たるみ毛穴が治らないのはなぜ? 頬の毛穴を引き締める方法を解説

更新日: 2023年04月17日

たるみ毛穴が治らないのはなぜ? 頬の毛穴を引き締める方法を解説

たるみ毛穴が治らないのは、「一度開いた毛穴は閉じない?」という勘違いがあることや、たるみ毛穴ケア・治療の即効性やどのくらいで治るかは治療法で大きくことなるため、なかなか治らないと感じる人が多いという理由があります。

簡単にほっぺの毛穴をなくす方法としては、適切に保湿したり、ファンデーションで上手に隠す方法しかなく、「たるみ毛穴が治った」と感じるためには保湿のほか、毛穴の汚れの除去や強い刺激を避けることが大切です。

セルフケアではどうしてもたるみ毛穴が治らないときはダーマペンやレーザーなどの美容皮膚科での治療がおすすめです。

一度開いた毛穴は閉じない? と疑問を持つ人は多いと思いますが、そもそも毛穴は閉じたり開いたりする器官ではありません。

たるみ毛穴を完全に閉じるのは難しく、これ以上、毛穴を目立たないようにするために、毛穴の清潔を保つことが大切です。 また、たるみ毛穴ケア・治療期間の即効性やどのくらいで治るかは、肌の状態によって異なります。

肌の乾燥による毛穴のたるみは、保湿により比較的早く解消できますが、たるみ毛穴の原因が、過剰な皮脂や加齢にある場合は、一定期間のケアや治療が必要です。

簡単にほっぺの毛穴をなくすには、正しい洗顔と保湿で、頬の毛穴を目立たなくするという方法があります。

また、「たるみケアが治った」と感じるためのケアポイントは、洗顔や保湿は優しく行って、肌への刺激を抑えることです。 こういったセルフケアをしてもたるみ毛穴が治らないときは、 美容皮膚科での治療もおすすめです。ダーマペンやレーザー治療により、肌の入れ替わりやコラーゲンの産生を促せます。

たるみ毛穴はすぐに治すのは難しいですが、正しい洗顔や保湿に取り組むことで、毛穴のたるみを目立たなくさせることができます。

セルフケアだけでは毛穴のたるみが改善しない場合は、美容皮膚科の治療を受けるのもおすすめです。

監修者
清仁美
仁美
コスメ薬機法管理者
コスメ薬機法管理者資格を有するLASELA編集者。大学卒業後、編集プロダクション勤務。アトピー、脂漏性皮膚炎、酒さでひどい肌荒れに悩んだ経験から美容にハマる。調理師免許、ソムリエ資格も所持し、体のなかと外の両方から美しくなることを追求。

※監修者は「一度開いた毛穴は閉じない?」「たるみ毛穴ケア・治療の即効性は? どのくらいで治る?」「簡単にほっぺの毛穴をなくす方法はある?」「「たるみ毛穴が治った」と感じるためのケアポイント」「たるみ毛穴が治らないときは美容皮膚科での治療もおすすめ」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
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※本記事における「美白」とはメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐことをさします。
※本記事における「黒ずみ」とは汚れや古い角質による黒ずみのことをさします。

一度開いた毛穴は閉じない?

毛穴は汗や皮脂の分泌器官ですが、閉じたり開いたりすることありません。「蒸しタオルで毛穴を開く」という方法もありますが、正確には毛穴周りの皮膚をゆるめているだけです。

また開き毛穴は、毛穴が開いているように見えますが、実際には毛穴の開口部がすり鉢状になることで起こります。

開き毛穴の原因となるのが過剰な皮脂分泌やメイクの落とし忘れで、皮脂分泌が多かったり、メイク汚れが肌に残り続けると毛穴の汚れが溜まります。

毛穴の詰まりを改善しようと分解酵素が分泌されますが、酵素により毛穴の開口部の炎症を引き起こるため、毛穴の開口部のコラーゲンが作られる量が減ってすり鉢状になり、毛穴が大きく見えるように。また、毛穴の汚れがたまり続けることで、開き毛穴になるケースもあります。

たるみ毛穴ケア・治療の即効性は? どのくらいで治る?

たるみ毛穴ケアや治療の即効性はやり方で大きく異なり、すぐに変化が感じられるものとそうでないものがあります。

乾燥で一時的に毛穴にゆるみが起きている場合は、肌に必要な水分と油分を与えることで、たるみ毛穴がすぐに改善するでしょう。

一方でたるみ毛穴の原因が過剰な皮脂分泌は、生活習慣やスキンケアの改善が必要なので1ヵ月ほどかかります。

また、本格的なたるみ毛穴には美容皮膚科の治療が効果的ですが、肌の新陳代謝と合わせて効果を実感できるため、改善まで数ヵ月かかります。

簡単にほっぺの毛穴をなくす方法はある?

頬の毛穴を目立たなくさせるには、毛穴の汚れをきちんと取り除き、適度に保湿することが大切です。

頬はファンデーションなどのメイク汚れが残りやすい部位なので、寝る前にしっかりメイクを落としましょう。

皮脂やメイクなどの油汚れが残ると、毛穴が開いたり、毛穴そのものが目立ちやすくなったりします。

肌のターンオーバーが活発に行われるのは夜なので、寝る前には肌に合ったクレンジングや洗顔で、毛穴の汚れをしっかり落としましょう。

洗顔前に蒸しタオルを当てると、毛穴周りの肌がゆるむので、毛穴の奥の汚れが落としやすくなります。

洗顔後は肌質に合わせて保湿すると、肌がふっくらするため、頬の毛穴を目立ちにくくすることができます。

「たるみ毛穴が治った」と感じるためのケアポイント

自分でたるみ毛穴を改善するためには「毛穴の汚れの除去」「肌の保湿」「肌に強い刺激を避ける」の3つがポイントです。

たるみ毛穴は肌のコラーゲンの減少だけでなく、変性によっても起こります。毛穴をはじめ肌のコラーゲンは、肌の強い摩擦で切れてしまうと、元には戻せません。顔を洗うときはをゴシゴシ洗うのではなく、しっかり泡立ててから優しく洗いましょう。

洗顔後の保湿は、肌をパッティングをするのではなく、ハンドプレスでじんわり浸透させることがポイントです。

たるみ毛穴が治らないときは美容皮膚科での治療もおすすめ

毛穴のたるみが改善しにくい場合は、美容皮膚科の治療を受けるのもよいでしょう。

セルフケアだけではたるみ毛穴を改善しにくいですが、美容皮膚科の施術によりたるみ毛穴の改善を期待できます。施術により毛穴そのものの再生や修復を促すことで、たるみ毛穴の改善を目指します。

ダーマペンとは、微細な針をたるみ毛穴の気になる部分に刺して、肌の生まれ変わりを促す施術です。ダーマペンにより、肌のコラーゲンやエラスチンの産生を促せるので、ふっくらした肌になり毛穴のたるみも目立ちにくくなります。

レーザー治療には肌に微細な穴を開けるフラクショナルレーザーと、熱エネルギーを届けるレーザーがあります。

フラクショナルレーザーは、肌に微細な穴を開けて、肌の入れ替わりを促します。また、熱エネルギーを届けるレーザーと同様に、肌のコラーゲンやエラスチンの産生を促し、たるみ毛穴を目立ちづらくします。

セルフケアだけではたるみケアが治らない場合は、美容皮膚科の治療を受けるのもおすすめです。

代表的な毛穴のたるみ治療には、ダーマペンやレーザー治療があります。毛穴のたるみ状態によって適切な施術が異なるので、カウンセリングで医師に相談しましょう。

ダーマペン

ダーマペンは新しい肌への生まれ変わりを促す施術です。目に見えないほどの微細な針を刺して皮膚を傷つけることで、肌の自然治癒を高めます。肌の自己修復が促されるので、たるみ毛穴の改善が期待できます。

また、施術を行った部分は、コラーゲンやエラスチンの産生量が増えるので、ふっくらした肌になり毛穴のたるみが目立ちづらくなります

たるみ毛穴の改善には、施術回数を重ねる必要がありますが、1回の施術でも効果を実感できる施術です。

レーザー治療

レーザー治療の中には、たるみ毛穴に効果があるものもあります。

人気のレーザー治療には、肌に微細な穴を開けるフラクショナルレーザーがあります。フラクショナルレーザーには、CO2フラクショナルレーザーやピコフラクショナルがあり、ダーマペンと同様に肌を点状に傷つけることで、肌の生まれ変わりをサポート。

ほかにもレーザー治療には、レーザー照射による熱エネルギーにより、肌の内部のコラーゲンやエラスチンの産生をサポートするものもあります。

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