ミスト化粧水の効果とは|化粧直しや仕上げ用、外的刺激からのバリア用に使いやすい

更新日: 2023年04月18日

ミスト化粧水の効果とは|化粧直しや仕上げ用、外的刺激からのバリア用に使いやすい

ミスト化粧水の効果は保湿用化粧直しや仕上げ用外的刺激からのバリア用などです。

ミスト化粧水は直接顔に吹きかけられるため「使いやすさ」のメリットが多く、外出先でもメイクの上から保湿できるため乾燥によるニキビ対策にも効果があります。

ドラッグストアでも購入可能なプチプラなものからデパコス、さらには韓国コスメにもミスト化粧水があり、オイルインミストなど種類も豊富です。

ミスト化粧水と他の化粧水の違いは直接顔全体に吹きかけられる「使いやすさ」が主です。保湿用、化粧直しや仕上げ用、花粉などの外的刺激からのバリア用があり、外出先でもメイクの上から使えます

手軽に保湿できるミスト化粧水は、乾燥によるニキビ肌対策や、日焼けした肌のクールダウンや、お風呂上がりの乾燥対策などさまざまなシーンで対応が可能です。

ドラッグストアでも購入できるプチプラのミスト化粧水「コーセー メイク キープ ミスト EX」や、デパコスのミスト化粧水「MAC プレッププライムフィックス+」の他、肌が乾燥しがちな人におすすめの「SHIRO ローズブーケオイルインウォーター」のようなオイルインミストもあります。

さらに若年層を中心にブームとなっている韓国コスメにも様々なミスト化粧水が発売されておりプロポリスエキスが配合された「CNP laboratory プロP ミスト」が人気です。

ミスト化粧水の効果やメリットを知ることで、自分の悩みに合った効果的なミスト化粧水を選ぶことができます。種類も豊富にあるので、それぞれの特徴を知り自分の中でミスト化粧水を選ぶ基準を見つけてみてはいかがでしょうか。

監修者
清仁美
仁美
コスメ薬機法管理者
コスメ薬機法管理者資格を有するLASELA編集者。大学卒業後、編集プロダクション勤務。アトピー、脂漏性皮膚炎、酒さでひどい肌荒れに悩んだ経験から美容にハマる。調理師免許、ソムリエ資格も所持し、体のなかと外の両方から美しくなることを追求。

※監修者は「ミスト化粧水のメリットは?」「ミスト化粧水の種類をチェック」「ミスト化粧水のニキビへの効果」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事で紹介していミスト化粧水のうち、ニキビ予防や美白の効能・効果が認められているのは医薬部外品のみです。
「ノンコメドジェニックテスト済み」はすべての人にニキビが発生しないということではありません。

ミスト化粧水のメリットは?

ミスト化粧水のメリットとしてまず挙げられるのは「使いやすさ」です。通常の化粧水は使用する際にはコットンや手に取る必要がありますが、ミスト化粧水は直接顔全体に吹きかけることができます

大きく分けてガスによって粒子が細かい霧状の化粧水を出す「スプレータイプ」と霧吹きのように吹きかける「ボトルタイプ」があり、フェイス用の他にもボディ用など様々なタイプがあるため、背中などなかなか手が届かない部位の保湿ケアにも最適です。

さらにミスト化粧水は粒子が細かいため、メイク後の乾燥対策に使用できるのも魅力的です。

また顔に向かって吹きかけるだけで使えるため場所を選ばず外出先での保湿ケアや、好きな香りのミスト化粧水を選べばリフレッシュ効果も期待できるでしょう。

ミスト化粧水の種類をチェック

ミスト化粧水は、大きく分けると使用用途によって3種類に分類できます

乾燥が気になる時に使いたい保湿成分を多く配合された保湿用や、メイクの上から使用する化粧直しや仕上げ用でメイク崩れやヨレを防ぎます。さらに敏感肌や花粉症の人向けに、独自の被膜効果で花粉や大気中の微粒子などの外的刺激から肌を守るバリア用があります。

ミスト化粧水には、大きく分けて保湿用、化粧直しや仕上げ用、外的刺激からのバリア用の3つの種類があります。

保湿用ミスト化粧水は、保湿成分が多く配合されているものを選ぶことで、メイクの上からも使用できるため肌の乾燥が気になる時に吹きかけることで肌を潤わせることができます

また化粧直しにミスト化粧水を使うことでメイク崩れやヨレを直すのに役立ち、仕上げ用であればファンデーションの密着度を高めメイク崩れを防ぎます

さらに花粉症や敏感肌の人には、外的刺激からのバリア機能をもつミスト化粧水がおすすめです。メーカー独自の被膜効果により、花粉やほこりなどが肌へ付着するのを防ぐと同時に洗顔時に洗い流しやすくします

その目的により、ミスト化粧水は保湿成分が多く配合されている、鎮静効果があるなど種類によって成分に違いがあるので、必要に応じて使い分けましょう。

保湿

保湿用のミスト化粧水は、肌の乾燥や肌荒れが気になった際に吹きかけることで、粒子が細かいミストによって肌を潤わせることができます。

メイクの上からも使用できるため、エアコンなどで肌の乾燥が気になる場合や、肌の粉吹きや乾燥による肌のテカリが気になりがちな乾燥肌の人におすすめです

さらにはプレ化粧水としての使い方もあります。お風呂上りの基礎化粧品をつける前の肌にミスト化粧水を吹きかければ、乾燥やタオルで拭く際の摩擦による肌刺激も軽減できます。

保湿用としてミスト化粧水を使用するのであれば、ヒアルロン酸セラミドコラーゲンスクワランなどの保湿成分がしっかり含まれているものを選ぶようにすると良いでしょう。

化粧直し、仕上げ

化粧直し用のミスト化粧水は、汗や皮脂によるメイク崩れやヨレを直すのに役立ちます

ミスト化粧水を吹きかけて浮き上がったメイクを落としつつ、保湿することで直したメイクのモチを良くする効果も

肌が乾燥すると水分の蒸発を防ごうと皮脂の過剰分泌が起こるため、メイクが崩れる原因となるからです。

また仕上げ用に使うミスト化粧水は、メイクが一通り終わった最後に吹きかけることでファンデーションが肌により密着してメイク崩れが起きにくくなります

ウォータープルーフタイプなどもあり、マスクへの付着や日中のメイク崩れやヨレが気になる人におすすめです。使用量や吹きかけ後にハンドプレスをするのかなどは、メーカーによって異なるため確認して使用しましょう。

外的刺激からのバリア

外的刺激からのバリア機能を持つミスト化粧水は、乾燥や肌の刺激となりやすい花粉やほこり、黄砂やPM2.5などの大気中の微粒子から肌を保護します

洗顔後に使用するタイプと外出時やメイク後に使用するタイプがあるため、それぞれの悩みに合わせて選ぶと良いでしょう。

メーカー独自の被膜やイオンによる反発などの効果によって、保湿しながら花粉やほこりなどの肌への付着を軽減します。

さらに外出前に使用することで肌の上に膜を張って、日中付着した花粉などやほこりなどを洗顔時に洗い流しやすくします

バリア機能を持つミスト化粧水はデリケートな肌質の人向けに低刺激処方となっていることが多く、季節の変わり目に肌荒れしやすい敏感肌の人や、花粉症の人におすすめです。

ミスト化粧水のニキビへの効果

ミスト化粧水のニキビへの効果として、乾燥による毛穴詰まりを抑制することが挙げられます。

肌が乾燥するとターンオーバーが乱れや皮脂の過剰分泌による毛穴詰まりを引き起こし、ニキビの原因となります。そのため乾燥が気になった時に手軽に保湿できるミスト化粧水は、乾燥によるニキビに効果的と言えるでしょう。

さらにニキビが気になる場合は、グリチルリチン酸2Kアラントインなどの抗炎症作用をもつ有効成分が配合されているものや、ノンコメドジェニックテスト済みオイルフリーのミスト化粧水を選ぶと良いでしょう。

イソプロピルメチルフェノールのような殺菌成分が配合されたミスト化粧水もあり、ニキビの原因菌を殺菌しつつ抗炎症成分にてさらなる肌荒れを防ぎます。

ドラッグストアでも購入できるプチプラのミスト化粧水は?

ドラッグストアにも様々なミスト化粧水が発売されており、プチプラで購入できます。デパコスなど高価なミスト化粧水との違いは、容器のデザインや含まれる成分の違いが大きく、保湿効果が劣るわけではないので気軽に試せる点が最大の魅力です。

ドラッグストアで購入できるミスト化粧水のなかでは、汗や皮脂プルーフ成分配合で、メイク崩れも軽減してくれる「コーセー メイク キープ ミスト EX」や、 生後1ヶ月の赤ちゃんから使える優しさで人気の「アベンヌ アベンヌウォーター」、アトピーや敏感肌用の方からの評価の高い「キュレル」などが人気です。

容量が多くプチプラでたっぷり入っているドラッグストアのミスト化粧水は、顔だけではなく髪やボディにも惜しみなく使えるのも魅力。手の届きにくい背中などのケアにも。どれもプチプラで購入できるため、目的別に数種類の使い分けもおすすめです。

デパコスのミスト化粧水

デパコスのミスト化粧水は、パッケージがおしゃれで高級感があるだけではなく、効果や成分にこだわりたい方におすすめです。


人気のデパコスのミスト化粧水は 天然ローズをふんだんに使用した「クラランス フィックス メイクアップ」など香りも天然のオーガニック素材を使用したものが多く、使うときにリフレッシュ効果も。洗顔後の保湿からメイクの仕上げなどマルチに活躍する 「MAC プレッププライムフィックス+」のようなミスト化粧水と、「RMK グローミスト」などメイクキープと同時に外的刺激からのバリア機能をもつミスト化粧水が人気です。

機能面はもちろん、日本の四季をイメージした香りの「シュウウエムラ(shu uemura)パーフェクターミスト」など、使用時の香りにもこだわっているブランドも多く、優雅な気分で使えるものが多いのがデパコスのミスト化粧水のメリットです。肌質や好みに合わせて、自分に適した製品を選ぶことが重要ですが、価格が高めなので事前にサンプルで試せる場合には試してから購入すると良いでしょう。

オイルインミスト

オイルインミストは、通常のミスト化粧水にオイル成分が配合された製品です。オイル成分が蓋となって水分を閉じ込め、蒸発を防ぐため、保湿力がアップします。オイル成分が肌の角質層を柔らかくし、化粧水が浸透しやすくなり、水分と一緒に奥まで届けることができます。これにより、内側から潤いに満ちた肌へと導かれます。また、オイル成分が肌表面に薄い膜を作り、滑らかな肌触りを与えます。また、肌にハリや弾力を与える効果もあります。通常のミスト化粧水より乾燥しにくいので、湿度の低い飛行機のなかやオフィスでの水分補給に使うのも良いでしょう。


オイルインミストとしては「「SHIRO ローズブーケオイルインウォーター」や「資生堂 エリクシール シュペリエル つや玉ミスト」が人気です。これらはメイクの仕上げやメイク直しの用途として人気です。美容成分が豊富でお肌の保湿に良いのはもちろん、メイクの仕上がりにツヤと滑らかさを出してくれます。
最近人気のオイルインミストですが、オイル成分の種類や肌質によっては、お肌に合わない場合もあります。普段からオイルを使うと痒くなったり赤くなったりする傾向がある方は使用前にパッチテストで確認しましょう。

韓国コスメのミスト化粧水

若年層を中心にブームとなっている韓国コスメにも様々なミスト化粧水が発売されていますが、特に保湿に注目した商品が多くみられます。その中でも細かいミストで肌当たりが良いと人気なのは、「CNP laboratory プロP ミスト」 や「CICA ダブルミスト」などです。「CNP laboratory プロP ミスト」 微粒子スプレーなのでメイク前に使うと、密着力を高めてくれる効果もあるので持ちがよくなります。「CICA ダブルミスト」は鎮静効果が高いので、日焼け後や肌荒れが気になる時期にも良いでしょう。


手軽な水分補給に使われるミスト化粧水ですが、韓国コスメは話題のシカ成分やプロポリスエキスなど、美容成分が多く配合されており「攻めのミスト化粧水」といった印象。価格もプチプラで優秀なものが多いので、取り入れてみるのも手です。

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