脂性肌(オイリー肌)向けクレンジングおすすめランキング15選|余計な皮脂をしっかりオフ

ページ更新日:2023年1月4日

脂性肌(オイリー肌)向けクレンジングおすすめランキング15選|余計な皮脂をしっかりオフ
監修者
倉嶋ともこ
倉嶋ともこ
薬剤師・日本化粧品検定1級 美容ライター
国立大学6年制薬学部薬学科を卒業後、大手調剤薬局で勤務し内科・皮膚科をはじめとする多数の科目の調剤を経験。その後、日本化粧品検定1級を取得しライターとしての活動を開始し、美容コラムの記事執筆、SNSの執筆・運用サポートや漢方薬に関する解説などさまざまな活動を行っている。

※監修者は「クレンジングの成分」「クレンジングの使い方」「クレンジングの選び方」「油性肌について」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事で紹介しているクレンジングのうち、ニキビ予防や美白の効能・効果が認められているのは医薬部外品のみです。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。
※「ノンコメドジェニックテスト済み」はすべての人にニキビが発生しないということではありません。
※「アレルギーテスト済み」はすべての人にアレルギーが起きないということではありません。
※「パッチテスト済み」はすべての人に皮膚刺激が発生しないということではありません。
※ 「スティンギングテスト済み」は低刺激性化粧品の根拠として有用な試験ですが、すべての人にかゆみやヒリヒリ感が発生しないことを保証するものではございません。

脂性肌の方は肌に皮脂が過剰に出ている状態なので、毎日のクレンジングで皮脂をきちんと落とすことが大切です。余分な皮脂やメイクなどの洗い残しが肌に残ると、毛穴の広がり、ニキビ、黒ずみなどの原因となるので注意しましょう。

とはいえ、「過剰に皮脂を取りすぎても肌トラブルを招いてしまう……。」といったお悩みを抱えている人もいるかもしれません。

余分な皮脂はオフしつつ、しっかり潤った肌作りのためのクレンジングを探している方は必見!
 脂性肌が原因で起きた悩みをクレンジングで解決した人たちの口コミ商品をランキング形式で紹介しているので、肌トラブルの少ない理想の肌をめざして、自分に最適なクレンジングを見つけてくださいね。

脂性肌におすすめのクレンジング方法


クレンジングはメイクに含まれる油性成分だけでなく、日中に纏った皮脂や埃などの汚れも落とす働きも担っています。

脂性肌の場合は、皮膚表面に残った過剰な油分が酸化して肌トラブルが起こりやすい状況です。
過剰な皮脂が原因で肌トラブルが起こるのを防ぐためにも、一日の終わりにはクレンジングで油分をしっかり落とし、洗顔→化粧水→乳液→クリームの順番で正しいスキンケアを行う必要があります。

油分を落としたいからといってゴシゴシ擦るのではなく、優しく洗うことを意識しましょう。

脂性肌向けクレンジング選びのポイント


クレンジング剤には、オイルタイプやクリームタイプシート(拭き取り)タイプなど、複数の種類があることをご存知でしょうか。

それぞ洗浄力などに違いがあるため、お肌の状態に対して洗浄力が強すぎるものを使い続けたり、拭き取りタイプのもので摩擦しすぎたりすると肌トラブルを招く場合があります

ここでは脂性肌の場合のクレンジングの選び方についてご説明します。

クレンジングの種類で選ぶ


クレンジングは大きく分けて、オイルタイプジェルタイプクリームタイプミルクタイプシートタイプの5つのタイプに分けられ、この順番で洗浄力が強いと言われています。

最も洗浄力が強いのはオイルタイプで、ウォータープルーフの日焼け止めやアイライナーなど、落としにくいメイクに対し部分的に使用するのがおすすめです。
普段はできるだけ摩擦の少ないクリームやミルクタイプのものを選び、忙しい日はシートタイプやオイルタイプなど、日によって使い分けるのがいいでしょう

洗浄力をチェック


5つのタイプの中でクレンジング力が最も強いのはオイルタイプ、その次が油系ジェルタイプです

油分を落とすためには洗浄力が重要ですが、クレンジングの際には肌の潤いを保つ役割を果たす天然保湿因子(NMF)なども流れ出てしまうため、強力なクレンジング剤を使用する場合は乾燥にも注意が必要です。

クレンジング剤の中には保湿成分が含まれているものもありますので、購入する際にはその点もチェックする必要があります。

保湿成分での潤いキープ力も重要 


脂性肌の場合、油分を落としたい一心で洗浄力を重視してしまいがちですが、スキンケアの基本は、余分な油分や汚れを落とした上で正しい保湿を行うことです

洗浄力に加え、グリセリンやセラミドヒアルロン酸などの保湿成分も含まれているかチェックしましょう。

脂性肌の時は避けておきたい成分 


普段から水系のジェルタイプ乳液状などの洗浄力が優しいのクレンジングを使用されている場合、生理前など肌の油分が多くなりがちな時期は、洗浄力が劣る可能性があります。

また、ミネラルオイルアルコール合成着色料香料などの成分は肌に刺激を与えやすいため注意して選びましょう。

クレンジングを購入する際に、成分表示のはじめに水、または界面活性剤の製品や、オイルフリー表示ありの製品はあまりおすすめできません。

肌に優しい成分を選ぶ


同じ製品を継続していてのに、ある日突然かぶれてしまったということもあると思います。

脂性肌の場合、洗浄力が強い製品を選びがちですが、体調やホルモンバランスによって肌の状態は常に変化しているため、肌が弱っている時期を乗り越えるための準備が必要です。

洗浄力が強すぎないか、肌にやさしい成分を含んでいるかも確認しておきましょう。

刺激が少ない処方のものを選ぶ 


クレンジングの中には、ピーリングができると謳われたアイテムもありますが、肌表面の過度な摩擦や刺激はかえってトラブルの原因になります
特に、ニキビや毛穴詰まりを起こしている脂性肌の場合、汚れをしっかり落とせる製品を選びたくなりますが、刺激が少ない処方を選ぶのがおすすめです。

刺激が少ない処方の中には、アレルギーテストスティギング(刺激)テストが行われているものなど様々な表記がありますが、中でもノンコメドジェニックの表記がある化粧品は、ニキビができにくい処方と言われ、脂性肌の方におすすめめです。

洗い上がりの保湿感で選ぶ 


脂性肌の場合、さっぱり感だけでなく、保湿力を重視するのも大切です。
洗顔後の保湿を怠ると肌が乾燥してしまい、油分が足りないと察知した肌が余計に皮脂を分泌するため悪循環に陥ることも……。

洗い上がりの感触だけでなく、潤いをキープできるかどうかも視野に入れて検討するのがおすすめです

肌トラブルに合った成分で選ぶ 


ニキビや日焼けなど、肌トラブルを起こしている場合、それぞれの悩みに合わせたアイテムを選ぶ必要です。ここでは、それぞれのお悩みごとのおすすめ成分を紹介します。

ニキビ 


すでに炎症を起こしたニキビの場合、抗炎症成分や殺菌効果のある医薬品や医薬部外品を使用しましょう

また、ニキビを予防するための普段のスキンケアでは皮脂の分泌を抑える成分、引き締め効果が期待される成分がおすすめ
具体的には、チョウジエキスオウレンエキス塩化アルミニウムなどの成分がお勧めです。

美白 


美白が目的の場合、毎日継続するお手入れの中で美白成分を取り入れ将来出てくるシミやくすみを軽減することが重要です

ビタミンC誘導体やアルブチンなど、美白効果が認められた成分の入った製品を選びましょう。

たるみ 


ほうれい線など、顔のたるみが気になる時は、筋肉からアプローチすることが必要です
表情筋を鍛える表情筋の体操や、コラーゲン繊維やエラスチン繊維など、肌の中にある繊維の修復を助けるケアを行います。

洗顔やクレンジングの際に強く擦りすぎると肌に負担をかけるため、シートタイプなどの摩擦する製品は出来るだけ避ける必要がです。

脂性肌になる原因とは?


脂性肌を引き起こす原因は、季節の変化など外的要因の場合もありますが、ホルモンバランスの変化や生活習慣の乱れ、偏った食生活など多岐にわたります。
特に、思春期は皮脂を活発に分泌しやすい状態のため、脂性肌になりやすい傾向に。
また、肝機能の低下により脂質の代謝が低下している場合も脂性肌になる可能性があるため注意が必要です。

脂性肌をケアするポイントは?


皮脂が過剰に分泌し、ベタつきが気になりやすい脂性肌には、丁寧なクレンジング・洗顔と引き締め効果のある化粧品で、皮脂を抑えるスキンケアを行うのがポイント

ただし、皮脂を取り除きたいからと、洗浄力の強すぎるクレンジング剤を使いすぎると肌の保水力を損なうため注意が必要です。

Comment
倉嶋ともこ
倉嶋ともこ
薬剤師・日本化粧品検定1級 美容ライター
脂性肌の場合、実際には肌が乾燥していても気が付きにくく、元々油分があるため保湿しなくてもいいか、と思われてしまうことがあります。ですが、肌表面に残った油分は細菌の餌になり、ニキビなど肌トラブルの原因になってしまうため、クレンジングで汚れをしっかり落とした上で、化粧水やクリームなどのスキンケアまでの流れをセットにして、毎日行うことが重要です。

肌に負担や刺激を与えない


シートタイプのクレンジングやオイルクレンジングを多用すると、摩擦や強い洗浄力が原因でたるみやくすみを引き起こしてしまう可能性があります
ですから、摩擦を起こしやすいクレンジングには注意が必要で、肌になるべく負担を与えないクレンジングを選びましょう。

皮脂は「抑える」ことを意識する 


皮脂を取り除きたい場合、ついつい使用してしまうのがあぶらとり紙や拭き取りクレンジング。ですが使いすぎると肌に摩擦を与え、トラブルの原因になる場合があります。

できるだけ必要時のみ使用て、他のアイテムと組み合わせてることが重要で、毎日の丁寧なクレンジングと洗顔、スキンケアと、体質改善から皮脂を抑えることを目指しましょう

生活習慣を整えて改善していく 


ホルモンバランスや肝代謝の状態も肌のコンディションに関わってきます。そのため、良好な肌状態を作るには、食事や睡眠など生活習慣から改善していくことが大切です

応急処置で肌表面の油分を取り除くだけでなく、肌内部から分泌される油分を減らすことを目的に行動してましょう。

脂性肌とインナードライ(混合肌)の見分け方


脂性肌の場合、肌全体の水分量、油分量が多い状態のため、肌に潤いも弾力もありますが、表面がベタつく状態です。

それに対しインナードライ肌の場合、肌表面がベタつく点では同じですが、水分が少ないことから弾力やしなやかさがなく、全体的または部分的にカサカサ感やごわつきがあるのが特徴です。

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脂性肌(オイリー肌)のクレンジングに関するQ&A

Q

メイクをしていない日もクレンジングは必要?

A

毎日の生活やお買い物の際にもお肌は日々、紫外線や花粉、PM2.5など、肌荒れの原因と隣り合わせになっています。

肌にまとわりついた汚れを放置してしまうと、肌表面の油分と混ざり合って炎症などの肌トラブルの原因に。
ナチュラルメイクの日でもクレンジングをすることが好ましいでしょう。

普段使いには摩擦が強い拭き取りタイプのクレンジングはあまりおすめしませんが、どうしてもクレンジングができない日は拭き取りタイプを使用するなど、複数アイテムを組み合わせて乗り切るのがおすすめです。

Q

1日何回クレンジングすればいいの?

A

クレンジングは1日1回で十分です。

肌の上に長時間クレンジング剤をのせておくと、お肌の必要な水分まで奪われてしまう可能性があるため、クレンジング剤が肌に触れる時間は必要最低限の時間にとどめることが大切です。

Q

クレンジング後はどんなスキンケアをすればいいの?

A

クレンジングの後は十分に泡立てた洗顔料で洗顔を行い、化粧水、乳液、クリームの順番でスキンケアを行います。
美容液を使用する場合は、製品によりますが、化粧水の後に使用することが多いです。

Q

クレンジングでアンチエイジングに必要なことは?

A

クレンジングには、日中身にまとった油性の汚れを落とす役割に加え、クリームタイプのクレンジングを使用する場合には肌をマッサージする役割も含まれています。

クリームタイプでマッサージを行う際は、肌表面を擦るのではなく、心地よい程度のマッサージすることが重要です。

このステップでマッサージを行なっておくことで、顔の血流が良くなりクレンジング後のステップの効果がより高まり、アンチエイジングにも良い影響が期待できます。

肌トラブルの少ない健やかで理想の肌へ 


いかがでしたか?脂性肌の方は、肌表面の過剰な油分を取る必要はありますが、必要な油分まで取りすぎてしまい肌の乾燥につながってしまうことも。
正しいクレンジングや洗顔、そしてスキンケアを行うことで水分と油分のバランスを整えることができます。

油分が気になるから、と乳液やクリームを避けるのではなく、必ずスキンケアまで行いましましょう

クレンジングと洗顔は美肌の鍵言われるほど、大切なステップです。あなたの肌に合ったクレンジング剤を見つけて、美しい肌を目指しましょう。

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