ニキビパッチの使い方｜間違った使い方をするとトラブルを悪化させてしまうことも？

ニキビパッチはニキビやニキビ跡を隠したり、保護や改善を目的に使用するものです。雑菌が多い手や刺激を与えてしまう髪の毛から守るために使います。

間違った使い方をしてしまうと、本来のニキビパッチの効果が得られないことも考えられます。そのため、使用方法や使用時間をしっかりと守って使いましょう。

ニキビパッチはニキビやニキビ跡の上に貼るものです。貼ることで、手の雑菌や髪の毛などの外部の刺激や汚れから保護してくれるため、清潔な状態を保てます。

また、ニキビトラブルが少ないうちに使用していると、ニキビ跡を予防する効果も期待できます。しかし、貼る前の肌を清潔な状態にしていないと、効果が減少してしまう可能性があります。

そのため、ニキビパッチは「ただニキビの上に貼ればニキビが改善する」というものではなく、しっかりと使用方法や使用時間を守って使うことが大切です。

間違った使い方でニキビパッチを使用するとニキビが悪化してしまったり、跡が残りやすくなってしまうことも考えられます。そのため、まずは使用方法や使用時間などのニキビパッチの基本的な使い方を知っておくことが重要です。

ニキビパッチの効果をしっかりと引き出すためにも、正しい使い方を知って使いましょう。

正しい使い方や使用時間を知らず、間違った方法を行っていると、ニキビトラブルの悪化に繋がってしまうことも考えられます。

市販のニキビパッチの基本的な使い方

市販のニキビパッチの基本的な使い方は、１日１回ニキビやニキビ跡に貼って使います。貼るタイミングは洗顔後の清潔な状態が最適です。

また、手が汚れていると雑菌がついてしまうことも考えられるため、清潔な状態の手で貼るようにしましょう。

化粧水や乳液を塗布した後ではなく、洗顔後、水分をふきとった後のなにも塗っていない状態の肌に貼ると取れにくいです。

基本的な使い方はこのような方法ですが、使用するニキビパッチのパッケージ裏などに記載されている使用方法を守りましょう。

ニキビパッチの基本的な使い方は同じですが、製品によっては多少の違いがあるかも知れませんので、念の為確認の上使用してください。

ニキビパッチを貼るタイミング

ニキビパッチを貼るタイミングは、洗顔後です。汚れている状態で貼ると、保護や改善効果がしっかりと得られない可能性があるため、清潔な状態でニキビパッチを貼るようにしてください。

日中だけではなく、夜の寝ているときにも貼ることをおすすめします。かゆみを発するニキビだった場合は寝ているときに掻きむしってしまったり刺激を与えてしまうこともあります。

他にも枕や服などによる、ニキビへの摩擦や刺激から守ることもできます。

また、日中も様々な刺激から守ることができるため、状況に応じて活用しましょう。

ニキビパッチを交換するタイミングもお風呂やシャワーのときに外して、しっかりと洗顔を行い、肌が清潔な状態のときに貼りましょう。

ニキビパッチを使用する目安時間

基本的にニキビパッチは１日に１回交換をしましょう。しかし、ニキビパッチのタイプによっては使用時間が異なります。例えばニードルタイプだと、２時間以上の使用時間が推奨されています。

６〜12時間を推奨しているニキビパッチ商品もあります。このように製品によって使用時間の目安が異なるため、パッケージや説明書などに記載されている使用時間を守って使いましょう。

付けていることを忘れてしまったりで使用時間よりも長く使うのはやめましょう。

トラブルを悪化させてしまう可能性が考えられるため、貼ったまま数日間わすれていたということは避けてください。

また、あまりにも頻繁に交換するのも、摩擦で刺激を与える可能性や本来の効果が発揮されない可能性があるため、控えましょう。

ニキビパッチの良くない使い方は？

ニキビパッチに限らず、スキンケア用品は正しい使い方をしないと効果が減少してしまいます。

ニキビパッチを「良くない使い方」で使っている方は、ニキビトラブルが悪化したり、ニキビ跡が残ってしまう可能性も考えられます。

知らずに良くない使い方を続けていると肌へ負担がかかってしまっているかも知れません。

ニキビパッチは、使う際に知らずに行ってしまいがちな「良くない使い方」があります。製品によってはパッケージや説明書に詳しく記載されていないこともあるので、しっかりと知った上で使用しましょう。

使わないほうが良い状態のニキビに使ってしまったり、本来の使い方と違う使い方をしてしまうと、毛穴が詰まりやすくなり、ニキビが悪化してしまうことも考えられます。

また、剥がす際は、水やぬるま湯で少し剥がしやすくしてから剥がすのが良いです。粘着力が強い場合は肌に負担がかかってしまうので良くありません。他にも「治療」の目的で使用することもおすすめしません。

あくまで「改善」だったり「跡が残らないようにしたい」という目的で使用しましょう。

ニキビパッチを使用する際には「良くない使い方」をしないことはもちろん「ニキビが治る」と思って使用しないことが大切です。

ニキビパッチはニキビを保護、改善するものです。ニキビパッチを使う際には正しい使い方で利用しましょう。

膿を出すようなニキビに使ってしまう

膿が出るような状態を「化膿」と言います。化膿したニキビはアクネ菌が増殖している状態です。

アクネ菌は酸素を苦手とする嫌気性の細菌なため、ニキビパッチで空気を遮断してしまうとアクネ菌にとって住みやすい環境になってしまいます。

アクネ菌にとって住みやすい環境になってしまうとニキビがより悪化してしまう恐れがあります。そのため、膿が溜まって、黄色や白っぽい色になっているニキビにはニキビパッチをおすすめしません。

しかし、ハイドロコロイドタイプのニキビパッチは、ニキビが潰れてしまって膿が出た場合でも吸収してくれます。

そのため、膿が出るようなニキビに、ニキビパッチを使用したい際にはハイドロコロイドタイプのニキビパッチを選びましょう。

潰した後のニキビに絆創膏的に貼る

ニキビは基本的に自己判断で潰さないでください。ニキビを潰して膿や詰まっているものを出したほうが治りが早いという方もいますが、指や爪は細菌がついていることが考えられるため悪化してしまうことがあります。

もし自然に潰れてしまった場合は、水やお湯などを使って清潔な状態を保ちましょう。

潰して中身を出した後はとてもデリケートな上、膿がすべて出せた状態とは言えない場合があります。そのため、アクネ菌の増殖が残っている可能性があるため、ニキビパッチを絆創膏のように使うのはおすすめしません。

潰れたニキビは皮膚科などで適切な塗り薬などを処方してもらい、正しく対処することが最適です。もしくは市販薬を利用するのも一つの方法です。

毛穴が詰まりやすくなり、一時的にニキビが悪化する可能性も

ニキビパッチは、肌に蓋をするように使用するため、毛穴が詰まってしまい、一時的にニキビが悪化してしまうことも考えられます。

特に皮脂の分泌が活発な脂質肌の方は、ニキビパッチによって、より詰まりやすくなってしまうかも知れません。

しかし、ニキビパッチを正しく使って、毛穴詰まりやニキビ悪化などが起きてしまった人はあまりいませんが、中には、ニキビパッチを使ったことでニキビが悪化してしまった方もいます。

そのため「ニキビパッチが合わないかも」と感じた場合はニキビパッチの使用を中断して、様子を見ましょう。

ニキビの状態が良くならなかったり、跡が残るか心配な場合は皮膚科を受診することも考えましょう。

貼ってるのを目立たせない方法ってある？

ニキビパッチが目立つ場合の対処法は次のとおりです。

・肌に近い色のものを選ぶ
・小さめのサイズを使う
・光沢のないタイプを選ぶ
・厚みが薄いタイプを選ぶ

ニキビパッチが目だって見えてしまう場合は、透明なものや肌に近い色のニキビパッチを使いましょう。真っ白のものは、浮いて見えて目立ってしまいます。

また、大きすぎないサイズ感のものを選ぶことも一つの方法です。大きすぎると不自然に見えたり、目が行ってしまうので、小さいサイズを選ぶと良いです。また、表面に光沢のあるタイプだと、光の角度によって目立って見えます。

そのため、肌なじみの良い光沢のないタイプのシートを選ぶのがおすすめです。また場所によってはマスクなどで隠すこともできます。

メイクをしたままニキビパッチって使える？

メイクの上からニキビパッチを使うことはおすすめしません。清潔な状態で貼らないと、汚れをニキビに当てたまま閉じ込めてしまうような状態になります。

しかし、洗顔後のメイクをする前は使えます。清潔な状態でニキビパッチを塗布し、基礎化粧品などで肌を整えてから、メイクをしましょう。

ニキビパッチと肌の境目をわかりにくくするためにファンデーションやコンシーラーを使うのがおすすめです。

ニキビパッチによっては「上からメイクを重ねて良い」と記載があるものもありますので、心配な場合はメイクをしても良いニキビパッチを使用してください。

また、ニキビパッチの上からメイクをした場合はできるだけ触れないようにして、メイク崩れを予防しましょう。

ニキビパッチの代用は可能？

ニキビパッチの代用は種類によりますが可能です。ニードルタイプや有効成分が配合されたものの代用は難しいかも知れませんが、ハイドロコロイドタイプのニキビパッチは「キズパワーパッド」で代用できます。

キズパワーパッドはハイドロコロイドタイプのものなので、サイズ感は異なりますが、代用品として使うことはできます。

間違っても肌に貼る用ではないセロファンテープなどでニキビパッチの代用を行わないでください。

ニキビは「炎症」を起こしている状態なので、刺激を与えないようにしましょう。

ニキビパッチは、キズパワーパッドなので代用することはできますが「ニキビ用」として販売されているニキビパッチを使いましょう。

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