※監修者は「ニキビの原因と種類」「ゴマージュ・ピーリング剤の選び方」「ゴマージュ・ピーリング剤の使い方」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事で紹介しているゴマージュ・ピーリング剤のうち、ニキビ予防や美白の効能・効果が認められているのは医薬部外品のみです。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。
※本記事における「シミ」とは「メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ」又は「日やけによるしみ・そばかすを防ぐ」ことをさします。
※本記事における「くすみ」とは汚れや古い角質によるくすみのことをさします。
※本記事における「美白」とはメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐことをさします。

本記事ではゴマージュ・ピーリングの効果から選び方、使い方までを徹底解説。
美容ログアンケートをもとにしたおすすめ人気ランキングをご紹介します。

ニキビができる原因

思春期にできるニキビは皮脂の過剰な分泌が原因ですが、大人になってからできるニキビは原因が複合的でさまざまな要素が絡んでいます。

ニキビは皮脂が毛穴につまり、皮脂を栄養源にしている「アクネ菌」と呼ばれるものが過剰に増殖することで、炎症を起こしてできます。

基本的な対策は皮脂や汚れをしっかり洗い落とす洗顔ですが、大人ニキビの場合は肌の乾燥やターンオーバーの乱れからくるものもあり、洗顔に注力するだけでは解決につながりません。

大人ニキビはなぜできる？

大人ニキビの原因としては

などがあげられます。

これらは日々の生活の中で無理のない範囲で意識し、改善を心がけましょう。

また、肌の乾燥によるバリア機能の低下が、ニキビの要因になることもあります。古い角質がスムーズにはがれ落ちず、分厚くなって毛穴をふさぎ、大人ニキビの発生を招きます。

化粧水やパック、クリームなどを使ったお風呂上がりの保湿をしっかり行い、健康的な肌状態を保ちましょう。

ニキビの種類

ニキビは白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビ、黄ニキビという順番で悪化していきます。自分の症状が現在どういったものか把握して、対策を考えましょう。

① 白ニキビ

ニキビの最初の段階で、毛穴に皮脂が詰まり、その皮脂が古くなった状態。ポツンとした小さな白い点に見えますが、見逃してしまう場合も。

② 黒ニキビ

白ニキビが少し進行し、皮脂が盛り上がってニキビ患部の毛穴が開き、黒く見える状態。

白ニキビや黒ニキビといった、まだ炎症が起きていないニキビを治すには、ニキビの原因となる「アクネ菌」を殺菌する成分を含む薬で対処しましょう。

ニキビの原因菌を殺菌し悪化を防止する成分

③ 赤ニキビ

毛穴に詰まった皮脂に菌が繁殖して炎症が起き、ニキビ患部が赤く腫れあがった状態。炎症をおさえる成分を含む塗り薬で悪化を防ぎましょう。

ニキビの炎症をおさえる成分

④ 黄ニキビ

黄色い膿がたまるほど悪化した黄ニキビは、皮膚科で治療する必要があります。

一時的に炎症をおさえたい場合は、「ステロイド」配合の塗り薬で対応する場合もありますが、ステロイドを使用される場合は、医師の指示に従って使うようにしましょう。

ピーリング、ゴマージュってなに？

ピーリング、ゴマージュはどちらも古い角層を取り除くことを目的とした商品です。

角層がたまるとは、そもそも角層とは

人の肌は外側から表皮、真皮、皮下組織の3層構造で構成されており、表皮はさらに外側から角層、顆粒層、有棘層、基底層の4層構造となっています。表皮の細胞はまず基底層で作られ、それらが徐々に形を変えながら外側に押し出され角質層となり、最終的に剥がれて脱落します。この一連の過程を肌のターンオーバーと呼びます。

健康的な肌の場合、1つの細胞が基底層で誕生してから角層となるまで約2週間、角層となり皮膚から脱落するまで約2週間かかるとされており1回のターンオーバーは約1ヶ月程度です。

しかし、年齢やストレス、環境などの様々な要因でそのバランスが崩れてしまうとターンオーバーの周期が乱れ、早くなったり遅くなったりします。ターンオーバーが遅くなると、角質が表皮から剥がれず停滞し積み上がります。角質が溜まってしまうとそれらが毛穴につまり、角栓を形成し毛穴が開いてしまいます。そして角栓により皮脂腺がつまり、詰まった皮脂の中でアクネ菌が増殖しニキビを引き起こします。

また、シミの元になるメラニンはこのターンオーバーと共に外に押し上げられて老廃物と共に除去されるため、ターンオーバーが遅くなるとメラニンが表皮の中にいすわり、シミやくすみの原因となります。ニキビにより肌に炎症が起こるとメラニンを作るメラノサイトという細胞が刺激を受けてメラニンを過剰に産生しシミやくすみの原因になってしまうため悪循環になってしまいます。それ以外にも角層が貯まることにより化粧水などのスキンケア成分が肌に浸透しにくくなったり、肌がごわつき化粧のりが悪くなりなってしまうなど日々のスキンケアなどにも影響を及ぼします。

古い角層を取り除く効果

ピーリングなどを行い肌に蓄積した角層を定期的に除去することでバランスが崩れた肌のターンオーバーを正常化できます。

ターンオーバーが正常化されることで得られる効果は

・バリア機能の上昇
・肌のハリが生まれる
・ニキビ予防、ニキビ跡の改善
・くすみ、シミの改善

です。

正常なターンオーバーにすることで角層を形成する細胞が元気になり、刺激や紫外線からのバリア機能が上がります。また、肌から水分が逃げていくことを防ぐ力も上がりみずみずしい肌へと導きます。同じように肌細胞が健康になると細胞1つ1つの水分量も上がりハリとつやが生まれます。そして、古い角質がきちんと取り除かれることで毛穴の開きや角栓、それによる皮脂の詰まりを予防しニキビができにくくなります。現在日本で医療機関でのピーリングは保険適応外ですが、日本皮膚科学会も保険診療では完全に治すことが難しい難治性のニキビに対する治療としてピーリングが紹介されています。

そしてニキビで悩まされるのがニキビが治ったあとのニキビ跡ですよね。美容皮膚科などで行われている高濃度のケミカルピーリングなどを行うと表皮を削りその傷を再生する過程でコラーゲン増成を促進させニキビ跡の改善も期待できます。肌はターンオーバーを繰り返すことで表皮に停滞したメラニンの排出を促進するためくすみ、シミの改善になりトーンアップが期待できます。そして、化粧水などの浸透率もよくなり日々のセルフケアの効果も上がり、化粧ノリもよくなることでしょう。さらには肌の活性化ももたらし、コラーゲン産生も誘導されるため、シワやたるみにも効果があり、若々しい健康的な肌でいられます。

ピーリング、ゴマージュの違いと選びかた

ゴマージュもピーリングも使用目的は肌に溜まった古い角質を取り除くという点では同じですが、ではその違いとは何なのでしょうか。それら2つの大きな違いは使用されている成分と、角質を取り除く方法です。

ピーリング

ピーリングは人工的に作られた薬液を成分としており、これらを皮膚に塗布することで角質を柔らかくし、それらを除去します。ピーリングには美容皮膚科などで行われているものやエステサロンで提供されるもの、市販のものまで多数ありますが、大きな違いは使用されている薬品の濃度です。主な薬剤の成分としてグリコール酸、サリチル酸、トリクロロ酢酸（TCA）、乳酸、アミノ酸、フェノールなどがあります。

グリコール酸

グリコール酸ピーリングは日本国内で多く使用されている薬剤で日本人の肌質にあうといわれています。分子量が小さく浸透しやすいため表皮の基底膜まで作用でき、かつ角層を溶かすのではなく角層の細胞同士の接着を弱めてはがすた角層は薄く、表皮を強くする効果があります。

サリチル酸

サリチル酸は角層を溶かす作用があるため他の薬剤の浸透をよくさせます。また脂溶性の薬剤であるため皮脂を溶かし、皮脂分泌を抑制するため、ニキビに効果的です。サリチル酸マクロゴールは名前の通りサリチル酸にマクロゴールという基剤を足したものでマクロゴールによりサリチル酸が肌内部に浸透するのを防ぎ、痛みや炎症を起こしにくくしたものです。肌の奥までは行き届かないが角層にはしっかり作用するため最近ではグリコール酸より主流になりつつある薬剤です。

トリクロロ酢酸（TCA）

TCAは角質を溶かす力とタンパク質を凝固させる作用があり、他の薬剤と比べて強力です。そのため医療機関のみ使用が許可されています。欧米では良く使用されていますが、日本ではそこまでたくさんは使用されていない印象です。

乳酸

乳酸は分子量が大きめであるため浸透率は低いですがその分刺激が少なく肌に優しいです。また、グリコール酸と同じように角質を溶かす作用はなく細胞同士の接着を剥がす作用があります。乳酸には角層のセラミドを増加させる効果があり、保湿作用があります。

アミノ酸

アミノ酸も乳酸と同様に保湿効果があります。

フェノール

フェノールはとても強力な薬剤で皮膚や毛の細胞を瞬時に殺してしまうため炎症後色素沈着などの副作用が強く現在はほとんど使用されていません。
美容皮膚科などの医療機関ではこれらを単剤で使用する場合もあれば、混合で使用している場合もあります。また市販のものでもこれらを組み合わせている場合が多いでしょう。

ピーリングの副作用に炎症による赤みや乾燥があります。市販のピーリング剤はこれらの副作用が極力出ないような濃度で調整されているため副作用は出にくく日常生活に支障をきたすことはほとんどありません。ドラッグストアなどで手に入りやすいことがメリットです。しかし、その分効果はマイルドなためニキビやくすみの予防には効果がありますが、できてしまったシミ、ニキビやニキビ跡などの根本的な治療を行いたい方にとっては不向きです。

ゴマージュ

ゴマージュの成分はピーリングと違い、ハーブや植物の種皮などの天然由来のものを使用していることが特徴です。また、ピーリングは角質を柔らかくして剥がしますが、ゴマージュはこれら天然由来の細かい粒子を用いて肌表面を擦り角層を物理的に肌から剥がすことで角質を除去します。主にエステサロンやセルフケアアイテムに使用されています。

現在様々な商品が発売されており、中にはピーリング成分と混合されたものも多くあります。こちらも市販のピーリング剤と同様に手に入りやすいものなので手軽に使用できることがメリットです。しかしこれも同じように、溜まった角質を取り除きニキビやしみを予防する効果はありますが、それ自体を治す効果は期待できません。
 
ゴマージュやピーリングはたとえ市販の効果がマイルドなものであっても肌に刺激を与えていることに変わりはないため毎日行っていいものではありません。美容医療としてのケミカルピーリングはそれぞれ細かく濃度が設定されていることが多く、まず低い濃度の薬剤から始めだんだん濃度を上げていくという方法が主流です。

商品の使い方

ゴマージュやピーリングはたとえ市販の効果がマイルドなものであっても肌に刺激を与えていることに変わりはないため毎日行っていいものではありません。美容医療としてのケミカルピーリングはそれぞれ細かく濃度が設定されていることが多く、まず低い濃度の薬剤から始めだんだん濃度を上げていくという方法が主流です。

美容医療でのピーリングの使われかた

まず肌の状態を確認し、クレンジング、洗顔後にピーリング剤は顔全体に塗布しなじませます。（薬剤によりけりですが、皮膚の薄い目の周りや口の周りは避けることが多いです。）数分そのまま放置し、その後薬剤を拭き取り洗顔して洗い流します。洗い流した後、ひりつきや痛みが出ることも多く冷却し保湿剤を塗布して終了となります。頻度が大体2−3週間に1回が目安とされています。
医療機関でのピーリングは効果が高い分、副作用も出やすく肌への負担も大きいため日頃の保湿と紫外線予防をしっかり行うことがとても重要です。これらを行うと逆にシミができやすくなってしまったり、肌が以前より弱くなってしまうリスクがあります。

市販のピーリング剤の選び方

市販のピーリング剤は様々な形態のものが発売されており、主なものとしてジェルタイプ、洗顔やクレンジングのタイプ、シートタイプ、化粧水タイプ、美容液タイプがあります。それぞれで使用方法や使うタイミング、使用頻度が異なるため自分がどのように使いたいかで選ぶのが良いでしょう。

ジェルタイプ

最も広く使用されているものはジェルタイプでポロポロと落ちた角質の写真は誰しも一度は目にしたことがあるでしょう。使用方法は洗顔後タオルで顔の水分を拭き取り、ジェルを顔全体に馴染ませます。ポロポロと角質が取れたら洗い流して終了です。ジェルタイプは市販品の中では効果が強くその分赤みなどを起こしやすいため敏感肌の方は注意しましょう。また馴染ませる際に強く擦り付けると赤みやひりつきが出やすくなります。

シートタイプ

シートタイプはピーリング剤は含まれたシートを1枚ずつ取り出し肌を優しくマッサージするように角質を拭き取ります。あくまで角質を拭き取ることが目的のため強く擦りすぎないようにしましょう。またクレンジングの成分は含まれていないことが多いためあらかじめメイクを落としてから使用してください。

化粧水タイプ

化粧水タイプは角質を柔らかくする成分が入ったピーリング剤で、拭き取りタイプと馴染ませて擦るタイプがあります。どちらも他の製品に比べて刺激は少ないため敏感肌の方は使いやすくなっていますが、その反面効果を実感しにくいデメリットもあります。

美容液タイプ

美容液タイプは肌に塗布するのみで擦ったり洗い流したりする必要がないため、肌への負担が少なくかつ時短にもなります。
 
市販のピーリング剤の使用頻度はジェルタイプなど効果が高いもので週1回程度、化粧水タイプなどは毎日の使用も可能ですが、肌の調子や赤みの出方などで適宜頻度を調整しましょう。ゴマージュの使用方法も基本的にはピーリング剤と同様です。洗顔、クレンジング後に顔の水分を拭き取り、適量手に取り顔に馴染ませ軽くマッサージをしてから洗い流します。こちらも強くマッサージするのはで厳禁で肌をいたわるように優しくマッサージしましょう。

使用頻度は1週間に1回程度で肌の調子をみて適宜調整してください。市販のピーリング剤やゴマージュはいくら副作用が医療機関で使用されているものよりマイルドと言っても角質を剥がしていることには変わりはなく、少なからず肌に負担はかけています。そのため日々の保湿や紫外線予防は必ず行ってください。また赤みやひりつきがち強い場合は使用を中止しすみやかに皮膚科を受診しましょう。症状があるのに我慢してしまうと炎症がくすぶってしまい色素沈着など新たなトラブルを引き起こしてしまいます。

ニキビ・ピーリングに関するQ＆A

Q

ニキビができやすい人の特徴はありますか？

A

肌質・体質などによってニキビのできやすい人はいますが、予防法や対処法はそもそも人それぞれです。ニキビができる原因や対処法の基本情報をおさえて、自分に合ったニキビケアを行っていきましょう。

Q

ニキビをつぶすのは本当にダメですか？

A

ネットの情報には「タイミングによってはつぶしても大丈夫」と書かれていますがやめましょう。医師が専用の医療器具を使用して、皮脂や膿を押し出す治療法もありますが、一般の人がニキビをつぶしてしまうと、ニキビが治りにくくなるだけでなく、ニキビ痕が残る可能性もあります。自己流でつぶしたり、触ったりせず、適切な治療をほどこしましょう。

Q

ニキビパッチはニキビに効果的ですか？

A

ニキビパッチは医療用として許可されている商品ではなく、ニキビへの効果を謳うことはできません。パッチを貼ることで患部に触れることがなくなったり、紫外線から患部が守られるという一方、ニキビパッチが毛穴を塞ぐことで、毛穴のつまりがおこりやすくなったり、ニキビの原因菌であるアクネ菌がより繁殖しやすくなる可能性が懸念されます。

Q

ニキビができやすい肌におすすめの栄養分は？

A

肌の材料となるタンパク質、肌の新陳代謝を促すビタミンB、ビタミンB6、肌荒れの解消を助けるビタミンE、便秘の改善に役立つ植物繊維を積極的にとりましょう。さらに肌のターンオーバーを整えるビタミンA、肌バリアの低下を防ぐビタミンB1やビタミンCもおすすめです。

Q

どれくらいで効果が出ますか？

A

医療機関でおこなうケミカルピーリングの場合は1回でも効果を実感する方もおられます。難治性のニキビやニキビ跡が多くある場合は継続しておこなうことで徐々に効果を実感できるようになり、8回程度行うと実感できることが多いです。市販のピーリング剤やゴマージュの場合、前にも述べたようにニキビやニキビ跡自体の改善を期待する場合は効果は感じられないと思います。しかし元々ニキビができやすい肌質でニキビを作りにくくするといった長期的な目的の場合は徐々に効果が感じられると思います。また、定期的に行うことでシミやくすみ、小じわなどができにくくなるため、いつまでも若々しい肌を保つことができるでしょう。

Q

アトピー性皮膚炎や敏感肌でも大丈夫ですか？

A

基本的にアトピーなどで肌が敏感な方でもピーリングは使用可能です。しかし、やはり通常の肌と比べて赤みなど副作用は出やすくなっているため、市販のものを使用する際には一度い皮膚科を受診することをお勧めします。商品を選ぶときも極力敏感肌用の製品を選びましょう。そして使用頻度を減らす、摩擦などの負荷をかけないように十分に気をつけるなどしてなるべく肌に負担がかからないように心がけてください。また肌の炎症はひどい場合などはピーリングはおこなってはいけません。炎症がすでに起こっている肌にピーリングをするとまさに泣きっ面に蜂状態で肌状態の更なる悪化を招きます。ピーリングをおこなう前にそちらの治療を優先し、改善してから行いましょう。

Q

痛みは出ますか？

A

医療機関でおこなうピーリングは効果が強いため灼熱感などを感じる方がたまにいらっしゃいます。また市販のものでも敏感肌の方でしたら刺激によって痛みを感じることがあるかもしれません。医療機関でおこなう際は我慢せずただちに医師に報告してください。また自宅でのケアでそういった症状が出現した場合は使用を中止し、保冷剤などを使って冷却してください。単に肌に負担がかかって赤みが出ているだけでなく、薬剤は製品に含まれているせ成分にかぶれていて赤みなどの症状が出ている事もあり、その際はてきちんと治療をおこなう事が必要です。症状がひどい場合はすみやかに皮膚科を受診しましょう。

Q

ピーリングをする前後の注意事項はありますか？

A

ピーリングは角層を剥がすためのもののため、やる前から角層が傷んでしまっていると肌への負担が増えてしまいます。そのため毛を剃った直後やワックス脱毛後、何か他の治療で顔にレーザーを照射した後、海水浴などで日焼けをした後などはピーリングは行わないようにしましょう。ピーリングをおこなう前はそういった行為を避けてください。またピーリング後の肌は非常に繊細で敏感になっています。入念な保湿と丁寧なスキンケアを徹底しましょう。日焼け止めもSPF 50、PA＋＋＋＋のものを使用してください。日焼け止めはその成分自体がニキビやかぶれの原因になるものもあるため、できるだけノンケミカル、mノンコメドジェニックのものを選べば、なおよろしいかと思います。

Q

ピーリングをした後はメイクしてもいいですか？

A

基本的には可能です。しかし赤みなど副作用が出ている場合は治るまでメイクは控えたほうが良いでしょう。

Q

医療機関でピーリングを行いつつ、自宅でもピーリング剤は使用したほうが良いですか

A

医療機関のケミカルピーリングはそれだけでかなり効果が高く、その分肌への負担も大きいため、その期間は自宅でのピーリング剤の使用はやめましょう。その期間の自宅のケアは保湿や遮光など肌をいたわるケアを中心に行なってください。

Q

ピーリング後にシミなどに対するレーザー治療は行っても良いですか

A

レーザーもピーリングと同様に肌に負担がかかります。そのため必ず時間を空けて行うようにしてください。一度に全て行う事は時間短縮にはなりますが、その反面肌の炎症が長引き逆にく肌がくすんでしまうなどデメリットが多いです。

Q

顔以外の体の部位にも効果はありますか？

A

もちろん顔以外の背中ニキビやでこぼこなどにも効果はあります。しかし、体の皮膚は顔よりも角層が分厚いため治療の効果を実感するまで時間はかかってしまいます。体のニキビに悩まれているのであれば、根気よく継続しましょう。

Q

ニキビを少しでも早く治したいのですがその場合はどうしたら良いですか？

A

ピーリング以外の治療を併用しましょう。美容医療ですとイオン導入や光線療法などピーリング以外の治療もたくさんあるため医師と相談して併用を検討してください。ニキビは元々の肌質だけでなく睡眠不足など生活習慣の乱れもニキビの悪化を招くと言われています。規則正しい生活を心がける事もニキビの予防、早期改善をもたらします。また進行したニキビはどうしても治療に時間がかかってしまいニキビ跡も残りやすくなります。早く綺麗に治すためには、早く治療を始めることが重要です。

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