化粧水とは|効果やメリット・含まれる成分や種類別の特徴を徹底解説

更新日: 2023年05月13日

化粧水とは|効果やメリット・含まれる成分や種類別の特徴を徹底解説

化粧水の効果は保湿・毛穴やニキビのケア・美白や肌のハリや弾力低下などエイジングケアに効果を発揮するものなど、多岐にわたりますが、肌の悩みや目的に合わせて適切な化粧水を選ぶことが大切です。そのためには化粧水の持つさまざまな効果や役割について知っておくのが重要。スキンケアのすべての土台となる知識なのでしっかり身につけましょう。

化粧水を使いこなすためには、その役割やメリットを知ることが大切です。まずは化粧水に配合されている成分について知りましょう。成分を知れば、より自分に合った化粧水を選び、肌悩みを解決に導くことができます。

また化粧水は種類も豊富です。種類ごとの違いを知り、目的に合わせて使い分けることも欠かせません。

さらに化粧水についての誤解や、化粧水と美容液や乳液との違い、頭皮・髪の毛・全身と化粧水の関係について、化粧水がない時に代用できるアイテムになどを知っておくといざという時に困ることがありません。他にもハトムギ化粧品が人気の理由やデパコス化粧水やプチプラ化粧品のメリット、手作り化粧水の作り方など、幅広く化粧水の役割やメリットについて知っておくことが大切です。

化粧水はスキンケアにおいて外すことができないマストアイテムです。化粧水は肌にとって大切な役割を担い、使用することでさまざまなメリットをもたらしてくれます。ただ、ひと言で化粧水と言えどその種類は多く、特徴やポイントはさまざまです。化粧水をうまく使うことが理想の肌未来を引き寄せる近道。化粧水についてもっと知りましょう。

※監修者は「化粧水の全般的な効果」ついて監修をおこなっています。ランキングに掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミを集計・ランキング付けしたものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事でいう「美白」とはメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐことをさします。
※本記事でいう「エイジングケア」とは年齢に応じたケアのことをさします。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。

化粧水は何のためにするのか?

化粧水を使う最大の目的といえば「保湿」です。

乾燥はあらゆる肌トラブルの入口。うるおいのある状態でなければ肌は健やかさをキープできません。だからこそ保湿をすることで肌のみずみずしい状態を保つ必要があります。

肌はもともと「バリア機能」を持っており、この機能によって紫外線やアレルゲンなどの外部からの刺激に対抗し、肌内部の水分が外に逃げるのを防いでいます。

しかし、バリア機能が崩れた肌はそれができません。そして肌のバリア機能を低下させる最も代表的な原因こそが乾燥なのです。

化粧水で保湿することにより、乾燥により低下したバリア機能を高めることができるのです。大切な肌にとって欠かせない保湿のためのアイテムだからこそ、化粧水はおろそかにできないのです。

化粧水の役割・メリット

化粧水は保湿だけじゃなく、肌のバリア機能を強化したり、紫外線から肌を守ってくれる効果があり、さらには肌のターンオーバーや美容成分の浸透をサポートしてくれます。

化粧水を使う最大の目的といえば「保湿」です。乾燥はあらゆる肌トラブルの入口となるため、肌をしっかり潤わせることが重要です。

また保湿以外にも化粧水には肌のバリア機能を強化してくれる「整肌効果」紫外線などから肌を守ってくれる「保護効果」といったメリットがあります。

さらに化粧水に配合されている成分によっては、肌のターンオーバーの乱れが整うようにアプローチしてくれるものや、美容成分の浸透を助けてくれるものもあり、化粧水はスキンケアの基本であると同時に、私たちの肌をさまざまな形でサポート。

つまり、肌の乾燥ケアからはじまり美容成分の浸透のサポートまで多くのメリットが化粧水にはあるというわけです。

保湿効果

化粧水には肌の水分量を増やし、潤いを保つ成分が含まれています。肌が乾燥すると、肌荒れやシワ、くすみなどの原因となるため、化粧水の保湿効果は非常に重要です。

整肌効果

化粧水は、肌のバリア機能を強化し、肌の調子を整える効果があります。肌の水分量が適切であると、肌の機能が正常に働き、肌の調子が整います。

保護効果

化粧水には、肌を保護する成分が含まれているものがあります。これにより紫外線や汚れなどから肌を守り、肌のダメージを軽減する効果があります。

ターンオーバーのサポート

肌の乾燥は、肌のバリア機能を低下させ、不要な角質がうまく剥がれてくれない原因にもつながります。ターンオーバーの乱れは美肌の大敵。化粧水でしっかり保湿してあげることで、ターンオーバーのサポートに。

浸透サポート

化粧水を使うことで、肌の角質層まで水分が浸透しやすくなります。そのため、後に使う美容液や乳液の浸透効果を高め、効果的なスキンケアを行うことができます。

化粧水に含まれる主な成分と効果

化粧水には韓国コスメで注目されるようになったCICA(シカ)から保湿成分として有名なセラミド、美白ケアやニキビケアなどに使われるビタミンC誘導体など、さまざまな成分が含まれています。それらの成分が組み合わさり、各々のアイテムの個性が作り出されているのです。化粧水の成分はどれも独自の特性や効果、メリットを持っているため、成分について知ることが自分の肌悩みに合った化粧水をうまく選ぶコツとなります。自分にとってぴったりの化粧水を見つけるため、化粧水選びの際は成分に目を向けてみましょう。

化粧水を選ぶ際、決め手となるのは主に「訴求成分」として配合されている成分です。話題の「CICA(シカ)」成分は、ツボクサ由来のダメージ肌をサポートする・肌トラブルを和らげる・乾燥を防ぐ、ニキビケアなどの効果が人気となっています。「セラミド」や「ヒアルロン酸」は代表的な保湿成分。「ビタミンC(ビタミンC誘導体)」は肌のブライトニングやニキビケア・毛穴ケアなどさまざまな効果にアプローチしてくれる成分です。「ナイアシンアミド」は肌のバリア機能のサポート・ニキビトラブルへのアプローチ・美白・シワ改善効果が期待できます。グリチルリチン酸ジカリウムは肌荒れを鎮めるのに効果的。肌への負担を配慮したアイテムを選ぶには、「アルコールフリー」「無鉱物油」「パラベンフリー」などがあるものを選ぶと良いでしょう。

化粧水にどんな成分が配合されているか確認する方法は意外と簡単です。化粧水のパッケージの成分表示欄で簡単にチェックできます。成分をきちんと確認して、なりたい肌や解消したい悩みに最適な化粧水をセレクトしましょう。

CICA(シカ)化粧水の成分と効果

CICA(シカ)とは、ツボクサ由来の化粧品原料のことをいいます。ツボクサはアジア原産の伝統的なハーブとして古くから薬草として親しまれており、野生のトラが傷口に擦り付けていたことからタイガーハーブとも呼ばれています。

CICA(シカ)の呼び名はツボクサの学名「Centella Asiatica(センテラ・アジアチカ)」からという説と、傷跡「cicatrix」からという説が一般的。CICA(シカ)成分には、ダメージ肌をサポートする・肌トラブルを和らげる・乾燥を防ぐなどさまざまな効果が期待でき、ツボクサのどの部分を使用するかや抽出のしかたによって異なります。

CICAコスメは美容トレンド発信地である韓国で人気となり、日本でも話題になっています。

セラミド化粧水の成分と効果

セラミドは化粧水に含まれる代表的な保湿成分です。

セラミドは、肌の3つのうるおい因子「天然保湿成分(NMF)」「皮脂膜」「細胞間脂質」のうちのひとつである細胞間脂質の主成分。細胞間脂質は角層内の細胞の間で水分をサンドしながら肌を守っています。

ところがセラミドが不足すると、そこに隙間ができてしまいます。そのため肌のバリア機能が弱まり、外部からの刺激に対抗しきれずトラブルをおこしやすくなってしまうのです。おまけに肌の水分まで逃げ、それが乾燥肌や敏感肌につながってしまいます。バリア機能が低下しセラミドが不足している乾燥した肌のうるおいは化粧水で補いましょう。

セラミドにはいくつか種類がありますが、より肌になじみやすく、保湿性に優れているのは、「動物性セラミド」や「ヒト型セラミド」です。

セラミドとは? 敏感肌のケアに向いてる?


セラミドとは角質層で水分と油分をうるおいの層にするための接着剤」のような役割を持つ成分

もともと肌に備わっている成分ですが、不足することで外部からの刺激をバリアする力が低下してしまいます。すると、外部からの刺激がさらに肌に悪影響を与えて乾燥しやすくなります。

このように、肌のバリア機能が弱くなり、刺激を受けやすい肌の状態敏感肌です。

このように、敏感肌の原因のひとつがセラミド不足。敏感肌の人の中にはもともとセラミドを作りにくい人もいます。

だからこそスキンケアでセラミドを補ってうるおいの層を作り、刺激から肌を守り、トラブル防ぎましょう。

Comment
三藤千絵
三藤千絵
コスメコンシェルジュ美容ライター
セラミドは、「ラメラ層」という水分と油分のうるおいの層を形成するために必要不可欠の成分です。不足することで、紫外線や花粉などの刺激が肌の中に入りやすくなり、トラブルの原因に。肌の水分を保持できなくなり乾燥を招いてしまいます。乾燥もトラブルも感じやすい人は、ぜひセラミドが配合されている化粧水を使ってみてください。

セラミドの種類


セラミドは以下のとおり、大きく分けて5種類あります。


・ヒト型
・天然型
・動物型
・植物型
・疑似型

肌になじみバリア機能回復に効果的な「ヒト型セラミド」


ヒト型セラミドは、セラミドの中でもヒトの肌に最も近いセラミドと言われ、肌なじみがよくバリア機能を整える効果に優れています。
効果のあるセラミドを選ぶなら、ヒト型セラミドがおすすめです。

ヒト型セラミドは「セラミド+数字」から「セラミド+英字」に変更されています。

セラミド1→セラミドEOP
セラミド2→セラミドNS
セラミド3→セラミドNP
セラミド5→セラミドAS
セラミド6→セラミドAP

肌への浸透力・保湿効果に優れた「天然セラミド」


天然セラミドは動物セラミドとも言われ、ウマ脳や脊髄からから抽出された肌になじみやすいセラミドです。
・セレブロシド
・ウマスフィンゴ脂質

肌にやさしく低刺激な「植物セラミド」


糖セラミドは米などの植物から抽出されるセラミドで、肌にうるおいを与えます。
・コメヌカスフィンゴ糖脂質
・グルコシルセラミド

セラミドの配合量が多くコスパ重視の方におすすめの「疑似セラミド」


類似セラミドは化学合成させたセラミドで、安価なため商品の価格を抑えることができます。
・ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド
・セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド

ビタミンC(ビタミンC誘導体)化粧水の成分と効果

ビタミンCは、肌のブライトニングやニキビケアなどさまざまな効果が期待できる成分です。

優秀な一方、肌になじみにくいうえ安定性が悪いという側面があります。そんなビタミンCを変化させ、肌に吸収しやすくさせたのがビタミンC誘導体です。

ビタミンC誘導体は、肌の酵素と反応してビタミンCへと変化し、肌に働きかけてくれます。ビタミンC誘導体には大きく分けて「水溶性」「脂溶性」「両親媒性」の3タイプがありますが、化粧水に配合されているのは水溶性のタイプ。

メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐ効果があるため、紫外線を浴びた肌のお手入れに効果的です。また、過剰な皮脂分泌を抑える効果もあり、毛穴ケアにも大活躍してくれます。

アルコールフリー化粧水の成分と効果

アルコールフリーとは、成分にアルコールを使用していないことをいいます。

アルコールとして化粧品に配合されているエチルアルコールは「エタノール」という名前で表示されており、さまざまな成分を溶かす性質を持っています。そのため成分同士の配合をサポートするために用いられ、他にも、肌の皮脂や汚れをきれいにする・肌を引きしめる・スーッとさせる・防腐などの目的でも使用されます。

ただ、アルコールは、デリケートな肌には刺激リスクとなってしまう場合も。そのため、あえてアルコールを使用しない「アルコールフリー」のアイテムも販売されています。アルコールフリーなのに「アルコール」の名前がついている成分が入っている場合は、化学構造上アルコールと呼ばれているもののエチルアルコールとは全く別の成分です。「メチルアルコール」「ステアリルアルコール」「フェノキシエタノール」などがその一例となりますので、名前だけでも覚えておきましょう。

アルコールフリーとは? 敏感肌・ゆらぎ肌に特におすすめ


基本的に化粧品に含まれているアルコールは微量です。たとえば、病院で注射をするときに腕をアルコールで拭いて清潔にします。このときアルコールで赤くなった、またはかぶれた経験のある方は、アルコールフリー化粧水を使うといいでしょう。

また、肌質が乾燥肌の方や、季節の変わり目には肌が乾燥気味になりやすい方、生理周期でゆらぎ肌が定期的に訪れたりする方も、刺激はなるべく取り除いておきたいもの。
そんなときにアルコールフリー化粧水を用意しておくと安心です。

Comment
三谷アイ
三谷アイ
日本化粧品検定1級、コスメ薬機法管理者
アルコールと聞くと刺激が強そうなイメージですが、実は自然由来で刺激の少ないアルコール成分もあります。
また化粧水が肌にスーッと入っていて、たっぷり潤っている!と思っていても、実はアルコールが揮発しているだけかも。
しっかりと肌を保湿したい、と慎重派の方にもアルコールフリー化粧水はおすすめです。

ヒアルロン酸化粧水の成分と効果

ヒアルロン酸は、肌のぷるんとした感触や、ハリ・弾力をもたらしてくれる保湿成分です。1gで約6リットルもの水分を抱え込むほどの優れた保水力を持っています。

ヒアルロン酸は元来私たちの体に存在し、年齢を重ねるとともに減少していきます。ヒアルロン酸が不足すると、肌は乾燥し、しぼんだ風船のような状態に。だからこそ補う必要があるのです。

化粧品で肌の上からヒアルロン酸を補う場合、その成分としては「ヒアルロン酸Na(ナトリウム)」「加水分解ヒアルロン酸」「アセチルヒアルロン酸Na(ナトリウム)」などがメインです。ヒアルロン酸Naは保湿性が高く、加水分解ヒアルロン酸は分子が細かく浸透しやすいというメリットがあります。一方、アセチルヒアルロン酸Naはヒアルロン酸Naの2倍もの保湿力があり、スーパーヒアルロン酸という別名がつくほど。また、中には複数のヒアルロン酸を配合し、保湿性の高さを謳った化粧水もあります。

ナイアシンアミド化粧水の成分と効果

ナイアシンアミドは、ニコチンアミドとも呼ばれる水溶性ビタミンです。体の代謝サポートに役立つビタミンB群の仲間「ナイアシン(ビタミンB3)」の一種であり、肌へのさまざまな効果が期待されていることから注目されています。

肌のバリア機能のサポートや、ニキビトラブルへのアプローチなどに効果があり、美白有効成分として医薬部外品(薬用化粧品)にも配合

また、厚生労働省からシワ改善の効果があるとして認可された3つの成分のうちのひとつでもあります。エイジングケア・ブライトニングケアが気になる肌には特にうれしい成分です。

ナイアシンアミドは肌への刺激が少ないのも魅力。ただ相性の良くないビタミンCなどの成分と併用する場合には注意が必要です。

パラベンフリー化粧水の成分と効果

パラベンフリーとは、防腐剤のパラベンを使用していないことをいいます。パラベンは、「パラヒドロキシ安息香酸エステル(パラオキシ安息香酸エステル)」という名称で、古くから製品の品質を保つために幅広く使用されてきた成分です。

化粧品にはメチルパラベン・エチルパラベン・プロピルパラベン・ブチルパラベンなどが配合され、少量でも高い防腐効果を発揮して体への影響が少ないのが特徴。化粧品ではパラベンの使用上限は1%となっていますが、実際には0.1~0.5%程度しか使用されていません。

アレルギー反応のある肌やデリケートな肌にとってパラベンフリーは魅力的な要素ですが、一方で防腐リスクが心配です。パラベンフリー化粧水は特に保管方法に気をつけて早目に使い切りましょう。

グリチルリチン酸化粧水の成分と効果

グリチルリチン酸は、肌荒れやニキビケアに効果を発揮してくれる成分です。正しくは「グリチルリチン酸2K(ジカリウム)」といいます。

古くから和漢原料として親しまれてきた甘草(カンゾウ)の根に含まれている成分であり、炎症を抑える効果に優れていることから医薬品にも幅広く利用されています。

グリチルリチン酸は肌におきた炎症を鎮めるのに活躍するため、外部からの刺激などで肌が荒れるのを防いでくれます。特にバリア機能が低下気味のデリケートな肌のお手入れにありがたい存在です。

ニキビケアアイテムにも配合されることの多い成分ですが、ニキビの原因菌であるアクネ菌にアプローチするという効果はなく、ニキビを防ぐ目的としての役割は期待できません

無鉱物油化粧水の成分と効果

無鉱物油は「鉱物油フリー」ともいわれ、鉱物油(ミネラルオイル)を使用していないことを指します。

鉱物油とは鉱物の石油を精製して作られたオイルのことで、ミネラルオイル・ワセリンなどがその代表的な成分として知られています。数十年前に起きた鉱物油を使った化粧品による肌トラブルから、今も「肌に悪い」というイメージを持たれることもありますが、技術が未熟だった当時とは比較にならないほど現在の精製技術は格段に進歩しています。

今は不純物が取り除かれた精製度の高い鉱物油しか化粧品に使用されていないため、以前のような肌トラブルは起こりにくいとされています。無鉱物油アイテムとして植物由来オイル由来の商品を使用する場合、酸化リスクに注意が必要です。

化粧水の種類別の特徴

化粧水には一般的な保湿化粧水の他に、拭き取り、収れん、美白、敏感肌用、エイジングケアなどさまざまな種類があります。それぞれ角質ケア、潤い、シミ予防、肌荒れ鎮静、シワ改善に特化していますので、ご自身の肌質や悩みに合ったものを選べるよう、使用メリットをしっかりおさえておきましょう。

化粧水のタイプは用途によって区分できます。「一般的な化粧水」は保湿化粧水と呼ばれています。それ以外にも、過剰な皮脂を取り除き肌を引き締めてくれる「収れん化粧水」、お手入れ前に肌の上の余分な角質や汚れをクリアにしてくれる「拭き取り化粧水」、霧吹き状の「ミスト化粧水」は手軽な保湿に、肌のブライトニングを重視した「美白化粧水」、デリケートな肌にうれしい「敏感肌用化粧水」、年齢サインの悩みのための「エイジングケア化粧水」、次に使うアイテムの浸透をサポートする「導入化粧水」などがあります。一般的な化粧水と同じ使い方のものもあれば、全く違う使い方をするものもあるので注意が必要です。化粧水の使用方法は事前に必ずチェックしておきましょう。

化粧水はタイプを見極めて使用することがマストです。ブランドによっては「ローション」「トナー」という名前が付き、選び方や使い方を混同しそうになりますが、タイプごとの特徴や役割を知ることで迷うことなく使いこなせるようになります。間違ったスキンケアで肌にダメージを与えないよう、化粧水のタイプ別の違いを知っておきましょう。

一般的な化粧水

一般的な化粧水は「保湿化粧水」「柔軟化粧水」とも呼ばれます。化粧水の基本的な役割は肌を保湿し柔らげて整った状態を作ることであり、一般的な化粧水はこのベースとなる部分をカバーすることを目的としています。

同じ一般化粧水と言えど保湿性や使用感はバラつきがありますが、それは配合成分の種類や量のバランスがアイテムごとにそれぞれ異なることからきています。

こっくりとした感触の高保湿タイプもあれば、さらりと軽い程良くうるおうタイプもあるのはそのためです。

保湿は全てのスキンケアの基礎となる大切な部分です。そのためにどんな化粧水を使えばいいか迷ったら、まずは基本の一般化粧水「保湿化粧水」「柔軟化粧水」を選びましょう。

収れん化粧水

収れん化粧水には、肌の余分な皮脂を取り除く効果・毛穴をキュッと引き締める効果・肌をクールダウンさせる効果などがあります。

「引き締め化粧水」「トーニングローション」「トーナー」などとも呼ばれ、日焼けした肌に使用する「カラミンローション」も収れん化粧水のカテゴリーに含まれます。

収れん化粧水は目的別に使い分けることができ、基本は洗顔後の肌に使用します。毛穴の開きや肌のキメを整えるのが目的です。

収れん化粧水の後は保湿化粧水・乳液などでお手入れをします。

もうひとつの使い方がスキンケアの後。洗顔・保湿化粧水・乳液などでお手入れした肌に収れん化粧水をパッティング。するとテカリや化粧崩れを防いでくれます。収れん化粧水にはエタノールが多く含まれていることから、デリケートな肌の使用には注意が必要です。

拭き取り化粧水

拭き取り化粧水は、クレンジングで落としきれなかったメイクや洗顔後に肌に残った汚れや皮脂などの油分、古い角質をクリアにすることを目的とした化粧水です。

AHA(フルーツ酸)などのピーリング成分を含む拭き取り化粧水を使うことで、ターンオーバーの邪魔をする肌の上に蓄積された古い角質を取り除いたり、肌にダメージを与える古い汚れまでクリアにできます。

拭き取り化粧水はコットンになじませて使用。肌への過度な摩擦を防ぐため、やわらかいコットンを使用し、肌の上をやさしく滑らせるように使うのがポイントです。

また、拭き取り化粧水には保湿成分も配合されていますが、一般化粧水とはタイプが違うため、代用として使うことはできません

ミスト化粧水

ミスト化粧水とは、スプレー状の化粧水のことをいいます。

ボトルタイプの化粧水のように液体を手やコットンにとっる必要がなく、霧吹きのような感覚で顔にシュッと吹きかけるだけでOK。細かい粒子となった化粧水が顔全体にうるおいを届けてくれるので手軽にまんべんなく均一に肌にうるおいをもたらすことができます。

また、ミスト化粧水は外出先やメイク直しの際にも大活躍します。外出先で乾きが気になったらサッとひと吹き。それだけでうるおいのベールが肌を包み乾燥から守ってくれます。メイクを直す時だけでなく、ベースメイク後にミスト化粧水を使えば崩れにくくなるという効果も。ミニサイズなら携帯しやすく、いつでもどこでも気軽に使えます。

美白化粧水

美白※1化粧水とは、肌のブライトニング目的の化粧水のことをいいます。

肌に色を沈着させる原因メラニンに働きかける成分が配合されており、代表的なのは「ビタミンC誘導体」「アルブチン」「カモミラET」「トラネキサム酸」「ハイドロキノン」「ナイアシンアミド」などです。

複数の成分を用い、高い美白効果を謳ったアイテムもあります。美白とは、一般化粧品では「日やけによるしみ・そばかすを防ぐ」、医薬部外品(薬用化粧品)の場合「メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ」という意味で、肌の色そのものを白くするという意味ではありません。

美白化粧水には保湿成分もしっかり配合されているものが多く、その多くが一般化粧水の代わりとして使えます。

*1 一般化粧品では「日やけによるしみ・そばかすを防ぐ」、薬用化粧品では「メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ」こと

ニキビ化粧水

ニキビ化粧水とは、ニキビケアへのアプローチを目的とした化粧水です。

ニキビの原因菌であるアクネ菌対策に着目し、アクネ菌のエサとなる成分を避けた「ノンコメドジェニック」タイプの化粧水などが主なアイテムです。

アクネ菌は皮脂が大好物で油分を好む性質があるため、ニキビ化粧水は油分が少なく作られています。

ニキビ化粧水に配合される成分としては「エストラジオール」、炎症を抑える成分は「グリチルリチン酸」「アラントイン」が代表的です。殺菌成分なら、「イオウ」「レゾルシン」「ベンザルコニウムクロリド(塩化ベンザルコニウム)」「イソプロピルメチルフェノール」など。

また使用時はトラブル状態の肌に刺激を与えないよう、化粧水をやさしくのせることも大切なので、意識してみてください。

敏感肌用化粧水

敏感肌用化粧水は肌に負担や刺激を与えないことを重視してつくられています。

敏感肌は肌本来のバリア機能が低下し、外部刺激に抵抗したり水分を抱え込む機能が低下している状態。そのためほんの些細な刺激にも過敏に反応し、かゆみ・ピリピリ感・赤み・ニキビなどのトラブルを起こしやすく、乾燥しがちなのです。

敏感な肌に向けた化粧水は、肌への刺激リスクを軽減させるため不純物の少ない精製度の高い原料が使われていたり、アルコールフリーなどの配慮がされています。

また香料・着色料など余分な成分を避け、肌のうるおいを補う保湿成分や、肌のバリア機能をサポートする「アミノ酸」などの成分、炎症を抑える「アラントイン」などの成分が使用されています。

エイジングケア化粧水

エイジングケア化粧水には、加齢による肌トラブルにアプローチする成分が配合されています。アイテムごとに配合される成分の組み合わせや配合濃度は異なり、リーズナブルなアイテムから高価なアイテムまでさまざまです。

エイジングケア成分として代表的なのは、「ビタミンA誘導体(レチノール)」「ビタミンC誘導体」「アスタキサンチン」など。また医薬部外品の中には、抗しわ成分として厚生労働省から認可を受けた成分「ナイアシンアミド」や「純粋レチノール」を配合している化粧水もあります。

肌の年齢サインの悩みにアプローチする成分はさまざまな角度から開発されており「ヒト幹細胞培養液」なども注目を集めています。年齢サインが気になりはじめたら、早目にお手入れに取り入れましょう。かけた時間と期間ほど効果が出るのがエイジングケアです。

導入化粧水

導入化粧水は「ブースター化粧水」や「プレ化粧水」とも呼ばれ、次に使うアイテムの浸透をサポートするアイテムです。

混同しやすいのが導入美容液ですが、導入化粧水と導入美容液はほぼ同じ役割をメインとしています。よりさらっと使えるのが導入化粧水であり、導入美容液より油分が少なく作られています。

導入化粧水は蓄積された古い角層などで固くなった肌を柔らげ、次に使用するスキンケアアイテムが肌に吸収されやすくするのをサポートします。形状は液状が一般的ですが、ミスト状のアイテムも。

導入化粧水はベーシックのスキンケアの下準備をしてくれる化粧水。導入化粧水で次のアイテムが効果を十分に発揮できるよう土台を整えることにより、スキンケア全体が底上げされます。

化粧水はいらない? 意味ない?

化粧水はスキンケアにとって欠かせない存在です。なぜならスキンケアの基本は保湿であり、肌の保湿のための中心的役割を果たすのが化粧水だからです。

ひと言で保湿といってもステップがあり、まずは肌表面の角層に水分を与え、その水分をつかむ成分・抱え込む成分・挟み込む成分の働きの連携でしっかりと蓄え、そこにフタをして閉じ込めることで一連の流れが完結します。

保湿ステップの中で化粧水が担当するのは、水分で満たされた肌にフタをする直前までです。化粧水でうるおいを蓄えないまま肌にフタをしてしまえば、一見うるおっているようで肌内部は乾燥しているインナードライに陥ってしまいます。乾燥はあらゆる肌トラブルとリンクしています。化粧品でしっかり保湿することが、美肌づくりにとって重要なポイントなのです。

スキンケアは化粧水だけでいい?

化粧水だけでスキンケアを終わらせるのはとても危険です。たとえ保湿性に優れたアイテムで肌をうるおいで満たしたとしても、その上から乳液やクリームでフタをしなければ水分がどんどん蒸散し、乾燥してしまいます

そのため基本としては化粧水は必ず乳液・クリーム・オイルなどとセットで使用するのがルールです。もちろん、保湿性が高くとろみのあるリッチな感触の化粧水でも同様です。スキンケアアイテムには、

それひとつで化粧水・乳液やクリーム・美容液の役割を果たすオールインワンのアイテムもありますが、一般的な化粧水とは別ジャンルのアイテムと捉えましょう。スキンケアの基本ルールとして、化粧水の後は乳液・クリーム・オイルなどでフタをしましょう。

化粧水と美容液の違い

化粧水と美容液の大きな違いは、まずテクスチャーです。美容液は化粧水より粘度が高く、化粧水がさらっと軽いのに対し、美容液は乳液状やジェル状のものまでさまざまです。

また、メインとなる役割も違います。化粧水の役割は肌にうるおいを与えて柔らげること。一方、美容液の役割は欲しい美容効果をスキンケアにプラスすることです。

美容液には特定の効果にアプローチする成分が詰まっており、その効果を肌にもたらす目的で使用します。ただ必ずしも化粧水より美容液の方が美容効果が優れているとは限りません。実は化粧品のアイテム区分はメーカーで線引きすることができ、化粧水が他社の美容液より豊富な美容成分を配合しているケースもあります。

化粧水と乳液の違い

化粧水と乳液はそもそも役割が違います。化粧水と乳液はシリーズとして販売されているケースが多く、どちらも毎日のスキンケアに外すことができないアイテムですが、それは両者の果たす役割が違うことが関係しています。

化粧水は、肌に水分を与えうるおった状態を作り整えるのが役目です。一方、乳液は、化粧水で蓄えた肌の水分を油分の膜を作って外に逃がさないようにするのが役目。

化粧水で水分を与えても、乳液でフタをしなければすぐに蒸散してしまいます。また、化粧水で保水しないまま乳液で肌を包んでも肌内部の乾きは解消されません。水分と乳液、両者そろってはじめて肌のうるおい状態が保たれるのです。化粧水と乳液は全く役割が違うからこそワンセットで使う必要があります。

化粧水と乳液はどっちが大事?

化粧水と乳液、どちらもスキンケアにとって欠かせない重要なアイテムです。

それぞれ役割が異なるため「どちらが大事」というより「どちらも大事」と言うのが正解です。どちらか片方だけでは健やかな肌状態を保っていくことはできません。

セットで使用するうえで注意したいのが順番です。化粧水は必ず乳液前に使いましょう。まず化粧水で肌にうるおいを蓄え、乳液で水分を外に逃がさないようフタをする。この順番を間違えるとせっかくのスキンケアが逆効果になってしまいます。

先にうるおい不足の肌にフタをしたら後で水分を与えても、内部はカラカラなのに過剰な皮脂分泌が起こるインナードライを招いてしまいます。化粧水と乳液はどちらも大切です。順番を守って効果的にスキンケアしましょう。

頭皮ケア化粧水ってなに?

化粧水の中には頭皮ケアを目的につくられたものもあり、「スカルプローション」などと呼ばれています。
頭皮用化粧水と顔用化粧水との違いは、育毛成分が入っていることなどです。頭皮は皮脂分泌が多いパーツですが、環境・気候・紫外線ダメージ・ライフスタイルの乱れ・シャンプーのしすぎなどによって乾燥しやすいという一面を持っています。頭皮の乾燥はかゆみやフケ、不快な臭いのもと。だからこそ、頭皮の乾燥対策として保湿が必要なのです。
実は、顔と同じ皮膚でできている頭皮は顔用化粧水でのお手入れも可能です。ただし髪の毛につけすぎないよう注意しましょう。地肌を化粧水で保湿しながらマッサージすることで、表情やフェイスラインをスッキリさせる効果も期待できます。

化粧水が使えるのは髪の毛? 全身? 頭皮?

化粧水は全身のお手入れに使用できます。全身にたっぷり使えるボディ用の化粧水もありますが、もちろん顔用化粧水を体に使っても問題はありません。

全身に使える化粧水ですが、例外なのは髪の毛です。一般的な化粧水は頭皮ケアに適していても、髪の毛への使用はおすすめできません。化粧水には保湿性がありますが、髪に塗ると一時的に髪のパサつきを抑えても長時間うるおいを留めることはできません。

髪用オイルのように油分を多く含まない化粧水は、水分が逃げれば髪を再びパサついた状態にしてしまいます。加えて、化粧水の成分が髪にダメージを与え、髪を傷めてしまうリスクも。化粧水を頭皮ケアに使う際は、必要以上に髪の毛につけないよう注意しましょう。

化粧水がないときに代用できる身近なアイテムは?

もし化粧水が手元にない場合、代わりとして使用できるものがあります。まずは「水」です。水道水・ミネラルウォーター・炭酸水など、糖分が入っていないものを選びましょう。

化粧水の代替品で肌をうるおわせた後は、いつものようにうるおいにフタをするケアをしましょう。乳液がない場合、ワセリンや全身オイルで代用できます。

ハトムギ化粧水はなんで人気?

ロングセラーを誇る人気化粧水のひとつにハトムギ化粧水があります。

ハトムギは、古くから体に良いと親しまれてきたイネ科の和漢植物です。化粧品には種子から抽出したエキスが使用されており、一般化粧品には「ハトムギ種子エキス」、医薬部外品(薬用化粧品)では「ヨクイニンエキス」と表記されています。

ハトムギ化粧水の人気の理由は、自然由来の素材であること、さまざまな美肌効果が期待でき、なおかつプチプラで大容量ということことです。

ハトムギ化粧水で期待できる効果としては、まず豊富なアミノ酸により肌のバリア機能をサポートしてくれる保湿効果。加えてハトムギには代謝サイクルにアプローチする働きがあり、肌のターンオーバー(肌が一定のリズムで生まれ変わるシステム)をサポートする効果が期待されます。

また、ニキビなどによる肌のトラブルを鎮めてくれる抗炎症作用も。美肌に導いてくれる効果が期待できるからこそ、ハトムギ化粧品は長年多くの人々から愛され続けているのです。

デパコス化粧水の効果は?

デパートに並ぶいわゆるデパコスの化粧水には、高い美容効果が期待できるアイテムがそろっています。

デパコス化粧水ならではのメリットはさまざまですが、まずは成分の優秀さ。一般的に、デパコス化粧水には品質の高い機能性に優れた成分が使用されています。同じ名前の成分でも、原材料のグレード・精製度などのクオリティや配合量によって差があり、高級なコスメには質の高い成分が用いられているのが一般的です。

またデパコス化粧水は、香り・手触り・使用感・パッケージデザイン・容器の開閉音に至るまでこだわり抜かれているのもポイント。単にスキンケアをするのではなく、美を楽しむひとときに心ときめくための演出が細部にまで散りばめられているのです。デパコスには美容面だけでは言い尽くせないプラスアルファの効果があると言えます。

プチプラ化粧水の効果は?

リーズナブルで手が届きやすいプチプラ化粧水。価格が手頃なことから「あまり効果が期待できない」と誤解されがちです。しかし値段が安いイコール質が落ちるとは限りません

化粧品の値段にはさまざまな要素が反映されており、無駄なものを省くことで高クオリティながら価格を抑えた化粧水も多く存在します。無駄な成分を省くということは、商品を構成する成分がシンプルであることにつながります。シンプル設計の化粧水は、含有成分が気になるデリケートな肌にとってありがたい存在。

また、全身たっぷり化粧水で保湿ケアしたい場合、惜しみなく使えるプチプラ化粧水は取り入れやすいアイテムです。値段イコール品質でありません。自分の肌や目的に合わせて最適な1本を選びましょう。

化粧水は手作りできる?

化粧水は自宅で手作りすることもできます。手作り化粧品の材料はドラッグストアなどで市販されており、ECサイトでも購入可能です。デリケートな肌のために極力シンプルなスキンケアをしたい場合、最低限の材料だけで構成されたマイ化粧水があると便利です。

最もシンプルな化粧水は、精製水に天然の保湿成分・グリセリンを加えただけのグリセリン化粧水。グリセリン小さじ1~2に対し、精製水100mlが基本の分量です。グリセリン化粧水に尿素をプラスするとさらにしっとり感が増します。精製水250mlに尿素25gを混ぜ、尿素が解けたら大さじ1杯分のグリセリンを加えてさらに混ぜます。

ただ、手作り化粧水には防腐剤が含まれていないため、冷蔵庫に保管して1週間を目安に使い切ると同時に自己責任で使用しましょう。

監修者
清仁美
仁美
コスメ薬機法管理者
コスメ薬機法管理者資格を有するLASELA編集者。大学卒業後、編集プロダクション勤務。アトピー、脂漏性皮膚炎、酒さでひどい肌荒れに悩んだ経験から美容にハマる。調理師免許、ソムリエ資格も所持し、体のなかと外の両方から美しくなることを追求。
監修者
三藤千絵
三藤千絵
コスメコンシェルジュ美容ライター
約9年間化粧品の販売に従事していたコスメコンシェルジュ。販売員時代には、化粧品の使い方を中心に、お客様の美容のお悩みを解決する提案を実施。現在は、化粧品の正しい使い方や知識を広げるために、ライターとして活動中。
監修者
三谷アイ
三谷アイ
日本化粧品検定1級、コスメ薬機法管理者
学生時代からひどいニキビ肌で悩み、皮膚科では長年に渡り投薬治療や食物治療、フェイシャルピーリングなどを経験。もともとコスメ好きであったこともあり、WEBライターになってからは半分仕事、半分趣味で数多くの化粧品を試す。日本化粧品検定、コスメ薬機法管理者など化粧品全般に関わる知識もまだまだ勉強中。

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