※監修者はクレンジングの選び方」「クレンジングの使い方」について監修をおこなっています。
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毛穴の開きやシミ、乾燥など、肌悩みや肌質の変化を感じやすい40代。
毛穴トラブルの改善にはスキンケアのスタート「クレンジング」を見直すことがおすすめです。
ですが、どんなクレンジングを選べばいいのか迷ってしまうことも少なくないのではないでしょうか?
本記事では40代の肌におすすめのクレンジングをご紹介。ドラッグストアのレギュラーアイテムから、プチプラ・デパコス商品まで幅広いラインナップでお届けします。
40代の肌にピッタリの成分が含まれているクレンジングを見つけ、正しい使用方法で清潔で潤いある肌に導いていきましょう。
化粧水や乳液などのスキンケアに目を向けがちで、意外とないがしろにしているのがクレンジング。
ですが、メイクやホコリ、ウィルスなど、外からの汚れをクレンジングでしっかり落としてからスキンケアをしなければ、せっかくのお手入れも無駄になってしまいます。
また20~30代では特段気にならなかったのに、40代で目立ってくる肌トラブルはクレンジングの選び方や使い方に原因が潜んでいる場合も。
「最近調子が悪い」と漠然と感じている方は、まずクレンジングの見直し・おさらいをしてみた方が良いでしょう。
成分・肌への負担・使用時間など、クレンジングには注目すべきポイントがたくさんあります。
自分に合ったクレンジングを見つけ、肌状態などをしっかり観察し美肌を目指しましょう!
クレンジングはメイクを落とすことはもちろん、余分な皮脂やほこりなどの汚れ全般を落としてくれます。メイクの汚れがきちんと落ちていないと、皮脂汚れなどが混ざってたちまち雑菌が繁殖。毛穴詰まりや、ニキビ、シミなどを引き起こしてしまう原因にもなるのです。
そうして汚れが蓄積されることにより、ターンオーバーが乱れる原因にも。特に40代はターンオーバーの周期が遅くなるといわれており、それまで以上にきちんとクレンジングをすることが重要なのです。
化粧水、乳液、美容液などのスキンケアが重要なことはよく知られていますが、クレンジングが不十分できちんと汚れが落とせていないと効果が減ってしまうことも。
スキンケアの一番最初に行うクレンジングは正しく行うことで、その後のスキンケアの効果を高め、肌悩みを解決する最初の一歩になってくれます。
40代に多い肌トラブルには主に以下のようなものがあります。
・シミ
・くすみ
・小シワ
・毛穴の開き
・たるみ
・乾燥
・肌のハリの低下
自分にあったクレンジングを選ぶ前に、40代の肌状態について知っておきましょう。
40代の肌は、いわゆる「ゆらぎ肌」の悩みが増えてくる方も多いと思います。
ちょっとした刺激で肌が荒れたり、今まで使っていたスキンケアアイテムが突然合わなくなったりと、肌質が変わってしまうことも。
20~30代の状態から大きく変化する40代の肌。今一度、自分の肌について学びなおしが必要になる年代です。
メイクを落とさずに寝てしまったり、スキンケアを怠ったり…以前は数日程度だったらどうともなかった!という方も、40代からはそうはいきません。
30代までに受けた肌ダメージは蓄積されています。そして、そのダメージが毛穴の開き・シミ・シワなどの肌トラブルとして表面化してくるのが40代ごろなのです。
50~60代を迎えても、シミ・シワが少ない美肌を目指すには、今からのスキンケアがとても重要!すぐにでもスキンケアを研究し美容意識を高めていきましょう。
家事や育児、仕事などなにかと忙しい40代。生活だけでなく、ホルモンバランスも変化することで、老化が始まり肌トラブルの原因に。
まず、肌のターンオーバーの周期が遅くなり、シミやくすみに繋がります。また、水分保持力も低下し、肌のバリア機能も下がっていくので、肌トラブルが起きやすくなります。さらに、コラーゲンやエラスチンの減少や、筋力の低下はたるみの原因になるといわれています。
さまざまな肌悩みが起こりやすい40代。化粧水や美容液などのスキンケアコスメをあれこれと試す前に、スキンケアの基礎ともなるクレンジングを見直してみましょう。
40代は肌は、ターンオーバーの周期が遅くなることで、メラニンを含む古い角質が代謝されずくすんで見えてしまいます。また、単純に毛穴の詰まりや角質などの汚れがしっかり落とせていないことでくすんでしまう場合も。
正しいクレンジングを行うことで、くすみの原因になる汚れを落とし、肌のターンオーバーを正常化させることでメラニンの排出もスムーズに。また、クレンジングで毛穴の汚れや角質が落とされることで、そのあとのスキンケアの浸透を助けてくれます。
40代になると、シミやシワなどさまざまな肌トラブルが現れますが、これらの原因の根底にあるのが「乾燥」ともいわれます。
乾燥が進んでうるおいを失った肌は、キメが乱れ毛穴やシミを目立たせ、さらにはたるみを進ませて、顔を老けた印象に見せてしまいます。
クレンジングで汚れを除去し、そのあとの保湿アイテムの浸透を助けましょう。また、クレンジングアイテム自体を保湿力のあるものにすることもおすすめです。
先ほども述べたように、小ジワを引き起こす原因のひとつが乾燥です。保湿ケアがしやすいようにクレンジングを正しく行いましょう。
また、注意したいのが、クレンジングをする際に起こる摩擦が小ジワを引き起こす原因になり得るということです。クレンジングアイテムはなめらかで滑りのいいテクスチャーのものを選ぶと安心でしょう。
40代になると、コラーゲンやエラスチンの減少や、筋力の低下することで肌がたるんでしまうことが。また、肌の代謝が低下することで、ハリやうるおいが徐々に失われ、たるみが現れるようにもなります。
クレンジングでアプローチするには、やはり、しっかりと汚れを除去し、肌のターンオーバーを促進させて代謝を整え、ハリやうるおいをアップする美容液を浸透させやすくすることが大事です。
落としきれなかったメイクや汚れなどが詰まることは、毛穴を目立たせる原因に。古い角質が詰まって角栓となり黒ずみになっている場合もあります。クレンジングで汚れを除去し、毛穴が目立つのを予防しましょう。
また、40代の肌はハリの減少で毛穴がたるみ、目立つ場合もあります。クレンジングを正しく行うことでその後のスキンケアが浸透しやすい肌をつくりましょう。スキンケア製品はハリやたるみにアプローチするものを取り入れるとよいでしょう。
クレンジングの選び方の基準はさまざまありますが、一番注目したいのは洗浄力です。
といっても「いつも洗浄力が一番強いのが良い!」というわけではありません。
肌の潤いを逃さずに、肌悩みケアにも効果的な40代にぴったりのクレンジングの選び方について紹介します。
クレンジングは洗浄成分の違いで分類できます。それぞれ洗浄成分や肌への負担が異なりますので、自分のメイクの濃さや肌質に応じて選びましょう。
オイルタイプはオイルが主成分のクレンジング。馴染みがよく洗浄力が高いので、しっかりメイクの日におすすめです。
乾いた手で使わないと効果が落ちるタイプの商品も多いのですが、「ナイーブ お風呂で使えるクレンジングオイル」は濡れた手でも使えW洗顔不要とあって、入浴時に時短クレンジングしたい方から人気です。
厚みのあるテクスチャーが特徴のジェルタイプ。ジェルがクッションとなり、肌への摩擦をおさえられるのが利点です。
ジェルクレンジングは「水性ジェル」と「油性ジェル」の2種類。用途に応じて使い分けましょう。
乳液状でサラッとしたテクスチャーのミルクタイプ。なめらかで伸びがよく、肌に馴染みやすいのが特徴です。
洗浄力は控えめなので、ナチュラルメイクのときや乾燥肌の方に向いています。「ミノン モイストミルキィ クレンジング」はプチプラながら肌が乾燥しないと口コミでも人気です。
クリームタイプは油性成分がメインなので、しっかりメイクも落とせるのが特徴です。
厚みのあるテクスチャーで、摩擦による肌への負担が少ないのも美点。しっとり洗い上がるので、乾燥肌の方にピッタリ。
リキッドタイプはメイクがしっかり落ちるのが特徴。つまり、普段から濃いめのしっかりしたメイクをしている方におすすめのタイプです。また、洗い上がりがしっとりしているのが苦手で、さっぱりとさせたい方にも向いています。
40代にとっては乾燥が気になるところですが、リキッドタイプを使う場合は汚れを肌に残さずにしっかり落とすことを重要視して、保湿ケアはそのあとにたっぷりとおこなうようにしましょう。
バームタイプはオイルを固めて作った半固形のクレンジング。
肌にのせると体温でオイル状に変化します。洗浄力が高く、毛穴ケアにも使えるのが特徴です。
拭き取るだけで簡単にオフできるシートタイプ。洗い流しも不要なので、疲れていてすぐに寝たいときや、旅行・お泊りなどのシーンにおすすめです。
肌悩みに合わせて選ぶことで、肌に負担をかけず効果的なスキンケアを行うことが可能になります。
肌悩み | 選び方のポイント | クレンジングタイプ |
---|---|---|
毛穴の黒ずみや詰まりをケアしたい | 角栓をやわらかくして毛穴の汚れを落としやすくするアイテム | ・オイルタイプ ・クリームタイプ ・バームタイプ |
ニキビを予防したい | 肌への刺激が少なくニキビケア効果が期待できるアイテム | ・ジェルタイプ ・ノンコメドジェニックテスト済みタイプ |
乾燥肌をケアしたい | 肌への負担が少なく保湿力や保水力にすぐれるアイテム | ・クリームタイプ ・ミルクタイプ |
例えば、乾燥肌の方はヒアルロン酸やセラミドと言った保湿成分+オイル・クリームテクスチャーのクレンジングを選ぶといいでしょう。反対に脂質肌の方は、洗い上がりがさっぱりしており、毛穴引き締め成分が配合されているクレンジングでテカリを防ぐことができます。アーティチョーク葉エキスなど+オイルフリー・水性ジェルテクスチャを試すのも良いでしょう。
他にも、ニキビをはじめとした肌荒れなら、保湿成分+ビタミンC誘導体・消炎成分が入っているもの且つ泡タイプなど肌に刺激を与えにくいものがおすすめ。敏感肌で化学成分に不安を覚えるなら、アルコールやパラベンフリーといった無添加処方のクレンジングも検討してみましょう。
敏感肌で肌トラブルが起きやすい方、40代になってさらに肌が敏感になった方は、クレンジングに関してもできるだけ肌負担の少ないものを選ぶのが大切です。
洗浄力が強すぎると、やはり肌へ負担がかかりすぎてしまう場合があるので、マイルドなものを選ぶとよいでしょう。また、クレンジング直後の乾燥を防ぐため、クレンジング自体にセラミド、ヒアルロン酸、アミノ酸、コラーゲンなどの保湿成分が配合されているものを選んでおくと安心です。
しっかりメイクなら洗浄力の高いものを、ナチュラルメイクなら洗浄力が穏やかで肌にやさしいものを選びましょう。
濃いメイクに使えるクレンジングはこちら。
オイルタイプはウォータープルーフなど落ちにくいメイク向きです。バームタイプは肌にのせると体温で溶けてオイル状になり、油性ジェルタイプとともにしっかりメイクの汚れを落としてくれます。
また、ナチュラルメイクに向いた洗浄力のやさしいクレンジングはこちら。
ミルクタイプは、洗浄力は低めですが肌負担が少なく、クリームタイプは油分の割合が多いので乾燥肌の人向け、水性ジェルタイプは油性に比べて洗浄力は落ちますが肌にやさしいです。
ナチュラルメイクなら肌負担をかけずともしっかり汚れを落とせるので、肌へのやさしさを最優先にクレンジングを選びましょう。
クレンジングはメイクや日焼け止めを使う方にとっては毎日使うもの。できるだけ刺激が少なく、肌にやさしいものを選ぶことでクレンジングによるトラブルが起きづらく、健やかな肌を保ち続けられます。
特に肌トラブルが起きやすい敏感肌の方は、アルコール(エタノール)フリー、防腐剤フリーなどのものを選ぶのがおすすめ。
肌にやさしいクレンジングかどうか見分けるポイントを知っておくとよいでしょう。
肌に優しいクレンジングの見分け方の目安としては、次のような表示があるタイプをチェック。
また、アレルギーテストやノンコメドジェニックテスト、スティンギングテストなど、敏感な状態の肌でもより安心して使えるような試験を行っている製品を選ぶとさらに◎です。
「オーガニック」や「天然由来成分」といわれると肌に優しいような印象を受けますが、そうとも限らない場合も。
実は日本ではまだ「オーガニック」の明確な基準は存在せず、あいまいなのです。そのため、一般消費者には肌に優しいのかが判断しづらく、また、オーガニック、天然由来成分だからといってどんな方の肌にもトラブルが起きないとは限りません。
使ってみて、自分の肌に合っているかを確かめて選ぶのがベストです。
「W洗顔不要」「濡れた手でも使える」「マツエクOK」など、使いやすさやクレンジングにかかる時間にも注目を。特徴の違う複数種類のクレンジングをそろえ、その日の体調やメイクの濃さに応じて使い分けるのもおすすめです。
洗い流しOKでW洗顔不要なタイプは、通常のクレンジングでは落としにくい水性の汚れを落とす力を備えています。
クレンジングと洗顔を一度に終わらせることができるので肌への負担を軽減できるのが特徴です。
入浴時にクレンジングをしたい方には、濡れた手でもOKなタイプがおすすめ。
水に触れても乳化が起こらない工夫がされており、メイク落とし効果に大きく影響しないようになっています。
商品パッケージを確認して、濡れた手でも使えるかをチェックしましょう。
マツエク(まつ毛エクステ)をしている方は、マツエクOKのクレンジングを選びましょう。クレンジングのタイプによってはマツエクが落ちてしまったり、マツエクの持ちが短くなってしまいます。オイルフリーで、ゴシゴシ擦らず落とせるタイプがおすすめです。
いくら高級な成分が配合されていて肌に良いと謳われているクレンジングでも、続けられなければ意味がありません。
他のスキンケアアイテムと同じく、クレンジングも継続使用することで、はじめて成分による影響などが目に見えてくるものです。
お試しでも、同じものを1~2ヵ月は使うと仮定して、自分のお財布事情に合ったものを選びましょう。
最近はお手頃な価格で優秀なプチプラ商品が爆発的に増えました。「安い商品=低品質」ということはまったくありません。スキンケアは自分の肌に合う商品を続けて使うことが最も大切です。お手頃な価格のクレンジングをいくつか試し、自分の肌と相性の良いものを見つけましょう。
もし価格で商品を選ぶ場合、たとえば「3,000円以内でほしい成分がなるべく多く入っているものを選ぶ」など、価格の上限を決めると選びやすくなります。
40代のクレンジングの予算は1,000円前後のドラッグストアで購入できるものや、2,000円~3,000円程度とプチプラ価格が人気です。
さまざまな肌トラブルに対処したい40代ですが、高機能な化粧水や乳液、洗顔料など、クレンジング以外のスキンケアアイテム全てを高価なもので揃えていると大変になってしまいます。
最近ではプチプラでも優秀なクレンジングがあるので、自分にあったもをひとつ見つけておくといいかもしれません。
確かにデパコスのクレンジングには洗浄力の高さ、保湿力、成分の質や量、香りやパッケージの美しさなどデパコスブランドでしか作れない製品もあります。
ただ、先ほども述べたように最近ではプチプラでも優秀なクレンジングも多いので、40代であればデパコスの方がいいとは言い切れません。
プチプラのクレンジングにはパッケージを簡素化することで価格を抑え、成分の質や量はしっかり確保されているのも多く、使いやすい価格帯であればスキンケアを継続しやすいという利点もあります。
※美容の悩みを解決した人たちがどんな商品を使ってきたかをアンケート調査し、有効だと感じた「最後の商品」を調査しました。
※アンケートの結果をもとに「最後の商品」になったおすすめの美容商品を掲載します。
※調査は美容の悩みを解決できたと感じた方を対象に、WEBアンケートを行い有効回答数は5763名です。
クレンジングなのにうるおいを感じられるクリームタイプ。40代になり肌が乾燥しやすくなったと感じていたので、ストレスなく使え、ヒアルロン酸やセラミドも配合されているようで安心感もあります。
柔らかなテクスチャーなので、ゴシゴシ擦って肌にダメージを与えなくていいのがありがたく、なのに、メイクはしっかり落ちているのを実感できます。
40代になって気になるようになった、肌のくすみまで落としてくれるということで購入したオイルクレンジング。くすみの原因になる“肌ステイン”をオフしてくれるそうで、たしかに、洗い上がりは肌色がワントーンアップするのを感じられます。
つけた瞬間に汚れが浮き上がるそうで、メイクが速くしっかり落とせるのもありがたいです。
天然精油がブレンドされた柑橘系のアロマの香りは癒されて、リラックスしながらクレンジングできます。
サラサラとしたオイルなのに、メイクの落ちがすごい! 毛穴の奥までしっかりと洗浄し、大気中の汚れまでオフしてくれるそう。洗い上がりがつっぱらず、しっとりしているので、乾燥肌の私でも安心して使えています。
天然由来率88%でクレンジング自体の美容効果も高いので、シンプルケアを心がけたい私と同じ40代など、忙しい世代の方に一押しできるアイテムです。
どちらも「汚れを落とすもの」というイメージのクレンジングと洗顔ですが、クレンジングには「油溶性」の汚れを落とすという役割があり、洗顔には「水溶性」の汚れを落とすという役割があります。
そのため、肌の汚れをしっかりと落とすには、どちらかだけでなく両方が必要です。それぞれの特徴を理解しておきましょう。
クレンジングは「油溶性」の汚れ、つまりメイクなどの脂を落としてくれる働きがあります。そのほか、毛穴に詰まった汚れである角栓、黒ずみなどを落としてくれます。
こういった汚れは洗顔だけでは落としにくく、せっかくスキンケアをしても汚れが肌に残ったままになってしまうので、スキンケアの一番最初にはクレンジングを行うことが重要です。
洗顔は「水溶性」の汚れ、つまり、古くなって肌に必要のなくなった角層や、余分な皮脂や汗、顔についたホコリなどを落としてくれる役割があります。
クレンジングでは落としきれなかった汚れを落とすことで、ニキビを予防するなどの効果が期待できます。
ポイントは汚れとよく馴染ませつつ、手早く行うこと。スピーディに肌への摩擦を抑えてメイクを落としていきましょう。
※商品によって使用方法が異なる場合があります。また用法用量を正しく守ってお使いください。
汚れはしっかりと落としたいところではありますが、ゴシゴシ擦ることは肌に負担をかけてしまいす。
特に、肌のハリやバリア機能が低下しがちな40代は、クレンジングで肌が摩擦されることによって、皮膚がのびてたるみやシワの原因になることも。クレンジングは刺激が少なく、すべりのよいものを使い、やさしく肌になじませましょう。
せっかく汚れを落とすためのクレンジングなのに、手に雑菌などがついたままだと肌悩みに繋がることが。手に汚れがついていることで、クレンジングのメイクを落とす作用がきちんと発揮されない場合もあります。
クレンジングをする前は、きちんとハンドソープで手を洗い、清潔にしておきましょう。
最初にポイントメイクを落とす理由は、濃いメイク汚れを顔全体に広げてしまわないため。
また、洗浄力の強いクレンジングを使う範囲を最小限に留めることで、肌への負担も抑えられます。
ポイントメイクリムーバーをコットンに含ませたら、まぶたやくちびるに数秒おいてから優しく滑らせるように汚れを落としましょう。
アイラインやマスカラ、くちびるのシワに入り込んだ口紅などの細かな汚れは、綿棒や折りたたんだコットンの角を使って落としてください。
濡れた手でクレンジングを使うと、クレンジングの水分が多くなり効果が十分に発揮されない場合があります。そのため、乾いた手で使うのがベストです。ただし、クレンジングのタイプによっては濡れた手で使用できるものもあるのでチェックしてみてください。
クレンジングの適量はジェル、クリーム、ミルクであれば1回の使用量はさくらんぼ大ぐらい、リキッドの場合は500円玉大ぐらいが目安といわれています。 オイルなら、ポンプ2~3プッシュが適量でしょう。
両手にクレンジングを馴染ませたら、ハンドプレスするように優しく顔をつつみこむようにして肌に馴染ませてから、伸ばしましょう。
クレンジングが冷たいと肌への馴染みが悪い場合があるので、まずはハンドプレスすることでクレンジングをあたためるのです。シワや肌トラブルの原因にもなる摩擦を軽減することにも繋がります。
クレンジングは時間をかけて行えばいいというものではありません。長時間、肌の上にのせていると乾燥の原因になったり、摩擦によるトラブルにつながることもあります。
流すまでは優しく、素早く、1分以内で終わらせることを心がけましょう。
クレンジングが乳化したら、ぬるま湯で洗い流します。お湯の温度は、35~36度程度が目安。肌を擦らないよう、たっぷりのお湯で優しく流すのがコツです。生え際や耳・首の周辺は、汚れが残りやすいため入念に。
せっかく肌の汚れをきれいに落としても、タオルに雑菌がいると台無しに。水気をふきとるタオルは清潔なものを使いましょう。また、使い捨てのティッシュやタオルペーパーなどを使ってふき取るのもおすすめです。
クレンジングによって肌の汚れが落ちた肌は、とても乾燥しやすい状態になっています。肌のつっぱりを感じる方も多いでしょう。クレンジング後はできるだけすぐに洗顔をするか、化粧水や乳液などをつけて保湿を心がけましょう。
クレンジング後には洗顔を行うのがベストです。クレンジングはメイクの脂などの油溶性の汚れを落とし、洗顔は古くなった角質や、肌表面についたほこりなど水溶性の汚れを落としてくれます。
クレンジングと洗顔をダブルで行うことで、よりしっかりと汚れを落とすことができます。
クレンジングは基本的には夜だけでじゅうぶんなものが多いですが、使うアイテムによって異なります。夜だけでなく、朝のクレンジングを推奨しているものもあるので、それぞれのクレンジングの使い方をよく読みましょう。
クレンジングを使ったあとだけでなく、1日を通して肌が乾燥している感じがある場合は、クレンジングが肌に合っていないというサインかもしれません。クレンジングが肌のうるおいを奪ってしまっている可能性もあるため、クレンジング商品を見直しを行うのがよいでしょう。
また、痛みや炎症などが生じている場合は、放置したり自己判断で治そうとせず、皮膚科の専門医が在籍するクリニックを受診しましょう。
クレンジングで肌の汚れを落とすことも大切ですが、そもそも肌の汚れをためない、健やかな肌を保つことも重要です。
自分の肌に合ったメイク用コスメやスキンケアコスメを使い、保湿をはじめ肌悩みの解決に近づくスキンケア製品を取り入れることが大切です。
そのほかにも、食生活を見直す、睡眠をしっかりとる、ストレスをためないなど、日頃の生活習慣を見直すことで美肌を保ちましょう。
落ちにくいアイメイクやリップのクレンジング法は?
専用のクレンジングを使うのが一番です。コットンにクレンジングをなじませて、まぶたやリップの上に数十秒置いて馴染ませます。そのままやさしく拭き取れば落ちやすいですよ。マスカラはコットンで毛を挟むように、アイラインは綿棒を使って取ると◎。
クレンジング後のスキンケアのコツは?
スキンケアで、うるおいをしっかり補給しましょう。保湿成分が配合されているとしても、クレンジング後の肌はうるおいはある程度落ちている状態です。しっかり保湿し、かさつきが目立つようであれば季節問わず、クリームなどでうるおいを逃がさないよう蓋をすること。
メイクしていない日にクレンジングは必要?
日常生活で肌にはさまざまな油汚れが付着するため、メイクしていない日にもクレンジングは使用しましょう。一見きれいな肌でも、皮脂や日中の排気ガスによる油分、料理ではねた油などが付着している可能性も。クレンジングはメイク以外の汚れも落とすため、日常的に使用することを推奨します。
クレンジングでシミなどの40代の肌悩みは解消できる?
クレンジングだけで、全ての肌悩みが解決することは難しいです。ただ、クレンジングを正しく行うことで、その後のスキンケアの効果が高まることはあります。
香料が含まれているタイプは肌に悪い?
市販のクレンジングに使用されている香料は安全性が確認されているものばかりですので、肌に悪いとはいえません。ただし、肌が敏感な方などは香料が刺激なる場合があるため、ご自身の肌タイプや状態によっては注意しましょう。
クレンジングに使用期限はある?
クレンジングにも使用期限はあります。長い間使っていないと酸化してしまったり、開封済みの場合は雑菌が繁殖することもあるので注意しましょう。クレンジングには使用期限が記載されていないことが多いですが、未開封の場合の使用期限は一般的に約3年といわれています。開封後は使用期限に関わらず早めに使い切ることがおすすめです。
20~30代とは肌のコンディションも大きく変わってくる40代。
メイクのりが悪いと感じて厚塗りをしているかもしれません。ですがその分、メイクは落としづらくなっているはず。しっかりクレンジグでメイク汚れを落としつつ、40代になった肌をいたわりましょう。
今回の記事を参考に今一度、自分の肌と向き合い、クレンジングで美肌の土台をつくってみてください。
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