ページ更新日:2023年1月4日
※監修者は「顔のむくみの原因と種類」「スキンケアの選び方」「スキンケアの使い方」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事で紹介しているスキンケアのうち、ニキビ予防や美白の効能・効果が認められているのは医薬部外品のみです。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。
※本記事における「シミ」とは「メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ」又は「日やけによるしみ・そばかすを防ぐ」ことをさします。
※「ノンコメドジェニックテスト済み」はすべての人にニキビが発生しないということではありません。
※「アレルギーテスト済み」はすべての人にアレルギーが起きないということではありません。
※「パッチテスト済み」はすべての人に皮膚刺激が発生しないということではありません。
朝起きると顔がパンパンになっている、夕方になると靴がきつくて足が痛くなってしまっているなんてとはありませんか?
顔やからだがむくんでしまうと「太って見えてしまってり、いつもの調子が出ない方もいらっしゃると思います。
そこで、本記事ではむくみの原因や対処法、アイテムの選び方、おすすめの商品、正しいスキンケア方法をご紹介します。
日々のスキンケアを見直して、むくみにくい顔を目指しましょう。
むくみは、体内で血液やリンパ液がうまく回らなくなり、皮下にある細胞と細胞の間に水分が過剰に溜まることにより生じます。
主に、顔や体がむくんでしまう原因は
などが考えられます。
ここからは、そんなむくみの原因をそれぞれ詳しく見ていきましょう。
塩分の多い食事やお酒のおつまみ、スナック類を食べた翌日など、塩分濃度の高い食事をした後顔がパンパンになってしまった経験はありませんか?
もともと体には、体内の塩分濃度を一定にする働きが備わっています。そのため塩分をとりすぎると、増えすぎた塩分を薄めようとし、体がは水分をため込んでしまうのです。
また、むくみには糖分のとりすぎにも関係しています。糖質は水分と結びつきやすく質量の3倍もの水分を抱え込む性質があり、そのせいでむくみが生じてしまうのです。
過度の塩分や糖分の摂取が、体内の水分バランスを乱し、むくみを招く原因となります。
一日の仕事終わりなどに、足が重く、皮膚が張ったように感じることはありませんか?
オフィスでの座りっぱなしの作業、立ち仕事など、長時間同じ体勢が続くと、筋肉のポンプ機能が十分に働かなくなり、むくみを招いてしまいます。
また、座った時に足を組むクセがある人は要注意。足を組むことで、片方の足の血行が妨げられ、さらにむくみやすくなります。
ストレスや睡眠不足などによる自律神経の乱れも、むくみを招いてしまう要因。
また、心身のストレスに反応して増えるコルチゾールというホルモンが、むくみを加速させるともいわれています。
からだが冷えると体内に血液を送り出すポンプ機能が低下してしまいます。そのせいでめぐりが悪くなり、血液が滞ることで顔やからだのむくみにつながってしまいます。
からだの締め付けも血液やリンパ液のめぐりを妨げ、むくみの原因となってしまいます。窮屈な下着などでからだを締め付けるのはやめましょう。
運動不足による新陳代謝の低下もむくみと関係しています。
また、筋肉は体のあちこちに血液を送り出す役割を果たしています。筋力が低下することで血液を送り出す力が弱まり、めぐりが悪くむくみにつながってしまいます。
むくみは月経時や月経前症候群(PMS)の症状のひとつでもあります。
月経前に分泌量が多くなる黄体ホルモン(プロゲステロン)には、体内の水分を保持するはたらきがあり、黄体ホルモンが増加することでむくみにつながってしまうのです。
では、むくみはどのようなかたちで私たちの顔やからだに現れるのでしょうか。
むくみの種類と考えられる原因を見てみましょう。
スキンケアの基本は洗浄、保湿、UV対策の3つです。ここからは毛穴ケアのポイントを紹介します。
クレンジングは手のひらで温めてから肌になじませると洗浄効果がUPします。オイルタイプは乳化も忘れずに行ってくださいね。
洗顔料は、酵素の力で汚れを分解できる酵素洗顔や古い角質を除去できるピーリングがおすすめ。毛穴ケアは、過剰な皮脂やメイク汚れをしっかりと落とし、肌を清潔に保つことが大切です。
肌が乾燥することで肌環境が乱れ、ターンオーバも乱れてしまいます。そのため、スキンケアには保湿がとても大切です。
日々の保湿は化粧水だけで終わらせず、必ず、乳液でうるおいを閉じ込めましょう。
また皮脂量の多い肌は、乾燥していないように見えても内側が乾燥している(=インナードライ)の可能性もあります。日中は携帯ミストを持ち歩き、乾燥を防ぎましょう。
紫外線は季節に関係なく、1年中降り注いでいます。
晴れの日と比較し、雨の日でもの50%、曇りの日でも30%以上の紫外線量となります。スキンケアでは1年を通してしっかりUV対策をしましょう。
紫外線にはUVAとUVBの2種類があります。
UVAは肌の奥の真皮にまで到達し、肌のハリを保つコラーゲン繊維やエラスチン繊維にダメージを与え、たるみやしわの原因に。
また、UVAは室内にも届くため、外に出ない日もUV対策を心がけましょう。
自分の肌に合ったアイテムを選ぶためには、まず自分の肌質を知ることが大切です。ここではそれぞれの肌質の特徴を解説するので参考にしてくださいね。
乾燥肌の方は肌のバリア機能が低下しているため、外からの刺激を受けやすいのが特徴。そのため肌に刺激になりにくい、かぶれにくい成分で作られた製品や、敏感肌用に開発された製品を選びましょう。
肌に優しい保湿成分はセラミド、アミノ酸、コラーゲン、ヒアルロン酸などです。これらは肌が代謝される過程で作られる天然の保湿成分と同じ成分でかぶれにくく、保湿力も◎。
かぶれにくい製品の選び方は敏感肌の方に記載しているのでチェックしてみてくださいね。。
敏感肌は外部からの刺激をとくに受けやすい肌質です。エタノールなどのアルコールやパラベン、香料、着色料などは肌への刺激になりやすいため避けたほうがよいでしょう。
商品を選ぶ際は「パッチテスト済み」や「アレルギーテスト済み」などの表示を目安にすると◎。
肌に優しい成分で敏感肌の方にも使いやすい処方になっています。
とはいえ、すべての人にアレルギーが起こらないとは限りません。はじめて使うアイテムは、サンプルやトライアルキットで使い心地を試してみてくださいね。。
ニキビ肌の方は「ノンコメドジェニックテスト済み」と記載のあるアイテムがおすすめです。ノンコメドジェニックテストとは、ニキビの元である「コメド」ができにくい商品かをチェックするテストのこと。一定基準をクリアしたものが「ノンコメドジェニックテスト済み」と表記されます。
似た表記で「ノンコメドジェニック処方」というものがありますが、こちらはニキビができにくい成分を使用しているというだけで、テストは行っていないため注意が必要です。
またノンコメドジェニックは、低刺激というわけではありません。敏感肌の方は肌に優しい低刺激のアイテムを選ぶようにしましょう。
またニキビ肌の方は油分を使用していないオイルフリーアイテムが効果的です。
続いては、スキンケアアイテム別の選び方のポイントを解説します。
美肌を目指すうえで、クレンジングはとても大切です。ただし、ゴシゴシ擦ると肌の負担になってしまうので肌に優しい軽いテクスチャーのものを選ぶのがポイント。
またクレンジングの洗浄成分は肌への刺激となることが多いため、肌がデリケートな方は「敏感肌用」と記載されたものを選びましょう。クレンジング後は肌が乾燥しやすくなるため、保湿成分が含まれているものを選ぶこともポイントです。
クレンジングと一口にいっても「クリームタイプ」や「ジェルタイプ」などさまざまな種類があります。それぞれの特徴をまとめましたので参考にしてください。
水分と油分がバランスよく配合されており、洗い上がりがしっとりしているため乾燥肌の方におすすめです。ただし、クレンジングとメイクを馴染ませる作業が必要なためゴシゴシ擦ってしまわないよう注意する必要があります。
ジェルタイプはその性質上摩擦を軽減できることが特徴です。水性のジェルは洗い上がりがさっぱりしており使い心地が良いですが、油性のメイクは落としにくいためポイントでメイクアップリムーバーを使用する必要があります。
油性成分が少なく、ベタつきにくい使用感が魅力。洗浄力は弱いため、敏感肌の方におすすめです。ですが、注意して落とさないとメイクが落としきれないというリスクもあります。
油性成分が多く、メイクとのなじみすぐ落ちることが特徴。毛穴のつまりや角栓にも有効です。すぐ落ちる分、洗浄力も強いため乾燥肌や敏感肌の方には刺激となってしまうかもしれません。
洗顔料もクレンジングと同様に余分な皮脂や汚れを洗い流す目的のものです。それぞれの製品ごとに様々な成分が含まれ、テクスチャーも多種多様です。
洗浄力が強すぎると肌に必要な皮脂やうるおいまで奪ってしまい、肌環境が乱れる原因になります。
洗顔料を選ぶときは、次の洗浄成分が使われているかをチェックしてみましょう。
アミノ酸系やベタイン系の成分は洗浄力が穏やかで、うるおいを残しながらマイルドに洗い上げてくれます。
ベタイン系は赤ちゃん用スキンケアにも使用される成分で、敏感肌の方にもおすすめ。
洗顔料は数種類そろえておいて、肌の状態によって使い分けるとよいでしょう。
さまざまなテクスチャーの洗顔料が販売されています。使用感の好みやスキンケアにかける時間は人によって違うため、それぞれに合ったものを選びましょう。
洗顔フォームなどの呼び名で呼ばれているタイプで、もっとも一般的な商品です。チューブに入っているものがほとんどで、種類も豊富にあることがメリットです。使用する際は泡立てネットを用いましょう。
ポンプ型の容器で、自分で泡立てる必要がないことが最大のメリット。朝の洗顔など時間があまりかけられない方におすすめです。
固形石鹸タイプは泡立ちがよく、他の製品と比べて肌に優しい製品が多く見られます。ですが、溶けやすい形状のため管理に気をつける必要があるでしょう。
むくみにおすすめの成分はビタミンC誘導体や、セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分です。
しっかり保湿しながら、肌の土台を整えるので、むくみ予防に役立ちます。
乳液は化粧水や美容液など、肌に浸透させた成分が肌から逃げないようにする役割を持っています。
乳液を使わないとせっかく肌につけた水分や成分が肌から蒸発してしまいます。乾燥肌、敏感肌の方は化粧水と同様に高保湿で低刺激なものを選びましょう。
使用するにあたって気をつけたい成分もあります。
無添加や天然などの言葉は肌に優しい印象を受けてしまうため、低刺激かつ効果があると思われがちです。しかし無添加やオーガニックに明確な基準があるわけではなく、定義は各メーカーに委ねられています。
また、天然由来成分だからといって、すべての人にアレルギーや炎症が起きないわけではありません。「無添加だから大丈夫」と安易に選ぶのではなく、しっかり成分を見て製品を選ぶことが大切です。
化粧水や乳液などに良い香りをつけるために使われる成分。香料とだけ記載されており、成分が把握できないこともあるため敏感肌の場合は注意が必要です。
アルコールは清涼感を出すためや、成分を混ぜたり溶かしたりするために使用されます。アルコールは蒸発する際に肌の水分を一緒に逃してしまうため肌が乾燥している場合は避けた方が無難です。
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自分の肌質に合ったスキンケア製品を選ぶことも大切ですが、正しく使うことも重要です。どれだけ良い製品を使っていても誤った使用方法はターンオーバーが乱れる原因となり、しみの原因となってしまいます。
スキンケアの順番は「洗浄→保湿→乳液で整える」3ステップを必ず守りましょう。
メイクをしていない日でも、油性の汚れは顔に付きます。クレンジングと洗顔は基本的に毎日行うことが大切です。
まず、乾いた手にクレンジング料を取り、手のひらで温めてからメイクと馴染ませます。馴染ませる時間は1分を目安にしましょう。強く擦ると肌の負担になるため、たっぷりとクレンジング料を使うのもポイントです。
洗顔のポイントはしっかり泡立てる、こすらず洗う、ぬるま湯で洗い流すの3つです。しっかりと泡立てた泡を皮脂の多いTゾーンからのせて、手と顔の肌が触れないよう優しく洗いましょう。
熱いお湯で流すと肌に必要な皮脂まで奪ってしまうため、少し冷たいと感じる32−34℃程度のぬるま湯で流してください。洗顔後は、タオルで軽くおさえるようにして拭き取りましょう。
洗顔後の肌は非常に乾燥しやすく、すぐに保湿することが大切。500円玉大の化粧水を手に取り、両手であたためます。顔の中心から外側に向けて優しく手で押し込むように顔全体に馴染ませます。ハンドプレスすることで顔の血行がよくなるので、化粧水の浸透もよくなります。
乳液でも化粧水での保湿と同じように、手のひらで押し込むようにハンドプレスしましょう。
紫外線対策は美肌の基本です。しみケアにも効果的なので、夏だけでなく、毎日UV対策をしましょう。
SPF、PAは効果が高いほどよいというわけではありません。シーンに応じて使い分けることが大切です。日焼け止め効果を持続させるため、3~4時間ごとに塗り直すのも忘れずに。
ダイエットでむくみは解消するのですか?
無理な食事制限によるダイエットをしてしまうと栄養面のバランスが崩れてしまいます。からだに必要な栄養素を摂取できなくなると、体内の水分コントロールに影響し、かえってむくんでしまうこともあります。
むくみやすい人にはどんな特徴がありますか?
塩分の濃い食事が好きな方、運動不足で汗をあまりかかない方、生理中の方などはむくみやすいといわれています。
むくみと年齢は関係ありますか?
日常生活での軽度のむくみは年齢や性別を問わずしばしば見られます。ホルモンやリンパ機能に変化があらわれる更年期世代の方、高齢の方などはむくみが出やすいといわれています。
むくみを避けるために水分はどのくらい飲めばいいのですか?
成人が1日に必要な水分量は約2.5リットルといわれています(食事から1リットル、体内でつくられる水0.3リットル、飲み物から1.2リットル)。水分は、1日分の適量をこまめに分けて摂取するのがよいとされています。
むくみは日々の体の状態変化によって起こる体調の変化のひとつです。
顔だけでなく体全体におこるため、普段の生活から意識的に変化させていくことが重要です。
また、肌の状態に合わせスキンケアを行うことで肌環境を整え血行を促進し、むくみの解消に繋げることも◎
生活習慣とスキンケアでむくみ対策をしていきましょう!