顔のしわ対策におすすめの美顔スチーマー|美容成分を肌にしっかり浸透させる

ページ更新日:2023年1月1日

顔のしわ対策におすすめの美顔スチーマー|美容成分を肌にしっかり浸透させる
監修者
片平奈菜
片平奈菜
日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュ資格®︎・コスメライター資格®︎取得の美容ライター
美容専門学校卒業後、エステティシャンや美容部員で勤務。その後、これまでの経験を活かし、20~40代向けの美容メディアでスキンケアやメイク関連の記事を執筆・監修している。

※監修者は「しわの原因と種類」「スチーマーの効果は?」「スチーマーの選び方」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。

鏡をみて、ふと「あれ?なんか老けた?」と感じたことはありませんか?その原因のひとつが「しわ」です。

しわは加齢が大きな原因のひとつですが、乾燥、生活習慣の乱れ、ホルモンバランスの変化などでも起きるもの。さまざまな要因で生まれるシワですが、ケアするにあたって大切なのがスキンケアをした際に「しっかりと美容成分を肌に浸透させられるかどうか」です。

日頃のスキンケアでケアしきれていないと感じている方は、ぜひ普段のスキンケアに「スチーマー」をプラスしてみてはいかがでしょうか?毛穴の汚れを取り除きしやすくし、更に美容成分の浸透を補助するスチーマーはしわケアの強い味方! これからのスキンケアに是非スチーマーをプラスして、ワンランク上のスキンケアを目指しましょう。

顔のしわの原因と種類


笑いじわはチャーミングな個性の一つ。ですがやはり、しわひとつないつるんとしたタマゴ肌には憧れてしまいますよね。

しわは年齢を重ねた肌にできるイメージですが、実は若い世代でも「しわが気になる」という方も。それは、しわができる原因が加齢のせいだけではないことに関係しています。

しわには早い段階で手を打つことが大切です。小さなしわを放っておくと、それが段階的に進行し、深いしわになってしまうこともあるのです。

では、しわに立ち向かうためにどんなことに気をつけていけばいいのでしょうか?まずは、しわについて詳しく知ることから始めましょう。

しわは深さによって大きく2種類に分けることができます。


・表皮のしわ
・真皮のしわ

表皮とは、肌の目に見える一番外側にあたる部分、その下にあるのが真皮です。それぞれの箇所にできるしわの特徴を見てみましょう。

表皮性しわ


表皮性しわとは、肌の表面に現れる浅いしわのことです。空気の乾燥などにより、皮膚のうるおいやしなやかさが失われると、肌表面にはさざ波のような細かいちりめん状のしわができてしまいます。笑った時や、顔をしかめた時にできる表情のクセが肌に刻まれることも表皮性しわの一因です。

真皮性しわ


真皮性しわとは、肌の表面で深い溝に見えるしわのことです。加齢や紫外線ダメージなどで、真皮内のコラーゲンやエラスチンが損傷を受けると、肌のしなやかさや弾力が失われ、深いしわへとつながってしまいます。

しわは段階的に深く刻まれていきます。はじめは浅い小じわ(表皮性しわ)だったものが、深いしわ(真皮性しわ)となり、そこに表情筋の衰えなどが加わると、さらにたるみへと進んでいくこともあります。

しわには、その段階ごとにマッチするスキンケアが異なります。段階が進めば進むほど、しわに立ち向かうことは難しくなるため、早目にお手入れすることが大切です。

顔のシワができる原因は?


では、しわは何が原因でできてしまうのでしょうか?

しわの原因としては、おもに
・乾燥
・紫外線ダメージ
・表情
・生活スタイル
・加齢
などが挙げられます。それぞれ詳しく見ていきましょう。

しわの原因① 乾燥


乾燥は、さまざまな肌トラブルを引き起こす元凶。しわにとっても大敵です。

カラカラの外気や、低い温度により、肌の水分や油分が失われてしまうと、キメが乱れて細かいしわができてしまいます。はじめは細かく浅いしわであっても、そのまま放置していると、それがやがて深いしわへと進行してしまいます。

しわの原因② 紫外線ダメージ


紫外線も肌にダメージを与える大きな要因です。特に、紫外線に含まれる紫外線A波(UV-A)は、肌の奥の真皮にまで届き、ハリや弾力を支えるコラーゲンやエラスチンに損傷を与えて変質させてしまいます。それにより肌のしなやかさが失われ、しわやたるみへとつながってしまうのです。

また、紫外線は肌老化を招く活性酸素を体内で発生させるだけでなく、肌の乾燥を加速させてしまいます。

しわの原因③ 表情のクセ


笑った時やしかめっ面をした時、顔の表面には自然としわが寄ります。そんな表情のクセも定着すればしわとなってしまいます。同じ箇所で繰り返し皮膚が折り込まれることにより、その折り目が徐々に定着し、しわとなって刻まれていくのです。

しわの原因④ 生活スタイル


生活スタイルも、しわとは無縁ではありません。偏った食生活・喫煙・過度なストレス・無理なスポーツなどは、老化の要因・活性酸素を体内で発生させます。活性酸素が真皮内のコラーゲンなどを攻撃すると、肌の弾力やハリが低下してしまい、しわを招いてしまうのです。

また、スマホやパソコンなどのデジタル機器の使い過ぎもしわと関係しています。長時間画面を見入ったり、集中作業で目が疲れたりした時に、知らず知らずのうちに顔をしかめていませんか? 表情のクセがしわにつながるだけでなく、スマホ首(ストレートネック)がほうれい線や首のしわを招いてしまうこともあります。

しわの原因⑤ 加齢


加齢とともに女性ホルモンの分泌量は減少していきます。それに伴いコラーゲンやエラスチンも減少してしまいます。肌の弾力やハリが失われてしぼんでいくと、それが原因でしわへとつながってしまうのです。

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片平奈菜
片平奈菜
日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュ資格®︎・コスメライター資格®︎取得の美容ライター
しわができる理由は「年齢」だけではないのですね。お肌のうるおい不足や生活スタイルのせいで、若い世代でもしわができるリスクはあるのです。

しわは顔まわりのさまざまなパーツにカタチを変えて姿を現します。各パーツのしわの特徴を見てみましょう。

おでこ(額)


おでこのしわは、おもに肌の乾燥や紫外線ダメージ、表情のクセが影響してできるといわれています。

おでこのテカリが気になって、ついついティッシュやあぶらとり紙で皮脂をとり過ぎてしまう方は要注意です。皮脂不足になると、肌はかえって乾燥し、小じわができやすい状態になってしまいます。

また、おでこは紫外線の影響をうけやすいパーツです。紫外線ダメージのせいで肌の弾力やハリの低下がおこると、それがしわを招いてしまいます。

加齢による肌弾力の低下もおでこのしわに影響します。大きく目を見開いた時など、おでこにしわが寄ってしまいますよね。肌弾力が低下すると、そんな表情によるしわが戻りにくくなってしまうのです。

眉間


眉間のしわも、肌の乾燥や紫外線ダメージ、加齢、表情のクセなどが影響してできやすくなるといわれています。

特に、表情のクセには要注意です。仕事や勉強中に、無意識のうちに眉間にしわが寄っていることはありませんか?

特に視力が悪い方や目が疲れている方、ドライアイの方などは、スマホやパソコンの使用中に眉のあたりをしかめてしまいがちです。その表情のクセが少しずつ皮膚に刻まれていくと、いつしか定着し、眉間じわとなってしまいます。

目元


目元はとてもデリケート。皮膚が薄く、皮脂も少ないため、ひときわ乾燥しやすいパーツです。

目元は乾燥しやすいだけでなく、摩擦によるダメージもうけやすい箇所。メイクやクレンジング、目元のかゆみなどでゴシゴシこすってしまうと、さらに乾燥が加速させられることもあり、小じわができやすくなってしまいます。

また、目の疲れも目元のしわと関係しています。目の疲れにより目元の血のめぐりが悪くなると、肌代謝を低下させ、しわにつながるともいわれています。

目元の中でも、目の下は乾燥によるちりめんじわができやすく、目尻は乾燥によるちりめんじわ、笑った時にできる表情しわができやすい箇所です。顔の他のパーツにしわがない若い世代の方は、目元にしわができるとそのぶん目立ちやすくなってしまいます。

口元


口元のしわは、乾燥や表情筋の衰え、紫外線ダメージや加齢が原因でできるといわれています。

口元に現れる細かい小じわ、唇に現れる縦じわは乾燥によるものです。ほうれい線(小鼻から口角に向かって伸びる線)、マリオネットライン(口の両端からあごに向かって伸びる線)は、表情筋の衰えや肌のハリの低下が原因でできるといわれています。


首は、顔と比べるとスキンケアがおろそかになりがちです。しかし、実は顔以上に皮膚が薄く、ハリが失われやすいパーツ。そのため、しわやたるみが現れやすく「年齢が出やすい」といわれているのです。

また、首は、キメのしわができやすいのも特徴です。首はからだの他の部位と比べても特によく動かすパーツであり、皮膚のキメが顔と比較して3倍も深いため、キメじわができやすいといわれています。

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片平奈菜
片平奈菜
日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュ資格®︎・コスメライター資格®︎取得の美容ライター
パーツごとに、できやすいしわの種類やしわの原因は違ってきます。それぞれに合ったお手入れをすることがポイントなんですね。

スチーマーは、肌にスチームを噴霧してケアを行う人気の美容家電です。

スチーマーでケアするとどんな効果が得られるのか、どのタイミングで使えば良いのか、お肌への効果や選び方、使い方について詳しくご紹介します。スチーマーをすでにお持ちの方も、購入検討中の方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。

スチーマーの効果は?


スチーマーは美顔器の一種です。細かいスチーム(蒸気)が発生し、それを顔に噴霧してスキンケアを行います。

置き型タイプのものであれば、手に持つ必要がないので手軽にケアができるのも魅力。スチーマーから発生するスチームは非常に細かい微粒子で、なかにはナノサイズのものも。

スチームが角質層までしっかり浸透するのがメリットです。

スチーマーには


・毛穴を開いてスキンケアアイテムを入りやすくする
・肌が柔らかくなる
・肌に潤いを与える
・毛穴の汚れを落とす
・肌の巡りをよくする

といった効果が期待できます。

肌にハリが欲しい方や乾燥が気になる方、もっと効果的にスキンケアを行いたい方にぴったりのアイテムですよ。

エイジングケアに力を入れたい方も、ぜひ取り入れてみてください。

スチーマーの選び方


美容家電売り場に行くと、スチーマーがたくさん販売されていますよね。どれを選んだらよいのか全く分からないという方もいるのではないでしょうか。

スチーマーを選ぶ時には、形状や使える水の種類、お手入れ方法など細部までしっかりチェックしておきましょう。使うシーンも想定して選ぶのがおすすめですよ。

スチーマーの選び方について詳しく見ていきましょう。

使い方のタイプで選ぶ


スチーマーには大きく分けて


・置き型タイプ
・ハンディタイプ

の2種類があります。

置き型タイプは卓上で使用するタイプで、自宅でのケアに使いたい方におすすめ。置いたまま使うことができるので、両手が空いて楽にケアをすることができますよ。テレビを見ながらケアをすることも可能なのが嬉しいですね。本体は比較的大きめで、タンク容量も大きいものが多くなっています。

一方でハンディタイプは、手に持って顔に噴霧するタイプでオフィスや旅行などに持って行きたい方にぴったり。

USB充電タイプのものが多く手軽に使えるのも特徴です。ハンディタイプはタンク容量が小さめなので、自宅でのスキンケアに使いたい場合にはあまり向いていないといえるでしょう。

スチームの量や当たり方で選ぶ


スチーマーを買ったけれどスチームの量に満足できなかったということにならないために、スチームの量や当たり方についても確認しておきましょう。

たっぷりのスチームを希望するなら、吹き出し口が複数あるものがおすすめ。また、吹き出し口の角度が変えられるタイプなら、当てたい場所を狙いやすくなります。

タンク容量をチェック


タンク容量が多いスチーマーの方が噴霧できる時間が長くなるため、自宅でしっかりとケアをしたい場合には容量の多いものを選ぶのが良いでしょう。

一般的には置き型タイプのものはタンク容量が大きいですが、商品によって違うため事前に確認しておくと安心ですね。容量が200ml前後あるとたっぷり使えるでしょう。

水道水や手持ちの化粧水が使えるかどうかをチェック


スチーマーは水(水道水や精製水)を入れて使用するものが一般的ですが、なかには化粧水を入れて使用するものもあります。

精製水や専門の化粧水を使用しなくてはならないタイプは、ランニングコストが高くなってしまうことも。水を使用する場合には、精製水でないとだめなのか、水道水も使用できるのかを事前に確認しておくことをおすすめします。

また、化粧水を使用できるタイプの場合も、専用のものを使う必要があるのか、手持ちの化粧水でも大丈夫なのかをチェックしましょう。

サイズ感をチェック


大きいサイズのスチーマーの方がタンク容量も大きく機能も充実していることが多いですが、その分場所を取ります。

収納しておける場所があるかどうかなど、事前にチェックしましょう。また、ハンディタイプの場合にはバッグやポーチに入れやすいサイズ感かどうかもチェックしておくことがおすすめですよ。

欲しいプラスアルファの機能で選ぶ


スチーマーのなかには、温スチームだけではなく冷スチームが使えるタイプもあります。

ほかにも、アロマが使えるタイプなどもあるので、欲しい機能を事前に考慮してから選んでみてくださいね。

お手入れのしやすさで選ぶ


毎回のお手入れが面倒だと、せっかくスチーマーを買っても使わなくなってしまうかもしれません。お手入れのしやすさや頻度などは、事前にチェックしておきたいポイントです。

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片平奈菜
片平奈菜
日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュ資格®︎・コスメライター資格®︎取得の美容ライター
どんな美顔器でも、使い方が難しかったり、お手入れに手間がかかったりするものは、段々と使わなくなってしまうもの。また、精製水や専用の化粧水でなければ使えないスチーマーはコストもかかります。せっかくスチーマーを購入するなら、自分の生活に合っているか、お手入れがしやすいかどうかを必ず確認しましょう。

スチーマーの使い方


せっかくスチーマーを使うなら、より効果的に使いたいですよね。スチーマーを使うタイミングによっても、得られる効果が変わってきます。

スチーマーの使い方を、こちらで詳しくご紹介していきます。

毛穴の汚れを落としたいならクレンジング前がおすすめ


スチーマーには、毛穴を開かせて汚れを落としやすくするという効果も期待できます。

毛穴の汚れを落とす目的で使用したいなら、クレンジングの前にスチーマーを使ってみましょう。毛穴が開き、肌に残ったメイクや汚れをしっかりと落とすことができますよ。

スチーマーを当てながらクレンジングをすれば、さらに効果が期待できるでしょう。

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片平奈菜
片平奈菜
日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュ資格®︎・コスメライター資格®︎取得の美容ライター
エステサロンでのフェイシャルケアでは、まずスチーマーを当てながらのクレンジングを行うことが多いですよね。

こうすることでメイクだけでなく普段落としきれない毛穴の中に詰まった汚れも落としやすくなり、お手入れの効果が高まるからです。自宅でもエステサロンと同じように、スチーマーを使いながらのクレンジングを、週に1回程度スペシャルケアに取り入れるのがおすすめです。

スキンケアの効果を高めるなら洗顔後に使用する


洗顔後やクレンジング後にスチーマーを当て、その後にスキンケアをすると、スキンケアアイテムが浸透しやすくなり効果を高めることができます。

時間に余裕があれば、朝の洗顔後、メイク前にスチームを当てるとメイクのりを良くする効果が期待できますよ。スチームを当て終わったら、化粧水や乳液で保湿をしてくださいね。

化粧水が使えるタイプはそのままスキンケアができる


スチーマーの中には、化粧水を噴霧できる機能が付いたものもあります。

スチーマーを当てた後に化粧水でスキンケアを行う必要がなく、手軽に保湿までできてしまうのが嬉しいですね。

化粧水を噴霧した後は、肌の水分が蒸発しないように乳液やクリームで仕上げましょう。化粧水は専用のものしか使えないモデルと、手持ちの化粧水が使えるモデルがあります。事前に確認しておくことをおすすめします。

スチーマー+αの使い方


スチーマーは単独で使っても十分に効果を感じることができるものですが、プラスアルファの使い方でさらに肌への相乗効果が期待できます。

スチーマー+マッサージ


スチーマーを肌にあてながらマッサージをすることで、自宅にいながらエステ気分が味わえます。

使用するのはマッサージの際に潤滑油の役割を果たすもの。乳液、美容オイル、ジェル、クレンジング剤など、肌に摩擦が少なく負担のかからないものがおすすめ。

オイルなどをたっぷり目に肌にのせ、スチームをあてながら、優しくマッサージをしていきます。絶対に力はかけないように注意しましょう。

この時、好きな香りのする美容オイルを使えば、よりリラックス効果が高まりますね。美しくなるためには、美肌効果はもちろん、心のストレスケアも大切な要素です。

生活の中で、疲れがたまっているなと思う時や、肌がつかれているなと感じた時には、是非スチーマー+マッサージでリラックスできる時間をつくりましょう。

スチーマー+パック


フェイスパックやフェイスマスクでケアをしていると、肌に載せている間にパックやシートマスクの乾燥が気になることがあるかと思います。完全にパックやマスクが乾燥すると、剥がす時に肌に負担もかかってしまうことに。

そこにスチーマーをあてることで、パックやシートマスクが乾きにくくなります。スチーマーで毛穴を十分に開かせたあと、ローションなどで肌を一旦保湿してから、パックやマスクをすることで美容成分が浸透しやすくなるでしょう。


スチーマーとパックと同時に使ったあとは、その保湿効果も抜群ですが、毛穴が開いた状態になっていると思います。

冷スチームの機能が付いている場合は冷スチーマーで毛穴を閉じます。冷スチームがある場合でもない場合でも、化粧水、乳液、美容液を塗布、最後にはクリームやオイルで肌に蓋をし、アフタースキンケアもしっかりと行うようにしましょう。

スチーマー+オイル


秋冬など空気が乾燥している時に特におすすめなのが、スチーマー+オイルです。

使用するオイルは、化粧水や美容液の浸透を高めることができる、プレオイル=ブースターオイルが良いでしょう。

使い方は、スチーマーをしながらオイルを塗布し、やさしくフェイスマッサージをします。

スチーマー+オイルの相乗効果でお肌がなめらかになってくるのが感じられるはずです。

またその後のお手入れで、化粧水や美容液を塗布する際に、肌へのなじみ方が違うのを感じると思います。

この時もアフターのスキンケアの手順はしっかりと行い、最後にクリームなどでお肌に蓋をするのを忘れないように注意しましょう。

乾燥の季節や、乾燥肌の方は、是非スチーマー+オイルの併用を試してみて下さいね。

スチーマー+クレンジング


クレンジング中にスチーマーをあてることで、毛穴が開き、汚れが落ちやすくなるので、メイクや毛穴汚れがしっかり落ちやすくなります。

スチームをあてながら、クレンジングミルクなどをなじませ、くるくるとフェイスマッサージをします。

スチーマーの蒸気の効果もあって、強くこすったりせずにあっという間にメイクが落ちるのが実感できると思います。

特に目周りメイクのウォータープルーフや、口元のリップティントなど、落ちにくいメイクをしている方は、クレンジング摩擦を軽減するためにも、この方法は日常的に行いたいところですね。

また普段のノーマルクレンジングでは落ち切っていなかったメイクや皮脂汚れなども落ちやすくなるので、スペシャルケアとしてもスチーマー+クレンジングによるディープクレンジングはおすすめです。

スチーマー+美顔器


スチーマーとあわせて他の美顔器を使用するのも効果があります。スチーマーを当てながらウォーターピーリングやイオン導入を行うと、単体で使用するよりも相乗効果による美肌効果が期待できます。

スチーマーを使うと蒸気で肌がすべりやすくなるため、ストレスなく美顔器を使うことができるほか、温熱美容効果という嬉しい作用もついてきます。

肌を保湿しやすく、モチモチっとした弾力が得られるでしょう。

また同時に2つを使う余裕がない!という方には、朝にスチーマーを使用し、夜に美顔器を使うパターンもおすすめ。

朝の忙しい準備の最中、メイクをする前にスチーマーを使えれば、メイクののりが格段によくなります。そして夜は1日疲れた肌をいたわる時間。スキンケアの効果を高めるために目的にあわせた美顔器を使うのがおすすめです。

さらに時間がないという方には、美顔器を使わない日にスチーマーを当てる方法をおすすめします。

美顔器によっては、効果が出すぎるために間隔を開けて使用することを推奨しているものが多々あります。これを利用し、美顔器をお休みする日には必ずスチーマーを当てることを習慣化するのもよいかもしれません。

スチーマーと併用していく上でおすすめの美顔器の種類は、RFなどの多機能美顔器がおすすめ。

クレンジング・イオン導入・EMSなど1台で複数機能がついているものであれば、スチーマーとの相乗効果により、さまざまな効果がアップされるからです。

いずれの場合も美顔器を使う場合は、肌に摩擦の負担がかからないよう、事前にジェルなどを塗布しておくようにしたいですね。

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片平奈菜
片平奈菜
日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュ資格®︎・コスメライター資格®︎取得の美容ライター
私のおすすめは温冷スイッチ機能が付いたスチーマーです。温かいスチームで肌を柔らかくし、毛穴を開かせた後は、冷たいスチームを当てて肌を引き締めます。

こうすると、巡りが良くなるので、くすみや顔のたるみなどの悩みケアにも役立ちます。スチーマーに温冷スイッチ機能がない場合は、温かいスチームを当てた後に冷蔵庫で冷やしたシートマスクを使うと良いでしょう。

しわに関するQ&A

Q

しわをはじめとするエイジングケアはいつから必要ですか?

A

一般的に、エイジングケアは肌の変化がおこりやすい20代半ばから始めるのがよいとされています。

Q

表情筋トレーニングや顔筋マッサージでしわがひどくなると聞きましたが、本当ですか?

A

表情筋トレーニングやマッサージについては、皮膚科医の先生によっても意見が分かれるそうです。正しいマッサージが血液やリンパのめぐりにプラスとなってくれるのは事実です。もちろん、正しい知識を持たずに表情筋トレーニングやマッサージをすること、必要以上にやりすぎることはおすすめできません。

Q

細かいしわなら放置しても平気ですか?

A

細かいしわは乾燥が原因と考えられます。そのまま放置すると、しわが定着したり深くなったりするリスクがあるので、しっかりと保湿してあげましょう。

スチーマーに関するQ&A

Q

スチーマーで潤いを与えれば化粧水や乳液でスキンケアしなくても大丈夫ですか?

A

確かにスチーマーを当てた後は肌が潤いますが、そのままにしていると水分が蒸発してしまいます。何も付けないでいると、肌にもともとあった水分まで奪われてしまう可能性も。スチーマーでケアをした後は、化粧水をつけて乳液やクリームなどの油分でしっかりふたをしましょう。

Q

残った水は次回使っても大丈夫ですか?

A

スチーマーの中の水をそのままにしておくと雑菌が繁殖してしまう可能性があります。水は、毎回清潔なものに交換するようにしましょう。

Q

スチーマーは毎日使っても大丈夫ですか?

A

スチーマーは水を使用するため、トラブルが起こらなければ毎日使用しても問題ありませんが、肌が慣れてくるまでは注意が必要です。

使い始めは、週に2~3回程度にとどめておくようにしましょう。個人差があるため、人によってはもっと少ない回数から始めたほうが良いケースも。肌の様子を見て決めましょう。

Q

顔の近くで当てたほうが効果は高まりますか?

A

顔の近くでスチームを当てるとより効果が期待できそうな気がしてしまいますが、実はあまり近くで当てるのはNGです。

あまり近くで当ててしまうと低温やけどを起こしてしまったり、肌トラブルが起こったりする可能性も。商品に注意書きがある場合には、それに従って最適な距離で使用してください。

Q

長時間当てたほうが効果は高まりますか?

A

長時間当てたほうが肌はしっとりと潤いそうな気がしてしまいますが、あまり長く当てすぎると思わぬ肌トラブルが現れることがあります。長くても15分くらいにとどめておきましょう。個人差もあるため、慣れるまでは様子を見て短時間から始めてみてくださいね。

スキンケア効果を高めたいならスキンケアにスチーマーを取り入れよう


スチーマーは、本体に水を入れてスイッチを入れ、噴射されるスチームを肌に当てて使用する美容家電です。

肌が柔らかくなり毛穴が開きやすくなるので、角質層にしっかりスキンケアアイテムを届けたい場合や、毛穴の汚れをすっきりさせたい場合におすすめ。
さらに、血行促進効果やリラックス効果もあると言われています。

スチームを当てるだけで手軽にケアができる点も嬉しいポイント。いつものスキンケアの効果をアップさせたい方は、ぜひスチーマーを取り入れてみてくださいね。

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