ページ更新日:2023年5月30日
※監修者はについて「化粧水の全般的な効果」「化粧水の全般的な選び方」「化粧水の全般的な使い方」について監修をおこなっています。ランキングに掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミを集計・ランキング付けしたものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事でいう「エイジングケア」とは年齢に応じたケアのことをさします。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。
本記事でいう「美白」とは、一般化粧品では「日やけによるしみ・そばかすを防ぐ」、薬用化粧品では「メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ」ことをさします。
化粧水の効果は保湿・毛穴やニキビのケア・美白や肌のハリや弾力低下などエイジングケアに効果を発揮するものなど、多岐にわたりますが、肌の悩みや目的に合わせて適切な化粧水を選ぶことが大切です。そのためには化粧水の持つさまざまな効果や役割について知っておくのが重要。スキンケアのすべての土台となる知識なのでしっかり身につけましょう。
セラミドは化粧水に含まれる代表的な保湿成分です。
セラミドは、肌の3つのうるおい因子「天然保湿成分(NMF)」「皮脂膜」「細胞間脂質」のうちのひとつである細胞間脂質の主成分。細胞間脂質は角層内の細胞の間で水分をサンドしながら肌を守っています。
ところがセラミドが不足すると、そこに隙間ができてしまいます。そのため肌のバリア機能が弱まり、外部からの刺激に対抗しきれずトラブルをおこしやすくなってしまうのです。おまけに肌の水分まで逃げ、それが乾燥肌や敏感肌につながってしまいます。バリア機能が低下しセラミドが不足している乾燥した肌のうるおいは化粧水で補いましょう。
セラミドにはいくつか種類がありますが、より肌になじみやすく、保湿性に優れているのは、「動物性セラミド」や「ヒト型セラミド」です。
セラミドとは角質層で水分と油分をうるおいの層にするための「接着剤」のような役割を持つ成分。
もともと肌に備わっている成分ですが、不足することで外部からの刺激をバリアする力が低下してしまいます。すると、外部からの刺激がさらに肌に悪影響を与えて乾燥しやすくなります。
このように、肌のバリア機能が弱くなり、刺激を受けやすい肌の状態が敏感肌です。
このように、敏感肌の原因のひとつがセラミド不足。敏感肌の人の中にはもともとセラミドを作りにくい人もいます。
だからこそスキンケアでセラミドを補ってうるおいの層を作り、刺激から肌を守り、トラブル防ぎましょう。
セラミドは以下のとおり、大きく分けて5種類あります。
ヒト型セラミドは、セラミドの中でもヒトの肌に最も近いセラミドと言われ、肌なじみがよくバリア機能を整える効果に優れています。
効果のあるセラミドを選ぶなら、ヒト型セラミドがおすすめです。
ヒト型セラミドは「セラミド+数字」から「セラミド+英字」に変更されています。
セラミド1→セラミドEOP
セラミド2→セラミドNS
セラミド3→セラミドNP
セラミド5→セラミドAS
セラミド6→セラミドAP
天然セラミドは動物セラミドとも言われ、ウマ脳や脊髄からから抽出された肌になじみやすいセラミドです。
・セレブロシド
・ウマスフィンゴ脂質
糖セラミドは米などの植物から抽出されるセラミドで、肌にうるおいを与えます。
・コメヌカスフィンゴ糖脂質
・グルコシルセラミド
類似セラミドは化学合成させたセラミドで、安価なため商品の価格を抑えることができます。
・ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド
・セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド
化粧水選びのポイントは、まず肌タイプ・肌悩み・年代に合わせて選ぶことが大切です。また、肌に心地よいテクスチャのものや、効果的な成分が配合された医薬部外品の薬用化粧水や、人気ブランド・プチプラ・大容量でコストパフォーマンスが良いもの・高級感のあるデパコスで幅広く検討しましょう。プレゼントにも喜ばれる化粧水や、持ち運びが便利なトラベルセット、飛行機の機内で使える化粧水など、シーンに合わせて自分や贈り先に最適な化粧水を見つけることが大切です。
※美容の悩みを解決した人たちがどんな商品を使ってきたかをアンケート調査し、有効だと感じた「最後の商品」を調査しました。
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化粧水の基本的な塗り方は手のひらに適量を取り、温めてから顔全体になじませ、特に乾燥が気になる部分に重ね付けします。効果的な使い方のポイントは、適量を守り、パッティングで顔の下から上へ入れ込み、1~3分で浸透させること。化粧水は美容液や乳液の前に使用し、お風呂上がりや朝の洗顔後が適切な使用タイミングで、1日2回使用するのがベストです。化粧水の種類によっては使い方にコツがありますが、基本的には通常の保湿化粧水の使い方に沿って、商品の特性を理解した上で使うことが大切です。
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