ページ更新日:2023年1月1日
※監修者は「ノンコメドジェニッククレンジングの成分」「ノンコメドジェニッククレンジングの使い方」「ノンコメドジェニッククレンジングの選び方」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事で紹介しているノンコメドジェニッククレンジングのうち、ニキビ予防や美白の効能・効果が認められているのは医薬部外品のみです。
ニキビ対策をするには、自分のニキビタイプに合わせた正しいケアをすることが大切です。
しかし「有名だから」「デパコスだから大丈夫」と、つい成分やテクスチャーを見ずに選んでしまうことはありませんか?
繰り返しがちなニキビには、ニキビの元となるコメドができにくい処方で作られた「ノンコメドジェニッククレンジング」がおすすめです。
本記事ではニキビ予防が期待できるノンコメドジェニッククレンジングをご紹介。
自分に合う商品を見つけ、正しい使用方法で健やかな肌を手に入れましょう。
ノンコメドジェニックとは、ニキビができにくい成分で作られている化粧品の事を言います。
一般的な化粧品の中にはニキビの原因となるアクネ菌の養分になる成分を含むことがあり、それによりニキビを誘発・悪化させてしまうことがあります。
ノンコメドジェニッククレンジングはそういった成分を配合してないという、いわゆる「お墨付き」商品なのでニキビに悩む方には積極的に使ってもらいたい商品です。
ノンコメドジェニックとはコメドができにくいという意味です。
コメドは毛穴に皮脂が詰まって膨らんだ状態=ニキビができる一歩手前やニキビの第一段階の症状を指します。「コメドができにくい」ということは、ニキビができにくいということ。聞くとメリットばかりのような気がしますが実際はどうなんでしょう?
ノンコメドジェニックテスト済みとノンコメドジェニック処方では意味が違いますが、それがちゃんと説明されていることが少ない。
ノンコメドジェニックテスト済みの表示がある製品は、ニキビができにくいかを実際に人間の肌でテストを行なっています。皮脂腺の多い背中に検査対象になる試験サンプルを貼り、2〜4週間後に角質を拭って、顕微鏡で検査して実際にニキビができにくいかを判断します。
一方、ノンコメドジェニック処方という表記の製品は、コメドができにくい処方というだけで、テストが行われていないことも。つまり本当にニキビができにくいかどうかがちゃんとわかっているわけではないのです。
ノンコメドジェニックは、あくまでもニキビをできにくくする予防の観点で使うスキンケア。
偏った食生活や生活習慣の乱れで、白ニキビができやすい人や繰り返しニキビができる人にはぜひおすすめしたいですが、すでにできてしまったニキビ跡を治療する効果はありません。
ノンコメドジェニックには余計な油性成分が含まれていないことで、今までよりもスキンケアのさっぱり感などがなく物足りない印象を受けることもあります。
これはシンプルに肌の慣れなので、使いつづけていくうちに改善していきますが、知らないと商品の物足りなさを感じてしまいそうです。
ノンコメドジェニックはニキビを発生させない有効成分や保湿成分が角質層の毛穴の奥までしっかり届きます。
そのため何度も同じ場所にニキビができるのを予防してくれる効果を期待できます。なかなか予防できず繰り返す大人ニキビのケアにはおすすめです。
ノンコメドジェニックなら余計な油分を肌に入れることなくバランスの取れた肌が手に入ります。
肌に余計な刺激を与えないので、季節の変わり目などに肌が揺らぎやすい人にもおすすめですよ。
大人ニキビや毛穴の黒ずみに悩む方にお勧めなのはもちろんの事、季節の変わり目などに皮脂の分泌量が過剰になったりする方にもおすすめです。
ノンコメドジェニッククレンジングはニキビによって敏感になった肌にも優しい成分でできていることが多いため、肌が揺らいでいるときにも安心して使用できます。
はじめに適量を手に取り顔全体に伸ばし、力を入れずくるくると肌を滑らすようになじませます。
この時、黒ずみなどが気になるところは丁寧に、炎症が起きているニキビがあれば、刺激を与えないように優しくなじませましょう。
その後、水を2-3滴手に取り顔になじませ、クレンジングが白くなるように「乳化」をさせます。32℃前後ぐらいのぬるま湯でしっかり洗い流しましょう。
クリーミー体温に反応してジワッととろけるクリーム製法で「メイクオフが楽しみになる」とリピーターも多い一品です。
セレクトクレンジング成分で潤いを奪わずにしっとり肌を保ちながら、ウォータープルーフメイクもするんオフ。
保湿成分のヒアルロン酸Naや植物由来のブレンドハーブ成分によって、デリケートな肌も潤いに満ちたやわらか肌へ導いてくれます。
美容液のようなとろすべオイルでこすらずメイクオフできると話題の「ファンケル マイルドクレンジング オイル」。スッキリ・綺麗にメイク落ちを実感できるので、メイク残りによるニキビ発生の予防にもお使いいただけます。
角栓を落としやすくする「熟成ホップエキス」や肌を引き締める「緑茶エキス」によって、角栓を落として毛穴をキュッと引き締めます。
原料から徹底した無添加処方もニキビ肌・肌荒れが気になる方におすすめできるポイント。
特に肌のくすみケア・毛穴ケアをしたい方におすすめできるオイルタイプのクレンジングです。
スピーディメルティング処方で落ちにくいメイクにも素早く馴染み、クレンジングによる肌負担を軽減。5つの高級美容オイルを贅沢に配合し、メイクを落としながらクリアで明るい肌を目指します。
W洗顔不要でウォータープルーフ・マツエク・濡れた手OKなので使いやすさを重視したい方にも向いています。
年齢や肌質、食生活やストレスなどによりニキビができる原因は人それぞれ。
ここからは具体的にニキビができる原因と対処法をお伝えします。ご自身のニキビタイプをチェックして最適なケア方法を実践していきましょう。
思春期にできるニキビは皮脂の過剰な分泌が原因ですが、大人になってからできるニキビは原因が複合的でさまざまな要素が絡んでいます。
ニキビは皮脂が毛穴につまり、皮脂を栄養源にしている「アクネ菌」と呼ばれるものが過剰に増殖することで、炎症を起こしてできます。
基本的な対策は皮脂や汚れをしっかり洗い落とす洗顔ですが、大人ニキビの場合は肌の乾燥やターンオーバーの乱れからくるものもあり、洗顔に注力するだけでは解決につながりません。
大人ニキビの原因としては
・不規則な生活
・睡眠不足
・食生活の乱れ
・過労
・ストレス
などがあげられます。
これらは日々の生活の中で無理のない範囲で意識し、改善を心がけましょう。
また、肌の乾燥によるバリア機能の低下が、ニキビの要因になることもあります。古い角質がスムーズにはがれ落ちず、分厚くなって毛穴をふさぎ、大人ニキビの発生を招きます。
化粧水やパック、クリームなどを使ったお風呂上がりの保湿をしっかり行い、健康的な肌状態を保ちましょう。
ニキビができている肌はとても敏感な状態になっていることがほとんど。
低刺激な処方か、または、ニキビケア成分であるグリチルリチン酸2K(グリチルリチン酸ジカリウム)やグリチルレチン酸ステアリルなどが含まれているかなどをチェックすると良いでしょう。
さらに、毎日使うものだからこそ、使用感や香りの好みは大切にしたいところ。肌に乗せた時「心地いいな」と感じるテクスチャーのものや、好きな香りの商品を選んでみると、ケアタイムも楽しくなりますよ。
ノンコメドジェニック処方のスキンケアが必要な人は、ニキビに悩んでいる人がほとんどです。
ニキビ肌の場合、ニキビに効く成分はもちろんですが、ニキビを刺激する成分が入っていないクレンジングを選びましょう。
ニキビを刺激しない成分として覚えておきたいのが、「非イオン系界面活性剤」です。
非イオン系界面活性剤は、たんぱく変性(皮脂刺激)が少ない成分なので、手に取った商品に下記のような成分表記があれば、ニキビ肌にやさしいクレンジングの有力候補として検討してみてください。
ノンコメドジェニッククレンジングは洗浄成分の違いで4つのタイプに分類できます。
それぞれ洗浄成分や肌への負担が異なりますので、自分のメイクの濃さや肌質に応じて選びましょう。
種類 | 特徴 | 肌への負担 | 洗浄力 |
---|---|---|---|
オイル | ・濃いメイクもすばやく落とせる ・がんこな皮脂汚れやウォータープルーフ成分もきちんと落とせる | 強 | 強 |
ジェル | ・厚みのあるテクスチャーで摩擦を減らす ・オイルフリー水性ジェル、オイルイン水性ジェル、油性ジェルの3タイプ | やや強 | やや強油性>オイルイン水性>オイルフリー水性 |
クリーム | ・水分が多く保湿効果が高い ・肌になじませるのに時間がかかる ・洗い上がりしっとり | やや弱 | やや弱 |
ミルク | ・軽めのメイク向き ・低刺激で肌にやさしい ・乳液状で使用感が軽い | 弱 | 弱 |
リキッドタイプは、ジェルタイプよりも洗浄力が高いものの、オイルよりも油分が少ないため、しっかりメイクをするニキビ肌の人に向いています。
対して、ジェルタイプは油分量がリキッドタイプよりも少ないもののミルクやクリームタイプよりも洗浄力があるため、ナチュラルメイクが多いニキビ肌の人におすすめです。
ノンコメドジェニッククレンジングの商品の中には、ダブル洗顔不要や濡れた手でも使用OKのものや、マツエクに対応している商品も。
ケアの時間を短くしたい方やライフスタイルによって必要な機能を持つ商品を上手に選んで使っていきましょう。
ストレスからくるニキビにも効果はありますか?
大人ニキビにももちろんお勧めしますが、大人ニキビができる原因は食事や睡眠を含む日常生活に起因するものだったり、ストレスからくる場合もあります。
ノンコメドジェニッククレンジングを使うのと同時に、生活習慣などの見直しも行ってみてください。
ノンコメドジェニック処方のものを使えばニキビはできませんか?
“ニキビのもとができにくい”成分を使っている、というだけでニキビができないというわけではありません。ニキビの元となる成分を排除することによって、トラブルをできるだけ回避したり、これ以上進行させないようにサポートする意味での処方になっています。
ある日ぽつんとできた大人ニキビ。ふとメイク前に鏡を見て毛穴の黒ずみが気になったり。思春期を過ぎたからと言ってニキビと無縁になるわけではありません。
ニキビができにくい処方のクレンジングで、しっかり汚れや皮脂を洗い流し、素肌の土台を整えていきましょう。
併せて食生活や睡眠の見直し、またストレスをためないようになど日常生活の改善にも目を向けてみて下さいね。
ケアは続けることでゴールにたどり着きます。素肌美を目指して継続していきましょう。
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