【2023年】ニキビケア化粧水おすすめランキング|フェイスラインの吹き出物を治すにはまず化粧水から?

ページ更新日:2023年1月23日

【2023年】ニキビケア化粧水おすすめランキング|フェイスラインの吹き出物を治すにはまず化粧水から?
監修者
イナバスズ
イナバスズ
日本化粧品検定一級、美容ライター
大学卒業後、日系航空会社にてグランドスタッフとして勤務。落ちないメイクやコスメへの研究に余念がなかった経験を生かし、退職後はライターとして美容メディアをメインにさまざまなジャンルを執筆中。

※監修者は「ニキビの特徴とできる原因」「化粧水の選び方」「化粧水に関するQ&A」について監修をおこなっています。ランキングに掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミを集計・ランキング付けしたものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。
※「ノンコメドジェニックテスト済み」はすべての人にニキビが発生しないということではありません。
※本記事でいう「美白」とはメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐことをさします。
※本記事でいう「エイジングケア」とは年齢に応じたケアのことをさします。

大人の女性の肌トラブルで特に多いのがフェイスライン、頬、こめかみのニキビやニキビ跡です。炎症を沈静して吹き出物のできにくい肌環境を保つには、乾燥を防ぎしっとりと保湿をしてくれる化粧水を選ぶことが大事。
しかしファンケルやオルビス、キュレルなどブランド展開は幅広く、どの商品を選べばいいか迷ってしまいますよね。
そこで今回は
・ニキビ対策にオススメの化粧水
・ニキビができる原因とケア方法
をご解説しながら、ニキビケアで悩んだ人がいくつかの美容商品の利用をへて「最後の商品」だと感じた化粧水をランキング形式で紹介します。

化粧水はニキビの炎症を抑えて予防してくれる


大人ニキビは、10代のときのような皮脂の過剰分泌だけが原因ではありません。肌質の変化や、ターンオーバーの乱れ、バリア機能の低下によって発生します。

バリア機能が低下したり肌のターンオーバーが乱れたりする原因は、疲労やストレス、乾燥、ホルモンバランスの乱れによるもの。 

そんな大人のトラブル肌は、化粧水でうるおいを与えて乾燥を防ぐことが大切です。脂性肌も乾燥肌も、保湿ケアをしっかりして肌の水分バランスを整えましょう。
自分の肌質に合ったスキンケアを継続して行い、うるおいに満ちた健康的な肌をめざすことが肌トラブルの改善に繋がります。

一方で化粧水は肌の土台から改善してくれるもので、1日で肌トラブルを治してくれるものではありません。即効性を期待するのであれば、美容液の使用や皮膚科の受診検討しましょう。

ニキビを治すのに活躍してくれる化粧水の成分


ニキビ対策や美肌作りに効果的な成分とその効果を簡単にご紹介します。

抗炎症・殺菌成分

グリチルリチン酸
抗炎症作用を持つ、赤ニキビに効果的な成分。医薬部外品の薬用化粧水によく使用される
アラントイン
抗炎症作用、皮膚を滑らかにする作用を持つ成分。医薬部外品の薬用化粧水によく使用される
イオウ
殺菌効果・皮脂の分泌抑制のある成分。乾燥しやすいので思春期向け

保湿成分

セラミド
肌の水分を保持し、バリア機能を助ける成分
コラーゲン
肌に潤いや弾力を与え、バリア機能を助ける成分
ヒアルロン酸
肌に潤いや弾力を与え、バリア機能を助ける成分
アミノ酸
肌の水分を保持し、バリア機能を助ける成分

ビタミン系

ビタミンC(ビタミンC誘導体)
皮脂の抑制・毛穴の引き締めてくれる成分。ビタミンC誘導体は肌への浸透を助けてくれる
ビタミンA
肌のターンオーバーの正常化を助ける成分
ビタミンB6
ニキビの大敵である皮脂分泌をコントロールする成分
ビタミンE
肌の免疫機能を高め、老化を食い止める成分

その他

グリコール酸
肌のターンオーバー正常化、角質除去に効果的な成分
トラネキサム酸
メラニンによる色素沈着予防、抗炎症効果のある成分

デリケートな肌には要注意な成分!

パラベン(防腐剤)
防腐作用があり化粧品にもよく使用されるが、デリケートな肌にとっては刺激となる可能性がある
合成香料・合成着色料
香りや見た目を良くするが、デリケートな肌にとっては刺激となる可能性がある
石油系界面活性剤
洗浄力が強いため、デリケートな肌にとっては刺激となる可能性がある

※美容の悩みを解決した人たちがどんな商品を使ってきたかをアンケート調査し、有効だと感じた「最後の商品」を調査しました。

※アンケートの結果をもとに「最後の商品」になったおすすめの美容商品を掲載します。

※調査は美容の悩みを解決できたと感じた方を対象に、WEBアンケートを行い有効回答数は5763名です。

大人ニキビと思春期ニキビの違いは?


次にニキビのできる原因について見ていきましょう。ニキビはできる年齢によって
・10代にできやすい「思春期ニキビ」と
・20代以降にできる「大人ニキビ」
の2種類に分けられます。どちらもニキビであることには変わりありませんが、原因やできる場所、ケア方法が異なります。

まずは自分がどのような原因で肌トラブルができやすいのかを理解し、自分の肌タイプに合った、正しい化粧水を選びましょう。

大人ニキビ【年齢】20代以降
【主な原因】ターンオーバーの乱れ、皮脂の過剰分泌、ホルモンバランスの乱れ、乾燥や毛穴の詰まり、生活習慣の乱れなど
【発生部位】Uゾーン(顎〜口まわり)
思春期ニキビ【年齢】10代~20代前後
【主な原因】成長期における皮脂の過剰な分泌
【発生部位】Tゾーン(額~鼻先)、口周り

Comment
イナバスズ
イナバスズ
日本化粧品検定一級、美容ライター
大人ニキビは、吹き出物と呼ばれることもあります。その原因は、多くの場合には不規則な食生活や睡眠不足、飲酒や喫煙、ストレス、間違ったスキンケア、ホルモンバランスの乱れなど、さまざまな要素が重なっています。
肌の代謝リズムが乱れることで、古くなった角質が溜まることで、吹き出物につながると考えられています。大人ニキビは治りにくく、同じところに繰り返しできやすいのも特徴です。

一方、10代に多く見られる思春期ニキビは、成長期の皮脂の過剰分泌が原因です。毛穴に皮脂が詰まりやすくなり、吹き出物の原因となるアクネ菌が繁殖しやすくなります。
ホルモンバランスが安定してくる20代前後になると、思春期ニキビは自然に治っていきます。

ニキビに効果的な化粧水の選び方


スキンケアの基本となる化粧水ですが、たくさん種類があるので、ニキビケアのために「どの商品を選べばいいのだろう?」と悩んでしまう人も多いはず。
ここからは大人ニキビをケアする化粧水を選ぶときののチェックポイントを紹介します。

①ニキビをケアできる有効成分で選ぶ


ニキビやニキビ跡をケアするなら、肌荒れに効果的にアプローチできる「有効成分」が入っているかをチェックしましょう。

赤くなったニキビをケアするなら殺菌成分と抗炎症成分・鎮静成分をチェック


殺菌成分
・サリチルイソプロピル
・メチルフェノール
抗炎症成分
・グリチルリチン酸ジカリウム
・グリチルリチン酸2K
・アラントイン
鎮静作用
・ティーツリーオイル
・ヨモギ
・ドクダミ

状態が悪化して炎症を起こし赤ニキビ化してしまったときは、炎症を抑える成分が含まれている化粧水が有効です。
こういった有効成分が「一定以上入っている」と国から認められた化粧品のことを医薬部外品と言います。アイテム選びに迷ったら、商品パッケージや公式サイトなどに医薬部外品と書かれているアイテムを選ぶといいでしょう。

また、過剰な皮脂が原因の思春期ニキビには、皮脂の分泌量を抑えてくれる


・ビタミンC誘導体
・ライスパワーNo.6

などの成分も一緒に配合された成分を選ぶことをおすすめします。

②乾燥肌は肌の大敵! 肌負担の少ない天然保湿成分の高い化粧水を選ぶ


肌が乾燥すると、肌の表面が固くなったり、肌のターンオーバーの周期が乱れがおき、ニキビの原因となる毛詰まりが起こりやすくなります。

保湿力の高いスキンケアで肌の乾燥を防ぎ、油分と水分のバランスを整えることは肌トラブル予防への近道です。
なぜなら脂性肌、敏感肌、混合肌、普通肌とどのような肌質であっても、美肌を維持するためには肌表面の角質をうるおいで満たすことが重要だからです。

保湿成分の中でも特に注目したいのが、肌に元々備わっている天然保湿成分。アミノ酸・ヒアルロン酸・セラミド・コラーゲンは肌負担が少なく、敏感な肌でも使いやすくおすすめです。

また、肌にうるおいを与える「グリセリン」という成分は、ニキビの原因となる「アクネ菌」のエサになり増殖を促す可能性があるといわれています。保湿をしてもなかなか大人ニキビが減らない人は、成分表示の2〜3番目までにグリセリンの表記がある化粧水を避けることも考えてみてください。

大人ニキビだけでなく、過剰な皮脂が原因の思春期ニキビにも、乾燥を防ぐ保湿ケアはマスト。皮脂が多いから保湿ケアは必要ないと思っている方がいたりしますが、実はその過剰な皮脂は乾燥が原因になっていることも。肌が乾燥すると、潤いを守ろうと皮脂をたくさん出してカバーしようとしてしまうからです。どんな年代、肌質であろうと、保湿ケアは徹底して行なっていきましょう。

③ニキビができにくい処方かをチェック


ニキビができやすい方は、ノンコメドジェニック処方のアイテムを選ぶようにしましょう。

ノンコメドジェニックテストとは、ニキビのもとになる「コメド」ができにくい処方かどうかをチェックするテストのこと。
「ノンコメドジェニックテスト済」の表記がある化粧品は、第三者機関によって行われたテストをクリアしている商品ですので、通常商品よりも安心して使用することが可能です。

また、ニキビができている肌は炎症を起こしてデリケートになっているので、肌への刺激になりにくい処方であるかどうかも重要となります。
・アレルギーテスト済み
・スティンギングテスト済み
といった表記があるので、化粧品を使って肌荒れしてしまった経験がある方は、あわせてチェックするのがおすすめです。

④好みの香りと質感で商品の使用感をチェック! しっとり好きかさっぱり好きかでも選ぶ化粧水は変わる


スキンケアは毎日継続して行うことでだんだんと肌が整い、効果を実感できるようになります。
そして毎日使いつづけるためには使い心地が良いかどうかは重要なポイント

美容ログを見ても悩みを解決した「最後の商品」となった化粧水は「さっぱり感があるのに肌がしっとり潤う感じ」や「変にベタつかない」など、香りよりも商品の質感に重きが置かれる傾向に。

使い心地については「悩みを化粧水で解決した美容ログ」に詳しく書いてくれているので、ぜひチェックしてみてくださいね。


・香り
アルコールや薬品臭といった不快な臭いがしないか?
・ベタつきにくさ
ベタつきがなく、使った後の肌触りがいいか?
・容器の使いやすさ
こぼれにくい、フタが開けやすいなど使いやすい容器であるか?

ニキビを防ぐ正しいスキンケア方法


ニキビができている肌はとてもデリケートなので、しっかりとニキビに合ったスキンケアが重要となります。

後半戦はニキビを防ぐのに効果的な正しいスキンケア方法を紹介していきます。


ニキビを防ぐ正しいスキンケア方法
①ニキビをケアするための洗顔方法
②ニキビを防ぐ化粧水の使い方

ニキビをケアするための洗顔方法は?


肌トラブルがおきにくかったり、悪化を防ぐためには清潔な肌を保つことが大切です。正しい洗顔で肌を清潔に保ち、乾燥や刺激から肌を守りましょう。

洗顔は1日2回、洗顔料をたっぷり泡立ててTゾーンなど皮脂が多い部分を中心にやさしく洗います。Uゾーンや生え際のすすぎ残しに注意しながら、ぬるま湯でしっかり洗い流してください。肌がべたつくときも、過剰な洗顔は逆効果。朝晩2回を守ってくださいね。


正しい洗顔方法
① ホットタオルなど毛穴を温める
顔の皮脂は30℃ぐらいから溶けはじめるので、ホットタイトルでも皮脂や汚れを落とすことは可能です

②洗顔料をしっかり泡立てる
洗顔料を手にとって、モチッとした弾力がでるまでしっかりと泡立てます。しっかり泡立てる理由は、手と顔が触れる摩擦を防ぐため。摩擦は肌にダメージを与えてしまい、バリア機能を低下させるので、ニキビができやすくなったり時に悪化させてしまう場合も。手で泡立てるのが苦手な方は、100均でも購入できる泡立てネットを使うことで、手早く泡立てることができ、より弾力のある泡を作ること可能となります

③泡をクッションのようにしてやさしく洗う
手と顔が直接触れないように、泡を顔の上で転がすイメージで洗っていきます。長時間洗うと顔の皮脂を取りすぎてしまうので、2分以内には洗い終えるようにしてください

④皮脂や角質が気になる部分は入念に手入れ
おでこやフェイスラインなど人によってニキビができやすい場所は違うはず。自身の経験をふまえて吹き出物になりやすい場所は、しっかり洗いましょう

⑤ぬるま湯ですみずみまですす
洗顔料が残らないように、 32~38℃くらいのぬるま湯で洗い流します。髪の生え際や小鼻の脇は、すすぎ残しがでやすいので、しっかりと洗うようにしましょう

⑥清潔なタオルを押し当てるように拭く
清潔なタオルを使って、肌の上からそっと押さえるように顔を拭いていきます。ゴシゴシと擦ると肌を傷つけてしまうので、必ず力を抜いて優しく押し当てるように拭くことを心がけてください

洗顔後はすぐに保湿ケアする

乾燥から自分の肌を守るためには洗顔後1分以内に保湿することが大切です。肌から水分が蒸発しきる前に保湿をしてスキンケアを徹底することで美しい肌へと一歩近づけます。
 
洗顔後は化粧水で水分を与えた後に。乳液やクリームで水分が逃げないようフタをしましょう。

ニキビを防ぐ化粧水の使い方


毎日の保湿ケアに欠かせない化粧水ですが、効果を引き出すためにも適切な使い方をする必要があります。
誤った使い方をしていては効果を実感しづらくなりますし、場合によっては肌に悪影響を与えかねません。
化粧水を使う適切なタイミングや使い方についてしっかり把握しておきましょう。

化粧水を使うタイミング


肌にしっかりと潤いを届けるためにも、化粧水使うタイミングは大切です。化粧水を使用するのは主に朝晩の2回。

朝は洗顔後すぐにつけてしましましょう。化粧水をつけてから10分ぐらいすると、化粧水のうるおいが肌に行きわたり肌のキメを整えてくれます。
このタイミングでメイクを始めればファンデーションがヨレにくく、均一に伸びてメイクがきれいに仕上がります。

夜はお風呂上がりにつけるのがベストなタイミングです。入浴後は肌の潤い成分が流出しているため水分補給が必要ですし、肌が適度に温まり化粧水が浸透しやすくなっているからです。

クレンジング→洗顔→ブースター(導入液)→化粧水→美容液→乳液→クリームの順番で行いましょう。

化粧水のつけ方


化粧水の効果を最大限に引き出す化粧水のつけ方をチェックしましょう。


綺麗に洗った後の乾いた手のひらに500円玉大の化粧水を出します。商品パッケージに適量が書かれている場合はそちらに合わせてください

化粧水を両方の手のひらであたためるように広げます。化粧水を人肌に温めると、肌への浸透性がアップするので、より効果的に保湿することが可能となります

化粧水の成分が顔のすみずみいきわたるように、両手で顔を包み込むように化粧水を顔の内側から外側へとなじませます。この時肌をゴシゴシと擦ったり、叩いたりしないようにしましょう。ニキビができている肌は炎症を起こしていてとてもデリケートです。刺激を与えると、余計にニキビを悪化させる可能性があるので注意してください

次に頬からやさしく持ち上げるように化粧水をなじませていきます

皮膚の薄い目元は、指の肌を使って上向きに軽くパッティングするようになじませます。乾燥が気になる場合は重ねづけしてしっかり潤いを与えましょう

手に残っている化粧水はフェイスラインや首筋、デコルテにもなじませましょう。特に首筋はシワになりやすく肌年齢が出やすいので念入りにケアするのがおすすめです

最後に手のひら全体で、顔を包み込むようにハンドプレスを行いましょう。ゆっくり時間をかけて行い、肌に化粧水がしっかり馴染んで、しっとりした質感になったら完成です

化粧水をつける時のNGポイント

NG1:肌を強く叩く。肌を痛めてしまう可能性があるので、指でタッピングする場合は強くなりすぎないよう注意しましょう。
NG2:コットンを使うときに化粧水が足りない。量が少ないと肌に摩擦を与えてしまい、炎症を起こす原因になってしまいます。
NG3:塗り残しがある。おでこや髪の生え際、鼻の頭など塗り残してムラにならないよう意識しましょう。

化粧水の浸透を高めるブースターオイル


化粧水をなじませる前にブースターオイルを使うことで、より効果的な保湿ケアを行えるようになります。
ブースターオイルとは化粧水をつける前に肌に使用するオイルで、肌をやわらかく整えてその後に使用するスキンケア製品の浸透を助けてくれます。

to/oneの「エンリッチオイル」、RMK「Wトリートメントオイル」、メルヴィータ「ビオオイル アルガンオイル」などがおすすめ。
洗顔後に軽くタオルで水分を拭きとった肌に、ブースターオイルを3〜5滴程度伸ばして使いましょう。

大人ニキビの治し方とニキビを作らないための生活習慣


ニキビができる原因のひとつに、生活習慣の乱れがあります。「どれだけスキンケアを徹底してもニキビが良くならない…」というときは、生活習慣を見直してみるのがおすすめです。

栄養バランスのとれた食生活をおくる


栄養バランスのとれた食事を基本としたうえで、ビタミンB2やビタミンB6には皮膚を保護してくれる働きがあり、便秘が続くと肌トラブルや肌荒れを招きやすいので、腸内環境を整える食物繊維が豊富な商品もおすすめです。
ビタミンB群は肌の新陳代謝を促進し、ビタミンEは毛穴の詰まりを予防してくれます。


・ビタミンB2:レバー、うなぎ、納豆、たまご、アーモンド

・ビタミンB6:マグロなどの赤みの魚、鶏ささみ、レバー、にんにく、バナナ

・ビタミンE:アーモンド、かぼちゃ、赤パプリカ、ツナ缶

・食物繊維:海藻、きのこ、豆、芋

仕事で忙しく、食事をバランスよく食べるのが難しい人は、サプリで栄養を補給するのもありですよ。

質の良い睡眠をと理、寝具は常に清潔に


いろいろな肌トラブルを引き起こす睡眠不足ですが、ニキビができやすくなる原因にもなります。人によってベストな睡眠時間は異なりますが、6〜7時間の睡眠時間は確保できるよう心がけましょう。睡眠不足になると


・ホルモンバランス
・肌のターンオーバー

が乱れてしまい、ニキビの原因となる毛穴詰まりや皮脂の過剰分泌がおきてしまうので注意が必要。さらに、質の良い睡眠をとるために、寝る前の30分〜1時間前からは


・スマホやパソコンを見る
・アルコールやカフェインをとる

といった脳を刺激して睡眠の質を低下させることは控えましょう。

また、肌トラブルの発生につながる雑菌の繁殖を防ぐために、寝具は常に清潔に保ちましょう。枕カバーはもちろんのこと、布団や毛布の顔にかかる部分もできる限り綺麗に。ヘアオイルをつけて寝る人は特に気をつけましょう。

ストレスを溜め込まないようにする


ストレスが溜まるとホルモンバランスが崩れたり自律神経が乱れたりと、肌のバリア機能の低下を招いたり、肌細胞の再生がスムーズにできなくなったりと肌トラブルがおきやすい状態に。


・体を動かして脳や体を活性化する
・リラックスして心と身体を解放する
・好きなことやって気分の切り替えを行う
・しっかり休息をとって疲れを癒す

といったアプローチでストレス解消につとめましょう。

メイクでも紫外線対策を徹底する


紫外線は日焼けやシミを作ってしまうイメージが強いですが、実はニキビができる原因にもなっています。紫外線は毛穴の詰まりや皮膚の酸化を引き起こし、ニキビや毛穴の開きを悪化させてしまうのです。

日々日焼け止めを塗ってケアするのはもちろんのこと、メイクにおいても日焼け止め対策は重要です。化粧品も紫外線対策仕様になっているものが多いので、SPFやPAの値をチェックしてからコスメを選びましょう。

SPFやPAは数値が多いと紫外線を防ぐ力も強いのですが、肌への刺激も大きくなります。屋外に出ることが少ないのであれば、SPF30・PA++程度の低めのものでも十分です。

ニキビができたところは触らない


ニキビができてしまうとつい気になって手で触りたくなってしまう方っていますよね? ですが手は目に見えない雑菌がたくさん。そんな手でニキビに触れるとさらにニキビが増えたり、悪化したりする原因になりかねないので注意しましょう。

顔の部位別にニキビケアの方法をチェック

顎(あご)・フェイスライン


【原因】
顎は皮脂が多いのに乾燥しやすく、頬杖をつく、口元をおおう、マスクやマフラーをつけるなど、顎は手指で触れる機会が多い場所。そのため手や衣類から雑菌を肌に侵入し、炎症やニキビを起こす可能性があります。
【解決方法】
すでにご紹介したとおり顎は乾燥しやすい部位なので、洗顔や入浴後はすみやかに保湿を行いましょう。低刺激で油分の少ないスキンケア化粧品を選び、適量を清潔な手のひらでつけていきます。紫外線対策も忘れずに行いましょう。

おでこ・眉間・眉毛・こめかみ


【原因】
おでこや眉間は顔の中心部にあり、見た目の印象を大きく左右する重要なパーツです。ただ、おでこや眉間や眉毛はTゾーンにあたり、皮脂の分泌量が多い場所。前髪による刺激もあり、毛穴詰まりを起こしやすくもある場所です。
【解決方法】
まずはしっかりと洗顔をして余計な皮脂を取り除くこと。また、シャンプーやコンディショナーの濯ぎ残しにも気をつけましょう。

ほお


【原因】
頬は、顔の中で一番紫外線ダメージを受けやすい場所です。また、額などに比べると皮膚が厚くて、毛穴内のダメージが広がりやすいのです。
【解決方法】
頬の片側に発生しがちな方は、枕や敷き布団に雑菌が繁殖しており、常に接触しているほうの頬に炎症を引き起こすことがあります。寝具を交換するなどして、頻繁にシーツ交換、洗濯をするだけで徐々によくなっていく可能性があります。また、メイク汚れが肌に残らないように正しい洗顔と保湿を心がけてください。

鼻・鼻の下


【原因】
鼻や口の周りには毛穴が密集しています。毛穴が多いと皮脂の分泌量も多いので、毛穴に皮脂が溜まりやすいです。さらに、毛穴には落としきれなかったメイクや空気中のホコリなどの汚れも詰まりやすいため、毛穴がふさがり皮脂が排出されにくくなります。その皮脂をエサにしてアクネ菌や細菌が繁殖し、吹き出物が発生してしまうのです。
【解決方法】
鼻の下の吹き出物を防ぐためには、皮脂の分泌量を抑えることが大切です。油分が多いスキンケア商品は皮脂と同様に肌トラブルを引き起こす可能性があるため、油分控えめのアイテムで水分をしっかり補って、うるおいを与えることが大切です。

口元


【原因】
口周りや唇付近の吹き出物は、胃腸が弱っている時にできやすいと言われています。口元は胃腸と繫がっているため、不調が吹き出物になって現れるのです。また、胃に負担をかける薬を頻繁に飲んでいると、口周りや唇付近のニキビの原因になることがあります。
【解決方法】
口周りや唇付近の吹き出物を防ぐためには、胃腸に負担をかけないことが大切です。暴飲暴食は避けて、バランスの良い食事を1日3回、規則正しく食べるようにしましょう。冷たい飲み物や食事を避けて、温かいものを食べるようにすることも吹き出物の予防につながります。

背中・お尻


【原因】
背中やお尻にできる吹き出物の原因はインナーやショーツの摩擦、洋服内にこもる湿気。過剰な汗から生まれる皮脂や毛穴詰まりが原因です。
【解決方法】
バスタイムで背中やお尻を清潔に保つためにしっかり身体を洗うこと。また、汗などで濡れた服はできるだけすぐに着替えて身体を洗うこと。また、顔用のニキビアイテムを使うこともできますし、専用ローションやクリームでしっかり保湿することが大切です。

ニキビ肌の時のベースメイクのポイントは?


まず、油分の多い化粧下地などは控えめに使うことが大切。塗りすぎるとヨレやすくもなりますし、オイリーな状態を加速させてニキビが悪化してしまいかねません。

また、パウダーファンデーションをつける際には、パフに適量をとって優しくパッティングしましょう。擦ると素肌に大きな負担がかかるので、要注意。とにかく優しくメイクをするのがポイントです。

ニキビ肌のNG行為とは?


ニキビ肌になってしまった際、誤った方法でケアをするとニキビはさらに悪化します。ここからは、やってはいけないNGスキンケアについて紹介していきます。

長時間メイクをしたままはNG


メイクはファンデーションなどで肌を塞ぐことになるので、長時間メイクをし続けていると、素肌にとって大きな負担になります。肌が呼吸できない状態になり、乾燥しやすくなります。出かける場合は帰宅したらすぐにメイクをオフして、スキンケアをしましょう。

肌が乾燥しやすい季節だけの保湿はNG


肌が乾燥しやすい冬場は、意識的に保湿をしている人も多いでしょう。しかし、そうでない時期は気を抜きがちなのではないでしょうか。素肌は、常にさまざまなストレスにさらされています。刺激によって素肌が乾燥してしまうこともあります。乾燥は肌のターンオーバーを乱すので、オールシーズンしっかりと保湿ケアをすることが大切です。

刺激の強い日焼け止めはNG


日焼け止めは、時と場合によって使い分けることが大切です。紫外線を防ぐ力が強ければ強いほど良いと思われがちですが、日焼け防止の力が強い分素肌にも大きな負担がかかります。レジャーなど長時間屋外に出ている時にはSPF50・PA++++くらいのものを使った方が良いですが、普段過ごす分にはSPF30・PA++程度で十分です。

マスクで隠すのは蒸れと刺激でニキビが悪化するのでNG


ニキビが気になると、マスクで隠してしまえばいいと考える人も多いでしょう。確かに気になる部分は見えなくなるかもしれませんが、マスクをしていると覆われている部分が不衛生な状態になります。呼吸をして蒸れることで素肌の雑菌にとってとても居心地の良い空間になるのです。

また、マスクと肌が触れ合うことで生じる摩擦も肌ストレスとなり、ニキビを悪化させます。

ファンデーションでカバーしすぎはNG


ファンデーションを厚く塗って、ニキビを目立たなくしたいと思う人も多いでしょう。しかし厚塗りしてしまうと素肌に大きな負担がかかります。肌が呼吸できない状態になり、肌ストレスからニキビが悪化してしまうこともあるので要注意です。

カバー力の高い下地やコンシーラーなどを使い、ファンデーションは薄めに付けましょう。

とにかく洗顔!? 思春期ニキビと同じケアを続けるのはNG


思春期ニキビの原因のほとんどは皮脂の過剰分泌なので、洗顔をこまめに行って余分な皮脂を落とすことが重要です。

しかし大人ニキビの場合、思春期ニキビとは発生の原因が違います。主に生活習慣やメイク汚れ・角質のつまりが原因なので、ライフスタイルから見直さなければなりません。

髪や服がニキビにふれるのはNG


ニキビは炎症が起こっている状態なので、様々な刺激に過敏になっています。素肌を触りすぎないように意識することはもちろん、思わぬ刺激にも気をつけなければなりません。

服や髪がニキビの患部に当たってしまうと、それが摩擦によるダメージとなってニキビを悪化させてしまうことがあります。髪は束ねる、服は首元のすっきりした服を着るなどして、ニキビに触れないようにすることが大切です。

ニキビケアのおすすめアイテムが知りたい!


ニキビは間違ったケアをすると悪化してしまいます。スムーズに対処をして効率的にケアをするためにも、ニキビケア商品の選び方を知っておきましょう。

繰り返す大人のニキビにはノンステロイド処方の治療薬


大人ニキビは、何度も再発しやすいのが悩みどころです。ステロイドを配合した製品は炎症を抑える作用に優れていますが、その分副作用も多く報告されています。感染症にかかりやすくなったり、骨がもろくなったりすることがあるのです。

繰り返しやすい吹き出物の対処でステロイド配合の製品を使うと、副作用によるリスクも大きくなります。ノンステロイドタイプの商品を選ぶようにしましょう。

繰り返したくない 赤く目立つ「大人ニキビ」治療クリーム


繰り返しがちな吹き出物のケアには、専用の治療クリームが有効です。赤みが目立ちやすい大人ニキビの対策として、抗炎症作用のあるクリームを選びましょう。例としては、グリチルレチンなどが有効成分として含まれているものなど。炎症が収まってくれば、ニキビも落ち着きやすくなります。

ニキビができる原因は?

肌の乾燥や角質肥厚


大人ニキビの原因は、睡眠不足やストレスなど生活習慣の乱れ、合わないスキンケアなどによって肌のバリア機能が低下してしまうことです。肌のバリア機能が低下すると乾燥しやすくなり、肌のターンオーバーが乱れて古くなった角質が毛穴をふさいでしまいます。

この「乾燥」が大人ニキビのポイント。しっかりと保湿ができる高保湿タイプの化粧水を選び、肌をうるおいで満たすことを心がけましょう。

毛穴の詰まり


皮脂や角質が毛穴にたまり、毛穴を塞いでしまうことがニキビの初期段階で、皮脂や老廃物が毛穴に詰まって盛り上がった状態をコメドといいます。コメドの中でアクネ菌が増殖することで炎症を引き起こし、赤く腫れあがった状態になります。

アクネ菌の増殖


アクネ菌は大人ニキビの原因として知られる一方、健康な肌にも存在する常在菌でもあります。ターンオーバーが乱れて毛穴が詰まったり、肌のバリア機能が衰えるとアクネ菌が繁殖しやすくなりニキビにつながります。

アクネ菌を増殖させないためには「肌を清潔に保つ」「化粧水による保湿スキンケアを重視」「肌のターンオーバーを整える」の3つが大事になります。
これらを意識して吹き出物の悪化を助長するアクネ菌の増殖を防ぐ、アクネケアを行いましょう。

不適切なスキンケア


クレンジングでメイクを落とし、洗顔でしっかりと毛穴の奥まで汚れを落とさないと雑菌が繁殖し、ニキビができやすくなります。

また皮脂を悪いものと決めつけ、必要以上に皮脂を取りすぎると足りない分を補おうと逆に皮脂の分泌を促してしまうことに。肌バランスは油分と水分のバランスが大事なので、化粧水で潤いを、乳液やクリームで油分をしっかり補いましょう。

生活習慣・食生活の乱れ


睡眠不足や運動不足、栄養バランスの悪い食事など生活習慣の乱れも肌トラブルの原因になりやすいので注意が必要です。

暴飲暴食などによる胃や腸の不調は、鼻の下や口の周りにニキビを引き起こすと言われています。また生活習慣の乱れで自律神経に影響が出ると吹き出物が出やすくなります。

ホルモンバランスの乱れ


生理周期のホルモンバランスの乱れでニキビができやすくなることがあります。特に生理前の黄体期は、副腎性男性ホルモンが高くなり皮脂腺機能を亢進させてしまうので、皮脂が過剰に分泌されてニキビを発症させてしてしまうことが多い。

また仕事や育児など日常生活でのさまざまな精神的ストレスによりホルモンバランスが乱れると、皮脂が過剰に分泌されることも。ホルモンバランスが崩れると肌のターンオーバーのリズムも乱れて角質が厚くなり、皮脂が詰まりやすくなる。

ニキビの種類をチェック


大人ニキビには4つの種類があり、白ニキビ→黒ニキビ→赤ニキビ→黄ニキビの段階で経過することが多いです。
赤や黄まで進行すると治りが遅く跡が残りやすくなるため、早い段階で予防・治療しましょう。

白ニキビ(初期段階)


皮脂や老廃物が毛穴に詰まり小さくポツンと盛り上がった状態。これをコメドといいます。

黒ニキビ(酸化)


毛穴が開き、皮膚の表面に出てきたコメドが空気に触れることで酸化し、黒く見える状態。

赤ニキビ(炎症)


毛穴の中でアクネ菌が増殖し、赤く膨れ上がる。白ニキビが悪化し炎症を起こした状態。

黄ニキビ(化膿)


赤ニキビがさらに悪化し、毛穴に溜まった膿が外へ出ようと毛穴を押し上げている状態。

長期的に繰り返してしまう慢性ニキビに注意


なかなか治らなかった吹き出物がようやく治まってきたと思ったらすぐに新しい吹き出物となって生まれる慢性ニキビに悩んでいる人もいるのではないでしょうか?

それは治ったと思った肌トラブルがまだ完治しておらず、肌の奥に毛穴詰まりが残っているためです。このふさがれた毛穴の中でアクネ菌が増殖し、炎症を起こして新たに吹き出物ができたように見えてしまうのです。こういった繰り返しできる肌トラブルは病院に相談してみることをおすすめします。

ニキビ跡


炎症が終わった後に、ニキビ跡と呼ばれる瘢痕が残ることがあります。炎症性ニキビによる肌ダメージが回復せずに、皮膚の組織が正常に修復されなかった場合、クレーターのように残ってしまうことも。

ニキビケアのよくある疑問解消Q&A

Q

ニキビができやすい肌とは?

A

ニキビができやすい肌は、オイリー肌や混合肌の人です。皮脂が過剰に分泌されることで、皮脂を栄養として育つ「アクネ菌」が増殖。アクネ菌によって、ニキビが引き起こされるのです。
また、肌のターンオーバーが乱れることでも、ニキビはできやすくなります。肌に古い角質が溜まった状態になるとそれが毛穴に詰まり、ニキビにつながるのです。

Q

ニキビができにく健康的な肌の作り方は?

A

ニキビができにくい素肌を作るためには、とにかく保湿を徹底することです。肌が乾燥するとターンオーバーが乱れ、古い角質が溜まる原因になります。また、脂性肌の人は気になるかもしれませんが、皮脂が多いからといって過剰に落とすのもNGです。肌には適度な皮脂が必要です。洗顔は優しく行い、洗浄力の強すぎる洗顔料は避けましょう。
さらに、ターンオーバーを乱す原因のひとつとして紫外線があります。日焼け止めをしっかり使い、日焼け対策を徹底することも大切です。

Q

マスクによる肌トラブルを防ぐにはどうすればいい?

A

マスクをつけていると口の周りの湿度が高くなりますが、マスクを取ると今度は急激に乾燥してし舞うことで肌がダメージを受けて吹き出物などの肌荒れにつながります。マスクを外した後は口周りの保湿を怠らないよう注意しましょう。

Q

マスクによる肌トラブルの悪化を防ぐには?

A

美容ログを見ていても、マスクによる肌荒れが急増していることがわかります。マスクで肌トラブルが悪化する原因は摩擦とムレ、乾燥、刺激にあります。摩擦や刺激を防ぐためには肌に優しい素材のマスクを選び、顔のサイズに合ったものをしましょう。また、マスクの中はムレやすいので汗をかいたら、こまめに拭き取るようにしましょう。そしてマスクを外した後は急速に乾燥が進むので、保湿をしっかりと行いましょう。

Q

韓国のニキビケア化粧水は使っても大丈夫ですか?

A

韓国コスメの化粧水を使っても基本的に問題はありません。
ただし、韓国と日本ではコスメや医薬品に関する法規制が異なり、国際的に見ても日本の基準はかなり厳しいといわれています。
もちろん、韓国コスメだから一概にダメというわけではありませんが、吹き出物ケアで化粧品を購入する場合は、日本の医薬部外品を使用することをおすすめします。

Q

ニキビに効果的なスキンケア方法はありますか?

A

吹き出物ケアの基本は、肌を清潔に保ち、適切に保湿をして毛穴のつまりを予防することです。ベタつきを気にして化粧水のみ使用すると、せっかく保湿した水分が蒸発してしまい、あっという間に乾燥してしまいます。油分の含まれている乳液やクリームなどを使って、化粧水で補給した水分にしっかり蓋をしましょう。
スキンケアだけで治らないときは、市販薬や皮膚科の薬に頼るのも手。医師や薬剤師に相談してみてくださいね。

Q

ニキビ跡を残さない方法は?

A

跡を残さないためには、白ニキビの段階で治療することが重要です。ニキビ跡には赤み、色素沈着、クレーターの3種類があります。赤みや色素沈着タイプは炎症を抑えるビタミンCや美白成分のトラネキサム酸が配合された化粧水を使うことで徐々に改善されます。クレーターは皮膚科で治療しましょう。

Q

ストレスがたまるとニキビができやすいって本当ですか?

A

本当です。ストレスを受けると男性ホルモンの分泌量が増え、皮脂の分泌が促進されます。その結果、皮脂が多い状態になり吹き出物ができやすくなってしまいます。

Q

「ニキビは冷やした方が良い」は本当?

A

冷やすことで一時的に炎症をやわらげてくれる可能性はありますが、応急処置でしかありませんし、冷やすことで肌が乾燥したり血行が悪くなったりする可能性があり、あまりおすすめしません。冷やすぐらいでしたら早めに皮膚科を受診しましょう。

Q

プチプラの化粧水は効果がないのでしょうか?

A

プチプラだからといって、効果がないことは決してありません。
2,000円以下で購入できる比較的リーズナブルな化粧水にも、有効成分がしっかり含まれているものもたくさんあります。

Q

紹介されている化粧水はメンズでも使えますか?

A

もちろん男性もお使いいただけますが、肌質に合うものを選ぶことを忘れずに。
一般的に脂性肌は男性に多く、乾燥肌は女性に多い傾向にあります。
皮脂量が多めの男性が女性向けの油分も同時に補うタイプの化粧水を使うと、必要以上に肌がべたついてしまうことも。
脂性肌の男性は、メンズ用の化粧水やさっぱりとしたものを選ぶことをおすすめします。

Q

甘いものを食べたり、生理前にニキビができやすいのはなぜ?

A

生理前はホルモンバランスの影響で皮脂の分泌量が増えたり、皮脂が詰まったりすることで吹き出物ができやすくなります。
チョコレートやケーキなどに含まれる脂質や糖質が皮脂の分泌を促進し、肌トラブルの原因になることはあり得ますが、科学的根拠はありません。心配な人は「おばあちゃんのお菓子」と言われるような糖質・脂質の少ないものを選ぶといいでしょう。

Q

ニキビ肌の場合、洗顔後に何もつけない方が良いというのは本当?

A

朝や夜に洗顔した後は何もつけない「肌断食」が少しトレンドだったこともあります。
毛穴の炎症改善や毛穴の引き締め効果、肌のバリア機能の向上などが効果として期待できるということで、知っている人も多いのではないでしょうか?
しかし、洗顔後何もつけなければ肌の乾燥は強くなりますし、肌のバリア機能が低下している場合は肌の突っ張りを強く感じることがあります。
洗顔後に何もつけない美肌法のメリットはあるとは思いますが、肌断食はリスクもありますので、まずは事前に専門医に相談しましょう。

Q

化粧水を変えるとニキビができる原因は?

A

今までよりも保湿力の高い化粧水を使うと吹き出物ができてしまったり、いつも使っていた化粧水が急に合わなくなって肌トラブルになったしまった、なんて話を聞きます。
化粧水を変えて肌トラブルがおきてしまった人は、自分の肌質と化粧水が合っていないことが原因です。
化粧水にはアクネ菌を増殖させる成分が多く含まれている場合があります。
「グリセリン」「D(+)-グルコース」「D-ソルビトール」などしっとりタイプの化粧水に多く含まれる成分は避けた方が無難です。

Q

化粧水後どれくらい経ったら乳液を使う?

A

そんなに時間は置かなくてOK。化粧水のテクスチャーにもよりますが、1分程度おいてあげれば十分です。

Q

脂性肌(オイリー肌)でも保湿した方がいい?

A

脂性肌(オイリー肌)の人は目立って見える皮脂を落とそうとクレンジングや洗顔をしすぎたりしがち。肌が乾燥すると余計に皮脂が分泌されてしまうので、しっかりと化粧水で水分を入れてあげましょう。

Q

ニキビの膿は出した方が治りが早い?

A

ニキビを潰すのは絶対にやめましょう。指や爪でむやみに潰してしまうと、周囲の皮膚を傷つけたり雑菌が入るなどして跡として残る原因となります。

Q

吹き出物をなるべく早く治す方法ってある?

A

吹き出物を早く治すためには、肌トラブルになった場所を手で触らないなどこれ以上雑菌が入らないように気をつけてください。そして肌トラブルの症状が軽い段階で皮膚科を受診しましょう。薬局では肌トラブルに有効な成分が配合された抗炎症薬も販売されていますが、なかにはステロイドなどの成分が配合されておりあまりオススメできません。

Q

ニキビケアに拭き取り化粧水は効果ある?

A

拭き取り化粧水はコットンなど使用するためにその摩擦からニキビにさらにダメージを加える可能性があるため使用を避けましょう。

Q

ニキビ肌は朝も洗顔料を使ったほうがいいの?

A

肌質によりますが基本的には洗顔料を使った方が余計な皮脂をしっかりと取り除いた状態でメイクができるので良いでしょう。ただし、乾燥肌の人は皮脂分泌の多いTゾーンやUゾーンのみに朝の洗顔料は使う方が無難です。

Q

ニキビの膿は出したほうが治りが早い?

A

ニキビを潰して膿を出すのは絶対にNGですのでやめましょう。炎症を起こして膨らんでしまった黄ニキビは目立つし、痛みもあるのでつい潰したくなりますよね? しかし指や爪などでニキビを潰してしまうと雑菌が入ってニキビが治りにくくなるばかりか、皮膚を傷つけてニキビ跡として残る原因になってしまいます。

Q

痛みのある吹き出物の適切なケア方法は?

A

痛みにある吹き出物は毛穴の中でアクネ菌が炎症を起こしている状態です。触らない、潰さない、傷つけないよう注意しながら、早めに皮膚科を受診しましょう。

Q

ニキビ肌の時のベースメイクでは何を気をつけるべき?

A

ベースメイクをするときに肌を擦らないように気をつけましょう。また、塗りつけるというよりは、優しく肌にのせていく感覚で。またスポンジやブラシも清潔なものを使いましょう。手で塗る場合はメイク前に綺麗に洗うのを忘れずに。

Q

ワセリンで吹き出物ケアするのはあり?

A

ワセリンは保湿効果が高いことから乾燥が原因の吹き出物に効果がありそうに感じます。ただ、テクスチャーが固いのと、消炎作用があるわけではないので効果があるとは必ずしも言い切れません。基本的には使わないことをおすすめします。

Q

オイリー肌と乾燥肌の吹き出物ケアはどう違う?

A

オイリー肌も乾燥肌も吹き出物ケアにおいて大事なのはどちらも同じで保湿です。乾燥肌の人は高保湿成分入りの化粧水がおすすめ。オイリー肌の人は油分を気にして化粧水だけでケアする方がいますが、乳液なクリームに含まれている油分は少量なので、せっかく取り込んだ水分が蒸発しないように、しっかり蓋をしましょう。

Q

男性が吹き出物対策するときにポイントは? 化粧水の使い方は変わる?

A

基本的には男性も女性も吹き出物ケアの方法は変わりません。ただ男性の方が皮脂の分泌量が多く、水分量が少ないため、しっかりと洗顔し、その後の化粧水で十分に保湿をすることがより重要となってきます。

Q

甘いものを食べたり、生理前にニキビができやすいのはどうして?

A

実は甘いものを食べたからニキビができるという科学的根拠はありません。しかしチョコレートなどに含まれる糖分が体の栄養バランスを崩し、皮脂の分泌を促進することで間接的に肌トラブルの原因となっている可能性はあります。また生理は生理の1週間前から黄体ホルモンが増加することで、皮脂の分泌量が増えたり皮脂が詰まったりしやすくなり、肌トラブルの原因になりやすくなります。

LASELAの美容ログからわかった! みんなのニキビ事情

ニキビの悩みを解決した商品に最も選ばれたのは「化粧水」

ニキビの悩みをどうやって解決したのかを聞いたところ、さまざまな美容商品を試した末に悩みを最も解決してくれた「最後の商品」として選ばれた商品は「化粧水(33.0%)」が1位という結果に。続いて、美容液(13.5%)、洗顔(12.9%)、クレンジング(11.3%)の順でした。

詳細はこちらの記事をチェック!
ニキビの悩みを解決できたアイテム1位は「化粧水」、7割の女性が商品選びで失敗を経験

乾燥肌の悩みは「ニキビ」が38.2%で最多、「肌荒れ」の約2倍

20代から40代の女性1,879人のうち、「乾燥肌」と回答した女性502人に美容の悩みをたずねたところ、「ニキビ」が最も多く38.2%でした。乾燥肌の女性の約4割がニキビの悩みを抱えているようです。

詳細はこちらの記事をチェック!
【乾燥肌の悩み】ニキビを解決できた商品は「化粧水」、約7割が刺激の少ない商品を選んで購入

フェイスラインのニキビ、約3割がマスク生活による肌荒れが原因

「顎・フェイスライン」「頬」「口周り」にニキビができやすいと回答した女性314人に対し、最も原因だと考えられるものについて訪ねたところ、1位は「マスク」で26.8%、2位は「ストレス・疲れ」で25.5%でした。

詳細はこちらの記事をチェック!
フェイスラインのニキビ、約3割がマスクによる肌荒れが原因と回答、症状が改善した化粧水の平均価格は3,400円

化粧水に合わせて使いたいニキビ予防アイテムは?


化粧水による保湿ケアが肌トラブルに対して一番効果が高そうなのは最初のアンケート結果からもわかりますが、一緒に汚れを落とすケアもしっかりとやりましょう。
特にクレンジングと洗顔をしっかりすることで、ニキビの原因となる汚れを肌に残さないようにしてくださいね。

過剰皮脂による肌トラブルケアには石鹸系の成分をメインにした洗顔料がおすすめですが、乾燥が原因で肌トラブルができやすい肌には皮脂を取りすぎないアミノ酸系の洗浄成分をメインとした洗顔料がおすすめです。

関連記事をチェック
ニキビ肌向け洗顔料おすすめ人気ランキング|ニキビの発生を防ぐ洗顔フォームの正しい使い方も

化粧水以外でもニキビケアアイテムを取り入れよう


ニキビのケアには、化粧水以外のアイテムもチェックしましょう。以下の記事では、ニキビ肌向けのスキンケアアイテムやベースアイテムを使ってケアに使える
「最後の商品」をまとめているのでぜひチェックしてください。
ニキビやニキビ跡におすすめのフェイスパック25選|炎症を抑えながら肌の再生を促すスペシャルケア

ニキビ対策のスペシャルケアおすすめ人気ランキング|原因や選び方を徹底解説

ニキビ対策の肌質改善おすすめ商品人気ランキング|美容ログから最後に選ばれた商品を紹介

ニキビをケアする医薬品おすすめのランキング|できてしまった大人ニキビを治すために

ニキビ治療におすすめの美容皮膚科・美容外科|美容医療でできる主な施術とは?

【2022年最新】ニキビ肌におすすめの化粧下地ランキング|ニキビ肌をケア&カバーする化粧下地は?

【2022年】ニキビ肌向け日焼け止め人気ランキング|ニキビ肌でも日焼け止めを使っても大丈夫?

ニキビを悪化させずに隠すファンデーション|2572人の中から選ばれた「最後の商品」ランキング

【2022年】ニキビケアにおすすめのオールインワンジェルランキング|時短&効果的になめらか肌へ

ニキビクリーム人気おすすめランキング|第2位はペアアクネクリームW

ニキビケア美顔器おすすめ人気ランキング|ニキビのできにくい肌作りの強い味方

ニキビ肌向け洗顔料おすすめ107選|大人&思春期ニキビも自分の悩みに合った選び方が分かる【2022年】

乳液をつけるとニキビができるって本当? ニキビケアにおすすめの乳液35選

【2022年】ニキビケア美容液のおすすめ人気ランキング|ニキビ予防・ニキビ跡に効く美容液は?

【皮膚科医監修】ニキビ肌向けクレンジング|ニキビの予防につながった「最後の商品」ランキング

ニキビの悩みを解決した化粧品699選|ニキビの原因と治し方を徹底解説

化粧水でニキビをケアして美肌へ


ニキビを解決したアイテム1位「化粧水」について見てきました。肌に合った化粧水を厳選し、使い続けると肌トラブルのできにくい美肌に整えることができます。
肌トラブルに悩む時はもちろん、ニキビができる前のケアとしても使いつづけることで、将来の肌環境に大きな影響を与えます。
今回ご紹介した化粧水や「最後の商品ランキング」を参考に、自分に合った化粧水で素肌からピュアな肌を作ってニキビにさようならをしましょう

さらに絞り込んで
商品・サービスを探す

関連記事
デコルテニキビを解決するためにすべきことは? 悩みをケアするオススメ美容商品も紹介
胸にできたニキビの悩みを解決するためにすべきことは?
頭皮ニキビを解決するためにすべきことは? 悩みをケアするオススメ美容商品も紹介
美容オイルおすすめ人気ランキング|肌に潤いを与えながらしっとりとしたハリの肌へ
炭酸洗顔料で毛穴の汚れはとれるのか? SNSで話題となった洗顔の効果
馬油洗顔料おすすめランキング|肌のうるおいを守りながら汚れを洗い流す