ブースター・導入美容液の効果とは? より効果的に美容成分を取り入れたいあなたへ

更新日: 2023年04月13日

ブースター・導入美容液の効果とは? より効果的に美容成分を取り入れたいあなたへ

導入美容液は、その後に使うスキンケアの効果を高めてくれる効果の期待できる美容液です。

年齢を重ねるにつれ、スキンケアの効果を感じにくくなった肌に必要なアイテムとして注目されています。化粧水を使用する前、朝晩の洗顔後に使用することで、そのあとに使うスキンケアの浸透をサポートする役割があります。

自分の肌に最適な導入美容液を選び、正しい手順で使用することでより効果を発揮できるでしょう。

導入美容液の役割
化粧水の前もしくは乳液の後に使用するために作られたアイテムです。名前に「導入」とついているとおり、通常の美容液とは異なり、その後に使用するスキンケア用品の成分をより効果的に浸透させる働きがあります。
導入美容液の効果
乳液の後に使用する場合は、メイクによる肌の乾燥などのトラブルを抑えるために、潤いをプラスし肌の状態を整えてくれます。

化粧水などの成分を肌になじませる役割のある導入美容液には、素肌に浸透しやすい成分が使用されています。

例えば、肌表面の水分と油分をなじませやすくする界面活性剤や肌の角質層までより浸透させるために、カプセル化された成分やナノ化された成分などが配合されています。

さらに、肌のごわつきを軽減する角質ケア成分のグリコール酸やサリチル酸、乳酸などが配合されることが多いです。導入化粧水とはテクスチャや使う役割が異なるので、使い方をしって使い分けましょう。

「肌の状態がイマイチ」「今まで使っていたスキンケアがしっくりこない」というときこそ、導入美容液を使い始めるベストタイミング。

自分の肌に最適な1本を見つけることで、いつものスキンケアを格上げし、ワンランク上のお手入れがかなうはずです。

監修者
清仁美
仁美
コスメ薬機法管理者
コスメ薬機法管理者資格を有するLASELA編集者。大学卒業後、編集プロダクション勤務。アトピー、脂漏性皮膚炎、酒さでひどい肌荒れに悩んだ経験から美容にハマる。調理師免許、ソムリエ資格も所持し、体のなかと外の両方から美しくなることを追求。

※監修者は「導入美容液、ブースターとは?」「本当に必要? 導入美容液を使うメリットは?」「導入美容液と導入化粧水の違い」「導入美容液と美容液の違い」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事で紹介していミスト化粧水のうち、ニキビ予防や美白の効能・効果が認められているのは医薬部外品のみです。
※「ノンコメドジェニックテスト済み」はすべての人にニキビが発生しないということではありません。

導入美容液、ブースターとは?

化粧水の前や乳液の後に使用する美容液が導入美容液(ブースター美容液)。普段、使用しているスキンケアにプラスすることで、潤いや効き目を「導き」「入れ」やすい肌に整えてくれます。

例えば、乾燥や紫外線による影響で肌がダメージを受けてしまうと、ターンオーバーが乱れ、肌表面がごわつき、硬くなったりします。それが潤いを受け入れにくくなっている肌のサイン。

その状態の肌に導入美容液をプラスすると、潤いを受け入れやすい肌へと導いてくれます。また、いつものケアに1本プラスするだけで効果を実感できるので、スキンケアをフルラインで替える必要がありません。

導入美容液は、自分の肌に最適なアイテムを正しい方法で使用することでより効果を発揮します。

「朝・夜の洗顔、クレンジングをしっかり済ませる」「導入美容液のメーカーが推奨する量を手のひら、もしくはコットンに出しておく」「顔全体に塗り広げ、最後にハンドプッシュで浸透させる」などしっかりポイントを守り、正しく使って潤いのある肌を目指しましょう。

本当に必要? 導入美容液を使うメリットは?

「導入」という言葉どおり、後から使用するスキンケアアイテムの肌なじみをアップしてくれるアイテムです。導入美容液を使うことで得られるメリットは大きく以下の3つ。

1つ目のメリットは「浸透力がアップし、スキンケアがなじみやすくなる」。2つ目のメリットは「美容成分が肌内部に浸透しやすくなる」。3つ目のメリットは「ふんわりやわらかくキメの整ったお肌に近づける」。

導入美容液には角質層を保湿してやわらかくする効果があるため、乾燥したお肌に比べ見た目もふっくらとやわらかくなります。乾燥や加齢によりキメが乱れた肌も保湿力がアップすることで、キメの整った肌状態を作ることが可能です。

また、お肌を健康な状態へ導く「セラミド」「スクワラン」「トコフェロール」など、整肌成分が配合されていることが多いため、肌状態の改善にも効果を発揮します。

導入美容液と導入化粧水の違い

導入化粧水は導入美容液の一種ですが、その大きな違いは、テクスチャーの違いです。また、肌へのアプローチの仕方にも違いがあります。

導入化粧水は「拭き取り化粧水」という名称で販売されていることが多いため、お肌に溜まった古い角質や汚れをオフすることで浸透力をアップさせます。

そのため、皮膚の表面をやわらかくして浸透しやすい肌環境を作る導入美容液と汚れや角質をオフし、浸透しやすい肌環境を作る導入化粧水は、効果は似ているものの肌に対するアプローチの仕方に違いがあります。

また、化粧水タイプは水分ベース、美容液タイプは油性成分や美容成分が多く含まれるアイテムが多くなっています。

導入美容液と美容液の違い

一般的な美容液と導入美容液の違いは、使用する順番と効果です。導入美容液は洗顔後、化粧水を使用する前に使用しますが、美容液は化粧水などで肌を整えた後、スキンケアの間に使用します。

また、肌に活力を与え整えていく導入美容液に対し、美白や引き締め、ハリなど、それぞれの肌の悩みに対してダイレクトにアプローチしていくのが美容液です。

導入美容液は、肌をやわらかく整え、後から使用する化粧水や乳液の浸透力をアップさせるためのものです。

一般的な美容液は、肌への有効成分がギュッと詰まっていて、美白やハリ、引き締めなど、それぞれの肌の悩みにピンポイントでアプローチしてくれます。使用するタイミングは化粧水の後が一般的です。

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