔器ですが、顔に当てるときは下から上に動かし、使用順序や使用頻度を守りながら、2〜3ヵ月は継続してみましょう。
LED美顔器は使用前の角質ケア、メーカーの定める照射時間や使用頻度を守りながら、LED美顔器の光が目に入らないように使いましょう。
EMS美顔器はリンパの流れを意識し、指定の専用ジェルを使用して使いましょう。また長時間使わないことや金属アレルギーに注意するなど使用上の注意事項をしっかり把握しておくことが重要です。
RF(ラジオ波)美顔器を使用する際は、RF(ラジオ波)美顔器を下から上に動かす、ジェル・美容液を使用する、使用時間と頻度を把握する、RF(ラジオ波)美顔器使用後のケアの4つのポイントや注意点を守ることで、効果を最大化することができます。
美顔器を利用する際には、乾燥肌や敏感肌の人はレーザー美顔器は避ける、妊娠中・授乳中や皮膚アレルギーのある人はRF(ラジオ波)美顔器を避ける、電気のピリピリ感が苦手な人はEMS美顔器を避ける、といった注意点を守り肌トラブルなどを回避しましょう。
乾燥肌や敏感肌の人はレーザー美顔器は避ける:レーザー美顔器は、黒いものに反応してシミなどにアプローチしてくれる頼れるアイテムですが、一方で乾燥肌や敏感肌の人には刺激が強すぎる場合があるので注意が必要です。
妊娠中・授乳中や皮膚アレルギーのある人はRF(ラジオ波)美顔器を避ける:胎児や乳児への影響を考え、妊娠中や授乳中の美顔器の使用には注意が必要です。特に、妊娠中・授乳中はホルモンバランスが乱れやすい時期でもあるので、電磁波の振動で熱を与えるRF(ラジオ波)美顔器は肌荒れを引き起こす原因になる場合があります。
電気のピリピリ感が苦手な人はEMS美顔器を避ける:電気の刺激を筋肉に与えて鍛えられるEMS美顔器は、人によってはピリピリ感や痛みを強く感じる場合があります。あまりにも刺激を強く感じることはストレスになったり、筋肉や肌を疲労させてしまう原因にもなるので無理せず使用を休止しましょう。
美顔器はセルフでハイレベルなケアができると人気ですが、間違った使用をしてしまうことで肌トラブルなどが発生する場合もあります。注意点をしっかりチェックしておきましょう。
レーザーが黒いものに反応する性質を利用し、シミやそばかすなどにアプローチすることができるレーザー美顔器。
ですが、メーカーや機種によって出力に違いはありますが、刺激が強いことが多いため、乾燥が強い方や肌が弱く敏感な方にはおすすめできません。もし使用するときは、照射するレーザーを最弱に設定し、肌の様子を見て短い時間から使用しましょう。
ラジオ波と呼ばれる周波数の高い電磁波で振動を与え、それにより発生するジュール熱で肌の内側から温め、代謝を促すRF美顔器。
ホルモンバランスが崩れやすい妊娠中や授乳中、脱毛したばかりの肌や、日焼けした肌にRF美顔器を使用すると、肌荒れの原因になることがあります。また、心疾患がある方や整形手術をした跡への使用は避けるように推奨されています。
電気の刺激を筋肉に加えて鍛えるEMS美顔器。自分では動かしづらい顔の筋肉を電流によって動かすことで、筋肉を収縮させて顔を引き締めてくれます。
顔の筋肉が収縮することでリフトアップや小顔などの効果が期待できるのです。 また顔の筋肉を刺激することでほうれい線などのシワ対策にも効果があるといわれています。
EMSは肌に電流を流してケアするので、特有のピリピリ感があります。感じ方には個人差がありますが、刺激を感じやすい方には注意が必要です。
利用メリットの多い美顔ローラーですが、使用頻度や時間、強すぎる力、角度の倒し方、肌が弱っているときの使用、リンパと逆に動かす、壊れたローラーを使うなど「これだけは絶対にNG!」という使い方があり、間違った使い方はシミやしわ、肌荒れの原因になるなど危ない点も持ち合わせています。
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