【顔のたるみの予防】たるみができにくい肌を作るには?

更新日: 2023年04月25日

【顔のたるみの予防】たるみができにくい肌を作るには?

顔のたるみを予防するには、紫外線ケア、保湿ケア、生活習慣の見直し、表情筋とトリックモーションの関係を知りクセに気をつけることがポイントで、年代に合わせたケアをしていくことも大切です。

紫外線ケア:紫外線の中でも特にUVA波は、肌の真皮層まで到達し、コラーゲンを減少させるため、顔のたるみに繋がる場合があります。紫外線は年中降り注ぐため、日頃から日焼け止めを塗る、日傘や帽子、ストールを活用するなど紫外線から肌を守るケアをすることがおすすめです。

保湿ケア:肌のうるおいが失われてしまうと、顔のたるみに繋がるため、保湿ケアも重要です。化粧水、乳液、クリームなど毎日のスキンケアで保湿ケアをこころがけましょう。

生活習慣の見直し:偏った食生活や、睡眠不足、運動不足など、生活習慣の乱れも顔のたるみの原因になります。バランスのとれた食事は肌の細胞や筋肉、骨の働きを助け、良質な睡眠は成長ホルモンの分泌をサポートしてくれます。適度な運動を心がけることで筋力の衰えを予防できます。スキンケアにコストをかける前に一度、生活習慣を見直してみるのがおすすめです。

表情筋とトリックモーション:トリックモーションとは「適切でない筋肉を使い、別の動作をカバーする」ことを言います。例えば、物を見るときに眉間にシワがよってしまうのはトリックモーションです。表情筋を鍛えることは大切ですが、不必要な筋肉を使うことでクセがついてしまったり、たるんでしまう場合もあります。エクササイズなどは鏡を見ながら行うのがおすすめです。

年代別の予防方法:歳を重ねることで、肌の状態やたるみの度合いは当然変わってきます。それぞれの年代にあった対策をすることで、ケアの精度をアップしましょう。

顔のたるみを予防するには、スキンケア、生活習慣、筋肉とさまざまなアプローチがあります。ライフスタイルや年代に合わせて適切な予防方法を見つけましょう。

監修者
湯浅みちこ
湯浅みちこ
美容家・コスメコンシェルジュ
エステティシャンとして美容を学んだのち、「美容家」兼「美容ライター」として美容記事を執筆、監修。コスメコンシェルジュ、薬機法管理者、コスメ薬機法管理者、景表法検定1級、@コスメビューティスペシャリスト。美しく年を重ねるための予防美容、美肌ケアを提案しています。
監修者
清仁美
仁美
コスメ薬機法管理者
コスメ薬機法管理者資格を有するLASELA編集者。大学卒業後、編集プロダクション勤務。アトピー、脂漏性皮膚炎、酒さでひどい肌荒れに悩んだ経験から美容にハマる。調理師免許、ソムリエ資格も所持し、体のなかと外の両方から美しくなることを追求。

※監修者は「ポイント:紫外線ケア」「ポイント:保湿ケア」「年代別の予防方法」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。
※本記事でいう「エイジングケア」とは年齢に応じたケアのことをさします。
※本記事における「リフトアップ」とは、下から上に引き上げるお手入れのことを指します。

ポイント:紫外線ケア

肌老化の原因は、80%が紫外線による影響と言われています。生活紫外線のUVA波は、肌の真皮層まで到達し、コラーゲンを減少させるためUVケアは必須です。

日焼け止めを塗り、外出時には日傘や帽子、ストールなどを利用して紫外線から肌を守りましょう。守りのケアがたるみ予防にはとても効果的です。

ポイント:保湿ケア

たるまない肌作りには、肌にうるおいを与える保湿ケアが重要です。
乾燥した肌はバリア機能が低下しやすく、紫外線や摩擦など外的刺激の影響を受けやすくなります。
水溶性成分と油溶性成分をバランスよく肌に取りいれるため、化粧水や乳液、クリームで肌にうるおいを与えましょう。

ポイント:生活習慣の見直し

たるみ予防にはインナーケアも欠かすことができません。
・バランスの取れた食生活:肌細胞や筋肉を作るタンパク質や、丈夫な骨を維持するビタミンD、カルシウムを意識して摂りましょう。
・良質な睡眠:良質な睡眠は成長ホルモンを促し、肌のターンオーバーを整えます。
・適度な運動:適度な運動習慣は、筋力の低下や血流を促進し体の巡りを良くします。体の土台を整えることが、たるみ予防につながるのです。

ポイント:表情筋とトリックモーション

顔のたるみには、表情筋やトリックモーションが大きく関係してきます。
たるみ予防に、表情筋を鍛えることが大切なのは周知の事実です。
トリックモーションとは代償動作と言われ「適切でない筋肉を使い別の動作をカバーする」ことを言います。

物を見るときに、眉間やおでこにしわを寄せたりすることはありませんか?
まぶたの筋肉以外の、不必要な筋肉を使うことがトリックモーションになります。

表情筋をトレーニングするときには、必ず鏡を見て不要な筋肉を使っていないかチェックしましょう。

年代別の予防方法

肌のたるみは、20代と50代では状態が全く変わります。そのため年代に合わせた予防方法を行うのが効果的です。

20代のたるみ予防:肌の水分量や皮脂量が多い20代は、現状維持と将来のたるみ予防を心がけましょう。日々の紫外線ケアや丁寧なスキンケア習慣をつけておくことがおすすめです。

30代のたるみ予防:肌のコラーゲンの量が徐々に減少していき、たるみを感じ始めるのが30代です。保湿ケアとターンオーバーを整えるための汚れを落とすケアを心がけましょう。ライフステージの変化なども多い30代は、生活習慣が乱れないように心がけることも大切です。

40代のたるみ予防:さらに肌のハリが減ってたるみが目立ってくる40代は、スキンケアを見直し、シワやハリに特化したものを選ぶのがおすすめです。顔と同時に首や肩のストレッチやマッサージなども行うのがベストです。

50代、60代のたるみ予防:50代以降は、閉経を迎えることもあり急激なエストロゲンの減少が起こります。それによって、肌のハリがなくなり顔がたるみやすくなるので、ハリやシワ改善に特化したスキンケアと表情筋トレーニングを取り入れましょう。基礎代謝や筋力も低下していく年代なので、日頃から運動習慣をつけておくことがおすすめです。

年齢を重ねることによる肌の老化や顔のたるみは避けられないことですが、年代に合わせた適切な予防と対策をしていくことで、できるだけたるみの少ないいきいきとした肌を目指しましょう。

20代のたるみ予防

20代は、肌の水分量や皮脂量が多くハリを保てる年代です。肌を保湿するスキンケアやUVケアを行い、現状を維持できるように予防しましょう。
20代のうちに、ていねいなスキンケアを習慣にしておくことをおすすめします。

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30代のたるみ予防

30代はまだ皮脂量が多いものの、水分量が低下するためインナードライ肌や混合肌になりがち。また肌のコラーゲンの量も低下し、しわやたるみの入り口に差しかかります。
30代のスキンケアは、肌を乾燥させない保湿ケアとターンオーバーを整えるオフケアの両方に目を向けていくことが大切です。
特に現代の30代は、出産や子育て、仕事なども多忙な時期になります。生活リズムを乱さないように、睡眠や食生活を整えていきましょう。

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40代のたるみ予防

40代は肌のハリが低下し、小じわやたるみが出てくる時期です。今までと同じスキンケアではたちうちできなくなるため、スキンケアはシワやハリ肌に特化したものがおすすめ。
スキンケアと併用して、首のストレッチや顔からデコルテのリンパマッサージを行うと効果的です。

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50代、60代のたるみ予防

50代以降では閉経と迎え、急激なエストロゲンの低下により、肌全体がたるみやすくなります。
ハリ肌やシワ改善効果のあるスキンケアを取り入れ、表情筋トレーニングも意識して行いましょう。
また筋力や基礎代謝が低下しやすくなるため、適度な運動やストレッチも効果的です。
50代より60代、と年代が上がるごとに筋力が低下するのでしっかり動けるうちに運動習慣をつけ、体幹を鍛えることが重要です。

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