【敏感肌の肌荒れ対策】試したアイテム1位は「化粧水」 、改善に繋がった割合が最も高いのは「乳液」

更新日: 2022年12月16日

【敏感肌の肌荒れ対策】試したアイテム1位は「化粧水」 、改善に繋がった割合が最も高いのは「乳液」

今回の調査では、美容の悩みを抱える20代〜40代の女性1,220人のうち、肌質が敏感肌の人を対象に肌の悩みと症状、購入した美容商品や効果、使用感などに関する結果を公開致します。

敏感肌と肌荒れに関するアンケート調査まとめ

  • 肌荒れに悩む人の割合は敏感肌が34.4%で最多、続いて乾燥肌
  • 敏感肌の人が肌荒れ対策に購入したアイテムTOP3は「化粧水」「美容液」「クレンジング」
  • 肌荒れを改善できた割合が高いアイテムは「乳液」で45.0%
  • 化粧水を試した42.6%が「肌に合わなかった」経験あり

肌荒れに悩む人の割合は敏感肌が34.4%で最多、続いて乾燥肌

20代〜40代の女性1,220人のうち、肌荒れで悩む人の割合を調べた結果、敏感肌が最も多く34.4%、続いて乾燥肌が31.4%でした。

肌荒れは、バリア機能が低下して外部刺激に敏感になった肌や、乾燥している肌に生じやすくなります。そのため、敏感肌や乾燥肌で肌荒れに悩む人が多いと考えられます。

敏感肌の人が肌荒れ対策に購入したアイテムTOP3は「化粧水」「美容液」「クレンジング」

肌荒れで悩む敏感肌の人に、肌荒れ対策に購入した商品をたずねたところ、1位は「化粧水(34.4%)」、2位は「美容液(12.8%)」、3位は「クレンジング(11.8%)」でした。

そして、敏感肌の人が肌荒れを解決できた商品を聞いたところ、「化粧水」が最も多く36.9%。続いて「美容液」が15.4%、「乳液」が13.8%の順となりました。

肌荒れを改善できた割合が高いアイテムは「乳液」で45.0%

敏感肌の人が肌荒れ対策に購入した商品のうち、改善できた割合が高いアイテムは「乳液」がトップで45.0%でした。続いて「美容液(40.0%)」、「化粧水(35.8%)」、「洗顔(26.3%)」、「クレンジング(13.0%)」となりました。

乳液で肌荒れを解決できた人のコメント (一部抜粋)

・ヒリつきがある時でも、安心して使える所。翌日の肌はだいたい落ち着いていて、お守り化粧品になっている。
・肌に使用してもヒリヒリせず、保湿性も高いので長時間効果が続くと感じます
・低刺激なのでどんなに肌が荒れていてもしみることがないのとテクスチャがサラサラでベタベタしないのがとても良かったです。

美容液で肌荒れを解決できた人のコメント (一部抜粋)

・肌馴染みが良く、塗るとスッと肌に馴染む感覚がある。荒れていた肌が徐々に改善された感じがある!
・しっかりと保湿力があるのに、敏感肌の私でも肌荒れしないところが良いと思いました
・二週間ほどで肌がなめらかになり、顔全体のトーンが明るくなります

化粧水で肌荒れを解決できた人のコメント (一部抜粋)

・乾燥で痒みが出て荒れていた部分も、保湿力が高く乾燥からの肌荒れが解決しました
・マスクの影響による肌トラブルが改善し、肌のトーンアップと、ごわつきが無くなりました
・敏感肌に優しくお風呂上がりの乾燥した肌にもヒリヒリを感じませんでした。保湿力も高く乾燥や敏感肌による痒みが無くなりました。

化粧水を試した42.6%の人が「肌にあわなかった」経験あり

肌荒れ対策のために購入した商品で1位の「化粧水」を購入した人のうち、悩みを解決できなかった人に理由をたずねたところ、「肌に合わなかった」と回答した人が42.6%でした。

敏感な肌は、肌に合わない成分が入っている商品を使うことで刺激を受けやすくなります。刺激は肌荒れにつながることから、悪化した人が多いと考えられます。

化粧水で肌荒れを解決できなかった敏感肌の人のコメント (一部抜粋)

・使い続けている途中に合わなくなり、乾燥したり痒みが出てしまった
・口コミですごく期待していましたが、使用後に肌が突っ張って乾燥してしまい、肌荒れも全く改善しませんでした
・敏感肌の私には刺激が強いのか、たまにヒリヒリしたり、徐々にカサカサするなぁと感じるようになったから
・塗布してしばらくした後から肌がピリピリし始めて箇所が赤くなってしまったため

敏感肌は肌に負担が少ない美容商品を選ぶのがポイント【専門家監修】

敏感肌とは、皮膚のバリア機能の低下により肌を健康に保てていない状態のこと。
 
さまざまな刺激から肌を守ることができず、肌が乾燥してつっぱり感を感じることもあれば、反対に肌がベタついて感じるなど、症状が異なる肌トラブルが発生します。

肌に負担がかかる要素も避けておいた方が良いので、敏感肌の方は下記の表記がある商品を選ぶのがおすすめです。

・低刺激性
 かぶれやアレルギーの抗原になりやすい成分を最小限に抑えた化粧品
・無香料
 香料を使用しておらず、香料でのかぶれやアレルギーを起こす心配がない
・無着色
 本来化粧品には必要としない着色料を使用していない
・アルコールフリー
 アルコール類を使用していない

逆に刺激を感じる恐れのある成分が入っている商品は避けるようにしましょう。
 
<敏感肌の時は避けたい成分>
・アルコール成分(エタノールなど)
・石油系合成界面活性剤
・精油(植物エキスなどの天然抽出タイプ) 
・香料や合成着色料


関連記事:敏感肌のスキンケア、肌荒れ対策方法と商品の選び方
肌荒れになった時の化粧水はどうすれば良い? 高保湿アイテムでマスク荒れ対策にも
敏感肌におすすめの化粧水ランキング|敏感になった肌を沈静してくれるドラッグストアの優秀アイテムは?
敏感肌向け乳液おすすめ人気ランキング|成分で選んで肌がゆらいだ時の乳液トラブルを回避
敏感肌向け美容液おすすめ人気ランキング|バリア機能の低下した肌を守ってくれる成分は?
敏感肌に使ってほしいクレンジングおすすめ26選|専門家が教える肌に優しいメイク落とし
肌にやさしい敏感肌におすすめの洗顔35選|敏感になった肌におすすめの洗顔料の成分は?
敏感肌におすすめのフェイスパック|敏感になった肌を沈静してくれる成分で選ぶ
敏感肌向けファンデーションおすすめランキング|肌に優しく崩れないってこういうこと!

■調査概要
調査対象:全国の20代~40代女性 1,220人
調査機関:自社調べ
調査方法:インターネット調査
調査期間: 2022年6月17日~9月30日
有効回答数:1,220人(内訳:20~29歳:552人/30~39歳:495人/40~49歳:173人)