ページ更新日:2023年5月10日
※監修者は「たるみの原因」「たるみの種類」「コンシーラーの役割」「コンシーラーの選び方」「コンシーラーの使い方」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事で紹介しているコンシーラーのうち、ニキビ予防や美白の効能・効果が認められているのは医薬部外品のみです。
※本記事における「シミ」とは「メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐ」又は「日やけによるしみ・そばかすを防ぐ」ことをさします。
※本記事における「毛穴ケア」とは、肌にうるおいを与え、キメを整えるお手入れのことをさします。
メイクの際に気になるお悩みをさっと隠せる便利なコンシーラー。
目の下のたるみからできるクマ隠しにも効果を発揮します。
本記事では、たるみの原因や種類からコンシーラーの役割や選び方、正しい使い方までを徹底解説。
アンケートの結果分かった人気ランキングをご紹介します。
目の下のたるみをメイクで隠したい。今すぐ人に会うから、老けて見える目の下のたるみを瞬時に消せる方法があったらなんて思ったことはないでしょうか?そこでたるみを隠すためのコンシーラー術を伝授します。
顔のたるみのおもな原因は、
・加齢
・紫外線
・乾燥
・脂肪の減少、増加
・表情筋の衰え
・生活習慣
などです。
ここからは、それぞれの原因について詳しく見てみましょう。
顔のたるみが生じる代表的な原因は加齢です。
加齢により、肌のハリや弾力を支える成分を生み出す力が低下してしまいます。肌内部の真皮という部分には、コラーゲン(肌の弾力を生み出す線維)・エラスチン(コラーゲンをサポートする線維)・ヒアルロン酸(水分を蓄える物質)などが存在し、もともと体にはそれらの成分を生成する力が備わっています。
しかし、加齢によりその力が衰え肌のしなやかさや弾力、ハリが失われ結果、たるみへとつながってしまうのです。
日光を浴びることは心身の健康にとってとてもいいことです。
その一方で、紫外線による光老化は、肌のたるみを招く原因となってしまいます。なかでも約9割を占める紫外線A波(UV-A)は、肌の奥にある真皮にまで深く入り込み、エラスチンやコラーゲンを変性させてしまうなどの深刻なダメージを与えてしまいます。エラスチンやコラーゲンが損傷すると、肌のハリや弾力が失われ、顔のたるみを招いてしまうのです。
肌表面(表皮)の角層で適切な水分量をキープできなくなると、かゆみや赤み、小じわなどさまざまな肌トラブルに。
過度な肌の乾燥状態が続くと、表皮にとどまらず、その下にある真皮にまで影響が及んでしまいます。乾燥によりできた小じわが深いしわへ、さらにはたるみへと徐々に進行してしまう恐れがあるので注意しましょう。
年齢を重ねると顔の脂肪が減りやすくなり、これも肌のハリ感が失われる一因です。
また、無理なダイエットで急激に体重を落とすと脂肪が減るペースに皮膚が追いつかず顔がたるんでしまったり、反対に、急激に脂肪が増加することで、脂肪の重みに耐えきれず顔がたるむこともあります。
顔には30種類以上の筋肉(表情筋)が存在しています。
顔の表情筋はからだの筋肉とは違い、皮膚のすぐ下についており、表情筋の力が弱まってしまうと、その上を覆っている皮膚や皮下脂肪を支えきれなくなってしまいます。その結果、重力に逆らえず顔が下へ下へと垂れていき、たるみが引き起こされてしまうのです。
普段の何気ない生活習慣も顔のたるみと深く関わっています。
悪い姿勢・睡眠不足・偏った食事・ストレス・表情グセなどのさまざまなマイナス要素が積み重なるとで、最終的に顔のたるみを招くこともあります。
そして、たるみは目に見える肌の表面(表皮)だけの問題ではなく、表皮の下にある真皮や皮下組織、筋肉とも深く関わっています。
ひと言で「たるみ」といえど、その形状はひとつではありません。顔のパーツのあちこちで、さまざまな種類のたるみが生じるのです。
ファンデーションだけでは目立ってしまう肌の色ムラや気になる部分を、ピンポイントでカバーできるのがコンシーラー。
目の下のクマやシミ、ニキビ痕などを隠すために使う方が多いですが、ほうれい線をカバーするのにも大活躍するアイテムです。また顔にあるほくろのカバーも◎。存在感が出て悪目立ちしやすいほくろは、コンシーラーで隠すだけでも顔の印象をガラッと変えられます。
ほうれい線カバーのコンシーラー選ぶ際に、一番のポイントが色です。
色味は肌と同じ色または少し明るめの色を選ぶと肌に馴染んで使えます。このときに注意したいのが、肌よりも暗い色を選ぶと更に影が濃くなってしまい、ほうれい線を強調してしまいます。反対に肌より明るすぎると、ほうれい線の部分が不自然に浮いて目立ってしまうので慎重に選びましょう。
コンシーラーのカラーバリエーションは少ない場合があるので、自分の肌と同じ色が見つけられないこともあります。その場合は2色を混ぜて使うなどして、色をできるだけ肌の色に近づける工夫をしてみてください。
ほうれい線に使うコンシーラーには、リキッドやクリームタイプの伸びのよいものがおすすめです。筆ペンタイプやチップタイプでペンシル型のボトルに入ったアイテムだとなお使いやすくなります。
コンシーラーでのほうれい線カバーは、比較的広範囲をコンシーラーで明るくし、影を消すテクニックを使います。固めでしっかりと色がつく高カバータイプは伸びが悪く、厚ぼったく仕上がるのでほうれい線カバーに最適ではありません。
ほうれい線は皮膚がよく動く部分なので、コンシーラーが厚めに塗られていると、時間がたってヨレてしまう可能性もあります。固形のスティックタイプやパレットタイプのコンシーラーは、やや硬めのテクスチャーのアイテムが多いので、ほうれい線に使うには避けたほうが無難です。
コンシーラーを選ぶ際には、保湿作用のあるスキンケア成分が配合されているかもチェックしましょう。
肌が潤うことでコンシーラーのなじみがよくなり、よれたりムラになったりするのを防ぎことでほうれい線をカバーする効果が長持ちします。ほうれい線は皮膚がよく動くので肌が乾燥しやすく、小じわもできやすい部分です。
小じわにコンシーラーが溜まるとかえってほうれい線が目立ってしまうので、充分な保湿で肌を乾燥させないことが大切です。
コンシーラーのカバー力は、ほくろを隠すために最も重要なポイントです。伸びのよい薄づきタイプだとほくろの濃い色素をカバーしきれないので、発色がよく、粒子がしっかりと肌に密着するタイプのコンシーラーが適しています。
重めのクリームタイプやスティックタイプのコンシーラーは、カバー力が高いアイテムが多いのでほくろを隠す用途に向いています。リキッドタイプは薄く広がってカバー力がやや低いため、ほくろを隠すのに最適ではありません。
ほくろを隠すためのコンシーラーは、肌よりも少し暗めの色を選びましょう。
肌とコントラストのある黒や茶といった濃い色のほくろを、肌よりも明るい色で隠すと白浮きして不自然に目立ってしまいます。また肌と同程度の色味では、ほくろの色の濃さをカバーしきれません。
肌より暗めの色味であっても暗すぎるとかえって違和感が出てしまうので、使っているファンデーションよりも1~2トーン暗めの色が最適です。適当な色味のコンシーラーがない場合は、2色を混ぜて調節するのが良いでしょう。パレットタイプのコンシーラーは複数色がセットになっているので、自分にあった色が作れるのでおすすめです。
LASELA編集部がアンケートサイト「Sprint」を利用し集めた声をもとにおすすめを集計し、通販で購入可能なたるみ隠しにおすすめのコンシーラーを厳選しました。
ザ・セム カバーパーフェクション チップコンシーラー
参考価格:630円
韓国コスメ、ザ・セムの大人気コンシーラー。たるみによって目立つ法令線やシワ、クマのほかにも、くすみ、シミ、ニキビ跡、毛穴などあらゆる肌悩みを隠してくれます。カバー力が高いのにプチプラで手に入り、厚塗りにならず軽い仕上がりなのでコスパが高いアイテムです。ツボクサ葉エキス、アロエベラ葉エキス、セイヨウノコギリソウエキスなどの保湿成分も配合されていて、うるおいをキープできます。
イプサ クリエイティブコンシーラーe
参考価格:3,780円
肌の色に合わせてブレンドして使える3色入りのパレットタイプコンシーラー。たるみによって引き起こるシワなどをピンポイントでカバーできるのはもちろん、色ムラ部分に不足しがちな赤みをプラスすることで、シミやソバカス、クマなどを周りの肌の色と同化させられます。光の効果で肌の透明感もアップ。また、柔軟性が高く、なめらかにフィットするのでヨレや小ジワが目立つのを防いでくれます。
キャンメイク カラーミキシングコンシーラー
参考価格:825円
ライトカラー、ナチュラルカラー、ダークカラーの3色が入ったパレットタイプのコンシーラー。3色を好きにカスタマイズして、ミックスするスペース付きで使いやすいアイテム。ミラーとダブルエンドタイプのブラシも付いているので、化粧直しにも便利です。プチプラでありながら、ヒアルロン酸やスクワランなどの保湿成分もしっかりと配合されています。
マキアージュ ドラマティックコンシーラー
参考価格:1,980円
肌にとけこむようにぴったりと密着してくれるコンシーラー。自然にカバーしてくれるのに、ヨレづらいアイテムです。ウォータリーキープエッセンスがうるおい感をアップしてくれるので、たるみが気になる肌の味方になってくれそう。チューブタイプなので、指につけて気になる部分にぽんぽんとのせるのがおすすめ。ブラシやチップでなじませるのが苦手という方でも使いやすいアイテムです。
ディオールスキン フォーエヴァー スキン コレクト コンシーラー
参考価格:4,840円
高いスキンケア効果とカバー力を兼ね備えたコンシーラー。気になる部分をヨレたりシワになることなく隠せます。部分的に使うのはもちろん、広範囲に塗ってたるみ感をカバーする使い方もおすすめ。パンジー エキスとローズフルーツエキスのおかげで、仕上がりのなめらかさもアップ。全部で7色がラインナップされているので、自分の肌色に合わせて選べます。
たるみは若い世代でもおこるのですか?
たるみの最も代表的な要因は加齢ですが、それ以外にも、表情筋の衰え・過度な脂肪の増減・姿勢や生活習慣の乱れなどが原因で若い世代でもたるみがおこるリスクはあります。特にスマホやパソコンを長時間使用する人は要注意です。表情筋を使う、過度なダイエットは控える、正しい姿勢を心がける、生活習慣を見直すなど良いルーティンを日頃から意識していきましょう。
顔がたるみやすいのはどんな人ですか?
姿勢が悪い人・顔の筋肉をあまり動かさない人・自己流のケアやマッサージで肌をこすり過ぎている人は顔がたるみやすいといわれています。紫外線ケアを怠っている人や十分な保湿ケアができていない人、生活習慣が乱れがちな人なども顔がたるみやすいといえます。
むくみとたるみは関係があるのですか?
むくみは皮下組織に水分がたまって腫れぼったく見える状態のことを指します。塩分やアルコールの摂り過ぎ・冷え・睡眠不足・疲労・ストレスなど何らかの原因で流れが悪くなったリンパ液が皮下にたまってむくみ、むくんだせいで引っ張られ続けた皮膚は、やがて伸びてたるみにつながるともいわれています。
塩分やアルコールを摂り過ぎない、野菜・海藻・フルーツを積極的に摂る、からだをこまめに動かすなど、むくまないようにすることが、間接的にたるみを回避することにつながります。
一度できてしまったたるみは自分で治せますか?
たるみは、生活のなかでの意識や習慣の見直し、美容家電の使用など、ある程度のセルフケアが可能です。深刻なたるみに悩む場合は、美容クリニックに相談してみるのも解決法のひとつです。
コンシーラーがよれる場合の対処法は?
スポンジなどでよれを抑えてから、パウダーで整えてください。よれがひどい場合は乳液などを使って部分的に拭き取ってから、改めて塗り直しましょう。コンシーラーを塗るときに量を少なめにし、肌によくなじませておくとよれるのを防げます。
リーズナブルな100均でおすすめのコンシーラーは?
ダイソーの[スティックシェーディングカラー BRブラウン]がおすすめです。シェーディング用のコンシーラーですが、色が肌よりもワントーン暗く密着性もあるのでほくろを隠すのにも適しています。色が暗すぎる場合は、上から明るめのコンシーラーを重ねてみてください。
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