失敗しない化粧水の選び方|肌タイプ・肌の悩み・年代別の選び方などを徹底解説

更新日: 2023年04月20日

失敗しない化粧水の選び方|肌タイプ・肌の悩み・年代別の選び方などを徹底解説

化粧水選びのポイントは、まず肌タイプ・肌悩み・年代に合わせて選ぶことが大切です。また、肌に心地よいテクスチャのものや、効果的な成分が配合された医薬部外品の薬用化粧水や、人気ブランド・プチプラ・大容量でコストパフォーマンスが良いもの・高級感のあるデパコスで幅広く検討しましょう。プレゼントにも喜ばれる化粧水や、持ち運びが便利なトラベルセット、飛行機の機内で使える化粧水など、シーンに合わせて自分や贈り先に最適な化粧水を見つけることが大切です。

化粧水を選ぶうえでまず最初に考えたいのが「自分の肌タイプ」です。どんなに高価な化粧水も自分の肌タイプに合わなければ使う意味がありません。肌に合わないアイテムを無理に使用することは肌トラブルのリスクにもつながります。

そして次に考えたいのが「肌悩み」についてです。ニキビ・シミ・くすみなど、肌のコンプレックスや悩みは人ぞれぞれ。自分の理想の肌に近付くためには、自分の肌悩みを解決してくれる化粧水を選ぶことが大切です。

また「年齢」も化粧水を選ぶうえでのポイントとなります。肌は時とともに変化していくもの。各年代ごとにそれぞれ一定の特徴や肌悩みがあり、それに応えてくれる化粧水もたくさんあります。肌タイプ・肌悩み・年代、これらを総合的に考え、自分に最適な化粧水を導き出しましょう。

さらに、好みのテクスチャや医薬部外品の薬用化粧水も選択肢として考えてください。テクスチャは使い心地に大きく影響するため、自分が好むものを見つけることが大切です。

人気ブランドからプチプラ、デパコスまで幅広く選ぶことができるので、予算や好みに合わせて商品を選びましょう。持ち運びできるトラベルセット、飛行機の機内でも使えるものを選ぶことで、さまざまなシーンで肌のケアが可能になります。贈り物としても喜ばれるので、プレゼントの選び方もしっかりマスターしておきましょう。

化粧水選びをおろそかにすることは、スキンケア全体の効果をぐっと下げてしまうことにもつながりかねません。それだけでなく、肌に合わない化粧水を使用することで自ら肌トラブルを招いてしまうというリスクもあります。スキンケアの基礎だからこそ肌質や肌悩みをしっかり考えて化粧水を選びましょう。

※監修者は「化粧水の全般的な選び方」について監修をおこなっています。ランキングに掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミを集計・ランキング付けしたものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事でいう「エイジングケア」とは年齢に応じたケアのことをさします。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。
本記事でいう「美白」とは、一般化粧品では「日やけによるしみ・そばかすを防ぐ」、薬用化粧品では「メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ」ことをさします。

肌タイプで選ぶ

敏感肌は、低刺激・シンプル・高保湿な化粧水を選び、肌に負担をかけないこと。乾燥肌は保湿性の高い化粧水を選び、脂性肌はさっぱりとした化粧水と収れん・拭き取り化粧水でケアすることがおすすめ。混合肌は保湿性の高い化粧水を選び、部分ごとにケア量を調整し、低刺激設計の商品を選ぶことが大切です。

肌タイプには、大きく分けて「敏感肌」「乾燥肌」「脂性肌(オイリー肌)」「混合肌」の4種類があります。「敏感肌」はほんの些細なことでも過敏に反応し、赤くなる・ピリピリするなどのトラブルが起きてしまうので、低刺激でシンプルな高保湿な化粧水。「乾燥肌」は水分も皮脂も少なくカサツキや粉吹きなどが目立つカラカラに乾いた肌なので保湿性の高いもの。一方「脂性肌」は皮脂が多く、テカリやべたつきが気になる肌なので、さっぱりとした化粧水や収れん・拭き取り化粧水。そして「混合肌」はTゾーンは脂っぽいのに他の部分はかさつく肌のことを指しので、保湿性の高い化粧水を選びながら、乳液などで油分を補充しましょう。

これだけ特徴が異なれば同じスキンケアをしても良い効果が得られるはずがありません。だからこそ化粧水を選ぶ時は自分の肌質を見極め、その肌質に合ったアイテムを選ぶ必要があります。肌質ごとの化粧水を選ぶポイントを知れば、自分の肌のウイークポイントをカバーしながら肌を整え、なりたい肌の実現や肌悩み解消へとアプローチできます。そして余計な肌トラブルを回避することにもつながるのです。ポイントをしっかり押さえ、自分の肌質に合った化粧水を選びましょう。

敏感肌の化粧水の選び方

敏感肌の化粧水は、低刺激設計・シンプル・高保湿をポイントに選びましょう。

敏感肌はほんの少しの刺激にも肌が過敏に反応し、かゆくなる・赤くなる・ピリピリするなどのトラブルをおこしてしまいます。だからこそコスメ選びは「肌に極力負担をかけない」が絶対ルールです。肌に刺激となる成分を含まない低刺激設計のアイテムを選びましょう。

中でも成分構成がシンプルな化粧水はおすすめです。なぜなら、デリケートな肌はさまざまな成分に反応しやすくなっているから。そういった意味でもシンプル構成の化粧水は敏感肌にピッタリのアイテムと言えるでしょう。

また、敏感肌は肌のバリア機能が弱まっていることが主な原因です。バリア機能低下を引き起こしている要因のひとつが乾燥。肌から失われたうるおいをチャージし、バリア機能を高めることが、肌を健やかな状態に戻すことへとつながります。

敏感肌の方は、低刺激設計・シンプル・高保湿な化粧水でやさしくお手入れしましょう。

乾燥肌の化粧水の選び方

乾燥肌の化粧水は保湿性の高さで選ぶのがポイントです。

乾燥肌は肌の水分・油分のどちらも不足している状態。乾燥はあらゆる肌トラブルの入り口となり、放置すると乾燥ジワや肌荒れを招くリスクも。いつもの化粧水を保湿化粧水にシフトすることで肌のみずみずしさを取り戻しましょう。

肌にうるおいをもらたす成分は、「セラミド」「ヒアルロン酸」「コラーゲン」などです。しっとりした使い心地の高い保湿性のアイテムで念入りにお手入れすることが肌の乾きやトラブルを遠ざける一番の手段。

また乾燥肌は季節や室内環境だけでなく、年齢・ライフスタイル・食生活・ストレスなどにも関係しています。高保湿アイテムで肌の外側からお手入れするのはマストですが、乱れた生活習慣を整えて体の内側からアプローチすることも重要です。生活習慣の見直しに高保湿化粧水をプラスして、乾燥知らずの肌を目指しましょう。

脂性肌(オイリー肌)の化粧水の選び方

脂性肌(オイリー肌)は、さっぱり系アイテムと収れん化粧水・拭き取り化粧水の組み合わせでお手入れするのがおすすめです。

脂性肌はテカりやベタつきがで一見うるおっているように見えますが、実は肌内部が乾燥しているインナードライの可能性も。肌は乾燥すると皮脂を盛んに分泌させる保護機能を持っています。つまり乾燥こそが肌のテカりやベタつきの原因かもしれません。

しっかり保湿して肌の水分と油分をコントロールをすることこそが脂性肌のお手入れのポイント。

さっぱり軽い使い心地のアイテムなら毎日気持ち良くお手入れできます。収れん化粧水・拭き取り化粧水を取り入れるのもおすすめ。収れん化粧水は毛穴を引き締めをキメを整えてくれます。特に皮脂が気になる時は拭き取り化粧水でスペシャルケアしましょう。

混合肌の化粧水の選び方

混合肌はまずは保湿性に優れた化粧水を選ぶのがおすすめです。

「Tゾーンはベタくのに頬はカサつく」など、脂っぽい部分と乾燥した部分が混在する混合肌。皮脂が気になってお手入れには脂性肌用のさっぱり系アイテムを選びがちですが、実は肌の水分不足が皮脂分泌を部分的に盛んにさせているのかもしれません。

まずは保湿性の高い化粧水の肌にうるおいを届けましょう。そして化粧水後の乳液やクリームで皮脂をコントロールします。脂っぽい部分には軽めに、カサつく部分にはしっかり。部分によって量を調整するのがカギです。

また混合肌はホルモンバランスの乱れが影響し刺激に過敏になっているケースもあります。そのため、肌に負担が少ない低刺激設計の化粧水を選ぶようにしましょう。

肌悩みで選ぶ

化粧水はアイテムごとにニキビ・肌荒れ・くすみ・毛穴汚れ・角栓・開き毛穴・いちご鼻・シワ・たるみ・日焼け・赤ら顔など、さまざま肌悩みにアプローチできます。

ニキビは思春期ニキビなら皮脂抑制・細菌防止成分、大人ニキビなら抗炎症・保湿成分、ニキビ跡のセルフケアは美白成分や炎症抑制成分が有効など悩みによって選ぶ化粧水は変わってきます。

肌荒れの化粧水は保湿性の高さや低刺激設計がポイント。シミの悩みには美白成分が配合された化粧水を選びましょう。くすみは、どんな色かによって化粧水の選択を判断します。毛穴汚れ・角栓・毛穴開き・いちご鼻などの毛穴には古い角栓や汚れを取り除く化粧水や毛穴を引き締める化粧水が適しています。

気になる年齢サインのシワには「シワ改善に効果がある」と認められた成分配合の薬用化粧水、乾燥たるみにはエイジングケアに着目した化粧水がおすすめです。日焼けには肌のほてりを鎮める目的と紫外線によるメラニンの働きにアプローチする化粧水があります。赤ら顔には保湿がしっかりでき、刺激の少ない化粧水がおすすめです。

化粧水はさまざま肌悩みにアプローチできます。医薬品ではないため肌悩みを「治す」というわけではありません。しかし、毎日の化粧水でのお手入れで気になる部分にアプローチすることで、悩みを事前に回避したり、悩みの根本的な原因に対してアクションを起こすことができます。肌悩みごとに最適な化粧水のタイプは違ってきます。肌悩みに応えてくれる最適な化粧水を選びましょう。

ニキビ対策の化粧水の選び方

大人ニキビ向け化粧水は抗炎症作用成分や保湿成分が理想的。思春期ニキビには皮脂分泌抑制・細菌繁殖防止成分が含まれた化粧水がおすすめです。

ニキビには「思春期ニキビ」と「大人ニキビ」の2つのタイプがあります。「思春期ニキビ」は皮脂分泌が盛んな10代の肌を中心にできるニキビなので、皮脂を抑制する化粧水がおすすめ。一方、「大人ニキビ」は不規則な生活やストレスなどさまざまな要因による不調がもとととなってできてしまうニキビであり、20代以降の肌に現れます。こちらは抗炎症作用成分や保湿成分の化粧水がおすすめ。両者は全くタイプが違うため、「大人ニキビ」に「思春期ニキビ」のお手入れをしたところで全く効果は得られません。それぞれのニキビの特性に合ったお手入れをしましょう。

大人ニキビと思春期ニキビはタイプが違うからこそ、最適な化粧水も違います。それぞれの特徴を知り、自分のニキビに合った化粧水を選びましょう。

大人ニキビ対策の化粧水の選び方

大人ニキビ向けの化粧水は、肌荒れを防ぎながらニキビケアができるものがおすすめです。大人ニキビの原因はストレス、ホルモンバランスの乱れ、不規則な生活などが挙げられます。大人ニキビに効果的な化粧水は、サリチル酸、グリチルリチン酸といった抗炎症作用を持つ成分や、毛穴を清潔に保つ成分、ヒアルロン酸、セラミドといった保湿力の高い成分を含んでいるものが理想的です。また、低刺激性で肌にやさしい化粧水を選ぶことも大切です。

思春期ニキビ対策の化粧水の選び方

思春期ニキビは、皮脂分泌の過剰や角質の詰まりが主な原因で発生するので、化粧水は皮脂分泌を抑え、ニキビの原因となる細菌の繁殖を防ぐ成分が含まれたものがおすすめです。

皮脂分泌を抑える成分で言えばハマメリスエキス、グリーンティーエキス、セイヨウハッカエキス。角質の詰まりを防ぐ成分では、サリチル酸、フルーツ酸(AHA)、オウゴンエキスがおすすめです。

さらに、思春期のニキビケアには洗顔後の保湿が欠かせません。適切な保湿を行うことで、皮脂の過剰分泌を抑えることができます。

ニキビ跡対策の化粧水の選び方

ニキビ跡のセルフケアで可能なのは、シミのような茶褐色のニキビ跡・赤いニキビ跡です。

茶褐色のニキビ跡は、ニキビの炎症で肌がダメージを受けたことによる色素沈着が原因。お手入れにおすすめなのは美白成分「ビタミンC誘導体」「アルブチン」「トラネキサム酸」などが入った化粧水です。

一方、赤いニキビ跡は炎症後紅斑といい、ニキビの炎症で毛細血管が破損したり拡張・増生することでおこります。赤いニキビ跡ケアには「レチノール」「トラネキサム酸」「ナイアシンアミド」など、肌のターンオーバーに働きかけたり、炎症を抑える成分がおすすめです。

炎症の深さや度合によってはセルフケアが難しいケースもありますが、まずは自宅で化粧水ケアしてみましょう。

肌荒れ対策の化粧水の選び方

肌荒れのための化粧水は、保湿性の高さと低刺激設計で選ぶのがポイントです。

肌荒れの主な原因は肌のバリア機能の低下です。肌のバリア機能は、空気の乾燥・ターンオーバーやホルモンバランスの乱れ・不規則な食生活・ストレス・などさまざまなマイナス要因が影響して正常に働かなくなり弱まってしまいます。バリア機能が低下した肌はうるおいが不足している状態。まずは肌のバリア機能を正常に働かせるために、しっかりと保湿しましょう。

また肌荒れを起こした肌はとてもデリケート。些細なことでトラブルにつながってしまいます。デリケートな肌にはできるだけ負担をかけないことも大切。マイルドな使用感の化粧水を選びましょう。肌荒れは高い保湿性と低刺激設計の化粧水でやさしくお手入れすることが大切です。

シミ対策の化粧水の選び方

シミ対策には美白成分が配合された化粧水を選びましょう。

シミは、紫外線や摩擦などのダメージにより肌の内部でメラニン色素が過剰に生成されることで発生します。医薬部外品(薬用化粧品)の化粧水には、メラニンの生成を抑えシミやそばかすを防ぐ有効成分が配合されたアイテムもあります。

メラニンへのアプローチの仕方は成分によって異なります。例えば、メラニンの生成を抑える「アルブチン」「コウジ酸」「エラグ酸」など、メラニンの排出を促す「レチノール」「エナジーシグナルAMP」など、メラニン色素を還元する「ビタミンC誘導体」などです。

シミは一度できるとセルフケアではなかなか対応できません。そのためシミができる前に「できない」ためのケアを化粧水でおこないましょう。

くすみ対策の化粧水の選び方

くすみ対策の化粧水は、くすみのタイプ別で選びましょう。くすみは色や状態によってその原因を知ることができ、お手入れに使用する化粧水が変わってきます。

透明感やツヤがなく、キメが乱れて明度が落ちている肌は乾燥ぐすみ。灰色っぽく見えるのは角質肥厚によるくすみです。両タイプとも、保湿性に優れた化粧水で肌にうるおいを蓄えるケアが効果的です。

茶褐色や黄ばみを感じる場合は、メラニン色素による色素沈着や肌の糖化の可能性もありますが、急激に顔色がくすんだ場合には、病気が隠れている可能性も。美白成分や抗糖化成分の配合された化粧水でケアしても変化が見られない場合や体調の変化を伴う場合には、病院の受診もおすすめします。

くすみはタイプによって対策が違います。だからこそお手入れの前に鏡の前で自分の肌をチェックしてみることが大切です。自分の肌に適した化粧水でお手入れしましょう。

毛穴汚れ・角栓対策の化粧水の選び方

毛穴汚れ・角栓対策には、皮脂分泌を抑えるケア・毛穴汚れを取り除くケアに適した化粧水が効果的です。

毛穴の黒ずみや角栓のそもそもの原因は過剰な皮脂分泌にあります。皮脂コントロールで注目を集めているのが、日本で唯一の皮脂分泌抑制効果を持つ有効成分「ライスパワーNo.6」を配合した化粧水です。

一方、毛穴の黒ずみや角栓は過剰に分泌された皮脂や古い角質や過剰な皮脂が毛穴に溜まることで生じます。余分な皮脂や古い角質・角栓は「AHA」「サリチル酸」など角質ケア成分が配合された拭き取り化粧水で取り除くのがおすすめです。いつものスキンケアにふき取り化粧水を取り入れることで、しつこい毛穴の汚れや角栓も賢くお手入れできます。

開き毛穴対策の化粧水の選び方

開き毛穴対策には、肌を引き締める収れん化粧水と保湿化粧水のふたつを使いましょう。

収れん化粧水には「ビタミンC誘導体」「クエン酸」などが含まれており、開いた毛穴をキュッと引き締め肌を整える効果があります。

収れん化粧水の後は、保湿も忘れてはなりません。毛穴の開きには肌の乾燥が関係しています。肌が乾燥するとうるおいを補おうと皮脂分泌が活発になります。皮脂が過剰に分泌されることが、毛穴が押し広げ開かせる原因でもあるのです。

収れん化粧水は毛穴を引き締める効果に特化したものが多く、単体で化粧水のお手入れを済ませるのはおすすめできません。肌の保湿面で不十分と言えます。開き毛穴には収れん化粧水と保湿化粧水のリレーでお手入れしましょう。

いちご鼻対策の化粧水の選び方

毛穴に詰まった黒い角栓が原因のいちご鼻や、毛穴が開いたことでできるいちご鼻は拭き取り化粧水と保湿or収れん化粧水の合わせ技でケアが可能です。

まずは拭き取り化粧水で毛穴に詰まった角栓や毛穴汚れを取り除きましょう。拭き取り化粧水に含まれる「グリコール酸」「クエン酸」「リンゴ酸」などの成分が、毛穴に蓄積して詰まった汚れをピーリングする要領で取り去ってくれます。

毛穴をきれいにしたら、汚れが再び溜まらないよう引き締めることも大切です。汚れがとれた毛穴はぽっかり空いたような状態になっており、そのままでは汚れが溜まりやすくなってしまいます。いちご鼻を繰り返さないよう保湿化粧水や収れん化粧水で毛穴を引き締めましょう。角栓ケアや毛穴ケアがいちご鼻解消に役立ちます。

シワ対策の化粧水の選び方

シワ改善にフォーカスして化粧水を選ぶなら、シワ改善効果があると認可を受けている成分配合の化粧水や、ヒアルロン酸などが配合された高保湿タイプのものにしましょう。

シワ改善に効果があると厚生労働省から認可を受けている成分は3種類あります。「純粋レチノール」「ナイアシンアミド」「ニールワン」です。薬用化粧品は医薬部外品であり、化粧品と医薬品の中間的存在。薬用化粧品には認められた有効成分が使用され、肌へ機能するよう設計されています。

浅い乾燥小じわやちりめんじわ、シワができるのを防ぐ対策としては保湿が何より重要です。最初は浅かったシワも保湿を怠れば次第に深く刻まれていきます。「ヒアルロン酸」「セラミド」「コラーゲン」をなど保湿成分がたっぷり入った高保湿タイプの化粧水で毎日お手入れしましょう。

たるみ対策の化粧水の選び方

たるんでしまった肌に化粧水でケアするのは困難です。しかし化粧水を使った毎日のセルフケアで、たるみ予防につながるお手入れはできます。

たるみはフェイスラインやほうれい線だけでなく、毛穴でも起こります。たるみを回避するためには保湿はもちろんのこと、肌のハリや弾力にもアプローチすることが大切なので、「レチノール」や、「EGF(上皮成長因子)」、「ビタミンC誘導体」などが含まれる化粧水がおすすめです。

また顔に刻まれたシワが徐々に深くなることでたるみに発展することもあります。そのため、たるみを予防する意味でもシワ対策はしっかりしなければなりません。化粧水を使った毎日のケアでシワとたるみを並行して防いでいきましょう。

日焼け対策の化粧水の選び方

日焼けした肌のお手入れのための化粧水の選び方には2つのパターンがあります。

まずは、日焼け後の肌のほてりを鎮め乾燥を防ぐ目的です。赤くなった日焼け(サンバーン)は肌に一時的にやけどのような炎症が起きた状態。鎮めるためには抗炎症剤が入ったカラミンローションでお手入れします。肌に乾きを感じたら、保湿性の高い化粧水を使ったローションパックでクールダウンしながら保湿しましょう。

そしてもうひとつ重要なのが紫外線を浴びたことによる色素沈着ケア目的です。「ビタミンC誘導体」「レチノール」「トラネキサム酸」など、メラニンに働きかける成分が配合された美白タイプの化粧水で念入りにお手入れしましょう。日焼けには直後のケアと、その後続く毎日のコツコツケア、どちらも大切です。

赤ら顔対策の化粧水の選び方

赤ら顔とは、長引く赤みがあらわれた肌のことをいいます。肌は、乾燥やニキビ、肌に合わない化粧水によるトラブルで赤くなることもありますが、鼻や頬が赤くなる場合「酒さ」の可能性があります。酒さとは、特に額や頬を中心に、赤みやほてりが続く肌トラブルのことです。肌が過敏になることもあり、場合によってはブツブツが出てくることも。

肌の赤みは肌のバリア機能の低下が関係していると考えられます。化粧水は低刺激設計や敏感肌用のアイテムを選びましょう。

肌に負担となる成分を排除したアイテムや、アルコールフリーのアイテムがおすすめです。「セラミド」をはじめとする保湿成分で肌のバリア機能をサポートすることも大事です。赤ら顔にはマイルドな化粧水で肌をいたわりながらお手入れしましょう。

年代で選ぶ

10代はニキビ対策の化粧水、20代は保湿と皮脂コントロール、30代は保湿と肌悩み対策を中心に早めのエイジングケア、40代は年齢サインを考慮した保湿とエイジングケアにシフト、50代は機能性の高さを重視して保湿とエイジングケア成分を含む化粧水を選びましょう。

10代・20代・30代・40代・50代以降と、年代によって肌はそれぞれ違います。皮脂分泌も水分量も多い10代の肌は透明感に満ちみずみずしい反面、思春期特有のニキビに悩まされがちです。20代になると皮脂分泌が落ち着き思春期ニキビのリスクは下がりますが、忙しさやストレス、睡眠不足の影響などで大人ニキビができやすくなります。30代に入ると肌の乾きを感じやすくなり、肌がゆらぐことも。40代からはシミやしわ、ほうれい線などの年齢サインが目につきやすくなります。50代になるとホルモンの変化から肌の皮脂量も水分量もぐっと下がってしまいます。変化にはフレキシブルに対応しなければいけません。肌が変わるなら化粧水も変える必要があるのです。

化粧水にはその年代特有の悩みに応えてくれるアイテムがたくさんあります。人の体が年とともに変化していくように、肌も年とともに変化していきます。同じ化粧水を使いつづけていて、ある時ふと「物足りなくなったかも?」と感じるのは、肌が変化したことが影響しています。肌を健やかに美しく保つためには、いまの自分の年代に合わせた化粧水を選ぶことが大きな意味を持つのです。

10代の化粧水の選び方

思春期ニキビ対策のため、皮脂分泌を抑える成分や抗炎症成分を含む化粧水がおすすめです。

みずみずしくハリに満ち透明感がある反面、活発な皮脂分泌のせいで皮脂量が過剰になりやすい10代の肌。そのため特に皮脂量の多いTゾーンなどにニキビができやすいという悩みがあります。さらに生活環境的にも皮脂の多さに加え、部活などで汗や汚れが肌に付着したりと毛穴の汚れが溜まりやすいのも特徴です。

また10代でも保湿ケアは必要ということで、そんな10代の肌におすすめの化粧水は、サラリとした感触の保湿化粧水や、肌の余分な皮脂と汚れを取り除いてくれる拭き取り化粧水です。

ニキビ対策用の化粧水も取り入れても良いでしょう。アクネ菌のエサとなる成分を避けたノンコメドニック処方や、ニキビ予防が期待できる成分を配合したアイテムが効果的です。皮脂を抑制する「エストラジオール」や、アクネ菌の殺菌と角質を柔らげる効果を併せ持つ「サリチル酸」、炎症を抑える「グリチルリチン酸」がその代表的な成分です。肌悩みに合った化粧水で10代ならではの美しい肌をキープしましょう。

20代の化粧水の選び方

保湿を重視した化粧水で肌のバリア機能をサポートし、拭き取り化粧水やニキビ対策用化粧水で皮脂量をコントロールしましょう。

皮脂の分泌は20代前半をピークに徐々に減っていきます。また環境の変化・仕事上のストレス・偏った食生活・夜更かしによる睡眠不足などが重なってターンオーバーが乱れやすく、肌のバリア機能が低下しトラブルループにハマりやすいのが20代の肌です。

そんな20代の化粧水は、まず基本となる保湿を軸に考えましょう。保湿を丁寧におこなうことで肌のうるおいを守り、バリア機能をサポートしてトラブルループを回避しましょう。肌のベタつきが気になったら拭き取り化粧水で皮脂量をコントロールしたり、ニキビ対策用化粧水を取り入れるのもおすすめです。蓄積する紫外線ダメージの対策として美白ケアもこの頃からしっかりやっておくと30代での美肌につながりますよ。

30代の化粧水の選び方

保湿プラスアルファの発想で肌悩み対策やエイジングケア成分配合のアイテムで早めのケアを始めましょう。

30代に入ると仕事に育児に慌ただしい毎日が影響し、ストレスや寝不足で肌のバリア機能が乱れがちに。また、肌のうるおいをつかさどるセラミドが減少しはじめ、それに伴い肌の乾きが加速します。その影響でこれまで感じなかったくすみなどが気になりはじめるのです。

そんな30代の肌には保湿性の高い化粧水が効果的です。加えて、気になる肌悩みまでカバーできるアイテムがおすすめ。保湿と肌悩みケアが同時にできるアイテムなら時間がない朝でも無理なく使用できます。

年齢サインがちょっぴり気になり出したらエイジングケア成分配合アイテムで早目のお手入れを始めましょう。肌老化の最大の敵・紫外線ケアも忘れてはなりません。30代の肌の化粧水は保湿プラスアルファの発想でセレクトしましょう。

40代の化粧水の選び方

40代の肌への化粧水は保湿とエイジングケアの掛け合わせで選びましょう。

シミやほうれい線など、目につきやすい年齢サインが徐々に増える40代。以前より水分量・皮脂量とも減少した肌はみずみずしさがダウンし、乾燥による小じわや毛穴が目立ってきます。そろそろ本格的なエイジングケアにシフトする時期です。

そんな40代のスキンケアで大切なのは、まず土台として徹底した保湿です。さまざまな肌悩みへ積極的にアプローチしても、土台の保湿がおろそかでは十分な効果は得られません。保湿性の高い化粧水でしっかりと肌に水分を蓄えましょう。

40代は角層・表皮に加え、その下の真皮にも変化が見られはじめます。「ナイアシンアミド」「ニールワン」など、シワ改善が期待できる有効成分配合の化粧水もおすすめ。

50代の化粧水の選び方

化粧水選びはエイジングケアと保湿を重視し、「セラミド」「ヒアルロン酸」「コラーゲン」など保湿成分と、「レチノール」や「ナイアシンアミド」「ビタミンC誘導体」などのエイジングケア成分を含む機能性の高いアイテムを選びましょう。

50代になると閉経を境に女性ホルモンが減少、コラーゲンの生成サイクルが緩やかになります。肌のターンオーバーのサイクルもペースダウンし、肌の水分量・皮脂量も低下。カサつきやつっぱりなどの乾燥もより感じやすくなります。

そんな50代の化粧水は、エイジングケアと保湿を念頭に、自分の肌質に合うアイテムをセレクトしましょう。高い保湿性を持つ主な成分は「セラミド」「ヒアルロン酸」」「コラーゲン」です。中でも肌になじみやすいヒト型セラミドはおすすめ。エイジングケア成分では、コラーゲン生成・シワ改善に働きかける「レチノール」や、シワ改善と美白への効果が認められている「ナイアシンアミド」コラーゲン生成を促しメラニンにもアプローチしてくれる「ビタミンC誘導体」などがおすすめです。50代の肌は機能性の高い化粧水でポジティブにケアしていきましょう。

テクスチャで選ぶ

化粧水をさっぱりと使いたいならサラリとした軽めのアイテム、とろりとリッチな感触を味わいたいなら粘度のあるアイテムを選びましょう。高温多湿の夏場はサラサラ系、空気がカラカラで寒い冬場はこっくり系化粧水を使うのもおすすめです。

ちなみにテクスチャとは、触り心地・肌にのせた感触・つけ心地のことをいいます。コクのある化粧水は保湿性に優れているイメージがありますが、実はテクスチャと保湿性は関係ありません。

テクスチャは増粘剤などの成分でコントロールでき、商品と魅力を表すものとして調整されているのです。自分の好みにぴったりのテクスチャのアイテムなら、毎日のスキンケアがより心地よいものになります。

五感のひとつ「触感」を刺激するテクスチャは、化粧水を楽しむひとつのポイント。自分好みのテクスチャの化粧水を見つけて気持ちよくスキンケアしましょう。

選び方を間違ってる? 化粧水トラブルの対応法

化粧水がしみたりヒリヒリと痛くなったりしたときは低刺激のものに切り替え、赤くなってしまった場合は医療機関に相談しましょう。

化粧水による肌トラブルの原因はひとつではありません。化粧水を肌にのせた時にしみるのは、肌のバリア機能が低下していることが主な原因です。バリア機能が低下した肌はあらゆる刺激に弱く、些細なことにも反応してしまいます。肌がヒリヒリと痛む場合は、肌そのものがが薄くなっている可能性があります。ピーリングのしすぎや未熟な角質の形成で肌が薄くなり、そのせいでバリア機能が低下しているのです。肌が赤くなった場合、そのアイテムがそもそも肌に合わなかった可能性もあります。いずれのケースも無理は禁物です。無理がたたって肌トラブルのループが続いたり、肌を傷つけたことで後に色素沈着として残ってしまうリスクもあります。

化粧水を使用して肌トラブルが起きたら直ちにその化粧水の使用をやめることが重要です。トラブルは肌がSOSを出しているサイン。「このくらい大丈夫」と自己判断して無理をしないことが大切です。トラブルが起きた時、どう対処するかによってその後の肌が変わってしまうこともあります。「おかしいな?」と感じたら、使っている化粧水はすぐにストップしてください。

化粧水がしみるのはなぜ?

化粧水を肌にのせた時にしみるのは肌のバリア機能が低下していることが主な原因です。バリア機能が低下した肌にはマイルドな化粧水でのお手入れが必須です。肌の一番外側にある角層はバリア機能を持っており、外部刺激から肌を守り、肌の水分が逃げるのを防いでいます。しかし何らかの要因でバリア機能が低下すると、肌は途端にあらゆる刺激に弱くなってしまいます。

肌のバリア機能低下を招く要因は、間違った洗顔やスキンケア・空気の乾燥・ライフスタイルの乱れとさまざまです。また、化粧水に含まれる成分が肌に合わない可能性も。化粧水が肌にしみると感じたら、刺激リスクに弱くなっている証拠。化粧水を低刺激設計のアイテムに切り替えましょう。

肌がヒリヒリと痛くなるのはなぜ?

ヒリヒリと痛む肌は、低刺激設計の化粧水でやさしくお手入れしましょう。肌がヒリヒリと痛む場合、肌そのものがが薄くなっている可能性も考えられます。肌が薄くなる菲薄化(ひはくか)は、加齢による女性ホルモンの減少や、間違ったスキンケアで起こります。

例えば、肌をゴシゴシ擦る洗顔・ピーリングのしすぎなどです。間違ったスキンケアでダメージを受けた角層が、それをリカバーしようとターンオーバーを急ぐと、未熟なままの細胞が積み重なり角層自体が薄いものになってしまうのです。

そのため肌が薄くなり、バリア機能が低下してヒリヒリと痛んだり、赤み・かゆみ・乾燥がおこりやすくなってしまいます。コットンによる刺激にも注意です。特にやさしく接しましょう。

使用後に赤くなるのはなぜ?

肌に違和感を感じたら、化粧水の使用はストップし、早目に医療機関に相談しましょう。化粧水を使用した後に肌が赤くなる場合、肌に合わないことによるトラブルの可能性が疑われます。何らかの成分が肌に触れることで、かぶれのような症状がおきてしまっているのです。

化粧品を使いはじめてすぐに起こるケースもあれば、使い始めてしばらく経ってから出はじめるケースも。また、化粧品の成分が紫外線に反応することでかぶれを発症するケースもあります。特に配合成分に反応しやすくなるのは肌のバリア機能が低下している時です。デリケートな肌に新しいアイテムを使い始める前は、事前にパッチテストをするのもおすすめです。肌の赤みはトラブルのサイン。決して無理をしてはいけません。

医薬部外品の薬用化粧水で選ぶ

薬用化粧品は、一般的な化粧品に厚生労働省から認められた有効成分が配合されている化粧品です。薬用化粧品はを選ぶうえでのポイントは、配合されている有効成分の種類やその効果です。目的に合った有効成分配の薬用化粧品を選ぶことで肌悩みにより効果的にアプローチできます。

化粧水には医薬部外品である薬用化粧品に該当するものと、一般的な化粧品に該当するものがあります。薬用化粧品は例えば「ニキビを防ぐ」成分や「メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ」美白成分など。薬用化粧水はパッケージに「医薬部外品」と表記されているので一般化粧品との区別は簡単です。

人気ブランドで選ぶ

化粧水を人気ブランドの中から選ぶ時は、年代・肌質・肌悩み・なりたい肌をポイントにするのがおすすめです。情報過多の時代、人気ブランドのコスメには多くの口コミが集中しています。口コミ評価やブランドイメージも気になりますが、大切なのは「本当に自分の肌にぴったりかどうか」どうかです。

使用はまずトライアルセットから始め、気に入ったら本格的に使用開始するという手もあります。同じブランド内でも、さっぱりタイプ・しっとりタイプ・敏感肌用・エイジングケア用など、使用感や肌悩み、肌質ごとに化粧水が分かれているパターンもあります。自分の年代・肌質・肌悩み・なりたい肌と照らし合わせ、本当に自分に合う化粧水を見つけましょう。

プチプラな安いアイテムを選ぶ

プチプラ化粧水を選ぶ際、大前提となるのは「自分の肌に合うこと」です。ついつい値段に気を取られがちですが、お得さより自分の肌や肌悩みとの相性を重視してアイテムを選びましょう。

プチプラ化粧水には1,000円以下で買えるアイテムもいろいろあります。お手頃ながら高機能なアイテムも多く、特定の肌悩みにアプローチできるものも少なくありません。またプチプラ化粧水は原材料の種類を抑えてシンプルな構成でできているものが多く、余計な成分が入っていないアイテムを使いたい方におすすめです。

さらにプチプラ化粧水の中にも特定の有効成分が配合された薬用化粧品(医薬部外品)もあります。自分の肌や肌悩みと照らし合わせ、賢くプチプラ化粧水を取り入れましょう。

大容量でコスパに優れるものを選ぶ

コスパ抜群の大容量タイプの化粧水を選ぶ際は、保湿性や肌への刺激の少なさを重視しましょう。

大容量タイプの化粧水は全身の保湿に惜しみなく使え、カップルや家族と気軽にシェアできることもあって大変有用です。また、日常のコットンパック用としても便利です。大容量タイプの化粧水には保湿性で高い評価を集めるアイテムも多数あります。成分やテクスチャをチェックしながら好みの1本を選びましょう。

肌がデリケートな時は肌あたりがマイルドなアイテムを選ぶことも大切です。大容量タイプの化粧水は保湿性や肌への刺激リスクに着目して選びましょう。

デパコス化粧水を選ぶ

魅力的なアイテムの数々の中から1本を選ぶのは大変ですが、まずは自分の肌を再確認し、肌悩みにアプローチできる化粧水を選びましょう。ワンランク上のプレシャスなお手入れをしたい時に使いたいのがデパコスの化粧水。高級感に溢れ、化粧水で肌を包むたびに気分までアガります。

デパコス化粧水は、やはりコスメカウンターでタッチアップをしてもらうのがおすすめ。肌診断で現在の肌状態をチェックしてもらうこともでき、アイテムの正しい使い方もきちんと教えてもらえます。また、デパコスの化粧水は香りやテクスチャ、ボトルデザインの美しさなどが優れているのもポイント。「毎日のスキンケアをリラックスタイムにしたい」「ラグジュアリーな気分に浸れるひとときを楽しみたい」そんなワガママも、デパコス化粧水なら叶えてくれます。

韓国の化粧水で選ぶ

韓国の化粧水は、年代・肌質・肌悩み・成分で選ぶのがおすすめ。

韓国コスメは高機能でリーズナブルなアイテムが多く、日本でもファンがますます増えています。また自然由来成分が配合されたアイテムが多いのも特徴。アイテム数も豊富なので選ぶのが大変です。

ちなみに韓国コスメでは拭き取り化粧水を「トナー」、化粧水を「ローション」と区別します。テクスチャや香りもポイントです。韓国コスメは使用期限が表記されていますので、肌トラブルを避けるため、使用期限は必ずチェックしましょう。SNSなどで日ごろから情報収集しておくとお気に入りのアイテムが見つけやすくなりますよ。

プレゼントにもおすすめなのは?

プレゼントとして化粧水を贈る際は、相手に喜んでもらえるよう事前に少しリサーチしておきましょう。香りやテクスチャは好みが分かれますので、どんなものが好きかさり気なく探ってみましょう。

また相手の好きなブランドやお気に入りアイテムが分かっていれば、その商品を贈るという手も。限定パッケージのアイテムだとなお喜んでもらえます。

贈る相手が好きなアイドルが使用しているアイテムや、SNSで話題のアイテム、季節感があるアイテム、パッケージが華やかでおしゃれなアイテムもおすすめです。ただし贈る相手がデリケートな肌質の場合は注意が必要。刺激の強いアイテムは絶対にNGです。

持ち運びできるトラベルセットを選ぶ

トラベルセットは自分の肌質に合い、持ち運びしやすいサイズで、旅行の期間に応じた容量で、低刺激で旅行先の環境に合わせて使用感の良い化粧水を選びましょう。

旅行や出張などでスキンケアのトラベルセットを選ぶ際は、まず自分の肌に合うかどうか確認することが大切です。デリケートな肌にはもちろん注意が必要ですが、自分の年齢や肌質に全く合わないコスメを使うことで肌トラブルを起こしてしまうかもしれません。

自分の肌に使えることを確認したら、アイテムの内容や使える回数をチェックしましょう。小さなボトルタイプ、1回ごとの使いきりパウチタイプなど、邪魔にならないものを選ぶのもポイント。トラベルセット代わりに、気になっていた商品のトライアルセットを使ってみるのがおすすめです。

飛行機の機内でも使えるものを選ぶ

飛行機の機内で使う化粧品を選ぶ際は、規定のルールを守りましょう。

化粧水の持ち込みは、国内線なら500ml(または0.5kg)以下の容器に分け、合計で2リットル(または2kg)までなら大丈夫です。国際線の場合、100ml(または100g)以下の容器に入れ、合計で1リットル以下にしたうえで縦横合計40cm以内(マチなし)のジッパー付きの透明な袋に収め、袋ひとつのみ持ち込むことができます。ミスト化粧水も同様です。

サイズの小さなトライアルセットやトラベルセットの化粧水なら機内持ち込みが可能。化粧水の持ち込みはルールをきちんと守りましょう。

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