頬のたるみの原因|顔を老けた印象に見せてしまう原因は?

更新日: 2023年04月13日

頬のたるみの原因|顔を老けた印象に見せてしまう原因は?

頬がたるんでしまう原因はコラーゲンの衰え・減少、加齢による表情筋の衰えや食生活によるむくみと脂肪の増加、前かがみが続く姿勢の悪さ、睡眠不足の5つで、頬のたるみが起きる理由は具体的な症状を見るとある程度のセルフチェックも可能です。

頬のたるみができてしまう5つの原因
・コラーゲンの衰え・減少
・加齢による表情筋の衰え
・乱れがちな食生活によるむくみと脂肪の増加
・前かがみが続く姿勢の悪さ
・睡眠不足

年齢とともにコラーゲンが衰えたり、減少したりすることでハリが失われることや、表情筋が衰えることが頬のたるみを引き起こす原因に。

さらに、エイジングの問題だけでなく、食生活の乱れや脂肪の増加、前かがみなどの姿勢の悪さが原因でたるみが出てしまう場合もあるので、まだ若いからと油断はできません。

忙しい方にありがちな睡眠不足が続くことでたるみを引き起こすこともあるので注意が必要です。原因を知ることで正しく対策していきましょう。

監修者
清仁美
仁美
コスメ薬機法管理者
コスメ薬機法管理者資格を有するLASELA編集者。大学卒業後、編集プロダクション勤務。アトピー、脂漏性皮膚炎、酒さでひどい肌荒れに悩んだ経験から美容にハマる。調理師免許、ソムリエ資格も所持し、体のなかと外の両方から美しくなることを追求。

※監修者は「コラーゲンの衰え・減少」「加齢による表情筋の衰え」「乱れがちな食生活によるむくみと脂肪の増加」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。

コラーゲンの衰え・減少

肌の真皮層にあり、肌に弾力を与えるコラーゲンが衰えたり減少したりすることで、肌がしぼんでしまい、頬のたるみの原因に。

特に女性は年齢とともに女性ホルモンの一種であるエストロゲンが減少してしまいます。このエストロゲンは肌に弾力を与えるコラーゲンの生成を促す働きがあるため、減少してしまうと肌もたるんでしまいます。

また、紫外線、特に真皮にまで届く紫外線A波(UV-A)もコラーゲンにダメージを与え、変質させてしまうといわれているため、日焼けした肌は肌のたるみの原因に。夏場だけでなく、一年中、日焼け止めを塗るなど紫外線対策は徹底するのがおすすめです。

そのほか、乾燥もコラーゲンの減少に関係してくる場合があるので注意です。

加齢による表情筋の衰え

体の筋肉は衰えていくのを感じやすいですが、皮膚の中の筋肉も、老化やあまり使わないことによって衰えていきます。

顔に笑ったり、怒ったりと表情をつくるときに動く「表情筋」は顔の中に30〜40種類以上あるといわれていますが、普段の生活では全てを動かすのは難しい筋肉です。

そのため、意識して動かしたり鍛えたりしないとみるみる衰えていき肌のたるみの原因に。特にあまり笑ったりしないなど、表情が乏しく、口元を動かさない人は表情筋も衰えやすく頬がたるみやすいでしょう。

表情筋を普段の生活の中で鍛えていくのは難しいですが、口角と頬を上げて笑顔でいることを心がけるだけでも筋肉が下に下がることを予防できるのでおすすめです。

乱れがちな食生活によるむくみと脂肪の増加

食生活が乱れしまうことも、頬のたるみに繋がります。特に炭水化物や甘いものを取りすぎな方は肌の「糖化」が頬のたるみを引き起こすことも。

「糖化」とは、摂りすぎで余ってしまった糖と、タンパク質が結びついて肌のコラーゲンの質を低下させ、肌を劣化させてしまう現象のこと。肌の「コゲ」とも呼ばれています。炭水化物や甘いものが好きな方は要注意です。

また、暴飲暴食によって太り、顔の脂肪が増えることで肌が支えきれなくなり、頬がたるんでしまうこともあります。

そのほか食事のときにあまり噛まないでたべると顎や頬周りの筋肉が衰えてしまい、頬のたるみの原因になるので意識してしっかり噛むようにしてみるとよいでしょう。

前かがみが続く姿勢の悪さ

前かがみの姿勢になると背中が丸まり、顔も下向きに。スマホやパソコンを見たり、長時間作業をするときについつい首を突き出した姿勢で前かがみになっていないでしょうか。

前かがみになると重力で頬の皮膚や脂肪も下に引っ張られてしまうので、たるみを引き起こしてしまいます。皮膚や脂肪だけでなく、老廃物や水分も下に下がりやすいので注意です。

また、前かがみの姿勢が続くと背中から肩、首のあたりまで筋肉が緊張し、凝り固まってしまうのでその上に続く表情筋まで強ばります。そこで皮膚が一緒に引っ張られることで頬がたるんでしまう要因にもなります。

スマホやパソコンで作業をするときは前かがみになっていないか注意し、タイマーをかけるなどしてときどき姿勢を直したりストレッチを取り入れるなどして姿勢が固まってしまわないように心がけましょう

睡眠不足

あらゆるパフォーマンスを低下させる睡眠不足は頬をたるませる原因にも。これは、睡眠中に分泌される「成長ホルモン」が減少することが関係します。

成長ホルモンは肌ダメージを修復したり、ターンオーバーをサポートする働きがあります。

そのため、睡眠不足だとターンオーバーが乱れ、コラーゲンやヒアルロン酸の分泌が減って肌のハリが失われ頬をたるませる原因に。また、代謝が悪くなるので排出されづらくなった老廃物や水分が溜まってしまい、頬をたるませてしまうことも。

成長ホルモンを減少させないためには、睡眠の時間だけではなく、質にもこだわってみることが大切です。寝つきを良くし、深い眠りにつけるように寝具や香りなどベッド周りの環境を工夫してみることがおすすめです。

頬がたるんでいる時の症状とは?

頬がたるんでいる時の顔は、脂肪も筋肉も平たくのっぺりとした症状に。頬のたるみがない肌は、肌の内側に筋肉がしっかりとついていて肌のハリもあるため、ふっくらとしていて立体的です。

頬のたるみを放っておくと、脂肪や皮膚が下がっていくことにより、もともと卵型や丸い顔が四角い形になってきます。輪郭がぼやけて、顔と首の境界線もあいまいに。加齢に伴って「顔が長くなった」と言われるのはこのせいです。

また、頬のたるみにともなって、口角も下がってしまいます。口元がもたついた印象になり、口の横に縦に入るシワであるマリオネットラインができてしまう場合も。頬の高い位置の脂肪がたるんでくることにより、ほうれい線が目立ってきます。

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