【2023年】顔のシワ改善にアプローチする化粧水おすすめ5選|エイジングケアでハリのあるうるおい肌を目指す

ページ更新日:2023年3月6日

【2023年】顔のシワ改善にアプローチする化粧水おすすめ5選|エイジングケアでハリのあるうるおい肌を目指す
監修者
江田美鈴
江田美鈴
日本化粧品検定1級 美容ライター  認定エステティシャン
美容学校を卒業後、エステサロンや某化粧品メーカーでエステティシャンや美容インストラクターとして勤務。結婚出産を経て、子育てを機にライターとしての活動を始め、日本化粧品検定1級を取得。

※監修者は「シワの原因」「シワケア化粧水の選び方」「シワケア化粧水の使い方」について監修をおこなっています。
おすすめに掲載している商品は監修者が選定したものではなく編集部が口コミを集計・ランキングづけしたものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事で紹介している化粧水のうち、ニキビ予防や美白の効能・効果が認められているのは医薬部外品のみです。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。
※本記事における「美白」とはメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐことをさします。
※本記事における「シミ」とは「メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐ」又は「日やけによるしみ・そばかすを防ぐ」ことをさします。
※本記事における「毛穴ケア」とは、肌にうるおいを与え、キメを整えるお手入れのことをさします。
※本記事でいう「エイジングケア」とは年齢に応じたケアのことをさします。

シワが気になりはじめたら、日々のスキンケアや生活習慣を見直し、肌のハリやうるおい不足を解消することが大切。

スキンケアではシワに効く化粧水で、肌の乾燥ハリ・弾力の不足にアプローチしましょう。

本記事ではシワ対策におすすめの化粧水をご紹介。ドラッグストアのレギュラーアイテムから、プチプラ商品まで幅広いラインナップでお届けします。

シワに効果的な化粧水を見つけて、正しい使用方法ではりのあるみずみずしい肌へ導きましょう
ただし化粧水でシワが消えるわけではないのでご注意ください。

顔のシワはエイジングケア成分で初期から対策を!


シワは出はじめた初期からしっかり対策をすることが大切です。

エイジングケア成分であるレチノールビタミンC誘導体ペプチドを配合した化粧水を使用することで、お肌のハリやうるおい不足から肌を守ることができます。

Comment
江田美鈴
江田美鈴
日本化粧品検定1級 美容ライター  認定エステティシャン
シワは乾燥ジワから老化による深いシワまでさまざまです。エイジングケア成分を使うことで、深いシワにもしっかりアプローチをかけ、シワの原因となる乾燥はもちろんハリや弾力不足も解消していきます。

気になる顔のシワはまず化粧水でアプローチ


シワの原因は肌のうるおい不足にもあります。

だからこそ、まずは化粧水で肌のうるおいを満たすことが大切。まずは化粧水でアプローチをかけ、シワのできにくい肌を作りましょう。

Comment
江田美鈴
江田美鈴
日本化粧品検定1級 美容ライター  認定エステティシャン
お肌は花と同じです。土がカラカラで地割れしていてはキレイな花が咲かないように、お肌も水分を与えないとシワが増えて深くなるばかりです。シワの気にならないお肌を手に入れるためには、自分に合った化粧水を見つけてまずはシワのできにくい肌作りをしましょう。

顔のシワ対策化粧水の失敗しない選び方


化粧水選びで失敗しないためには、シワなどのお肌悩みに対してアプローチをかける成分が含まれているかがポイントです。

シワに効果的なエイジングケア成分配合かチェック


深いシワは特に肌老化が原因です。レチノールニールワンナイアシンアミドなどの抗シワ成分を配合した化粧水を選ぶことで深いシワにもアプローチをかけます。

シワ以外の肌悩みにアプローチできる成分にも注目


肌悩みの種類は、シミソバカス美白毛穴など多岐に渡りますが、それぞれのお悩みに対する有効成分は異なります。

化粧水選びの際には、自分の肌悩みに合った成分が含まれた商品かどうかを確認の上購入しましょう。

シワ対策化粧水選びで失敗しないためには、シワに対してしっかりアプローチをかけてくれるかどうかが大切です。そのために、肌悩みに対して効果的な成分をしっかりチェックしてから選びましょう。

自分の肌タイプに合った化粧水を選ぶ


肌の状態は、脂性肌乾燥肌普通肌混合肌の4つのタイプに分けられます。

べたつきやすい脂性肌、皮脂が少なく潤い不足の乾燥肌、バランスのいい普通肌、乾燥肌と脂性肌の両方の部分を持ち合わせる混合肌のどれに当てはまるかで、行うべき対処法も変わってきます。

まずはあなたの肌タイプを知り、適切な商品を選んでいきましょう。

皮脂分泌の多い脂性肌は肌を引き締める化粧水を


丁寧な洗顔を行った上で、引き締め効果のある化粧水を使用したケアを行います。

コハク酸やゲンチアナエキスは「収れん剤」に分類される成分ですから、お肌の引き締め効果が欲しい脂性肌の方におすすめです。

うるおい不足の乾燥肌は高保湿の化粧水を


水分だけでなく油分も失われ、お肌の水分が蒸発しやすい状態にあります。

セラミドやスフィンゴ脂質などの「エモリエント効果」がある成分を含んだ化粧品を選びましょう。

混合肌は化粧水の併用で肌のバランスを整える


混合肌の人は肌の部位によって肌質が異なる状態にあります。

Tゾーンなど油分が多い部分には引き締め効果のある化粧品、Uゾーンなど乾燥部分には保湿成分が多く含まれた化粧品を使い分けたり、部位によって使用量を変えることもおすすめです。

普通肌の人は思い切って新しいものにチャレンジを


普通肌の人は水分・油分のバランスが整っておりバリア機能もしっかり働いているので、勇気を出して新しい化粧品を試してみるのがおすすめです。

季節の変わり目や生理前などお肌の調子が傾く前に、ご自身に合ったものを探して未来のために準備しておきましょう。

Comment
江田美鈴
江田美鈴
日本化粧品検定1級 美容ライター  認定エステティシャン
肌質に合った化粧水を選ぶことで、お肌に対する効果が高まり満足度も上がります。肌タイプに合わない化粧水を選ぶと、満足度が下がり肌トラブルにつながってしまう可能性もあるので、自分の肌タイプを理解し化粧水を選ぶことをおすすめします。

肌タイプや好みに合った使用感かどうかも大切


化粧水を選ぶ上で、自分の肌に合った化粧水を選ぶのはもちろんですが、使用感も大切です。

さっぱりタイプかしっとりタイプか、自分好みの使用感で選ぶことで、満足度も上がり効果も高まります。

続けやすい価格かどうかもきちんとチェックを


価格も自分のお肌に合っているかを見極めることも大切です。

お肌に合った化粧水を使っても、高価で使用量を減らしたり継続して使えなければ意味がありません。

続けやすい価格か確認をしてから選びましょう。

Comment
江田美鈴
江田美鈴
日本化粧品検定1級 美容ライター  認定エステティシャン
化粧水を選ぶポイントは、『肌タイプ』『好み』『価格』この3つ。すべてがそろってこそ、自分のお肌にぴったりな化粧水に出会うことができます。化粧水を選ぶさいは、お肌悩みに対する効果はもちろんですが、ポイントもしっかり抑えましょう。

シワを増やさない効果的なシワ対策化粧水の使い方


化粧水の使い方ひとつでもシワの原因になります。

例えば、化粧水をつけるとき、皮膚を内側から外側に動かしていませんか?

正しい量をしっかりとつけている自信はありますか? 毎日するものだからこそ日々の習慣がとても大切です。

シワ対策化粧水の効果を引き出すコツ


効果をしっかり出すためには化粧水をつける順番つけ方が大切です。

はじめにつける部分が一番たっぷり化粧水がつくので、シワが気になる部分からつけましょう。顔全体にのせた後に重ねづけするのも効果的です。

また、内側から伸ばしながらつけるのではなく、顔を外側から内側に包み込むようにつけることで、赤ちゃんのようなふっくら肌に近づきます。

その使い方は正解? 間違った使い方をしないために


間違った使い方をしないために、リラックスした状態で鏡を見ながらスキンケアしましょう。

鏡を見ることで、肌をやさしく触っているつもりでも摩擦になっていることに気づくかもしれません。

Comment
江田美鈴
江田美鈴
日本化粧品検定1級 美容ライター  認定エステティシャン
肌をいたわることが大切です。リラックスした状態でスキンケアするかしないかでも化粧水の浸透力も変わります。化粧水をつける順番やつけ方も大切ですが、気持ちが落ち着いた状態でスキンケアをすることを心がけましょう。

※美容の悩みを解決した人たちがどんな商品を使ってきたかをアンケート調査し、有効だと感じた「最後の商品」を調査しました。

※アンケートの結果をもとに「最後の商品」になったおすすめの美容商品を掲載します。

※調査は美容の悩みを解決できたと感じた方を対象に、WEBアンケートを行い有効回答数は5763名です。

顔のしわが発生する仕組み


しわは年齢を重ねた肌にできるイメージですが、実は若い世代でも「顔のしわが気になる」という方も。それは、顔のしわができる原因が加齢のせいだけではなということです。

また、ちりめんじわとも呼ばれる、小さなしわを放っておくと、それが段階的に進行し深いしわになってしまうため、早い段階で手を打つことが大切です。

では、しわに立ち向かうためにどんなことに気をつけていけばいいのでしょうか?まずは、顔のしわについて詳しく知ることから始めましょう。

顔のしわは、肌表面で発生するものと、肌の深い部分で発生するものに分けることができます。


顔のしわの発生は2種類
・表皮のしわ
・真皮のしわ

表皮とは、肌の目に見える一番外側にあたる部分、その下にあるのが真皮です。それぞれの箇所にできるしわの特徴を見てみましょう。

表皮性しわ


表皮性しわとは、肌の表面に現れる浅いしわのことです。空気の乾燥などにより、皮膚のうるおいやしなやかさが失われると、肌表面にはさざ波のような細かいちりめん状のしわ(ちりめんじわ)ができてしまいます。しわの中でも浅くて細かいのが特徴で、特に目元や口元に多くできます。

表皮は、厚さが平均約0.2ミリのとても薄い膜です。肌のいちばん外側にあり、外部からの異物の侵入や体の水分の蒸散を防ぐバリアとなって、内部を保護しています。表皮は、外側から「角層」、「顆粒層」、「有棘層」、「基底層」の4つの層から成っており、その大部分を「ケラチノサイト」と、それが変化した細胞が占めています。これらが紫外線や乾燥によってダメージをうけるとしわになっていきますので、しっかりケアしていきましょう。

真皮性しわ


真皮性しわとは、肌の表面で深い溝に見えるしわのことです。加齢や紫外線ダメージなどで、真皮内のコラーゲンやエラスチンが損傷を受けると、肌のしなやかさや弾力が失われ、深い顔のしわへとつながってしまいます。

しわは段階的に深く刻まれ、はじめは浅い小じわ(表皮性しわ)だったものが、深いしわ(真皮性しわ)へと変化。そこに表情筋の衰えなどが加わると、さらにたるみへと進んでいくこともあります。

真皮は水分やヒアルロン酸などからなるゲル状の基質の中に、強靭な張力を持つ膠原線維(コラーゲン線維)、弾性線維(エラスチンなど)が存在してできており、これらの存在によって肌のハリが保たれています。表皮と異なり真皮は日々大きく変化することはありませんが、加齢とともに徐々に薄くなり、シワを生じます。

顔のしわには段階ごとにマッチするスキンケアが異なり、段階が進めば進むほど、しわに立ち向かうことは難しくなるため早目にお手入れすることが大切です。

顔のしわの種類

①表情じわ

笑った時や、顔をしかめた時にできる表情のクセが肌に刻まれる顔のしわのことです。表皮性しわや真皮性しわは長く残ってしまいますが、表情のしわは一時的なものがほとんどです。ただ、月日の積み重ねにより肌の弾力が低下してくると、表情しわを慢性的なものとし、いつしか本格的なしわになることもあるので、マッサージなどでしっかりケアするようにしましょう。

②乾燥じわ

冬になって乾燥してくると鏡に写る自分の顔のしわに「あれ? しわができてる…」と思った方も多いのではないでしょうか? 乾燥により肌の水分や油分が減少することにより、肌の潤いが保たれなくなり肌の表面が乾燥してできる細かいしわが乾燥しわと呼ばれるものです。季節が変われば改善されやすいので放置しがちですが、こういったしわは本格的なしわの予備軍でもあるので、早いうちからケアすることで未来の美容への投資になりますよ。

③紫外線じわ

紫外線が肌の奥深くにあるコラーゲンやエラスチンに悪影響を与えることで肌を支える力が弱りしわになっていくのを紫外線しわと言います。紫外線の予防は美白効果だけじゃなく肌のしわやハリに効果があるので、人生の楽しみを失わない程度にしっかりやっていきましょう。

顔のしわができやすい場所は?

①眉間のしわ


眉間は目が悪いのをそのままにしたり、感情表現で眉間にしわを寄せるのが癖になりがちな人がいたりと日々の生活中でできやすいしわとも言えます。長時間のスマホ利用で目が疲れてくると眉間にしわが寄ったりなどもあり生活習慣の改善が大事です。日々の小さな積み重ねで改善していきましょう。

特に、表情のクセには要注意です。仕事や勉強中に、無意識のうちに眉間にしわが寄っていることはありませんか? 
中でも、視力が悪い方や目が疲れている方、ドライアイの方などは、スマホやパソコンの使用中に眉のあたりをしかめてしまいがちです。その表情のクセが少しずつ皮膚に刻まれていくと、いつしか定着し、眉間じわとなってしまいます。

②おでこのしわ


おでこのしわは、おもに肌の乾燥や紫外線ダメージ、表情のクセが影響してできるといわれています。
前髪で隠すこともできますが、おでこのしわは老けて見られる原因のひとつとなるので避けたいところです。
おでこのテカリが気になって、ついついティッシュやあぶらとり紙で皮脂をとり過ぎてしまう方は要注意です。皮脂不足になると、肌はかえって乾燥し、小じわができやすい状態になってしまいます。

また、おでこは紫外線の影響をうけやすいパーツ。紫外線ダメージのせいで肌の弾力やハリの低下がおこると、それがしわを招いてしまいます。
肌弾力が低下すると加齢による肌弾力の低下や、大きく目を見開いた時など、おでこにしわが寄ってしまいやすくなります。肌弾力の低下は、そんな表情によるしわも戻りにくくなってしまうのです。

③目元のしわ


目元はとてもデリケート。皮膚が薄く、皮脂も少ないため、ひときわ乾燥しやすいパーツです
目元は乾燥しやすいだけでなく、摩擦によるダメージもうけやすい箇所。メイクやクレンジング、目元のかゆみなどでゴシゴシこすってしまうと、さらに乾燥が加速させられることもあり、小じわができやすくなってしまいます。

また、目元の疲れが溜まると血のめぐりが悪くなり、肌代謝を低下させ、しわの要因のひとつに
目元の中でも、目尻、目の下は乾燥によるちりめんじわができやすく、笑った時にできる表情しわができやすい箇所です。
顔の他のパーツにしわがない若い世代の方は、目元にしわができるとそのぶん目立ちやすくなってしまいます。

多くの人が鏡に写る自分を見て「最近老けたかも…」と気づいた時に気になるのが目元のしわ。目元の皮膚は薄くてデリケートなこともあり、ちょっとした刺激もダメージとなりしわにつながります。また、笑うとしわができてしまうような気がして後ろ向きな気分になる人もいるでしょう。スキンケア、マッサージ、紫外線対策でケアしましょう。

④唇の縦じわ


ターンオーバーのサイクルが3日程度と短い唇。皮膚が薄いこともあり、荒れやすくシワになりやすい特徴がありながらも、再生ペースが速いのが特徴です。唇のしわはとにかく乾燥予防が大事なので、唇が荒れやすい人はリップクリームなどで頻繁に保湿することを意識しましょう。

⑤口元のしわ


口元のしわは、乾燥や表情筋の衰え、紫外線ダメージや加齢が原因でできるといわれています。
口元に現れる細かい小じわ唇に現れる縦じわは乾燥によるものですが、ほうれい線(小鼻から口角に向かって伸びる線)、マリオネットライン(口の両端からあごに向かって伸びる線)は、表情筋の衰えや肌のハリの低下が原因でできるといわれています

口元のしわは「縦じわ」「梅干しじわ」「ほうれい線」「マリオネットライン」とさまざまありますが、どうしても老けた印象を与えてしまう、できればできる限り遠ざけたいものです。口周りは皮脂腺が少なく乾燥しやすい場所。ヒアルロン酸やセラミドなど保湿成分配合のスキンケア商品で気になる部分にしっかりアプローチしていきましょう。

⑥首のしわ


首は、顔と比べるとスキンケアがおろそかになりがちです。
しかし、実は顔以上に皮膚が薄く、ハリが失われやすいパーツ。そのため、しわやたるみが現れやすく「年齢が出やすい」といわれているのです。
また、首は、キメのしわができやすいのも特徴です。首はからだの他の部位と比べても特によく動かすパーツであり、皮膚のキメが顔と比較して3倍も深いため、キメじわができやすいといわれています

若くても気になりやすい首のしわ。人によってはしわになりやすい部分でもあるので、できるだけ早い段階からケアすることをおすすめします。首のしわは、顎を引くことや枕の高さが不適切なことなどで起きやすい横じわと、乾燥や年齢肌による弾力不足からくる縦じわの2種類があります。マッサージやハリケアの成分が入った化粧水などでしっかりケアすることで、改善されることもあるので粘り強く悩みにアプローチしましょう。

顔のシワができる原因は?


では、しわは何が原因でできてしまうのでしょうか?

しわの原因としては、おもに
・乾燥
・紫外線ダメージ
・表情
・生活スタイル
・加齢
などが挙げられます。それぞれ詳しく見ていきましょう。

しわの原因① 乾燥


乾燥は、さまざまな肌トラブルを引き起こす元凶。しわにとっても大敵です。
カラカラの外気や、低い温度により、肌の水分や油分が失われてしまうと、キメが乱れて細かいしわができてしまいます。はじめは細かく浅いしわであっても、そのまま放置していると、それがやがて深いしわへと進行してしまうため注意が必要です

しわの原因② 紫外線によるダメージ


紫外線も肌にダメージを与える大きな要因です。
特に、紫外線に含まれる紫外線A波(UV-A)は、肌の奥の真皮にまで届き、ハリや弾力を支えるコラーゲンやエラスチンに損傷を与えて変質させてしまいます
それにより肌のしなやかさが失われ、しわやたるみへとつながってしまうのです。

また、紫外線は肌老化を招く活性酸素を体内で発生させるだけでなく、肌の乾燥を加速させてしまいます。

しわの原因③ 表情のクセ


笑った時やしかめっ面をした時、顔の表面には自然としわが寄ります。
そんな表情のクセは同じ箇所で繰り返し皮膚が折り込まれることでその折り目が徐々に定着し、しわとなって刻まれていくのです。

しわの原因④ 生活スタイル


生活スタイルも、しわとは無縁ではありません。
偏った食生活・喫煙・過度なストレス・無理なスポーツなどは、老化の要因・活性酸素を体内で発生させます。活性酸素が真皮内のコラーゲンなどを攻撃すると、肌の弾力やハリが低下してしまい、しわを招いてしまうのです。

また、スマホやパソコンなどのデジタル機器の使い過ぎもしわと関係しています。長時間画面を見入ったり、集中作業で目が疲れたりした時に、知らず知らずのうちに顔をしかめていませんか?
表情のクセがしわにつながるだけでなく、スマホ首(ストレートネック)がほうれい線や首のしわを招いてしまうこともあります。

しわの原因⑤ 加齢


加齢とともに女性ホルモンの分泌量は減少していき、それに伴いコラーゲンやエラスチンも減少してしまいます。そうすることで肌の弾力やハリが失われ、しぼんでいくと、それが原因でしわへとつながってしまうのです。肌の老化に関しては遺伝的なものもありコントロールしにくいですが、紫外線による肌の劣化は少しでも防ぐことで、加齢による肌の衰えにアプローチすることが可能です。

顔のシワを予防する方法は?


顔のシワを予防するには
・化粧水による水分の補給だけじゃなく、乳液やクリームによる油分のチャージ、部屋を乾燥させないといった徹底した保湿
・ハリや肌の弾力を支えるコラーゲンやエラスチンに損傷を与える紫外線対策をしっかりする
・食事やストレス、枕の高さやスマホ利用時の姿勢までシワを導くようなライフスタイルの習慣を改善する
・目元や眉間がシワにならないように目が疲れないように最大限考慮する、マッサージでほぐしてあげるなどのケアを
・表情筋が衰えないよう、誰でも自宅でできる表情筋トレーニングを行う
などがおすすめ。

また年代別に顔のシワのケアは異なるので、20代、30代、40代、50代以上と年齢に合ったシワ対策を実践していきましょう。

残念ながらできてしまったシワには
・紫外線ダメージでさらにシワが深くならないように紫外線をカットしながら、コラーゲン産生を促進するUVケア商品の活用
・乾燥により肌の表面が固くならないように角質ケアを意識した保湿
・「ニールワン」「純粋レチノール」「ナイアシンアミド」など厚生労働省がシワ改善の有効成分と認めている成分が入ったスキンケア
・目元、首元、おでこのシワ改善にアプローチするマッサージ
などで対処。できてしまったシワを嘆くのではなく、予防やケアを徹底することで、改善にアプローチしていきましょう。

すでにあるシワへの対処方法

日やけを防ぐスキンケア

紫外線によるダメージは少しずつ肌へと蓄積していきます。そのため、できてしまったしわをさらに深刻化させないために、日々の紫外線対策には手を抜かないようにしましょう。

紫外線をカットするだけなく日焼けしにくい肌を育てるなど、日焼け止めだけなく+アルファのUVケア用品も増えてきているのでぜひ活用しましょう。

「ORBIS リンクルホワイト UV プロテクター」などは紫外線をカットしながら、コラーゲン産生を促進しシワ改善にアプローチしてくれます。

肌にうるおいを与えるスキンケア

肌の乾燥がしわをつくり、できてしまったしわの進行をさらに加速させてしまいます。徹底した保湿で肌にみずみずしさを届けてあげましょう。

特に、極度の乾燥で一時的にできたしわや、浅いしわにはうるおいをしっかりチャージしてあげてくださいね。肌の表面が固くなっている場合は、角質ケアをしてから保湿するのがおすすめです。

また、乾燥で一時的にできているシワであれば保湿ケアで改善する可能性もありますので、しっかり肌に潤いを与えていきましょう。

肌にハリを与えるスキンケア

コラーゲンの減少などによる肌しぼみが原因のしわには、ハリを与えるスキンケアで肌を整えていきましょう。

シワを改善する有効成分として厚生労働省が認可しているのは「ニールワン」「純粋レチノール」「ナイアシンアミド」の3種類です。

これらの成分が入ったシワ改善クリームやシワ改善美容液を使うとより効果的にシワにアプローチできます。またマッサージと併用するアイテムもおすすめですよ。

しわ改善のためのマッサージ

目元のマッサージ方法

“薬指のお腹の部分を使って「目尻」「目の下」「目頭」「まぶたの上」の順番に、1カ所につき約3秒ほど押していきます。押すときは爪を立てたり、眼球を圧迫しないように注意しましょう。

また、瞳から真下、下瞼の骨の淵から1センチほど下、だいたい小鼻のまっすぐ横にあり指で押さえると浅く窪んだ場所を「四白(しはく)」と言います。

このツボは疲れ眼やくまのケアに効果的です。こちらもやさしくマッサージしましょう。


四白(しはく)のマッサージ方法
・人差し指のはらを使い、少し上に向かって痛くない程度に押す
・その後、左右同時にクルクルと円を描くように動かす
・30秒を1セット。3セットほど行う

眉頭と眉尻のマッサージも、目の下のしわにアプローチできます。眉頭の下にあるくぼみから眉尻に向かって、眉毛の部分をつまみましょう。まぶたを引き上げるようなイメージで、ちょっとだけ力を入れてマッサージを行ってください。

首元のマッサージ方法

首元をマッサージするときはクリームなどの滑りをよくするものを手に取り、鎖骨から首、フェイスライン、耳、そして首へと血液やリンパの流れをスムーズに整えていきます。


首元のマッサージ方法
①鎖骨の上下を親指を以外の4本の指で優しくさすっていく
② 顎を少しあげて、首正面を鎖骨からあご先へ両方の手のひら全体で下から上に流すようにさすっていく
③指の腹で、あごの下から耳下腺へ優しく引き上げるようにさする
④手のひら全体を使って首を傾け片方ずつ左側は右手で(右側は左手で)、首側面の耳下腺から鎖骨へむかってさする

おでこのマッサージ方法

おでこのシワを伸ばすには、目を閉じて少しうつむき加減になり、両手の指先を眉の上に置きましょう。両手で顔を覆っているようなイメージです。
そのまま頭頂部に向かって指を少しずつずらしながら、指先で筋肉をほぐしていくことで、おでこのシワにアプローチすることが可能となります。

LASELA読者のシワに関する疑問Q&A

Q

スキンケア以外でできるシワ対策は?

A

普段の姿勢や肌の触り方を見直すだけでもシワの対策に繋がります。

猫背の方など姿勢が悪いと自然と下を向きがちになり、シワが入りやすくなります。姿勢の悪い方は、肩回しをしたり下を向かないように意識をすることが大切です。また、肌の触り方が強い方もシワが入りやすい傾向にあります。
スキンケアなど普段肌を触るときに皮膚が動いていると強い証拠ですので、鏡を見ながら触り方チェックをしましょう。

Q

シワの部位ごとにケアは変えたほうがいい?

A

もちろんです。

部位によって、シワの種類も違えば深さも違います。それぞれのシワに合ったケアを心がけましょう。

Q

季節によってシワの入り方が違う気がするのはどうして?

A

季節によって肌に影響を与える環境が変わるからです。

季節によって気温も違えば湿度も違いますよね。肌で感じるトラブルも季節によって異なるようにシワの入り方も肌悩みによって変わります。夏から秋にかけては紫外線ダメージも大きく、大きなシワが目立ちます。冬は乾燥により、どちらかというと小さなシワが目立ちます。

Q

シワ対策のスキンケア化粧品を変えた方がいいタイミングは?

A

季節の変わり目やシワが増えたり深くなったと感じた時です。

顔を洗った時に消えるシワは乾燥が原因になっていることが多く、保湿をすることで目立たなくなりますが、顔を洗っても消えないシワは真皮までダメージを受けている可能性があります。その場合は、保湿からエイジングケアに変えることをお勧めします。

うるおいに満ちた肌でシワを気にしない未来を手にしましょう!


肌トラブルの根本は乾燥からはじまります。

自分に合った化粧水を使って、しっかり肌に水分を与えることで理想の肌へと近づけていきましょう。

関連記事
【2023年】手のシワの悩みを解決するために選んだ「美容商品」おすすめ人気ランキング
【2023年】唇の縦じわを解決するために選んだ「美容商品」おすすめ人気ランキング
【2023年】マリオネットラインをケアするために選ぶ「美容商品」おすすめ7選
美容オイルおすすめ人気ランキング|肌に潤いを与えながらしっとりとしたハリの肌へ
炭酸洗顔料で毛穴の汚れはとれるのか? SNSで話題となった洗顔の効果
馬油洗顔料おすすめランキング|肌のうるおいを守りながら汚れを洗い流す