【2023年】混合肌向けクレンジングおすすめ人気ランキング75選! 成分やテクスチャーなど徹底解剖

ページ更新日:2023年5月10日

【2023年】混合肌向けクレンジングおすすめ人気ランキング75選! 成分やテクスチャーなど徹底解剖
監修者
幸坂
日本化粧品検定1級取得ライター
化粧品に関するライティング・監修に従事。ブランド専属の化粧品ライターなどを経験し、現在も各所で成分解説・正しい効果的なケア方法などを専門に取りあげつつ、ファッション業界など女性を美しくする幅広いジャンルにて執筆中。「忙しい女性でも綺麗を諦めない」がモットー。

※監修者は「なぜ混合肌になるのか?」「混合肌のクレンジングの選び方」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。
※本記事でいう「美白」とはメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐことをさします。
※本記事でいう「エイジングケア」とは年齢に応じたケアのことをさします。

乾燥とベタつきが混在している混合肌はスキンケアが難しい。どちらかのケアに偏ると、もう一方がおろそかになってしまい、なかなか肌悩みが解消されないと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

そんな混合肌のあなたにとって、スキンケアの最初に行うクレンジング選びは肌トラブル回避のキモ。そこでこの記事では混合肌で肌トラブルを抱えた人が悩みを解決したクレンジングをランキング形式で紹介。自分に合うクレンジングをぜひ見つけてくださいね。

なぜ混合肌になるの?


混合肌になる原因はいくつかありますが、最も大きな原因は、肌の乾燥

そして、肌を乾燥させる原因も、誤ったスキンケア、生活習慣やホルモンバランスの乱れ、加齢、皮膚の病気などさまざまなものが挙げられます。

ここでは根本的な原因をしっかり把握し、毎日のスキンケアに役立てていきましょう! 

混合肌の原因はインナードライ?


そもそも混合肌の原因は紫外線や花粉、ホコリ、肌に合わないスキンケアなどの外的刺激と睡眠不足や生活習慣の乱れ、ストレス、などの内的刺激が原因でお肌のバリア機能が低下し、乾燥を引き起こしているからといわれています。

外的・内的さまざまな要因から肌の角質内が水分不足になり肌の表面が乾燥。さらに悪いことに、乾燥の悪化を防ぐために皮脂が過剰に分泌し、ベタついた部分までできてしまう「インナードライ肌」が混在することに。

混合肌は元をたどれば「乾燥」が一番の原因。まずは保湿を意識し、肌に刺激を与えすぎずにクレンジングをすることが一番大切です。

Comment
幸坂
日本化粧品検定1級取得ライター
混合肌は主にTゾーンがべたつき、頬などは乾燥しているのが特徴。あまりにもトラブルに悩むようなら、部位ごとにスキンケア・アイテムを変えてみる・肌状態によって水or洗顔料で洗顔するなども試してみると良いでしょう。

混合肌のクレンジングの選び方


混合肌におすすめのクレンジングタイプは「ジェルクレンジング」と「ミルククレンジング」。 乾燥肌とオイリー肌が混合している肌タイプの人は、低刺激で肌に負担がかからないクレンジングがベスト。 混合する肌の悩みに特化した成分が多く配合されているクレンジングを選びましょう。

使用されている成分をチェック


混合肌は乾燥が主な要因なので皮脂を落としすぎてしまったり、クレンジングの成分が肌に残りやすい商品は避けた方が無難。つまり、肌に負担が少ない成分でかつ洗浄力が期待できるものを選びましょう。

保湿効果の高い成分を選ぶ


ベタつきやすいTゾーンが気になるため、保湿成分が少ないさっぱり系のクレンジングを選ぶ人が多いですがこれはNG。

混合肌のベタつきの原因は乾燥を補うために皮脂を過剰に分泌してしまうこと。そのためしっかり保湿成分が配合されているクレンジングを選んだ方が良いのです。


おすすめの保湿に優れた成分
・セラミド
・ヒアルロン酸
・アミノ酸
・コラーゲン
・スクワラン など

Comment
幸坂
日本化粧品検定1級取得ライター
保湿成分と一口に言っても、それぞれ役割が違うもの。乾燥している環境では効果を発揮しにくいものもあるので要注意です。その中でも特にセラミドは水分保持力が高いため、悩んだ時はまず手に取ってみると良いでしょう。

なるべく避けた方がいい成分


混合肌は肌が弱っている状態なので、スキンケアで刺激を与えすぎてしまうのでは本末転倒。できるだけ肌に負担を与えずにやさしくケアすることがとても大切になります。

クレンジングを選ぶ際は肌に刺激のある成分を避けることも意識してみてくださいね。

なるべく避けたい成分

アルコール成分(エタノールなど)蒸発する際に、肌表面の水分が一緒に蒸発しまう
石油系合成界面活性剤細胞の表面を溶かしてしまう可能性がある
精油(植物エキスなどの天然抽出タイプ)不純物が含まれることで時間が経つと成分の劣化、酸化が起こる
香料・合成着色料化学成分を含んだ香料の場合肌刺激を与える可能性がある
Comment
幸坂
日本化粧品検定1級取得ライター
他にも防腐剤や鉱物油など、肌のダメージになり得るものはたくさんあります。少しでもダメージを避けるなら無添加・〇〇フリーといった表記がされているものを選ぶのがおすすめです。元々敏感肌なら、パッチテストも検討してみましょう。

クレンジングのテクスチャーで選ぶ


クレンジングは大きく分けて6種類あります。乾燥をケアしたい混合肌の人には、肌に優しいジェルやミルク、クリームがおすすめです。

しっかりメイクの人は洗浄力の高いオイルやバームの利用も良いですが、高保湿タイプのクレンジングを選んだり、その後のスキンケアでしっかり保湿するよう心がけてください。

ここでは、それぞれのクレンジングの特徴と向いている肌質をご紹介していきます。

ジェル

ジェルタイプのクレンジングで、ジェル状のテクスチャーで厚みがあり、メイク汚れとなじませる際の摩擦を抑えられます

ジェルクレンジングは3つの種類があります。

水性ジェル油分不使用のクレンジングジェル
オイルイン水性ジェル界面活性剤、少量の油分が配合されたクレンジングジェル
油性ジェル油性成分が主成分のクレンジングジェル

それぞれ洗浄力が異なるのでメイクの種類によって使い分けましょう。

おすすめの肌質混合、乾燥、敏感(油性、オイルイン水性ジェルは脂性肌向き)
テクスチャーやわらかい(ものによって硬いものもある)
洗浄力中(オイルが入っているものはやや強め)
特徴水性ジェルは肌に負担も少なく、肌が弱っている方でも使用できるが、タイプによって刺激がある可能性があるので注意)

ミルク

ミルククレンジングは乳液状のタイプで使用感がサラッとしています。油分の多いなめらかなテクスチャーで伸びがよく、比較的肌になじみやすいのが特徴です。

やや洗浄力では衰えるため、ナチュラルメイクや乾燥が気になる方に向いています。

おすすめの肌質混合、乾燥、敏感
テクスチャーサラッとしてベタつきはない
洗浄力
特徴保湿感を残した洗い上がりが特徴。洗浄力は弱いが、数回に分けてクレンジングを行えばしっかり落とせる

クリーム

保湿クリームのようなしっとりと重みのあるクレンジング。主に油性の成分を使用しているので、しっかりとしたメイクも落とすことができます。

メイクをなじませるように落とすので、肌にかかる負担が少ないのが特徴。油分を多く含んでいるので、乾燥にかたむいている時に使いやすい。

おすすめの肌質混合、乾燥、敏感
テクスチャー重みのあるクリームタイプ
洗浄力
特徴保湿感を残した洗い上がりがありつつも、しっかりとした洗浄力が特徴。皮脂が多く分泌されている部分は毛穴づまりの可能性もあるので注意。

オイル

つるつると気持ちよく落ちることで人気のオイルクレンジング。スッキリ落ちる強力な洗浄力は、しっかりとメイクをした時もちゃんと落とすことができます。

おすすめの肌質脂性肌
テクスチャー柔らかい
洗浄力強い
特徴洗浄力が強く、1回でしっかり落とす。ウォータープルーフのメイクもしっかり落とせる

リキッド

水分を主に使用したサラッとした使い心地のクレンジング。オイルが入っているものと入っていないものがあり、オイルフリーであればマツエクをつけている方でも使用できます。

おすすめの肌質全般(オイルが入っているものは脂性肌向き)
テクスチャーサラッとしている
洗浄力中(オイルが入っているものはやや強め)
特徴オイルフリーのものであればマツエクをつけた方でも使用できます。オイルが入っていると洗浄力が強くなるので混合肌の人は注意

クレンジングバーム

クレンジングバームは肌の上でメイクを溶かしながら使用するクレンジング。洗浄力が高く毛穴ケアにも使えるのが特徴です。

おすすめの肌質脂性肌
テクスチャー硬い
洗浄力
特徴肌の油分をしっかりキャッチし、さっぱりとした洗い上がり特徴。専用のスパチュラですくって使用します
Comment
幸坂
日本化粧品検定1級取得ライター
例えばベースがパウダーや下地のみのナチュラルメイクの時にクリームタイプを使ってしまうと、洗浄力が強すぎて肌へのダメージが大きくなりがち。オン・オフのメイクに合わせて2種類以上、用意しておくと安心です。

肌悩みに合わせてクレンジングを選ぶ


次は混合肌が引き起こした肌トラブル別に自分に合ったクレンジングを探してみましょう。

ニキビケア、予防


生活習慣の乱れや、ホルモンバランスによってできるニキビ。年代に関係なく、お悩みの方も多いかもしれません。そんなニキビケア、予防に効果が期待されている成分がこちら。


抗炎症
・ステアリル
・アラントイン
・グリチルリチン酸ジカリウム
殺菌
・レゾルシン
・イオウ

Comment
幸坂
日本化粧品検定1級取得ライター
ニキビに特化するなら、ノンコメドジェニックテスト済みのクレンジングもおすすめです。ニキビの元となるコメドが出来づらいことが証明されており、ニキビケアには欠かせないといっても過言ではありません。

毛穴ケア


乾燥や、皮脂のつまりなどさまざまな要因で気になりはじめる毛穴。そんな毛穴ケアにもクレンジングは効力を発揮してくれます。


毛穴づまり
・クレイ
・炭
・酵素
乾燥毛穴
・コラーゲン
・エラスチン
・ネオダーミル
・アセチルヘキサペプチド
・プラチナ

Comment
幸坂
日本化粧品検定1級取得ライター
特にクレイや酵素には、古い角質を除去する効果があります。汚れが気になるからといって擦りすぎると、却ってダメージとなるので注意が必要です。特に小鼻周りは、指の腹で円を描く程度にしましょう。

美白


日焼けやシミ、そばかす、くすみなどの美白ケアにもクレンジングは効果的。以下の成分が入っているクレンジングをチェックしてください。


メラニン生成を抑える
・カモミラET
・コウジ酸
・ハイドロキノン
・マグノリグナン
ターンオーバーを促す
・ビタミンC誘導体
・デクスパンテノール
・リノール酸S
・エナジーシグナルAMP

Comment
幸坂
日本化粧品検定1級取得ライター
スキンケア・アイテムに配合されている美白成分の大半は、トラブルを予防するためのもの。ターンオーバーを早めても、ある程度時間はかかります。使い続けることではじめて効果を発揮するので、1ヶ月以上は使うことを目標にしましょう。
ランキング根拠
※美容の悩みを解決した人たちがどんな商品を使ってきたかをアンケート調査し、有効だと感じた「最後の商品」を調査しました。
※アンケートの結果をもとに「最後の商品」になった美容商品を、選んだ人の多い順にランキング形式で紹介します。
※調査は美容の悩みを解決できたと感じた方を対象に、WEBアンケートを行い有効回答数は5763名です。

混合肌をケアしながらクレンジングをするポイント


クレンジングは、主に洗顔前に行うのが主流。肌になるべく負担をかけずにクレンジングをしていくポイントをご紹介します。

おすすめのクレンジング方法
① メイクを落とす前に手を洗い、清潔にする
② 乾いた手の上にクレンジングをのせる
③ 皮脂が気になる部分(Tゾーンなど)にのせ優しく洗う
④ 頬やUゾーンにクレンジングをのせ、くるくるとマッサージするように下から上へ、中心から外へ優しくなでるように洗う
⑤ 目、口まわりはデリケートなためクレンジングをなじませるように使う
⑥ 30~32度ていどのぬるま湯ですすぐ
⑦ 清潔なタオルをポンポンと肌に当て、水気を取る
※商品によって使用方法が異なる場合があります。また用法用量を正しく守ってお使いください。

混合肌のクレンジングに関するQ&A

Q

W洗顔不要のクレンジングは本当に洗顔しなくても大丈夫?

A

大丈夫です。洗い残しが気になる、スッキリ感がないと感じる方は洗顔を行っても良いですが、過剰に洗浄してしまう可能性があるため、保湿を重視すべき混合肌の方にはあまりおすすめはしません。W洗顔を行いたい場合は、クレンジング、洗顔、それぞれの役割をもつ商品を使用しましょう。

Q

ポイントメイクがある場合、洗浄力の高いクレンジングで一気に落としても大丈夫?

A

基本的に混合肌には洗浄力の強いクレンジングはおすすめしないので、ポイントメイク部分のみ洗浄力の高いクレンジングで落とし、他は肌に優しいクレンジングを使用しましょう。

Q

メイクをしていない日もクレンジングは必要?

A

可能な限り毎日のクレンジングをおすすめします。生活している中で、ホコリや花粉、排気ガスなどが肌に付着し、洗顔だけでは落とせない場合もあります。また、ターンオーバーが乱れている際も、クレンジングで補助することができます。

Q

年代によってクレンジングは変えた方がいいの?

A

年齢に合わせたクレンジングを変えましょう。肌は年齢によって必要な美容成分が異なります。特に年齢を重ねるにつれ、保湿力が衰える傾向にあり、高保湿のクレンジングを選ぶなど、今の自分の肌としっかり向き合うことが大切です。

混合肌のケアはクレンジングから!


クレンジングは自分の肌質に合った成分で商品を選ばないと、肌に負担をかけて肌悩みの原因になりかねません。メイクを落とすという行為は日々忙しい女性にとって面倒くさいと感じることもあるかもしれませんが、キメの整った美肌をめざすには重要なステップ。スキンケアの難しい混合肌だからこそ、より丁寧に自分に合った商品を選びましょう

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