日焼け止めクリームの正しい使い方|使用期限・落とし方・メンズとのシェア方法まで徹底解説

更新日: 2023年05月12日

日焼け止めクリームの正しい使い方|使用期限・落とし方・メンズとのシェア方法まで徹底解説

日焼け止めクリームの正しい塗り方は、適量を「おでこ・鼻・両頬・あご」に置き、ムラにならないように塗り広げます。落とすときは「石鹸で落ちる」など、パッケージに記載されている方法で落とすようにしましょう。また、使用期限は何も記載がなければ約「3年」です。期限内に使い切るようにして、期限が過ぎたら使わないようにしてください。

日焼け止めクリームは「とりあえず塗っておけばいいや」ではなく、使い方に関する知識を持っておきましょう。例えば日焼け止めクリームを塗った直後は効果がまだ出ていません。日焼け止めクリームを塗布してから10〜15分ほどで日焼け止め効果が出始めます。そのため、外出の直前ではなく、少し前から塗布しておくようにするとより効果が期待できます。他にも日焼け止めクリームを塗る前にはしっかりと保湿をすることが必要です。日焼け止めクリームは乾燥しやすくなるため、乳液やクリームで肌から水分が逃げないようにしてから塗布しましょう。保湿をしないまま塗ると肌が乾燥して、ダメージを受けやすくゴワついたりカサつく肌になってしまいます。

日焼け止めクリームは、正しく使うことで効果を発揮します。使用期限や正しい塗り方、落とし方などを守らないと、かえって肌荒れの原因になってしまうことも。正しい使い方を理解し、しっかりと守ったうえで日焼け止めを使うようにしましょう。

監修者
清仁美
仁美
コスメ薬機法管理者
コスメ薬機法管理者資格を有するLASELA編集者。大学卒業後、編集プロダクション勤務。アトピー、脂漏性皮膚炎、酒さでひどい肌荒れに悩んだ経験から美容にハマる。調理師免許、ソムリエ資格も所持し、体のなかと外の両方から美しくなることを追求。

※監修者は「日焼け止めクリームの正しい顔への塗り方」「日焼け止めクリームの使用期限」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事における「シミ」とは「メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ」又は「日やけによるしみ・そばかすを防ぐ」ことをさします。
※本記事における「くすみ」とは汚れや古い角質によるくすみのことをさします。

日焼け止めクリームの顔への正しい塗り方

パッケージなどに記載されている「適量」を手に取り、日焼け止めクリームを顔に5点置きします。「おでこ、鼻、両頬、あご」の5点に置いてから、ムラができないように隅々まで日焼け止めクリームを伸ばしましょう。トーンアップ効果や下地効果のある日焼け止めクリームを使うときは、パフやスポンジを使ってファンデーションのように塗布する方法もおすすめです。ムラができにくく、余計な分はパフやスポンジが吸収してくれるためメイク崩れしにくくなります。塗り忘れやすい「フェイスライン、小鼻周り、髪の生え際」も塗り忘れがないようにしましょう。また、首にも日焼け止めを塗ることで、たるみやしわなどの予防が期待できるので、ぜひ実践してみてください。

日焼け止めクリームの使用期限はいつまで大丈夫?

食品に賞味期限や消費期限があるように化粧品やスキンケア製品にも使用期限があります。日焼け止めなどの化粧品、スキンケア製品の中には、パッケージに使用期限が記載されているものと、記載がないものがあります。パッケージに記載されている場合は、記載されている期限を参考にしましょう。もし記載がない場合は「3年以内」に使い切るようにしましょう。化粧品は「製造後、3年以上品質が安定しているものであれば使用期限表示の必要はない」という法律があります。そのため、記載されていない製品は3年以内なら使っても大丈夫です。また、日焼け止めクリームを保存しておくときは、高温多湿、直射日光を避けるようにしてください。

日焼け止めクリームの落とし方は?

日焼け止めクリームの落とし方は、製品によって異なります。クレンジング、石鹸、お湯の3つの方法があり、それぞれの製品のパッケージなどに落とし方の記載がありますので、記載通りに落としましょう。メイクをしておらず、日焼け止めだけ塗布して過ごした日も、しっかりと日焼け止めクリームを落とす必要があります。日焼け止めを落とさないでいると、皮脂などと混ざり、毛穴づまりやニキビなどの肌トラブルの原因になってしまうことも。石鹸で落ちる日焼け止めクリームは、顔に塗った場合は洗顔料、体に塗った場合はボディソープを使用して落としましょう。

日焼け止めクリームはメンズとシェアできる?

日焼け止めクリームは女性と男性でシェアして使っても問題ありません。ただ、男性の肌は女性の肌と比べ、皮脂分泌が多く、肌が厚いという特徴があります。そのため、男性用の日焼け止めクリームは、軽いテクスチャーやオイルフリーのものが多く、肌に負担をかけずに使えるものが多いです。男性は日焼け止めを塗らなくても良いと考える方がいますが、肌へのダメージは女性と変わりません。そのため、男性も肌や見た目を気にするのであれば塗ったほうが良いです。日焼け止めクリームの中にはメンズ用の製品もたくさんあり「クリーム、BBクリームタイプ、オールインワン」など様々な種類があります。BBクリームタイプはファンデーションのように肌をカバーすることができます

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