※監修者は「スクラブの成分」「スクラブの使い方」「スクラブの選び方」「毛穴について」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事で紹介しているスクラブのうち、ニキビ予防や美白の効能・効果が認められているのは医薬部外品のみです。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。
きちんとクレンジングや洗顔をしているのに、毛穴のざらつきや黒ずみが気になるという経験はありませんか? そんなしつこい毛穴トラブルにはスクラブでのケアがおすすめです。
ピーリング効果のあるスクラブは、毛穴の汚れや角質を落とすのにも効果が期待できるため、スペシャルケアとしてぜひ取り入れるのが◎。
しかし「どんな成分のスクラブが効果的なんだろう?」「スクラブは刺激が気になって使うのにためらってしまう」とお悩みの方も多いですよね。
今回は、毛穴汚れの原因に迫りながら毛穴ケアにおすすめのスクラブをランキング形式でご紹介。ぜひアイテム選びの参考にして、毛穴の悩みにアプローチしましょう。
毛穴の黒ずみやざらつきの原因は、クレンジングや洗顔不足、摩擦、ストレスや紫外線など様々。まずは自分の毛穴トラブルの原因をしっかり見極め、ケアをする事が大切です。
まずは、ご自身の毛穴のタイプとケア方法をチェックしていきましょう。
毛穴タイプ | 症状や原因、毛穴ケア方法 |
---|---|
角栓・詰まり毛穴 | ・皮脂が過剰分泌して角栓が毛穴に詰まっている状態 ・肌をやわらかくして角栓を取り除いていくことが大切 |
黒ずみ毛穴 | ・詰まり毛穴が空気や紫外線などの刺激を受け酸化している状態 ・抗酸化作用の成分をチョイス |
すり鉢毛穴 | ・乾燥が原因で触るとザラザラしている状態 ・毛穴まわりの肌荒れにアプローチできる成分をチョイス |
たるみ毛穴 | ・加齢が原因で毛穴を支えられなくなり、しずく型に開いている状態 ・年齢を重ねることでできやすく、肌にハリ感を与えるアンチエイジング成分をチョイス |
開き毛穴 | ・お肌の水分と油分のバランスが乱れやすいオイリー肌や乾燥肌の人に多い ・油分が少なめで皮脂を抑制する効果のある成分をチョイス |
乾燥毛穴 | ・年齢を重ねることでうるおいを維持することが難しくできやすくなる ・症状の原因は肌の乾燥なので、保湿効果の高いうるおい成分をチョイス |
クレンジングや洗顔不足、ターンオーバーの乱れ、ストレスなどがきっかけで男性ホルモンが優位になり皮脂が過剰に分泌されます。
そのことが原因で一般的な角栓やつまり、毛穴トラブルのの原因にのあってしまうのです。
また、角栓やつまり毛穴を放置することで、皮脂が酸化し黒ずみ毛穴につながります。毛穴トラブルは早い段階でケアをする事がとても大切です。
古い角栓は詰まったままの状態だと、黒ずみ毛穴や開き毛穴につながってしまいます。
古い角栓は、フライパンの油汚れと同じように毛穴にこびりつき頑固なため、スクラブなどのスペシャルケアを取り入れることがおすすめです。
角栓が酸化すると、空気や紫外線に触れることで黒ずみに変化していきます。
黒ずみになると、元に戻すのに時間がかかってしまうため、抗酸化成分や美白成分配合の化粧品で早い段階でアプローチをかける事が大切です。
クレンジングや洗顔不足は、毛穴トラブルにつながりやすいため正しく行う事が大切。クレンジングや洗顔の方法を見直すだけでもお肌は落ち着きます。
毛穴トラブルを感じたらクレンジングや洗顔の方法を見直す事がおすすめです。
頑固な角栓や詰まり毛穴などのケアにはスクラブがおすすめです。自分の肌に合ったスクラブを見つけ、つるっとしたすべすべの肌をお手に入れましょう。
スクラブもテクスチャーや配合成分などで効果はさまざまです。
自分の毛穴トラブルに合わせて、ピッタリのスクラブを選ぶことでより効果的に使いましょう。
スクラブはクレンジングや洗顔では取りきれない汚れを取る効果があります。しっかり毛穴にアプローチをかける成分のスクラブを選び、普段できない毛穴のケアをしましょう。
◯毛穴汚れに効果的な成分
種類 | 成分 | 特徴 |
---|---|---|
酵素 | パパイン酵素、プロテアーゼ、プロメライン | タンパク質分解酵素なので、ターンオーバーの乱れが原因でお肌に残ったままの古い角質を分解し取り除きます |
ピーリング | AHA、サリチル酸 | お肌を柔らかくし、ターンオーバーを促進することでお肌に残った古い角質を取りやすくします |
クレイ | カオリン、マイカ、イライト | クレイ(泥)の吸着力で、毛穴に詰まった皮脂や不要な汚れを取り除きます。 |
スクラブもタイプによって、テクスチャーや使用感がさまざま。肌質や好みに合わせて自分にピッタリのスクラブを選びましょう。
◯スクラブの主なタイプ
タイプ | おすすめの肌質 |
---|---|
シュガータイプ | 名前の通り砂糖のように粒が細かいので、乾燥肌やお肌をしっとり仕上げたい方におすすめ |
ソルトタイプ | >名前の通り塩が原材料でシュガータイプより粒が粗く、洗浄力が強いです。毛穴の詰まりやざらつきが気になり、しっかり角質を取り除きたい方や脂性肌の方におすすめ |
重曹タイプ | 粒が荒く洗浄力も強いので、お顔のざらつきやごわつきが気になる方におすすめ |
天然由来成分タイプ | 敏感肌の方は成分にこだわり、できるだけ天然由来成分のものを選ぶのがおすすめ。 |
スクラブのタイプによって、粒の細かさはさまざまです。しっかり汚れを取りたい場合は粒が粗いものがおすすめですが、肌質によってはトラブルにつながってしまう可能性もあります。しっかり粒の大きさもチェックし、自分の肌質に合ったものを選びましょう。
クレンジングや洗顔の後に、毛穴が気になる部分を中心に円を描きながらやさしくクルクルとのばしながら使うのがおすすめ。
小鼻や顎など、毛穴詰まりが気になる部分から使っていくのがおすすめです。
毛穴の黒ずみを取りたいばかりに、同じ部分を何度もクルクルしてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
同じ部分ばかりこすってしまうと肌の負担になり、トラブルにつながってしまう可能性も。スクラブを使ったマッサージは過剰なやりすぎに注意です。
スクラブはやりすぎはNG。週に1~2回を目安に、肌状態に合わせて使用していきましょう。
ニキビや肌荒れを起こしているときはスクラブをしてしまうと、肌トラブルを悪化させてしまう可能性があります。肌状態に合わせて使用するようにしましょう。
スクラブは、お肌の不要な角質や皮脂を取り除くものだからこそ、お顔全体に使用するのではなく鼻周りやあご先など、毛穴が気になる部分のみ使用しましょう。
スクラブ後はお肌がすべすべになるからこそ、気になる部分はついゴシゴシしてしまいます。摩擦は肌トラブルにつながる可能性もあるので避けましょう。
毛穴ケアもトラブルの状態によって、おすすめのスキンケア成分は異なります。
つまり毛穴には、AHA成分でお肌を柔らかくし詰まった汚れを取りやすくしたり、抗酸化成分で毛穴の黒ずみにアプローチをかけることも大切。
また、皮脂による毛穴の開きなど毛穴目立ちは、引き締め効果のある成分などがおすすめです。
毛穴の悩みに合わせてスキンケア成分を使い分け、毛穴に対してより効果的にアプローチをかけていきましょう。
毛穴は常に皮脂や汗を分泌しています。だからこそ、日々のスキンケアや紫外線対策がとても大切。クレンジングや洗顔の見直し、保湿ケアまで正しく行いましょう。
毛穴トラブルはクレンジング不足が原因と言っても過言ではありません。クレンジングの方法を間違えたり、洗い流しが不足することが原因で、つまり毛穴や黒ずみ毛穴など毛穴トラブルにつながる可能性があります。
毛穴ケアには正しいクレンジングを心がけましょう。
スキンケアをするときは、ホットタオルやスチーマーを使うこともおすすめ。お肌が温かくなることで毛穴が開き、皮脂などの汚れも取りやすくなます。
毛穴汚れをしっかり落とすことで、美容液などの浸透効果も高めてくれます。
お肌状態は日々の食事で左右されます。甘いものや脂っこいものが好きな方は、皮脂の過剰分泌やつまり毛穴などにもつながります。
油物を食べる前に野菜を食べるなど、油物の量を減らすなど食生活を見直しましょう。
毛穴の角栓は押し出していい?
毛穴の角栓を押し出す行為は、肌と毛穴を傷つけ、毛穴づまりを悪化させるため控えましょう。他にも強く押す行為やピンセットで摘む行為は色素沈着や毛穴が内出血する恐れも。毛穴に詰まった角栓は、毛穴化粧水をはじめとするスキンケアでやさしくお手入れすることがポイントです。
毛穴ケアスクラブで毛穴は小さくなる?
毛穴ケアのスクラブは毛穴が気になる肌にアプローチし、正しく使いつづけることで毛穴が目立ちにくくなることが期待できます。また、スクラブはニキビなど肌トラブルの予防をする役割があるため、毛穴が気になる場合は普段から予防として取り入れることが大切です。毛穴ケアのスクラブで、毛穴を作りにくい肌をめざしましょう。
黒ずみが消えない場合もある?
念入りに毛穴ケアをしていても、効果を実感できない場合、産毛が黒ずみの原因になっている可能性も。役割を終えた産毛は角栓がなければ毛穴から抜けていきますが、角栓が毛穴をふさいでいると、産毛が行き場を失って角栓と混ざりあい黒ずんでしまうのです。どちらにしてもしっかりスキンケアを行えば、少しずつ改善していく可能性が高いので、日々の毛穴ケアをがんばりましょう。
いかがでしたか?「スクラブは肌に負担がかかる」などマイナスイメージから使用をためらっていた方も、正しい使用方法で毛穴をケアできます。
日々のクレンジングや洗顔を見直しても毛穴が目立つときは、週に1~2回のスクラブケアで毛穴レスなお肌を手に入れましょう。