※監修者は「ビタミンC誘導体美容液の成分」「ビタミンC誘導体美容液の使い方」「ビタミンC誘導体美容液の選び方」「ビタミンC誘導体ついて」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事で紹介しているビタミンC誘導体美容液のうち、ニキビ予防や美白の効能・効果が認められているのは医薬部外品のみです。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。
※本記事でいう「美白」とはメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐことをさします。
※本記事でいう「エイジングケア」とは年齢に応じたケアのことをさします。

毛穴やシミを予防し美白に導くビタミンC誘導体。
美容成分を高濃度で肌に届ける美容液で贅沢にケアすることがおすすめです。
 
そこで今回は
・ビタミンC誘導体の特徴や効果
・ビタミンC誘導体の選び方のポイント
・ビタミンC誘導体の効果的な使い方
を解説しつつ、美白ケアで悩んだ人がいくつかの美容商品の利用をへて「最後の商品」だと感じたビタミンC誘導体をランキング形式で紹介します。
 
正しい選び方や使用方法でなめらかな美しい肌に導いていきましょう。

ビタミンC誘導体の美容液を使っても効果がない？

ビタミンC誘導体は、肌に浸透しにくいビタミンCを改良して、肌の角層にスムーズに浸透するように作り出されたものです。ビタミンC同様の働きをするので、シミなどの美白ケアとしても役立てることができます。

しかし、ビタミンC誘導体の美容液を使っても効果がない、という声もあります。ではなぜ、効果がないと言われているのでしょうか。

効果がないといわれる理由は？

ビタミンC誘導体と一口に言っても、実はその種類はいくつかあります。主な種類としては、以下の通り。

水溶性のタイプは肌になじみやすいので即効性こそあるものの、持続性は弱いです。一方油溶性のものは持続性や保湿性はありますが、即効性は期待できません。
両親媒性のタイプは水溶性と油溶性の両方の性質を備えていますが、安定しにくいのが弱点。

このように、それぞれのビタミンC誘導体のマイナス要素のみがピックアップされることで、効果がないと言われているのです。

そもそもビタミンCとは？

ビタミンCは、肌のキメを整えたりハリを与えたりと美肌を目指す方には欠かせない成分です。
ビタミンCは正式には「L-アスコルビン酸」という成分名で、肌への効果が高いため即効性ビタミン、ピュアビタミンCと言われています。
 
ビタミンCは、人の体内では作られない成分のため外から補う必要があります。

ビタミンC誘導体とは？

ビタミンC誘導体は、ビタミンCに他の分子をつなげた成分です。

ビタミンCは単体だと、酸化しやすく不安定で、即効性が高くても肌に浸透する前に壊れてしまうことも。

そのため、他の分子をつなげることで安定させ浸透しやすくしたものがビタミンC誘導体です。どの分子をつなげるかにより、ビタミンC誘導体の効果も変わってきます。

ピュアビタミンCとは？

ピュアビタミンCというのはビタミンC誘導体ではなく、ビタミンCそのもののことを指します。「活性型ビタミンC」や「即効型ビタミンC」とも呼ばれます。肌につけた瞬間からビタミンCの作用をもたらしますが、肌に浸透しにくかったり、質の低下が早いというデメリットがあります。

ビタミンC誘導体は、ピュアビタミンCを改良して作られた成分なのです。

どのような効果があるか？

ビタミンC誘導体には、美肌にアプローチするさまざまな効果があります。
まずはどのような効果があるのか見ていきましょう！

美白効果がある

美白有効成分として配合されている、ビタミンC誘導体はシミを予防する効果があります。

紫外線にあたることで過剰に生成されるメラニンにアプローチし、シミができにくい肌作りを目指せます。

肌にハリを与える

ビタミンC誘導体には、肌のコラーゲン生成をサポートすることが報告されています。

年齢とともに減少していくコラーゲンを維持することで、みずみずしいハリ肌に導きます。

美白は見た目での効果がわかりにくいですが、ハリやうるおいは即効性を感じやすいのがうれしいところです。

皮脂分泌をサポートし毛穴を目立たなくする

ビタミンC誘導体は、過剰に分泌される皮脂のバランスをサポートをします。

そのためニキビ肌やオイリー肌のべたつきを抑えることができるため、ニキビ予防にも期待されています。

肌のモイスチャーバランスとキメが整うことで、毛穴が目立ちにくくなるうれしい効果も◎。

効果を最大化するための選び方

ビタミンC誘導体美容液はさまざまな種類があります。

自分にぴったりの美容液を選ぶためにどのような点をチェックしていけばいいのかを以下にまとめました。
・ビタミンC誘導体の種類で選ぶ
・肌タイプで選ぶ
・肌悩みに合った成分で選ぶ
・小じわなど年齢肌に合った成分で選ぶ
・ビタミンC誘導体の濃度で選ぶ
・ビタミンC以外の成分に注目する
・使用感で選ぶ

ビタミンC誘導体の種類で選ぶ

現在国内で化粧品に配合されているビタミンC誘導体は約8種類ほどあり、内5つが医薬部外品の有効成分として認可されている美白有効成分です。
承認されていない3つの成分も、ハリケアやうるおいケアに特化した人気の高い成分になります。
 
少し難しいですが、商品を購入するときの「全成分」にはビタミンC誘導体の種類が記載されています。
知識を知っておくと肌悩みに合う美容液が選びやすくなりますよ。

水溶性ビタミンC誘導体

水溶性ビタミンC誘導体は、気持ちよく肌に浸透し肌表面の皮脂バランスを整える効果あります。

使用感がさっぱりしているのでオイリー肌や混合肌の方におすすめです。水との相性がいいのでローションタイプの美容液に多く配合されています。

また、水溶性のビタミンＣ誘導体は種類が多いため、商品数がたくさんあるのもうれしいポイント！
より、ご自身に合ったお好みの成分を選ぶことができます。

油溶性（脂溶性）ビタミンC誘導体

油溶性（脂溶性）ビタミンC誘導体とは、水溶性であるビタミンCにイソパルミチン酸という成分を結合した成分です。

名前のとおり油溶性なので、ジェルやクリームタイプの美容液に多くみられます。

また、油溶性（脂溶性）ビタミンC誘導体は水溶性ビタミンC誘導体に比べると、より深く浸透すると言われています。

角質層へゆっくりと浸透しながらディープなうるおいを与え、刺激も少ないため乾燥肌や敏感肌でうるおい肌を目指したい方におすすめです。

両親媒性ビタミンC誘導体

両親媒性ビタミンC誘導体とは「新型ビタミンC誘導体」とも呼ばれる成分。両親媒性とは、親水性と親油性の両方を持っている成分のことです。

有効成分として認可はされていないものの、浸透力があるため美肌ケアやハリケアに期待されています。角質層のすみずみまで浸透し、肌悩みにアプローチするので、乾燥肌や年齢による肌トラブルに悩む人に向いています。

中でも、特に肌にハリがほしい方や乾燥小じわをケアしたい人におすすめの成分です。

肌タイプで選ぶ

「今は深刻な肌悩みはないけど、将来の肌悩みを減らすためにビタミンC誘導体美容液を使ってみたい」という方は自分の肌タイプで美容液を選びましょう。

肌悩みに合った成分で選ぶ

肌の悩みは人それぞれ。ビタミンCはいろいろな肌悩みにアプローチしてくれる素晴らしい成分ですが、さらにもう一歩進んだ効果が欲しい方はビタミンCと一緒に配合されている成分をチェックしてみましょう。
 
例えば

いろんな組み合わせでより効果的なアプローチが可能です。

小じわなど、年齢肌に関する悩みで選ぶ

小じわなどの年齢肌の悩みは、肌の乾燥によって引き起こされます。そのため、エイジングケアとして使うのであれば、保湿力に注目して選ぶことが大切です。

ビタミンC誘導体の中で保湿力が高いのは、油溶性のタイプ。浸透力はやや低く馴染むまで時間はかかりますが、ゆっくりと潤いを補給するために丁寧にスキンケアをしていきましょう。

また、年齢を重ねると乾燥しやすくなり、素肌のバリア機能が低下してしまいます。
そうすると些細な刺激にも敏感になって肌荒れやトラブルを引き起こすので、要注意です。

ビタミンC美容を選ぶ際には、アルコールや香料、着色料などをカットしており、素肌に優しい成分を配合してものを選ぶようにしましょう。

濃度で選ぶ

ビタミンC誘導体美容液は、刺激を感じるという口コミを見たことがあるかもしれません。

たしかに高濃度配合の場合、敏感肌の人には刺激を感じる可能性もあります。そのため初めての方や敏感肌の方には濃度の低いタイプから始めてみましょう。

ちなみにピュアビタミンなら低濃度ビタミンCとは5％程度、高濃度とは25％程度、ビタミンC誘導体なら50％の高配合の美容液もあります。

ビタミンC以外の成分にも注目！ 薬用タイプならニキビ予防・美白など肌悩みに合ったケアができる

ビタミンC誘導体は美容において有効な成分ではありますが、一つだけ入っていても肌のトータルケアには不十分です。ビタミンCと一緒に入っている成分にも注目して、製品を選びましょう。

例えば、保湿を重視するのであればヒアルロン酸やセラミドなど。肌のシミが気になるという場合は、グリチルリチン酸2Kやアルブチンなどの美白有効成分を配合したものを選ぶと良いでしょう。

使用感で選ぶ

3つ目のポイントは、テクスチャー・使い心地などの使用感で選ぶこと。
美容液には粘度や形状に明確な基準はないので、水のようにシャバシャバした液状のタイプやとろみのあるタイプ、まるでクリームのように濃厚なタイプなど、さまざまなテクスチャーのアイテムがあります。

一般的に液状のタイプのほうが肌に浸透しやすく、粘度があるほど肌の皮膜感が高くなります。
どのような使い心地や仕上がりが好ましいか、あわせて使用するほかの化粧品との相性なども考慮して選ぶのがおすすめです。

鮮度が重要

ビタミンC誘導体は、空気に触れると酸化しやすい性質を持っています。鮮度を保つために、パウダー状にしたビタミンCを使う直前に混ぜるタイプのものや、容器を工夫している商品もあります。

また日光によっても劣化しやすいため、茶色や青い瓶の容器を使用しているタイプも多いです。一度開封すると、酸化が進むので早めに使い切ることが大切。中には使用期限が1カ月程度と非常に短い商品もあります。

開封したときよりも色が濃くなってきたら、酸化が進んでいるので早めに使い切りましょう。

プチプラ・デパコスいろいろあれど、続けやすい価格帯がおすすめ

美容液は一度のケアで効果を実感するのは難しく、毎日継続して使用する必要があります。
そのため、無理なく継続購入しやすい価格帯の美容液を選ぶようにしましょう。

最近ではプチプラ美容液でも優秀なブランドも多く、お手ごろ価格で高い美容効果が期待できる商品もあります。

効果的を最大化する使い方

美容成分が豊富な美容液は、しっかりと角質層のすみずみにその成分を届けることが重要。
そのため、一度にたくさんの量を入れるのではなく、何回かに分けて肌に入れ込んでいくことが大切です。

ここでは美容液を使用するときに意識したいポイントをまとめてみました！

正しい方法でしっかりと肌に美容成分をおぎないましょう。

ビタミンC誘導体美容液に関する疑問Q&A

Q

敏感肌に使っても大丈夫？

A

ビタミンC誘導体の美容液も、敏感肌用に作られているものもあります。まずは「低刺激処方」などの文字に注目して、製品を選びましょう。エタノールフリー、着色料フリーなどと書かれているものも、素肌に負担がかかりにくいです。

Q

医薬部外品の美容液のほうが効果がある？

A

医薬部外品の製品は、特定の分野において効果があると国に認められた成分を配合しています。通常の医薬部外品の美容液とビタミンC誘導体配合の美容液では、ビタミンC由来の成分を豊富に含んでいます。通常のスキンケアよりも美肌作用は高めです。

Q

既にできてしまったシミにも効く？

A

ビタミンC誘導体は、すでにできてしまったシミにも効果的に働きます。ビタミンC誘導体にはターンオーバーを促す作用があるため、肌に沈着してしまったメラニン色素の排出を促進。シミを徐々に薄くすることが可能なのです。

Q

効果を最大限引き出すには？

A

ビタミンC誘導体の効果を高めるには、肌悩みの気になる部分にピンポイントで重ねづけするのがおすすめです。また、フラーレンなどの抗酸化作用を持つ成分が含まれた化粧品と併用することで、有効性が高まるとも言われています。

Q

プチプラでも効果はある？

A

プチプラ価格だと「効果があるかな」と不安になりますよね。プチプラのビタミンC誘導体美容液を選ぶときには、薬用（美白）と書かれたものだとはずれがあまりありません。

薬用化粧品は医薬部外品とも言われ、ビタミンC誘導体が規定の量配合されている商品になります。

Q

朝と夜、どちらで使えば良い？

A

ビタミンC誘導体美容液は、朝と夜両方使うことができます。ビタミンCを朝使うと、シミができやすくなるということはありません。むしろシミを予防するために、朝に重点をおいて使用いただくほうがいいでしょう。

Q

ドラッグストアや市販で購入できる商品は効果ある？

A

ドラッグストアや市販で購入できるビタミンC誘導体美容液の効果は、ある程度価格に比例するものが多いです。
ビタミンC誘導体の濃度は低いものより高いもののほうが価格も上がります。
効果を求めるのであれば、少し高めの美容液にチャレンジしたほうがいいでしょう。

Q

他にも自宅でできるシミ・そばかす対策があれば知りたい！

A

シミ対策として美白化粧品を使ったり、UV対策をすることは重要です。また、肌の生まれ変わりをスムーズするため、早寝早起きを心がけるなど生活習慣の見直しも大切。また、内側からのケアとしてシミ対策用のサプリメントを併用するのもおすすめです。

なめらかな美白肌を手に入れよう

ビタミンC誘導体美容液は、美容液の中でも美肌効果が得やすいためとても人気があります。あらゆる肌悩みのサポートに期待できるため、美容液を1本選ぶならビタミンC誘導体がおすすめです。

ビタミンC誘導体美容液+保湿で透明感のあるクリアな美肌を目指しましょう。

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