ページ更新日:2023年1月18日
※監修者は「商品の効果(役割・種類)」「商品の選び方」「商品の使い方」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。
※本記事における「くすみ」とは汚れや古い角質によるくすみのことをさします。
自宅でエステのようなケアができる、美容家電。しかし種類や価格など、何を基準に選べばよいか悩んでしまいますよね。
そこで本記事では美容家電の効果から、選び方や使い方までを徹底解説。
美容ログアンケートをもとにしたおすすめ人気ランキングも紹介します。
おうちでスペシャルケアが当たり前の時代。サロンクオリティと同等の美容家電も続々登場し、その注目度は高まる一方です。でも、いざ美容家電を選ぶとなると「どれにすればいいの?」と迷ってしまう方も多いですよね。そこで美容家電の種類や選びかた、基本の使いかたについてご紹介します。
美容家電の範囲は広く、ひとつのパーツに特化したものから全身用までさまざまです。
美容家電なら、
・家にいながら本格ケアができる
・エステに通うよりコスパがいい
・予約やキャンセルの煩わしさがない
・自分のタイミングでお手入れできる
・誰にも知られずこっそりキレイになれる
とうれしいメリットがたくさんあります。
特に悩みが集中する顔まわりの美容家電には、どのようなものがあるのでしょうか?
水と超音波で毛穴の汚れを浮かして取り除きます。つるんときれいな毛穴に。
「美容スチーマー」「フェイススチーマー」とも呼ばれています。超微細な粒子のスチームを顔に当てることで、毛穴を開かせたり、うるおいを与えて肌をやわらげたりします。クレンジング前に使えばメイクをしっかり落とせ、スチーム効果でメイクノリのいい肌状態にすることも可能。
微弱な電流によって、スキンケアアイテムに含まれる美容成分を角層のすみずみまで浸透させます。しっとりうるおいのある肌に。
プラスのイオンが、通常の洗顔やクレンジングでは落としきれなかった肌の余分な汚れを吸着し、除去してくれます。くすみのない明るい肌に。
超音波の振動が肌の表面にアプローチ。肌の余分な汚れを落としやすくしたり、ハリのサポートをしてくれたりとメリットはさまざま。周波数の違いによって使用できるパーツがかわるので、お手入れしたい部分に合わせて。
ラジオ波(RF)とは、高周波と呼ばれる電磁波のひとつ。熱を利用して肌にアプローチします。熱がじんわりと肌を温かくなるのが特徴。ハリや弾力の悩みに。
微弱な低周波の刺激で筋肉にアプローチします。ピリッとした微かな刺激を感じるのが特徴。キュッと引き締まった印象へと導きます。
直接肌に触れず、光を浴びることでさまざまな悩みにアプローチできます。光の色によってそれぞれ違うはたらきをしてくれます。
電気パルスを利用し、イオン化しない成分まで肌の奥(角層)に届けてくれます。
微弱な電流が肌にはたらきかけます。ハリ・弾力の悩みに。マイクロカレント機能はローラー美顔器などにも搭載されています。
レーザー光線が肌のハリや弾力の悩みにアプローチ。本来の美しさを引き出し、自然な輝きのある肌へと導きます。使用時はチクッとした刺激を感じるのが特徴。
ハリが気になる | EMS、RF、LED(赤・黄)など |
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うるおいがほしい | イオン導入、スチーマーなど |
毛穴が気になる | ピーリング、イオン導入、イオン導出、超音波、LED(青)など |
くすみが気になる | イオン導入、超音波、LED(黄)など |
若々しい印象になりたい | EMS、RF、超音波、LED(赤・白)、マイクロカレントなど |
RF | 「Radio Frequency」の略称。「ラジオ波」とも呼ばれる高周波。肌を温め、ハリや弾力にアプローチします。 |
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EMS | LED とは発光ダイオードのこと。液晶テレビのバックライトから家庭用電球まで身近なところで幅広く使用されています。 |
LED | ピーリング、イオン導入、イオン導出、超音波、LED(青)など |
マイクロカレント | 極めて微弱な電流のこと。肌のお手入れをサポートしてくれます。 |
エレクトロポーション | 電気穿孔法ともいいます。イオン化しない成分まで肌の奥(角層)に届けることができます。 |
温めたり、振動を与えたりすることで目元をリフレッシュさせてくれます。空気で圧を加えてほぐすもの、うるおいを与えてくれるもの、音楽機能つきのものまで幅広い機能のものがあります。
「頭皮マッサージ器」とも呼ばれ、自宅で簡単にヘッドスパ気分を味わえます。専用アタッチメントを装着すれば顔用として使用できるものも。
では実際、美容家電を選ぶ際、どんなポイントに注目したらいいのでしょうか?
美容家電は機能がシンプルなものから多機能なものまでさまざまです。多機能なものほどお手入れの可能性は広がる反面、使い方が複雑になり、使用時の注意事項などが増え、価格も高くなっていきます。「いろんなお手入れをしてみたい」と多機能を選んだ結果、使いきれないうえ使用すること自体が億劫になってしまうことも。自分が最も使いやすいと感じる美容家電を選びましょう。
「ものすごく気に入って買ったのに全く使えていない」。それは、アイテムが自分のライフスタイルに合っていないことに原因があるのかもしれません。お蔵入りにならないようにするために、自分の生活シーンと照らし合わせて美容家電を選びましょう。また、意外と気になるのがデザイン。デザイン性にすぐれたアイテムなら、インテリア感覚で部屋にそのまま置けます。
製品の形状や重さ、手に収まる感覚など、自分にとって使いやすいものでなければせっかく買った美容家電も使うのがストレスになってしまいます。美容家電は継続的に使用してこそ成果を感じられるもの。できれば店頭で実物の使用感をチェックしてから購入したいですね。
家電は販売店舗によって価格にバラつきがあります。気になるアイテムはあらかじめ複数店舗でリサーチしておくのがおすすめです。また、美容家電によっては専用のジェルなどが必要となり、本体だけでなくプラスアルファのコストがかかってしまうこともあります。本体だけでなく、継続的に使用した場合のトータルコストを把握して選びましょう。
いろいろな商品を見ているうちに本来の目的を見失い、不本意なものを買ってしまった……なんて後悔したことはありませんか? 美容家電は種類も機能も多く、選んでいるうちに迷子になってしまいがちです。「どんな悩みを解決したいのか」「いちばん解決したい悩みは何か」を常に念頭に置いて選びましょう。
美容家電には防水仕様のものとそうでないものがあります。防水性能の備わっていない美容家電を水にぬらすのは大変危険です。故障や破損の原因となるだけでなく、事故につながってしまうケースもあります。防水仕様の有無は必ずチェックしてくださいね。
美容家電の充電方法は、ACアダプター・電池・USBなどアイテムによって異なります。本体の使用方法だけでなく、充電方法までチェックして選びましょう。
※美容の悩みを解決した人たちがどんな商品を使ってきたかをアンケート調査し、有効だと感じた「最後の商品」を調査しました。
※アンケートの結果をもとに「最後の商品」になったおすすめの美容商品を掲載します。
※調査は美容の悩みを解決できたと感じた方を対象に、WEBアンケートを行い有効回答数は4207名です。
美容家電は、通常の美容アイテムよりしっかりお手入れができる反面、使用時に気をつけるポイントが多くなります。これらのNG行為は避けてくださいね。
美容家電にはアイテムごとに目安の使用時間・使用頻度が定められています。美容家電の使い過ぎは肌への負担に。特に強いモードで必要以上にお手入れすると肌を傷めてしまうことにつながりかねません。必ず適切な範囲内で使用しましょう。
本来使用できないからだの部位に美容家電を当てるのはとても危険です。たとえ微弱なモードでも、肌にダメージが蓄積してしまう可能性があります。使用可能範囲外で美容家電を使ったお手入れをするのは控えてくださいね。
間違った使用方法は、肌トラブルだけでなく、機器の故障・破損、さらには事故につながりかねません。特に、防水仕様でない美容家電をお風呂で使用するのは大変危険です。
吹き出物がある時や肌のコンディションが悪い時、肌が敏感になっている時、体調がすぐれない時は美容家電の使用を見送ってください。また、美容家電によっては、妊娠中の方やこれまで重い病気をした方の利用に注意喚起をしているものもあります。お手入れのために無理をするのは避けてくださいね。
最後に、美容家電の使いかたについてアイテムごとに見てみましょう。
ここでは、各アイテムの基本的な使いかたと、目安となる使用頻度や使用時間をご紹介しています。美容家電はそれぞれ搭載している機能が異なり、アイテムによって実際の使用方法や頻度・時間も変わってきます。お手持ちの美容家電は必ず取扱説明書を確認してから使ってくださいね。
〈使用頻度〉 週2~3回程度
〈使用時間〉 10分程度
〈使用頻度〉 週2回程度〈使用時間〉 1か所あたり10秒程度
〈使用頻度〉 週1~2回程度〈使用時間〉 1か所あたり30秒程度
〈使用頻度〉 肌の様子を見ながら
〈使用頻度〉 週2回程度〈使用時間〉 1回10分程度
〈使用頻度〉 1日以上空けて週3日まで〈使用時間〉 1回10分程度
〈使用頻度〉 週2~3回程度〈使用時間〉 1回10分程度
〈使用頻度〉 週2~3回程度〈使用時間〉 1回20分程度
〈使用頻度〉 週1回を4~5回繰り返し、あとは月1回〈使用時間〉 1か所当たり10秒程度
〈使用頻度〉 1日1回を8週間(お手入れを追加する場合は4週間の休止を挟み繰り返します)〈使用時間〉 1日2~10分程度
〈使用頻度〉1日1回(使い始めは週2~3日)〈使用時間〉1回10分程度
〈使用頻度〉1日2回〈使用時間〉1回5分程度
美容家電を毎日使うのは絶対にだめですか?
美容家電は幅広く、使用頻度に制限があるものもあれば、毎日使えるものもあります。特定の使いたいアイテムがある場合は、一度確認してみてくださいね。
美容家電といっしょに使用するのはメーカー指定のジェルや化粧水でなければいけないのですか?
美容家電によって使用時に利用できるアイテムにバラつきがあります。メーカーの関連商品が推奨されている場合もあれば、特にアイテムの指定がないものもあります。
値段の高い美容家電ほど効果が得られるのですか?
美容家電の価格は、性能はもちろん、機能の多さ、使用素材、ブランドなど、さまざまな要素が関連しています。「値段が高い=期待しているお手入れの満足度が高い」とは言い切れない部分もあります。