口元のたるみを改善するには? 自宅でできるトレーニングで口元をケアしよう

更新日: 2023年04月20日

口元のたるみを改善するには? 自宅でできるトレーニングで口元をケアしよう

口元のたるみを改善するには、頬のVトレーニング、ウートレスイング、ペットボトルで口輪筋を鍛える、割り箸で口輪筋を鍛える、口角挙筋を鍛えて唇を上げるなどの自宅できるトレーニングのほか、口の中から咬筋をしっかりほぐす、口輪筋をほぐして引きしめる、顔につながる頭の筋肉をほぐすといったマッサージもおすすめで、そのほか、乾燥を抑制する口元クリームを使ったり、丁寧なスキンケアや笑顔など日常生活での習慣を心がける方法もあるため、取り入れやすい方法から試してみてください。

頬のVトレーニング:口元だけでなく顔全体のたるみに着目し、頬のVラインを引き上げるトレーニングです。

ウートレスイング:唇を「ウー」と尖らせることで口の周りの筋肉を鍛えます。マスクの下でさりげなくやってみるのもおすすめです。

ペットボトルで口輪筋を鍛える:水を入れたペットボトルをくわえてキープするトレーニングです。口輪筋が鍛える効果が期待できます。

割り箸で口輪筋を鍛える:割り箸を横に咥えた状態で口角を上げ、口輪筋を鍛えます。身近にあるものでできるのでコスパの高いトレーニングです。

口角挙筋を鍛えて唇を上げる:口角を上げる筋肉を鍛えて、口元のたるみはもちろん老け見えも予防しましょう。口でUの字を作ってキープするトレーニングで、こちらもマスクの下で行えます。

口の中から咬筋をしっかりほぐす:咬筋をしなやかにするために口の中から指でほぐす方法があります。手を洗って清潔な状態にしてからやさしく行いましょう。

口輪筋をほぐして引きしめる:口の周りを外からマッサージする方法もおすすめです。口輪筋を意識して肌を指でプッシュする方法で、摩擦や力の入れすぎに注意してやってみてください。

顔につながる頭の筋肉をほぐす:口のまわりだけでなく、口と繋がっている顔、そして頭の筋肉を意識してほぐすのも良いです。頭皮の凝りがほぐれて引き締まると、顔全体のリフトアップ効果も感じられます。

乾燥を抑制する口元クリーム:口元が乾燥するとハリがなくなってたるんだり、シワが刻まれてしまいます。口元のケアに特化したクリームもあるので、しっかりうるおいや美容成分を与えましょう。

丁寧なスキンケア:スペシャルケアだけでなく、日頃のスキンケアを正しく行い、継続することが先々のたるみ予防に繋がります。まずはクレンジング・洗顔から保湿ケアまで丁寧に行うことを意識してみてください。

笑顔:無表情で口角が下がった状態がつづくと、口元のたるみまでキープされてしまいます。日頃から口角を上げて笑顔を作ることを心がけることで表情が固まってしまうのを防げます。リモートワークなどで同じ表情が続きやすかったり、会話が少ない方は特に意識してみるのがおすすめです。

口元のたるみを改善するには、トレーニングやマッサージなどさまざまな方法があります。特別なことだけでなく、毎日のスキンケアや表情を見直すだけでも口元のたるみ予防や改善に繋がる場合があるので、まずはできることから始めてみるのがおすすめです。

監修者
清仁美
仁美
コスメ薬機法管理者
コスメ薬機法管理者資格を有するLASELA編集者。大学卒業後、編集プロダクション勤務。アトピー、脂漏性皮膚炎、酒さでひどい肌荒れに悩んだ経験から美容にハマる。調理師免許、ソムリエ資格も所持し、体のなかと外の両方から美しくなることを追求。

※監修者は「頬のVトレーニング」「ウートレスイング」「ペットボトルで口輪筋を鍛える」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。
※本記事でいう「エイジングケア」とは年齢に応じたケアのことをさします。
※本記事における「リフトアップ」とは、下から上に引き上げるお手入れのことを指します。

頬のVトレーニング

口元のたるみは口元だけを意識しているだけでは改善されません。まずは大きい筋肉をしっかりほぐして引き上げることを意識しましょう。


そこでおすすめなのが「頬のVトレーニング」です!10秒でできるので気が向いたときにできるのでスキマ時間にやってみてくださいね。

頬のVトレーニングの手順
1まずは姿勢を正しまっすぐ前を向きます(湯船の中でも◎)
2顔の力を抜いて両手の平で優しく頬と口元の筋肉をくるくるとほぐしましょう
3優しく微笑んだ状態の頬と口元を作ります
4顎のV部分を意識し、顎から耳の上辺りの筋肉をしっかりと手のひらで上にひきあげていきます
5そのまま5秒間キープし手を離します
6手を離したあとも筋肉が引き上がっている状態を意識し5秒間キープし定着させます

ウートレスイング

口元のたるみに効くトレーニングの一つに「ウートレスイング」というトレーニングがあります。特別な道具も必要ないのでマスクの下でもこっそりできちゃいますよ!電車の中やお仕事の合間など、思い出したときに行ってみましょう。

ウートレスイングの手順
1まっすぐ前を向いて姿勢を正す
2ひらがなの「う」の口を作り、前に突き出す
3そのままの口で左側にスライドし5秒間キープします
4その後、左側にスライドし5秒間キープ
5この動きを左右5回ずつを目安に行いましょう

肌が乾燥している状態で行うとシワの原因になる場合もあるので保湿は心がけてくださいね!

ペットボトルで口輪筋を鍛える

どのお家に1本はある「ペットボトル」でも口元のたるみケアをケアするトレーニングが行なえます!
必要なものはペットボトルと少量のお水のみなので、飲み終わりかけのペットボトルでも大丈夫です。捨てる前のペットボトルでリフトアップを目指しましょう!
1500mlのペットボトルに少量のお水を入れます(お好みでOK)
2そのまま唇でペットボトルを加え、まっすぐ前を向いて姿勢を正します。※歯ではなく唇で挟むのがポイント
3そのままの状態で10秒キープします
4休憩をはさみながら3回から5回程繰り返す

テレビを見ながら、半身浴をしながらなど「ながらトレーニング」ができるのが魅力のトレーニングです。

割り箸で口輪筋を鍛える

コンビニやお弁当屋さんなど、気軽にもらえる割り箸でも口輪筋を鍛え、口元のたるみケアが行なえます!使用するのは割り箸だけなのでコストをかけずにケアできるのも嬉しいですよね。

割り箸を使ったたるみケアの手順
1割り箸を犬歯のあたりを目安に唇ではさみます
2唇を閉じ、割り箸よりも高く口角を引きげます
3そのまま10秒から20秒程キープします
4休憩をはさみながら3回から4回繰り返しましょう

せっかくなら、お家でご飯を食べた後の割り箸を再利用して、捨てる前に口元のリフトアップを目指しちゃいましょう!


なにか特別な道具を購入しなくて済むのは嬉しいですよね。

口角挙筋を鍛えて唇を上げる

口元のたるみケアで中でも一番気をつけなければいけないのが「口角挙筋」です。口角が下がっているとたるみの原因だけでなく、人から老けて見えてしまったり、不機嫌な印象を与えたりしてしまいます。まずは口角を上に引き上げ、たるみのないハッピーな印象を作りましょう。

口角挙筋のトレーニング手順
1口を軽く閉じます
2上唇と下唇を内側に入れ、表面から唇が見えない状態にします
3その状態のまま口角を上に引きあげアルファベットの「U」をイメージして引き上げます。
4そのまま10秒ほどキープします
5休憩をはさみながら3回から5回繰り返します

マスクの下でも行えるので、こっそりリフトアップを目指しましょう。

口の中から咬筋をしっかりほぐす

口元のたるみは口元だけでなく、食べ物を噛むときに使用する「咬筋」という顎の筋肉も関わっています。固くなった筋肉は下へ下へ筋肉と皮膚を引っ張ってしまいます。また、この咬筋は食いしばりやエラハリの原因にもなる筋肉です。口の中からしっかりとほぐして様々なトラブルを一網打尽にしていきましょう!

1右手の親指を左の頬の内側(噛むと動く部分)に当て外側から4本の指を添えます
2そのまま前後に10回動かす
31の状態のまま、ひらがなの「あ」を5回程繰り返す
43の状態のまま「あぐあぐ」と顎を動かす
54の状態のまま内側と外側からプッシュする
6口の中から指を出し上唇を優しくつかんで左右にほぐす
7左も同様に繰り返す

口輪筋をほぐして引きしめる

口輪筋とは口の周りを一周囲む筋肉で、この筋肉が固まってしまうと口元のたるみにつながるので適度にほぐしてあげる必要があります。筋肉が弱くなってしまってもたるみに繋がりますが、凝り固まってしまってもたるみへとつながります。
程よいエクササイズを取り入れつつ、しっかりとリセットさせていくのも大切なポイントです。

口輪筋をほぐす手順
1口元の力を抜きます
2両方の手の人差し指と中指を揃えて、鼻の下に置きましょう
3上下に優しく動かしながら口の周りを一周マッサージします
4口輪筋の形に合わせ上に引き上げるイメージで動かします

マッサージする際に肌を強くこすってしまうと肌にダメージを与えてしまいます。肌ではなく、筋肉を動かすイメージで、肌の摩擦に注意してくださいね。

顔につながる頭の筋肉をほぐす

表情筋はいくつか大きな筋肉があり、顔だけでなく頭皮にもつながっているので、しっかりと頭の筋肉からケアしてたるみを防ぎましょう。

こめかみマッサージ
1両方のこめかみに両手の親指をおきます
2「あぐあぐ」といいながら10秒ほど口を大きく動かす
3親指の位置を少しづつづらしながら何度か繰り返します

頭皮マッサージで頬をリフトアップ
1もみあげに人差し指と中指を当てる
2上から下へ優しく10秒ほど指で擦る(往復はNG)

後頭部からしっかりほぐす
1両方の拳をうなじの少し上に当てる
2頭皮を強めに上下に動かしながらしっかりほぐす
3首の付け根など場所を変えながら何度か繰り返す

乾燥を抑制する口元クリーム

乾燥を抑制する口元クリームもたるみ対策になります。口元のたるみは筋肉だけでなく「乾燥」や「加齢」も大きな要因。マッサージやエクササイズを取り入れながらもしっかりとスキンケアを行って行きましょう。

なかでも年齢の出やすい口元は専用のスキンケア用品が多く販売されています。普段使用している化粧水や乳液に物足りなさを感じたときは、口元のケアに特化したクリームや、口元専用のパック、美容液など、ピンポイントで使用するのもおすすめです。

また、エイジングケアや、保湿、ハリに効果が期待される成分が配合されているかをしっかりとチェック!

最近では特徴がパッケージに記載されている場合もあります。購入する際は何に特化したアイテムなのかをしっかりとチェックしましょう。

丁寧なスキンケア

口元のたるみをケアするためには、基本となる「スキンケア」を決して怠ってはいけません。いくらマッサージや表情筋を頑張っても肌に元気がなければ萎んで下へ下へとたれてしまいます。

まずは基本となる
・クレンジング
・洗顔
・プレ化粧水
・化粧水
・乳液

をしっかりと行いましょう。また
・自分の肌質に合わせたクレンジング選び
・しっかりと泡立てた洗顔
・ハンドプレスを意識する

など、肌に余計な刺激を与えないようにスキンケアを行うことも大切。

自分の肌としっかり向き合い、ケアしていくことが口元のたるみをケアし、パッと軽い表情を作るきっかけになります。

笑顔

「笑顔」も口元のたるみ対策に重要です。ふとしたときに、無表情になっていことがありませんか?最近ではリモートワークやマスク生活が増え気がつくと無表情になっているタイミングが多くあると思います。


中でも、「笑顔」減ってしまっている方は要注意! 笑顔は口元の筋肉や頬の筋肉、目元の筋肉など表情筋すべてを使っています。そのため、笑顔が減ってしまうと顔の運動量が減り、筋力の低下、たるみに……。更に口元や筋肉がは下に下がった状態は暗い印象や老けた印象を与えてしまいます。

普段から
・口角を上げる
・目を大きく開く
・頬の筋肉を上に上げる意識をする

など、ひとりのときや、マスクの下でも意識すると良いでしょう。

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