ページ更新日:2023年5月10日
※監修者は「コンシーラーの選び方」「コンシーラーの使い方」について監修をおこなっています。
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※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
50代以降になると悩まされる濃いシミや頑固なクマ、たるみ、ほうれい線など尽きないエイジングの悩みには、カバー力に優れるコンシーラーがおすすめ。
デパコスからプチプラまで商品もカラーも豊富にあるため、どんなコンシーラーを選べばいいか迷ってしまうことも少なくないと思います。
そこで今回は50代60代の方向けに
・濃いシミを隠すコンシーラーの選び方、塗り方
・クマのタイプ別、コンシーラーの選び方、塗り方
を中心に解説しつつ、他にも傷跡やあざ隠しのコツまで幅広く載せているので、ぜひご自身の悩みにあったコンシーラーを見つける参考にしてみてくださいね!
50代以降は40代の頃より「シミが濃くなってきた」と実感する方が増えてくる世代。コンシーラーを使っても、下から透けて見えてしまうような濃いシミに悩まれる方も多いです。ファンデーションだけではまずカバーしきれないので、シミの種類を知り、濃いシミに適したコンシーラーの使い方をしっかり覚えていきましょう。
シミの大きさや濃さはもちろん、顔のどの部分に使用するかによってもコンシーラーを使い分ける必要があります。
頬などあまり動かない部分にはペンシルタイプ、大きめのシミにはスティックタイプがおすすめです。
また点在するシミにはパレットタイプをブラシを用いて使用することでしっかりカバーできます。
形状が硬いほどカバー力が高く、柔らかいほどカバー力が弱いため、リキッドタイプやクリームタイプは、使い方によってカバー力が落ちてしまう可能性があります。
形状が硬めのコンシーラーほどカバー力が高いため、濃いシミとは相性がとても良いです。ただ顔の広い範囲につけてしまうと厚塗り感が出てしまうため注意が必要です。
スティックタイプを使用する場合は、範囲は狭めにシミの気になる部分に重ね地肌との境目をしっかりぼかすことで自然な仕上がりになります。
ほどよく伸びる練り系は、伸びが良く保湿力も高いため乾燥肌の方におすすめです。
ただ形状が柔らかいものほど使い方によっては、カバー力が低くなってしまう可能性もあります。
広範囲で薄いシミをカバーする場合は全体的に伸ばし、部分的にカバーしたい場合は肌にのせたら水分を飛ばすようにトントントンとのせるとカバー力が高くなります。
使い方しだいでカバー力を変えられるのでひとつあれば重宝する万能コンシーラーです。
ペンシルタイプは鉛筆のように形状が硬いものから、筆のようにやわらかい液状タイプなど種類もさまざまです。
液状タイプは、ペンシルになっていることで出す量を調節できます。
また、液状タイプはコンシーラーの中でも水分を一番含んでいるため伸びが良く、薄いシミをカバーするのに最適。
顔の上に塗布をしたら指でなじませることで色ムラのカバーもしてくれます。
お値段も1,000円以下のプチプラで買えるプチプラで濃いシミに向くコンシーラーを2つご紹介。コンシーラーのなかでも、シミに特化したコンシーラーも多数発売されています。
資生堂「INTEGRATE GRACY」は、シミやソバカス向きのコンシーラーで、硬めのスティックタイプなので、隠したい部分の濃いシミに乗せて馴染ませるだけという手軽さが人気です。
KOSE(コーセー) 「ノア スティックコンシーラー」は油分が少なめの硬めのテクスチャで、崩れにくいのが特徴。長時間崩れるのを避けたい通勤メイクや、出歩く日のシミカバーメイクにも向いています。
&be ファンシーラー ベージュ&オレンジ
シミだけではなくクマも自然に隠せるので、シミとクマをひとつでカバーしたい人にはおすすめなのが「&be ファンシーラー」。ライトベージュ&オレンジとベージュ&オレンジの2色がありますが、ライトベージュかベージュかはご自身の肌の色にあわせて選んで。オレンジ系の色味をシミが気になる箇所に付属の筆で広げ、上からベージュ系の色味を重ねると、シミが自然に隠れます。
また、伸びが良いので肝斑で悩んでいる人にもおすすめ。細かいシミには付属の筆よりも大きめのコンシーラーブラシで広げると時短になります。石鹸でオフできる点も肌に負担をかけたくない60代には嬉しいポイントです。仕上がりは文句なく美しいのですが、柔らかめの質感なので時間が経つと落ちやすいです。必ずメイク崩れしやすいパウダーを重ねた方が塗りたての質感が長持ちしますよ。
カバーマーク ブライトアップファンデーション
カバー力には抜群の信頼がある「カバーマーク」というブランドですが、コンシーラーも名品があります。「ブライトアップファンデーション」はファンデーションという名前がついていますがコンシーラーです。少し硬めのテクスチャで、リップタイプなのでそのまま肌の上に滑らせ、馴染ませていくだけでシミがきれいに隠せます。重ねすぎると厚塗り感が出るので、少しずつなじませていくのが綺麗に仕上げるコツです。
色味は少し白目なので、色黒さんは上から肌の色にあった濃いめの色のパウダーなどを使用して馴染ませましょう。
お値段も1,000円以下のプチプラで買えるプチプラで濃いシミに向くコンシーラーをふたつご紹介。コンシーラーのなかでも、シミに特化したコンシーラーも多数発売されています。
CEZANNE(セザンヌ) ストレッチコンシーラー
600円台のプチプラで、ドラッグストアなど手軽に手に入るのが嬉しい「CEZANNE(セザンヌ) ストレッチコンシーラー」。色展開はいくつかありますが、シミ隠しにはオレンジ系をチョイス。ぴったりくっつくので、表情筋をよく動かす部分や目元などに使ってもヨレにくいです。
ザ セム カバーパーフェクション チップコンシーラー
チップタイプでシミにピンポイントに置きやすい「ザ セム カバーパーフェクション チップコンシーラー」、700円台というプチプラながら、色展開が豊富でカバー力が強い点も人気です。
薄付きで馴染むというよりは、しっかり存在感が出るタイプのコンシーラーなのでコンシーラーを最後に使うと目立ってしまうことも。上からファンデーションかパウダーで馴染ませましょう。
カネボウ メディア スティックコンシーラーR
600円台で購入できるメディアのコンシーラーはシミに特化したカバー力のあるタイプ。スティックタイプは直接シミの上に載せられるので、テクニック要らず。外出先での化粧直しにも便利です。
ひとことでクマと言っても、濃さや色など、その種類は人によってさまざま。同時に、その種類によってカバーするコツも変わってきます。
クマに合った適切な塗り方のコツを押さえておくことで、上手にカバーすることができます。
青クマには、青の補色となるオレンジコンシーラーがおすすめ。血流が透けてしまうことで青っぽく見えるのが青クマ。、これに肌色コンシーラーを重ねてもただグレーっぽくなってしまうので注意してください。
目のキワにたまらないように、目のキワ辺りは外してコンシーラーをのせ、下まぶたの目頭側から放射線状に伸ばすように塗りましょう。
薄めの茶クマは、コンシーラーをライン塗りするのがポイント。目の下全体に塗ると厚ぼったく、よれやくずれの原因になるので肌色に合う色のコンシーラーを影のキワにだけのて、あくまで自然にカバーすることを意識。
クマの境目に沿ってコンシーラーでライン状に塗ったら、そのラインをぼかすように指でポンポンとなじませましょう。
青暗くも見える濃い黒クマは補色であるオレンジ系カラーで1度中和させることがポイント。特にクマが濃く、影になっている部分全体にコンシーラーを塗り、ムラにならないように指で丁寧に伸ばしましょう。
それでもまだクマが気になる場合は、ベージュ系のコンシーラーを薄く重ね塗りするのもおすすめです。ライン状に塗って、指でぼかしたら完成。
目元にできるクマは、人それぞれ原因が異なります。
クマの種類は大きく分けて
黒クマ・青クマ・茶クマ
の3種類に分けられます。
まずは自分のクマの種類がどれなのか、鏡を準備してチェックしてみましょう。
鏡を持ったまま、上を向き、クマが薄くなれば黒クマです。
黒クマの主な原因は、目周りのたるみ。
加齢による目周りの筋肉の衰えや、肌のコラーゲン減少によって目の下のハリや弾力がなくなり、影のようになった状態です。
目の下を引っ張り、色が少し薄くなれば青クマです。
青クマの主な原因は、目周りの血行不良。
睡眠不足や疲れ、冷えなどによって血液循環が悪くなり、くすんだ赤色に変化した血液が皮膚から透けてみえることで目の下にクマが現われます。
目の下を引っ張り、色が変わらなければ茶クマです。
茶クマの主な原因は、くすみや色素沈着。
目をこする癖があったり、ゴシゴシとクレンジングや洗顔をするなど、頻繁に目周りに負担をかけると色素沈着しクマになります。
目元のクマ対策では、毎日のスキンケアも大切ですが手っ取り早くクマを隠したいのであれば、コンシーラーを上手く活用するのがおすすめです。自分の肌の色やクマの種類に合ったコンシーラーを使えば、クマが目立ちにくくなります。
クマを隠すコンシーラーの選び方は、以下の4つがあります。
・クマの種類に合う色味で選ぶ
・タイプや質感で選ぶ
・成分で選ぶ
・クマ以外にカバーしたい肌悩みで選ぶ
ひとつひとつ選び方のポイントを見ていきましょう。
黒クマ・青クマ・茶クマのどのタイプかによって、クマを目立ちにくくさせるコンシーラーの色が異なります。
自分のクマのタイプをチェックしたうえで、コンシーラーを選びましょう。
パール入りのコンシーラーを使うと、黒クマの原因である目の下のたるみによってできた影をとばし、目元を明るくみせてくれます。
また、ベージュやオークル系の色は肌なじみがよく、自然な仕上がりになるのでおすすめです。
血行不良によって目の下が青っぽくなっている場合、青の補色であるオレンジをつけると健康的な目元になります。
また、オレンジやピンク系の色は血色感をだしてくれるので、くすみをとばして若々しい印象を与えてくれます。
色素沈着が原因の茶クマにはイエロー系のコンシーラーがおすすめ。
イエロー系のコンシーラーは肌色の補正をしながら透明感を与えてくれます。もし浮いてしまうようであればオレンジ系もおすすめです。
コンシーラーには、主にペンシル、スティック、パレット、リキッド、クリームの5つのタイプがあります。
それぞれのメリットやデメリットはこちら。
タイプ | メリット | デメリット |
---|---|---|
ペンシル | 細かい部分も塗りやすい | 広範囲に使うのには適さない |
スティックタイプ | カバー力高め、ニキビ跡やシミに有効 | 厚塗り感が出る場合がある |
パレット | カバー力が高め、数種類の色で調節できる | 厚塗り感が出る場合がある |
リキッド | 自然な仕上がりになる | カバー力は弱め |
クリーム | 保湿力が高い | 指やブラシで塗る手間がある |
黒クマには、目のたるみによって現れる凹凸に密着するリキッドやクリームタイプがおすすめです。
また青クマや茶クマは、スティックやパレットタイプなどカバー力の高いコンシーラーを使うとしっかりクマを隠してくれます。クマの種類や濃さ、範囲などによってテクスチャーを選びましょう。
目元は瞬きや表情の変化によってよく動くため、コンシーラーがヨレやすい場所。そんな目元には、汗やこすれによって落ちにくく、しっかりと伸びてヨレが目立ちにくいリキッドタイプが適しています。
リキッドタイプのコンシーラーには保湿成分が配合されている製品が多く、カサつきやすい肌にもなじみやすく自然にカバーできるという利点もあります。
目元にハリを与えたり、肌への負担が少ないコンシーラーを選んだりするには、クマのタイプや肌質によって配合されている成分に注目しましょう。
目元は特に敏感な部分なので、顔の他のパーツ以上に配合されている成分のチェックが大切です。
天然由来のミネラルや、植物由来のオイルなどが配合されているとお肌に負担が少ない傾向にあります。
特に、敏感肌の人は界面活性剤や鉱物油、シリコンなど自分の肌と相性の悪い成分があることも。配合されている成分をしっかり確認しましょう。
目元は皮膚が薄く乾燥しやすい部分なので、保湿成分が配合されたコンシーラーを選ぶか、美容液などでのプラスアルファでの保湿ケアが大切です。
美容液のうるおいで保湿しながら、それぞれのクマのタイプに合う成分を選びましょう。
シミやソバカスをカバーしたいときは、肌色よりワントーン暗めのカラーを選びましょう。シミやソバカスに明るすぎる色のコンシーラーをつけてしまうと、カバーした部分が白浮きしやすくなる場合があるからです。
逆に毛穴をカバーしたい場合は、明るい色のコンシーラーがおすすめ。光の効果で黒く見える毛穴をぼかすことができます。
ニキビには、赤の補色にあたる、緑のコンシーラーを選ぶのがよいでしょう。
LASELA編集部がアンケートサイト「Sprint」を利用し集めた声をもとにおすすめを集計し、通販で購入可能な50代向けのコンシーラーを厳選しました。
キャンメイク カラースティックコンシーラー
参考価格:715円
プチプラ界の王道キャンメイクの「カラースティックコンシーラー」はお値段以上のパフォーマンスで幅広い年代の方に人気のアイテムです。スリムなボディーは場所を取らないのでポーチの中でもかさばらずに、持ち運びにも便利! 伸びもいいので、「ちょっとそこまで…‥」のお出かけの際にもファンデーションの代わりにサッと気になる部分だけ隠すことができます。また、カラーバリエーションも豊富なので自分の肌色にあったものを見つけやすいのも魅力です!
カバーマーク ベーシックフォーミュラ
参考価格:3,750円
ブランド名に「カバー」がつく通り、カバー力に定評のあるカバーマークの「カバーマーク ベーシックフォーミュラ」。花嫁化粧にも使われるなど化粧崩れしない人気のアイテムです。日本発祥のブランドなだけあって、日本人の肌質にあったテクスチャーは肌の気になる部分を優しくカバーします。コンシーラーとしては少しお値段が高い印象がありますが少量でしっかり隠せるのと、何よりウォータープルーフなので夏やレジャーにも使えるのが魅力のアイテムです。
アテニア (Attenir) ザ リフレクター ハイライト コンシーラー
参考価格:1,980 円
ファンケルが運営するエイジングケアに特化したブランド「アテニア」。他のアイテムと一番の違いは何と言っても大人の女性に嬉しい成分や肌悩みに合わせたコンシーラーというところ!細身の筆タイプなので気になる部分にちょんちょんと簡単に乗せることができ、しみやクマなど気になる部分を簡単に隠せます。また、筆タイプならではの保湿力も魅力のひとつ。他のコンシーラーは乾燥で割れてしまう……とお悩みの方にもおすすめです。
インテグレート グレイシィ コンシーラー
参考価格:990円
カバー力に定評のある「インテグレート グレイシィ コンシーラー」はプチプラながらもシミや肝斑などを隠せると人気のアイテムです! 使い方のコツは「ファンデーションの後に重ねる」こと。うまくカバーできないと感じている方はぜひ試してみてくださいね。また、ドラックストアやネットショッピングでも手軽に購入できるのも嬉しいポイント。お手頃価格なので気になる部分にしっかりと気兼ねなく使えるお財布にも優しいコンシーラーです。
ザ セム ミネラライジング ポアコンシーラー
参考価格:1,140円
カラーバリエーションがご豊富で自分の肌色に合わせやすい「ザ セム ミネラライジング ポアコンシーラー」はその名の通りにネラル成分を配合し、スッとのびて肌なじみのしやすさが魅力のコンシーラー! ふわっとしたテクスチャーでミネラルやセラミド成分を配合し保湿力がありながらも、ボタニカルエキスでオイルコントロールもし、皮脂崩れを予防してくれます。また、柔らかいテクスチャーですがカバー力もあるのでコンシーラーを使い慣れていない方にもおすすめです。
冬は乾燥のせいでシミやクマ、ほうれい線をカバーしようと思って塗ったコンシーラーが浮いてぴったりと付かないと感じる方も多いのではないでしょうか。MTコスメティクス株式会社から2022年11月に発売されたMT ポイントカバーファンデーションは、ヒアルロン酸Naやビタミン成分で乾燥にアプローチしつつ、今あるシミやくすみにもアプローチしてくれるビタミンC誘導体も配合。SPF43、PA+++でUVケアも同時にできるコンシーラーなので、濃いシミが気になってきた50代には嬉しいアイテムなんです(参考価格:3,960円)。
また、メイクアップフォーエバーから発売されたHDスキン オールインワンパレットはプロの技が活かされた、12色が配合されたパレット。赤みのある傷跡や、クマ、シミ、くすみなどさまざまな肌悩みに対して4つのカラーを組み合わせて自分の肌にピッタリの色を作り上げることができます。価格は14,300円と高額ですが、ファンデーション、コンシーラーからチーク、ハイライト、コントアリングまでひとつで事足りるので、ミニバッグを愛用して荷物を減らしたい方や、メイク直し用に持ち歩きたい時にも便利です。
クマの種類によってコンシーラーの色やテクスチャーを使い分けると同時に、効果的な使い方をするのが大切。
使い方次第で仕上がりのきれいさがぐんとアップします。効果的な使い方をチェックしてみましょう。
カバー力を高めるコンシーラーの使い方のステップは、以下の3つがあります。
ここからは具体的な方法もいっしょにご紹介します。
下地やファンデーションで肌を整えてからコンシーラーを使うと、メイクの肌なじみがよくなりカバー力がアップします。
また、色ムラがなくなり厚塗り感が減ったり、メイク崩れもしにくくなります。
スポンジや柔らかめのブラシを使うと、コンシーラーの塗りすぎによる白浮きを防いだり、目元への刺激を軽減できます。
コンシーラーの塗りムラがあると、変に目立ちクマが強調されてしまうため、簡単に均一に塗れるアイテムを使いましょう。
ハイライターやラメシャドウを使うと、目元の影をとばしクマが目立ちにくくなります。
つけすぎると厚塗り感がでてしまうので、指でポンポンと軽く広げる程度に使いましょう。
まずは、オレンジ系のコンシーラーを黒目の下あたりの一番濃い部分にのせます。濃い部分にコンシーラーが一番つくように周りを指でぽんぽんとぼかしていきましょう。コンシーラーは目尻から塗らないように注意。目じり側が厚塗りになってしまうとヨレてしまう原因に。
つぎに、肌色に近いベージュ系のコンシーラーを上から重ねてぼかしましょう。
コンシーラーを使う順番は、合わせるファンデーションによって塗る順番を変えるのがおすすめです。そうすることで、仕上がりに差が出たり、キープ力にも変化が生まれます。
リキッドファンデーションを使う場合は、コンシーラーはファンデーションの後に塗るのがおすすめです。ファンデーションでは隠しきれなかった部分にコンシーラーを使うことでカバー力を高めましょう。
また、BBクリームを使う場合にも、コンシーラーは後に塗った方がよいでしょう。下地とファンデーションの機能が一体になったBBクリームは、それ自体でカバー力が高いため、コンシーラーも少量で住む場合もあります。
パウダータイプのファンデーションの場合は、コンシーラーはファンデーションの前に塗る方が無難です。そのほうがきれいな仕上がりが続き、化粧崩れを起こしにくいでしょう。
パウダーファンデーションの後にコンシーラーを塗ると、うまく密着せず、不自然な仕上がりになったり、ヨレてしまう可能性が高まります。
シミやそばかす、赤みやニキビ跡やくすみなど、クマ意外にも、大人の肌には隠したい部分がさまざま。コンシーラーを使って、上手にカバーする方法をご紹介します。
小さなシミ・そばかすには、リキッドコンシーラーを使うのがおすすめ。広範囲に広がるシミ・そばかすは全部カバーしようとすると厚塗りになってしまいがちなので、自然に仕上げるのがポイントです。
シミ・そばかすが気になる部分にコンシーラーをライン状に引き、その上から肌になじませるようにトントンと塗りましょう。コンシーラーがよれてしまうので、肌をひっぱって伸ばすのはNGです。
大きなシミをカバーしたいときは、広範囲に塗れる硬めでカバー力の高いスティックコンシーラーを使うのがおすすめです。
まずは、スティックコンシーラーの角を使って、大きなシミの上にのせましょう。つぎに、シミの周りをぼかすようなイメージでコンシーラーを肌になじませていきます。シミの上を直接トントンと指で叩くと、せっかく隠したシミが浮き出てきてしまう可能性があるので注意です。
ニキビ跡は赤みだけでなく、凹凸も気になる場合も。肌とコンシーラーとの境目をしっかりなじませることがポイントです。
まずはコンシーラーをニキビ跡の上にのせましょう。指で軽く押さえて肌になじませたら、コンシーラーの輪郭部分をトントンと優しくたたき込んでなじませて、肌との境目が気にならなくなるようにぼかしましょう。
小鼻の脇、口角など、くすみや影が気になる部分には、ブラシや指にコンシーラーをとってなじませるのがおすすめ。
せっかく塗ったコンシーラ自体が白浮きしてしまわないように、やさしくなでるようにのせて、トントンと軽いタッチでなじませていきましょう。コンシーラーの輪郭部分を肌と一体化させていくのがポイントです。
鼻は皮脂分泌が多い部位なので、ベースメイクを厚塗りするとメイクがよれてしまうことも。小鼻の赤みをカバーするために、コンシーラーはブラシやチップなどにつけて赤みがでやすい小鼻のキワにしっかり密着させるのがポイント。赤みが強い場合は黄味のあるコンシーラーがおすすめです。
コンシーラーを塗る前は、肌表面に油分や水分が残らないようにスキンケアや下地をしっかりなじませておきましょう。
生まれつきの痣だけだけではなく、怪我、美容整形のダウンタイムなどで出来た内出血を隠したい場合にも活躍するのがコンシーラー。あざの種類別にコンシーラーの使い方を解説します。
赤あざ
赤い色味の強いあざを隠したい場合には、緑色のコンシーラーで赤みを打ち消すのが基本。あざが濃い場合には、必ずテクスチャーは固めのものを使いましょう。
濃いアザにゆるめのコンシーラーを使うと、ぼかすときに薄くなって消しきれなくなるので、固めのコンシーラーが正解です。練りタイプかスティックタイプの固めのものを選びましょう。
面積が広い赤あざの場合は、筆を使ったほうが早いです。手にコンシーラーを出し、筆にとって気になるあざの部分に塗っていきましょう。あざの種類別に綺麗に隠すコンシーラの使い方、やってないけない点などご紹介します。
青あざ
青あざを隠してくれるのは、赤やオレンジの赤い色味が強いコンシーラー。赤みで青色を打ち消すことができるので、濃いめの色であざより少し広めにとってぼかしていきましょう。その上から少し明るめのベージュ系のコンシーラーを重ね、まわりと馴染ませます。さらにパウダーファンデーションで仕上げると綺麗に隠れます。
青あざの周りが黄色くなっている場合は、同じコンシーラーをそのまま伸ばしてしまうと黄色みが強調されてしまうので、コンシーラーは使い分けるのがポイントです。
黄あざ
あざが治りかけのとき、青とから黄色くなってくる時期があります。そのときは赤あざや青あざとはコンシーラーを使い分けた方が綺麗に隠せます。黄色味を飛ばしてくれるのは、ピンク系のコンシーラー。あざが混じっている場合には、下地やコントロールカラーにピンク系を使い、青あざには赤、オレンジ系のコンシーラーを、黄あざにはコントロールカラーを重ね塗りする形でも対応できますよ。
茶あざ、黒あざ
茶色や黒のあざには専用のコンシーラーを使い、下の色素がすけて見えないような濃いめの色で覆うのが正解。茶色いあざの隠し方は、基本的にはシミの隠し方と同じです。茶色を隠したいとき、オレンジ系の色味は強い味方に。
人から見られると視線が気になるニキビ痕や傷跡も、コンシーラーならカバーすることができます。手や脚など顔以外にも使えるので、覚えておくと便利なテクニックです。
まず、傷跡に赤みがある場合には緑色のコンシーラーで赤みを消し、その後は肌より濃い色の固めのテクスチャのコンシーラーでトントンと馴染ませていきましょう。
体用の傷跡やあざ、入れ墨隠しに関しては、スプレータイプのものやシートタイプのものもあるので、範囲が広い場合にはコンシーラー以外のタイプを使った方が早いこともあります。専用に作られたマーシュフィールド クリームファンデのような商品を試してみるのも良いでしょう。
コンシーラーは隠したいマイナスな部分をカバーするというイメージですが、実は使い方次第で、小顔に見せたり、ツヤ肌を演出することができるのです。応用として使えるテクニックをご紹介します。
コンシーラーで小顔効果を演出するためには、コンシーラーを目の下のギリギリまで塗らないことがポイント。目の下ギリギリまでコンシーラーを塗ってしまうと目が小さくのっぺりとした大きめな印象に。
コンシーラーをクマが出やすい部分に置くようなイメージで、目頭の下を少しあけて斜め下にのばしたら、目尻に向かって指でトントンとなじませていきましょう。このときに目の下ギリギリまでなじませないように注意です。あえてあけておくことで涙袋や自然な陰影が残り、目元や頬にまで立体的に見えます。
コンシーラーをハイライターのように使い、ツヤ肌に見せるテクニックもあります。
まずはリキッドファンデーションで全体を整えましょう。さらに明るめのリキッドコンシーラーを頬骨の高い位置にライン状にのせたら、指で軽くトントンとなじませて肌にフィットさせましょう。コンシーラーが、トラブルをカバーするのではなく、骨格を強調するハイライト的な役割を担ってくれます。
シミを隠すと厚塗り感が出る! どうしたらいい?
隠す範囲が広いとどうしても厚塗り感が出てしまい、のぺっとした仕上がりになりがちです。
シミの大きさや場所に合わせてコンシーラーの形状を変えたり、ブラシを使用しましょう。点在するシミにはブラシを使い、大きめのシミにはスティックなど硬めのコンシーラーを使います。また、コンシーラーの色味も自肌に近い色味を選ぶことで厚塗り感をなく、しぜんな仕上がりになります。
シミも吹き出物も色ムラも全部同じコンシーラーで対応できる?
対応可能です。
コンシーラーも使い方次第で、しっかりカーバーをしたりしぜんにカバーをしたり自由自在。
同じアイテムでも肌悩みに合わせた使い分けをすることで素肌を生かした、しぜんな仕上がりになります。
濃いシミをカバーするメイクのコツは?
ただ伸ばすだけでなく、ティッシュやコットンで押さえて、コンシーラーに含まれる油分や水分を飛ばしながらシミをカバーすること。
そうすることでコンシーラーが肌に密着し、カバー力も上がります。
頑固なクマがコンシーラーで消えない時の対処法は?
コンシーラーを塗る前に、クマの部分に赤リップを塗って馴染ませるとクマが目立ちにくくなります。広く塗りすぎると不自然になるので注意しましょう。
コンシーラーでクマが余計に目立つ時はどうすればいい?
コンシーラーの色が合っていない可能性があるので、再度自分のクマのタイプをチェックしましょう。商品によって微妙な色のニュアンスがあるので、サンプルでいろいろ試して自分の肌に合ったコンシーラーを探しましょう。
生まれつきのクマはコンシーラーでカバーできる?
生まれつきのクマも、肌に合ったコンシーラーを選べばカバーできます。生まれつきのクマの原因はさまざまありますが、しっかりと対策できるコンシーラーの色やテクスチャー、使い方をすれば目立ちにくくすることは可能です。
50代は積極的にコンシーラーを取り入れたほうが、顔の印象が明るくなります。濃いシミやくっきりしたクマも、うまくカバーすることができれば気分もあがるもの。他人からの印象もそうですが、鏡に映る自分の顔が明るく見えるほうが、毎日が楽しくなります。
毎日のメイクにコンシーラーを取り入れて健康的な印象を作りましょう。
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