※監修者は「美容液の選び方」「使用手順」などについて監修をおこなっています。おすすめに掲載している商品は監修者が選定したものではなく編集部が口コミを集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事で紹介している「美容液」のうち、ニキビ予防や美白の効能・効果が認められているのは医薬部外品のみです。化粧品などには認められていません。
※本記事でいう「美白」とはメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐことをさします。
※本記事でいう「エイジングケア」とは年齢に応じたケアのことをさします。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
なりたい肌への道のりを、力強くサポートしてくれる美容液。
高級なイメージのある美容液ですが、実はプチプラでも良質なアイテムがたくさんあることをご存知ですか?
美白ケアやエイジングケアといった「攻め」のスキンケアも、プチプラ美容液なら気軽にスタート可能。毎日惜しみなく使える優秀なアイテムの数々を、お役立ち情報といっしょにたっぷりご紹介します。
どんな美容成分が自分に合うかを知るための手段として、まずはプチプラ美容液で試してみるっていう手段もあるので、お気に入りアイテムを見つけていってください。
スキンケアアイテムは、値段が高ければ高いほど効果があるというわけではありません。目指す肌へと近づくためのプラスワンアイテム「美容液」にも、コスパと機能の両方に優れた嬉しい製品がたくさん存在します。
美肌を目指すなら、たまのスペシャルケアに高級美容液を取り入れるよりも、無理なく買えるプチプラ美容液を毎日しっかり使うのがおすすめ。使いつづけてもお財布に優しいうえ、ドラッグストアなどで手軽に入手できるのも嬉しいですね。
ここからは美容ログに集まった口コミから評価の高いプチプラ美容液をご紹介します。
美白有効成分アルブチンとビタミンC誘導体配合の薬用美白美容液が1,210円のプチプラでコスパ良し。美容液初心者はこういったプチプラ美容液から慣れていくのもあり。
▷ちふれ 美白美容液 Wで顔のくすみの悩みを解決した美容ログを見る
肌荒れ防止有効成分として承認を受けているグリチルリチン酸ジカリウムと、シミを予防し美白効果に期待できるトラネキサム酸が配合された美容液が1,980円とこちらもお買い得。肌荒れ、ニキビに悩んでいて美容液を使っていない人はお試しで使ってみてもいいかも。
▷エリクシール ルフレ バランシング みずクリーム で目の周りの感想やシワの悩みを解決した美容ログを見る
美白有効成分のホワイトトラネキサム酸と、うるおい成分のヒアルロン酸・ビタミンC誘導体を配合。お値段も1,350円とプチプラなので、シミ・くすみ予防で20代前半から使いはじめても良いかも。美容ログの口コミでの満足度も高くシミ・くすみに悩んでいる人はまずはこちらの美容液からトライするのもおすすめです。
▷肌ラボ 白潤プレミアム 薬用ジュレ状美白美容液で産後の顔のシミにアプローチした美容ログを見る
ドラッグストアで低価格で手に入るのが最大のポイント。ベタつかないリキッドタイプなので使い心地もよく、気になるシミにダイレクトにぬれるのがうれしいです。美白有効成分「活性型ビタミンC」だけでなく、血行促進成分「ビタミンE誘導体」のダブルのビタミンが配合されているそうです。ビタミンCの効果なのか、シミだけでなく、ニキビや毛穴の開きも少しずつ改善されてきたように感じます!
▷メラノCCで顔のしみケアをした美容ログを見る
最近、口コミなどでよく目にするようになった韓国コスメの魔女工房の美容液とあって、期待して購入。ビタミン、アミノ酸などの有効成分を豊富に含んだガラクトミセスという成分や、話題のナイアシンアミドが配合されていて、トーンアップをサポートしてくれるそう。たしかに使い続けているうちに肌あれが減って、くすみが軽減された気がします!
▷ガラクナイアシン2.0エッセンスで肌悩みを解決した美容ログを見る
パールが配合されていて、肌が輝く美容液。ガラクトミセス発酵エキスという、天然酵母からできた成分が配合されていて、保湿効果、ハリや弾力のアップ、トーンアップなどに効果があるそう。使った翌朝はつるっとした肌になっているのを実感できます。この効果が2,000円前後で手に入るのでリピートしやすいのもお気に入り。とろみのあるテクスチャーやいい香りにも癒されます。
▷エイジ インテンストリートメントアンプルでニキビを解決した美容ログを見る
シミや色素沈着の予防や防止に効果のあるアルファアルブチンという成分と、肌を保湿してくれるヒアルロン酸が配合されているそう。使って数ヶ月経ちましたが少し肌がトーンアップしている気がします! シミも薄くなってくれたらうれしいです。すーっと伸びてベタつかず、気持ちよくケアができます。ヒアルロン酸のおかげか、つかった瞬間から保湿されているのを実感できるのもうれしいです。
▷美白にアプローチしたThe OrdinaryのAlpha Arbutin 2% + HAの美容ログを見る
次に、美容液選びのさいに注目したいポイントを紹介します。
「どんな美容液を選べばいいか分からない」「よりしっかりと効果を実感したい」という人は、この4つのポイントを参考に自分に合ったアイテムを見極めてくださいね。それでは、それぞれのポイントについて具体的に解説します。
美容液には、肌悩みのケアに特化した機能を持つアイテムが多数存在します。抱えている肌悩みに合う処方の美容液で、なりたい肌に近づきましょう。
紫外線によるシミ・そばかす対策には、メラニンの過剰な生成を防いだり、たまったメラニンが還元されるのを助けたりしてくれる美白タイプの美容液がおすすめです。
なお、ここでいう「美白」とは、シミやそばかすを「予防」することを指しています。既にできてしまったシミを化粧品で改善するのは、なかなか難しいもの。白い肌を守るためには、美白美容液でのケアと併せて、日焼け止めなどでしっかり紫外線対策を行うことが大切です。
毛穴の悩みには、肌にうるおいを与えてキメを整えたり、皮脂の過剰な分泌を抑えたりしてくれるタイプの美容液を選びましょう。開きやたるみが気になる人には保湿やエイジングケアを重視したもの、黒ずみや詰まりが気になる人は角質ケアや皮脂ケアを重視したものがおすすめです。
このほか、肌をキュッと引き締めてくれる収れん成分が入った美容液も◎。収れん成分の例には、ハマメリスエキスやビタミンC誘導体、エタノールなどが挙げられます。
ただし、角質ケア成分や収れん成分は、肌にとって刺激となることも。AHAやBHA、エタノールなどが入った美容液は、肌の状態を見ながら慎重に取り入れてみてくださいね。
ニキビができやすい肌には、肌の炎症を鎮めてくれる成分が配合された美容液を。また、新たなニキビの原因とならないよう、「ノンコメドジェニックテスト済み」の表記があるアイテムを選ぶのもおすすめです。
なお、植物エキスや精油などがたくさん配合されている美容液は、かえって肌に負担をかけてしまうこともあります。ニキビ肌をケアしたいときは、シンプルな処方の美容液や、低刺激性の美容液をチョイスしましょう。
ハリや弾力の不足が気になる年齢肌には、肌をしっかりとうるおしてくれる保湿タイプの美容液をチョイスしましょう。ハリ感アップやターンオーバーの促進に働きかけてくれる、エイジングケア成分の有無にも注目を。
朝の使用や、日焼けが気になる方は、UVケアできる美容液がおすすめ。
紫外線は日焼けはもちろん、メラニンを生成することでシミができたり、肌の奥に浸透すると肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンにダメージを与えるといわれ、さまざまな肌トラブルを引き起こします。UVケアできる美容液を使うことによって予防ができます。SPFやPAなど、日焼け止め効果があることが記載されているかをチェックしましょう。
美容液を選ぶときは、自分の肌タイプとの相性にも注目を。下の表を参考に、自分の肌タイプとおすすめの美容液をざっくりと把握してみましょう。
肌タイプ | 特徴 | おすすめ美容液 |
---|---|---|
乾燥肌 | かさつきや突っ張り感が気になる | 保湿タイプ |
脂性肌 | 顔全体のテカリやべたつきが気になる | オイルコントロールタイプ |
混合肌 | 乾燥している部分とオイリーな部分が混在 | 保湿タイプと皮脂バランス調整タイプを使い分け |
敏感肌 | 赤みやヒリつきがある、肌荒れを起こしやすい | 低刺激タイプ |
普通肌 | かさつき、テカリ、赤み等がない | 美白タイプなど |
それでは、それぞれの肌タイプについて詳しく解説します。
かさつきや突っ張りが気になる乾燥肌さんには、足りない水分を補ってくれる保湿タイプの美容液がおすすめ。また、うるおいをキープできるよう、肌の表面にフタをしてくれるオイル入りの美容液を選ぶのも◎です。
テカリやべたつきが気になる脂性肌さんは、皮脂の分泌バランスを整えてくれるオイルコントロールタイプの美容液を取り入れてみましょう。油分が入っておらず、かつサラリとしたテクスチャーのものを選ぶのがおすすめです。
オイリー部分と乾燥部分が混在している混合肌さんは、保湿タイプとオイルコントロールタイプの美容液を上手に使い分けましょう。肌のうるおいが不足すると、それを補おうとしてますます皮脂が過剰に分泌されることがあるため、保湿は特にしっかりと行うことが大切です。
デリケートな敏感肌さんには、刺激の少ない処方の美容液が◎。「低刺激」「〇〇フリー」「〇〇テスト済み」といった表示に注目し、より優しい使い心地のアイテムを見極めましょう。
また、植物エキス(チャ葉エキスなど、植物名+エキスの記載があるもの)や精油(ラベンダー油など、植物名+油の記載があるもの)は、敏感な状態の肌にとっては刺激となることも。敏感肌の人は、こうした成分をできるだけ避けることをおすすめします。
これといってトラブルのない普通肌さんは、なりたい肌に合わせた美容液でプラスワンのケアを楽しんでみて。例えば、美白ケアを行いたいなら「ビタミンC誘導体」や「グルタチオン」、シワやハリ不足の改善にアプローチしたいなら「ペプチド」や「レチノール」といった成分が配合されているアイテムがおすすめです。
美容液でのスキンケアを習慣づけるには、使用感の心地よさも大切です。美容液のテクスチャー(質感)ごとに、使い心地の主な特徴を見てみましょう。
タイプ | 特徴 |
---|---|
ジェル | みずみずしく、しっとり 伸びが良く使いやすい |
クリーム | なめらかで濃密な感触 量を調節しやすい |
ウォーター | 水のようにサラサラ、さっぱり 肌なじみ◎ |
ミルク | とろみがあり、しっとり 飛び散りにくく、扱いやすい |
オイル | なじみがよく、ツヤ肌に 全身に使えるものも |
ミスト | みずみずしく、手軽に使える 時短ケアにも◎ |
ムース | ふんわり楽しい使い心地 炭酸入りのものも |
このほか、美容液の香りにも注目を。顔につけたときに強く香りすぎないよう、無香もしくは控えめな香りのアイテムを選ぶのがおすすめです。
各ブランドがこだわりを持ってつくっているボトルにも、形状によって使いやすさの違いが出てきます。スキンケアをストレスなくスムーズにするためにもチェックしてみましょう。
例えば、サラサラとしたテクスチャーのものは1滴ずつ単体で調整しやすいほうがよいので、スポイトタイプが適しています。とろみのある美容液ならポンプタイプの容器のほうが、適正量を出しやすく使いやすいでしょう。
美容液には香り付きのものとそうでないものがあり、香りが付いていないと成分独特のにおいが気になり使いづらい場合があります。
香り付きは心地よく使えて好み、という場合は香り付きを選ぶのがよいですが、あまり香りが強すぎないものがよいでしょう。塗る前に香りをかいだときはちょうどよくても、顔全体につけると香りが強すぎる場合があります。注意して選んでみましょう。
年齢を重ねるにつれて、肌の悩みは変わっていきます。年代に応じた美容液によるお手入れで、いつまでも若々しい印象の肌を目指しましょう。
10~20代のあなたには、肌をうるおしつつ、水分・油分のバランスを整えてくれるような美容液がおすすめ。ニキビができやすい人は、炎症を鎮めてくれる鎮静成分が入ったアイテムを選ぶのも◎です。
エイジングに関する悩みが増え始める30~40代のあなたには、ハリ・ツヤをサポートしてくれるような美容液がおすすめ。乾燥や肌のゆらぎといった悩みが増えがちな年代でもあるため、エイジングケアと同時に肌をしっかり保湿できるものをチョイスしましょう。
無理なく使い続けられる価格か否かも、美容液選びの重要なポイントです。
希少な成分や、濃度の高い美容成分を配合している美容液は、それだけ価格も高くなりがち。もちろん効果の現れ方には個人差がありますが、単純に成分だけを比較した場合は、より多くの予算をかけたほうが高い美容効果を期待できると言えるでしょう。
しかし、どんなにリッチな美容液も、適切な量を毎日使い続けなければ思うような効果は得られません。高価な美容液をたまに使うよりも、無理なく購入できる価格の美容液を毎日しっかり使うのがおすすめです。
プチプラの中でも良い口コミが多い、販売数が多いなど、人気のメーカーであれば、それだけ多くの人が満足しているということになるので、選ぶときのポイントにするとよいでしょう。
例えば、ドラッグストアで買えるプチプラ美容液なら「ちふれ」、肌にやさしい美容液を豊富なラインナップから探したいなら「無印良品」、美容大国のプチプラ美容液から選びたいなら「イニスフリー」や「魔女工房」などがおすすめです。
続いて、美容液の正しい使い方について解説します。適切なタイミングで美容液をつけることで、より効果を実感しやすくなりますよ。
製品に使うタイミングについての記載があるときは、それに従いましょう。特に指示がないときは、洗顔を済ませ、化粧水をなじませた後のタイミングで美容液をつけるのがおすすめ。化粧水をつけた後の肌はうるおってやわらかく、美容成分が浸透しやすい状態になっているためです。
美容液がなじんだら、乳液やクリームをつけるのも忘れずに。油分を含んだアイテムで肌にフタをすることで、うるおいをしっかりと肌に閉じ込めることができます。
適量の美容液を手のひらに取ったら、よく温めてから優しくプレスするように肌になじませましょう。目元などの細かな部分には、指の腹でそっと押さえるようにして塗布します。
シワやくすみ、乾燥などが気になる部分には、重ねづけすると効果的です。ほうれい線などの深いシワは、溝を開くようにして塗り込みましょう。そのさいも、肌を擦らず丁寧にプレスすることを心がけてくださいね。
美容液は適当につけるのではなく、ひと手間かけることでより効果を高めましょう。
美容液をつけるまえには、まず洗顔でしっかり汚れを落とすことが大切です。そうすることで、美容液が浸透しやすくしましょう。水だけの洗顔では皮脂などがしっかり落ちない場合があるので、洗顔料でしっかり洗い、肌を清潔な状態にしてからケアに入りましょう。
スキンケアアイテムには、商品それぞれによって効果的な量が決められています。
美容液はたっぷりつけたくなりますが、つけすぎても効果が変わらないどころか、刺激になり肌トラブルを招くことがあります。
パッケージの裏や、商品の説明書を読んで適正量を把握してから使うようにしましょう。
美容液は肌を育てるような気持ちで、毎日コツコツ使い続けることがおすすめです。
スキンケアは継続して使うことが大切で、使い続けて初めて効果を実感できます。いつものスキンケアに美容液をプラスすることを習慣づけたら、忘れずに続けていきましょう。毎日使い続けて肌をチェックしていると細かい変化にも気づきやすくなります。
美容液はお手入れの最後のほうに、美容成分をしっかりチャージするために使うことが一般的。
一方、導入美容液(ブースター美容液)は肌をやわらかく整えて、そのあとに使う化粧水や乳液の浸透力を高めるのが目的。よって洗顔後に使われます。
導入美容液の中には、医薬品に認定され、厚生労働省の臨床試験によって効果を検証されているものもあるのでチェックしてみましょう。
導入美容液の正しい使い方をチェックして効果を高めましょう。
エッセンス、セラム、アンプルの特徴の違いは?
一般的に、美容液の濃度は「エッセンス<セラム<アンプル」の順に濃くなります。最も高濃度のアンプルは、そのぶんスピーディな効果が期待できるでしょう。
肌荒れしたときに美容液を使って大丈夫?
肌が荒れているときは、できるだけシンプルなスキンケアがおすすめ。普段は問題なく使える成分が刺激となるケースも多いため、肌が元気を取り戻すまでは美容液の使用をお休みしましょう。特に、新しいアイテムを試すのは避けたほうが無難です。
プチプラ美容液の使用はどのくらい続けるべき?
製品に使用期間や頻度についての記載があれば、それに従いましょう。特に指示がない場合は、肌のターンオーバーのサイクルである28日間を目安に使いつづけてみて。ただし、肌荒れなどのトラブルが生じたさいは、無理をせず使用を休止してください。
高い美容液をたまに使うのと安い美容液を毎日使うのはどちらが効果的?
価格にかかわらず、美容液は毎日使う方が効果的です。ただし、製品によっては週に1〜2回の使用を推奨しているものもあるので、商品に合わせて使い分けましょう。実際に使ってみてより効果を感じ、かつ、価格的に無理なく購入しつづけられるものを選ぶのがベストです。
肌荒れしていても美容液を使っていい?
強い炎症などの肌トラブルが起きている場合は、使用を控えた方が良いでしょう。美容液が原因とは限りませんが、刺激や負担となり肌荒れが起きている場合があります。
プチプラ美容液には、お値段以上の魅力を備えた高コスパなアイテムがいっぱい!
あなたにぴったりの一本で、理想の肌へと近づくためのスキンケアを始めてみませんか?
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