【2023年】毛穴対策スキンケア口コミ・おすすめ商品ランキング226選
監修者
片平奈菜
片平奈菜
日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュ資格®︎・コスメライター資格®︎取得の美容ライター
美容専門学校卒業後、エステティシャンや美容部員で勤務。その後、これまでの経験を活かし、20~40代向けの美容メディアでスキンケアやメイク関連の記事を執筆・監修している。

※監修者は「毛穴トラブルの原因」「スキンケアの選び方」「スキンケアの使い方」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事で紹介しているスキンケアのうち、ニキビ予防や美白の効能・効果が認められているのは医薬部外品のみです。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。
※本記事における「シミ」とは「メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ」又は「日やけによるしみ・そばかすを防ぐ」ことをさします。
※「ノンコメドジェニックテスト済み」はすべての人にニキビが発生しないということではありません。
※「アレルギーテスト済み」はすべての人にアレルギーが起きないということではありません。
※「パッチテスト済み」はすべての人に皮膚刺激が発生しないということではありません。

毛穴の詰まりや黒ずみ、開き毛穴など、一概に毛穴トラブルといっても症状は様々。肌広い年齢層の方が悩まれている肌悩みのひとつです。

今回の記事では、毛穴トラブルの種類や原因、アイテムの選び方、毛穴ケアにおすすめの商品をご紹介。

自分に合ったアイテムで毛穴レスのお肌を目指しましょう!

毛穴トラブルの原因は?


同じ毛穴の悩みでも実際の症状や原因は人それぞれ。正しいケアを行うためにも、まずはご自身の毛穴タイプを確認しましょう。

毛穴トラブルの原因は、主に以下の3つが考えられます。


・ターンオーバーの乱れ
・角栓の酸化
・メイクの洗い残し

ここからは、それぞれの原因について詳しく解説します。

①ターンオーバーの乱れ


肌のターンオーバーが乱れると、古い角質がスムーズに排出されずに肌に残り、皮脂と混ざって角栓となります。こうして毛穴に詰まった角栓が汚れたり酸化したりすることによって、毛穴の黒ずみが目立ってしまうのです。

また、ターンオーバーの乱れはシミやニキビなどの原因になることもあります
不規則な睡眠やストレス、肌の摩擦や洗いすぎなどによってターンオーバーが乱れるため、規則正しい生活を心がけ、肌に刺激の少ないスキンケアを行いましょう。

②角栓の酸化


角栓は、約70%が古い角質約30%が皮脂で構成されています。

この毛穴付近の皮脂が空気に触れて酸化することにより角栓が黒くなり、黒ずみ毛穴になってしまうのです。これが、小鼻の毛穴が黒ずむポツポツとした「いちご鼻」の状態です

角栓は毛穴を保護するため体に悪いものではありませんが、ターンオーバーの乱れ正しい洗顔ができていないと正常に排出されず、黒ずみ毛穴の原因になります。
角栓が酸化する前にしっかりと洗顔を行い、ターンオーバーの乱れに注意しながらケアしてみてくださいね。

③メイクの洗い残し


粒子が細かいファンデーションや、下地、コンシーラーなどは毛穴に入り込みやすく、落としきれない場合があります。

落としきれなかった化粧品は毛穴を詰まらせ、毛穴汚れの原因になってしまいます。毛穴汚れを隠すための化粧品が、かえって毛穴汚れの原因になることもあるので、クレンジングと洗顔でしっかりとメイクを落とすようにしましょう。

Comment
片平奈菜
片平奈菜
日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュ資格®︎・コスメライター資格®︎取得の美容ライター
古い角層をそのままにしておくとさまざまな肌トラブルが起きます。肌トラブルが起きてしまう前のケアがとても大事なのです。

毎日のスキンケアこそ美しい肌の基本!


スキンケアの基本は洗浄、保湿、UV対策の3つです。ここからは毛穴ケアのポイントを紹介します。

洗浄


黒ずみ毛穴や開き毛穴の主な原因は、過剰な皮脂やメイクの洗い残しによるもの。毛穴詰まりを取り除くために、クレンジングや洗顔を見直しましょう。

クレンジングは手のひらで温めてから肌になじませると洗浄効果がアップします。オイルタイプは乳化も忘れずに行ってくださいね。
洗顔料は、酵素の力で汚れを分解できる酵素洗顔や、古い角質を除去できるピーリングがおすすめ。毛穴ケアは、過剰な皮脂やメイク汚れをしっかりと落として肌の清潔を保つことが大切です。

保湿


肌が乾燥すると毛穴が目立ちやすくなるため、毛穴ケアには保湿も大切です。

日々の保湿は化粧水だけで終わらせず、乳液でうるおいを閉じ込めるところまでしっかり行いましょう。また皮脂量の多い肌は、乾燥していないように見えても内側が乾燥している(=インナードライ)可能性もあります。日中は携帯ミストを持ち歩き、乾燥を防ぎましょう。

UV対策


紫外線による肌ダメージは、シミ・ソバカスだけでなく毛穴のたるみ詰まり黒ずみなどにも影響します。
紫外線の強い夏だけでなく、1年を通して紫外線対策することが重要です。紫外線は晴れの日だけでなく曇りの日も降り注いでいます。化粧下地など毎日使うアイテムにUV効果のあるものを選ぶとよいでしょう

自分に合ったスキンケアアイテムの選び方


自分の肌に合ったアイテムを選ぶためには、まず自分の肌質を知ることが大切です。それぞれの肌質の特徴を解説するので参考にしてくださいね。

乾燥肌の方


乾燥肌の方は肌のバリア機能が低下し、外からの刺激を受けやすい状態です。

そのため肌に刺激になりにくい、かぶれにくい成分で作られた製品や、敏感肌用に開発された製品を選びましょう。
肌に優しい保湿成分はセラミド、アミノ酸、コラーゲン、ヒアルロン酸などです。これらは肌が代謝される過程で作られる天然の保湿成分と同じ成分ですのでかぶれにくく保湿力も高いです。

かぶれにくい製品の選び方は敏感肌向けの項目に示します。

敏感肌の方


敏感肌は外部からの刺激をとくに受けやすい肌質です。エタノールなどのアルコールパラベン香料着色料などは肌への刺激になりやすいため避けたほうがよいでしょう。商品を選ぶ際は「パッチテスト済み」や「アレルギーテスト済み」などの表示を目安にすると◎。

肌に優しい成分で敏感肌の方にも使いやすい処方になっています。とはいえ、すべての人にアレルギーが起こらないとは限りません。はじめて使うアイテムは、サンプルやトライアルキットで使い心地を試してみてくださいね。

脂性肌の方


ニキビ肌の方は「ノンコメドジェニックテスト済み」と記載のあるアイテムがおすすめです。ノンコメドジェニックテストとは、ニキビの元である「コメド」ができにくい商品かをチェックするテストのこと。
ノンコメドジェニック
一定基準をクリアしたものが「テスト済み」と表記されます。似たような表記で「ノンコメドジェニック処方」というものがありますが、こちらはニキビができにくい成分を使用しているというだけで、テストは行っていないため注意が必要です。

またノンコメドジェニックは、低刺激というわけではありません。敏感肌の方は肌に優しい低刺激のアイテムを選ぶようにしましょう。油分を使用していないオイルフリーの化粧品もあり、ニキビ肌にはそちらも効果的です。

スキンケアアイテム別の選び方


続いては、スキンケアアイテム別の選び方のポイントを解説します。

クレンジング


毛穴レスな美肌を目指すうえで、クレンジングはとても大切です。メイクをきちんと落とすことは毛穴のつまりを防ぎます。
ただし、ゴシゴシ擦ると肌の負担になってしまうので肌に優しい軽いテクスチャーのものを選んでくださいね。

またクレンジングの洗浄成分は肌への刺激となることが多いため、肌がデリケートな方は「敏感肌用」と記載されたものを選びましょう。クレンジング後は肌が乾燥しやすくなるため、保湿成分が含まれているものを選ぶこともポイントです。

クレンジングと一口にいっても「クリームタイプ」や「ジェルタイプ」などさまざまな種類があります。それぞれの特徴をまとめたので参考にしてみてくださいね。

クリームタイプ

水分と油分がバランスよく、洗い上がりがしっとりしているため乾燥肌の方におすすめです。ただし、クレンジングとメイクを馴染ませる作業が必要なためゴシゴシ擦ってしまわないよう注意する必要があります。

ジェルタイプ

ジェルタイプはその性質上、摩擦を軽減できることが特徴です。水性のジェルは洗い上がりがさっぱりしており使い心地が良いですが、油性のメイクは落としにくいためポイントでメイクアップリムーバーを使用する必要があります。

ミルクタイプ

油性成分が少なく、ベタつきにくいため使用感が良いですが、洗浄力は弱め。注意して落とさないとメイクが落としきれないというリスクもあります。

オイルタイプ

油性成分が多いため、メイクとのなじみがよくすぐ落ちることが特徴で、毛穴のつまりや角栓にも有効です。すぐ落ちる分、洗浄力も強いため乾燥肌や敏感肌の方には刺激となってしまうかもしれません。

洗顔料


洗顔料もクレンジングと同様に余分な皮脂や汚れを洗い流す目的のものです。それぞれの製品ごとに様々な成分が含まれており、テクスチャーも多種多様です。

成分

開き毛穴や黒ずみのケアには、毛穴汚れや角栓を落としてくれる酵素やピーリング、クレイなどの成分がおすすめです。洗顔料を選ぶ際は下記の成分を含むものを選びましょう。


【酵素・パパイン酵素】
・プロテアーゼ
・リパーゼ
・プロメライン


【ピーリング】
・AHA(フルーツ酸)
・サリチル酸


【クレイ(泥)】
・モンモリロナイト
・イライト
・ガスール

酵素やピーリングは肌への刺激になりやすいため、週1~2のスペシャルケアとして取り入れてみるとよいでしょう。

テクスチャ

洗顔料にはさまざまなタイプのものが販売されています。使用感の好みやスキンケアにかける時間は人によって違うため、それぞれに合わせて良いものを選びましょう。

フォームタイプ

洗顔フォームなどの呼び名で呼ばれているタイプでもっとも一般的な商品です。チューブに入っているものがほとんどで管理も楽で、種類も豊富にあることがメリットです。使用する際は泡立てネットを用いましょう

泡で出てくるタイプ

ポンプ容器にはいっており自分で泡立てる必要がないことが最大のメリットでしょう。朝の洗顔など時間があまりかけられない方におすすめです。

固形石鹸タイプ

固形石鹸タイプは泡立ちがよく、他の製品と比べて肌に優しいものが多い印象です。

ニキビ肌用のものはアクネソープという名前で売られていることが多く、溶けやすいので管理に気を使う必要があります。
洗顔料に含まれる洗浄成分は脂肪酸石けんと合成界面活性剤があります。

脂肪酸石けんは泡立ちがきめ細かく、泡ぎれが良いことが特徴で弱アルカリ性です。合成界面活性剤は軽い泡立ちが特徴で弱酸性です。

脂肪酸石けんの中でもミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸は洗浄後に肌に残りにくく肌に優しい成分で、うるおいを落とさず洗浄します。同じ脂肪酸石けんの成分でラウリン酸というものがありますが、こちらは肌に残りやすく刺激になりやすいため注意が必要です。

そのほかに酵素洗顔やクレイ洗顔などがありますが、洗浄力や皮脂の分解作用が強すぎるものもあります。肌荒れや、炎症のある赤ニキビなどがあるときに使用すると肌により負担をかけて炎症を悪化させる恐れがあるため注意して使用しましょう。

化粧水


毛穴トラブルにお悩みの方は、皮脂抑制成分や肌のターンオーバーを促す成分がおすすめです。症状にあわせて、下記の成分を含む化粧水をスキンケアに取り入れてみましょう。


【皮脂の過剰な分泌を抑制する】
・ライスパワーNo.06
・ビタミンC誘導体


【肌のターンオーバーを促す】
・レチノール
・プラセンタエキス


【肌にうるおいを与え与え、毛穴を目立たなくする】
・コラーゲン
・セラミド


【毛穴の色素沈着を防ぐ】
・アルブチン


【古い角質を柔らかくする】
・AHA
・BHA(サリチル酸)

乳液

乳液は化粧水や美容液などを肌に浸透させ、成分が肌から逃げないようにする役割を持っています。
乳液を使わないとせっかく肌につけた水分や成分が肌から出ていってしまいもったいないことに。乾燥肌、敏感肌の方は化粧水と同様に高保湿で低刺激なものを選びましょう

気をつける成分


逆に使用するにあたって気をつけた方が良い成分もあります。

無添加や天然などの言葉は肌に優しい印象を受けてしまうため、低刺激かつ効果があると思われがちです。
しかし無添加やオーガニックに明確な基準があるわけではなく、定義は各メーカーに委ねられています

また、天然由来成分だからといって、すべての人にアレルギーや炎症が起きないわけではありません。「無添加だから大丈夫」と安易に選ぶのではなく、しっかり成分を見て製品を選ぶことが大切です。

香料

化粧水や乳液などに良い香りをつけるために使われるものです。香料とだけ記載されており、成分が把握できないこともあるため敏感肌の場合は注意が必要です。

アルコール

アルコールは清涼感を出すためや、成分を混ぜたり溶かしたりするために使用されます。アルコールは蒸発する際に肌の水分を一緒に逃してしまうため肌が乾燥している場合は避けた方が無難です。

Comment
片平奈菜
片平奈菜
日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュ資格®︎・コスメライター資格®︎取得の美容ライター
毛穴が気になる方は、クレンジングや洗顔で毛穴汚れをしっかり落とすことが大切です。汚れを吸着して落とすクレイ成分などが入っているアイテムを選ぶと良いでしょう。
ランキング根拠
※美容の悩みを解決した人たちがどんな商品を使ってきたかをアンケート調査し、有効だと感じた「最後の商品」を調査しました。
※アンケートの結果をもとに「最後の商品」になった美容商品を、選んだ人の多い順にランキング形式で紹介します。
※調査は美容の悩みを解決できたと感じた方を対象に、WEBアンケートを行い有効回答数は5763名です。

スキンケアの使い方


自分の肌質に合ったスキンケア製品を選ぶことも大切ですが、正しく使うこともとても重要です。どれだけ良い製品を使っていても使用方法を間違っていれば、毛穴の開きや黒ずみの原因となってしまいます。

スキンケアの順番は「洗浄→保湿→乳液で整える」の3ステップです。

洗浄

クレンジング

メイクをしていない日でも、普段の生活で油性の汚れは顔に付きます。クレンジングと洗顔は基本的に毎日行いましょう。
まず、乾いた手にクレンジング料を取り、手のひらで温めてからメイクと馴染ませます。馴染ませる時間は1分を目安にしてください。強く擦ると肌の負担になるため、たっぷりとクレンジング料を使うのもポイントです。

洗顔

洗顔のポイントはしっかり泡立てるこすらず洗うぬるま湯で洗い流すの3つです。

しっかりと泡立てた泡を皮脂の多いTゾーンからのせて、手と顔で泡を挟み込み、摩擦が起きない様に優しく洗いましょう。
熱いお湯で流すと肌に必要な皮脂まで奪ってしまいます。少し冷たいと感じる32−34℃程度のぬるま湯で流してください。

洗顔後は、タオルで軽くおさえるようにして拭き取りましょう。

保湿


洗顔後の肌は非常に乾燥しやすくなっているので、すぐに保湿しましょう。
500円玉大の化粧水を手に取り、両手であたためます。顔の中心から外側に向けて優しく手で押し込むように顔全体に馴染ませてください。ハンドプレスすることで巡りがよくなり、化粧水が浸透しやすくなります。

乳液で整える


乳液で整える際も化粧水での保湿と同じように、手のひらで押し込むようにハンドプレスしましょう。

Comment
片平奈菜
片平奈菜
日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュ資格®︎・コスメライター資格®︎取得の美容ライター
どれだけ良い製品を選んでも正しく使用しないと効果が半減します。順番と使用方法を守って綺麗な肌を目指しましょう。

紫外線予防のポイント


紫外線対策は美肌の基本です。毛穴ケアにも効果的なので、夏だけでなく、毎日UV対策をしましょう。
また、SPF、PAは効果が高いほどよいというわけではありません。シーンに応じて使い分けることが大切です。日焼け止め効果を持続させるため、3~4時間ごとに塗り直すのも忘れずに。

毛穴に関するQ&A

Q

毛穴を無くすことはできる?

A

毛穴は、皮脂を分泌して肌を守る大切な役割を担っています。その毛穴を「なくす」ことはできませんが、適切なケアや生活習慣の改善で目立たなくすることは可能です。

Q

毛穴が黒いのにザラつかないのはなぜ?

A

黒ずみ部分を触りつるつるしている場合は、メラニン色素による黒ずみである可能性があります。シミをケアする要領で、美白ケアタイプの化粧品を取り入れてみてください。おすすめの成分としては、「トラネキサム酸」「アルブチン」「ビタミンC誘導体」などが挙げられます。

Q

毛穴の「白いニョロニョロ」の正体は?

A

毛穴からニョロニョロと飛び出ている白いものは、古い角質や皮脂などが混ざりあってできた角栓です。無理に押し出すと肌を傷つけてしまうため、正しい洗顔と十分な保湿ケアで対処しましょう。

正しい毛穴ケアでツルッとした美肌を目指す


今回は毛穴トラブルの原因とそのケアの方法をご紹介しました。
一概に毛穴とらぶると行ってもその要因はさまざま。
まずは自分の毛穴トラブルはどこから来ているものなのかをしっかりと知り正しいケア用品、スキンケアを行って毛穴の目立たない美肌をめざしましょう!

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