目元パックの正しい使い方｜美しい目元を手に入れるための基本とコツ

更新日： 2023年04月17日

目元パックは、多くはシート状で目元に貼り付けて一定時間置くものが多いですが、その形状により使用時間や使い方が少し異なります。

基本的には化粧水で肌を潤わせた後に使用します。クレンジングや洗顔を済ませ、化粧水で肌を整えた状態で容器から出して使用しましょう。

目元パックの使用時間
目元パックは基本的にクレンジングや洗顔を済ませて、通常のスキンケアと同じく化粧水で保湿を済ませ肌を整えた後に目元に貼って使用します。

使用目安時間を守ってはがしたら、最後に仕上げの乳液やクリームで美容成分を閉じ込めるように保湿をするのが一般的な使用方法です。

なかには針付きの目元パックもあり、通常の目元パックと使用方法は同じですが、小さな針がシートに付いていて美容成分を効率的に肌に届けるのがウリです。

こちらは美容成分が肌の形に結晶化されたものになるので痛みはほとんどありませんが、肌につけてから分から10分程度でちくちくとした刺激は消えていきます。

目元パックはつけ過ぎないことが大事
目元パックの水分が蒸発していくのと同時にせっかく肌に与えた潤いを奪って肌を乾燥させてしまう恐れがあるので、使用目安の時間をよく確認して使用するようにしましょう。

スリーピングパックと言われる睡眠時に使用するタイプもありますが、それ以外のパックは長時間つけっぱなしにするのは厳禁です。

効果的な使い方
血行不良に伴い発生するクマがある場合は目元パックと共にホットアイマスクを併用すると目元の血行が促進され、さらに高い効果を期待できます。

加齢によるたるみが気になる場合はコエンザイムＱ10などのエイジングケア成分を含む目元パックを選んで使用すると良いでしょう。

目元パックは正しい使用方法にて利用し、また自分の悩みにあった種類のものを選ぶことで美しい目元を手に入れることができます。使用目安時間以上の使用や独自の使用方法は乾燥など逆効果をもたらす場合があるので注意しましょう。

監修者

清仁美: コスメ薬機法管理者; コスメ薬機法管理者資格を有するLASELA編集者。大学卒業後、編集プロダクション勤務。アトピー、脂漏性皮膚炎、酒さでひどい肌荒れに悩んだ経験から美容にハマる。調理師免許、ソムリエ資格も所持し、体のなかと外の両方から美しくなることを追求。

※監修者は「目元パックの使い方手順」「針付き目元パックの使い方は？痛みはないの？」「目元パックを寝たまま使うとどうなる？」「クマやたるみケアをするための使用方法」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事で紹介している目元パックのうち、ニキビ予防や美白の効能・効果が認められているのは医薬部外品のみです。

目元パックの使い方手順
針付き目元パックの使い方は？痛みはないの？
目元パックを寝たまま使うとどうなる？
クマやたるみケアをするための使用方法

目元パックの使い方手順

目元パックの効果的な使い方手順をご紹介します。

１．手を洗って清潔な状態にします。
２．クレンジングで目元のメイクをしっかりと落とし、洗顔を済ませておきます。
３．化粧水でしっかりと目元を保湿します。
４．目元パックを袋・容器から取り出し、目の形状に沿って貼っていきます。形状が合わない時は、ハサミなどで切り込みを入れると目元にフィットしやすくなります。
５．使用時間目安になったら、目元パックを外します。
６．目元パックを外したら、普段使用している乳液やクリームなどで仕上げの保湿をします。

毎日使用するように作られたものであれば問題ありませんが、針付きの目元パックなどは肌への刺激もあるのでスペシャルケアとして週１～２の使用が推奨されています。

使用する目元パックの適切な使用頻度を守るようにしましょう。

針付き目元パックの使い方は？痛みはないの？

針付き目元パックは、通常の目元パックと同じくクレンジングと洗顔を済ませた後に使用します。肌に水分や油分が残っていると剝がれやすくなってしまうため注意しましょう。

目元パックを取り出したら、針が肌に対して垂直になるように貼ります。

目に見えるような針を刺すのではなく、美容成分が針の形に結晶化されたものを使用するため少しのちくちく感はありますが時間がたつにつれてその感触もなくなります。

ただし、ニキビや傷がある場合や日焼けをした後などは肌がデリケートな状態で、針付き目元パックをしてしまうと悪化をしてしまう恐れがあるので控えるようにしましょう。

商品ごとの使用頻度に従うべきですが、基本的には週１～２回がおすすめです。

目元パックを寝たまま使うとどうなる？

通常のフェイスパックと同じく、目元のパックも長時間つけっぱなしは厳禁です。乾くまでつけておくと全て肌に美容成分が吸収された気がしてしまいますが、それはパック内の水分が外に出ているだけなのです。

長い間肌につけっぱなしにしておくと、パックの水分が蒸発するのと同時に肌の水分も奪い、せっかく補給した水分がパック側へと出ていってしまいます。

保湿するはずが乾燥を招いてしまい逆効果になるので、もったいない気持ちがあっても使用する目元パックごとの使用時間目安は守るようにしましょう。

一方、寝ている間にじっくりと保湿成分を届けてくれるような長時間向け目元パックも販売されています。

寝たまま目元ケアをしたい方は「スリーピングマスク」などの名前がついた長時間向けの目元パックを選んで使用すると良いでしょう。

クマやたるみケアをするための使用方法

目元のクマやたるみは乾燥、血行不良や加齢、筋肉の衰えなどが原因とされています。

目元のクマ対策には、ビタミンE、ニンジンエキス、ナイアシンアミドといった成分が入った目元パックがおすすめです。

目元の血流を良くするために、目元を温めてくれるホットアイマスクを併用するとさらに高い効果が期待できるでしょう。

また自分で蒸しタオルを作って目元パックの上に同時に載せるのもスチーム効果でより目元のお肌がしっとりします。

たるみにはコエンザイムQ10やパルミチン酸レチノール、トコフェロール、E.G.F、ヒトなどのエイジングケア成分が入っている目元パックがおすすめです。

加齢によるたるみは目元パックだけで完全に取り去るのは難しいので、消したい場合には美容医療の力を借りることが必要になりますが、日頃のケアで５年後、１０年後の目元に大きく差がついていきます。

乾燥もたるみの原因になるので、しっかり潤いを保っていきましょう。