ページ更新日:2023年4月12日
※監修者は「クマ対策美容液の成分」「クマ対策美容液の使い方」「クマ対策美容液の選び方」「クマについて」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事で紹介しているクマ対策美容液のうち、ニキビ予防や美白の効能・効果が認められているのは医薬部外品のみです。
※本記事における「シミ」とは「メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ」又は「日やけによるしみ・そばかすを防ぐ」ことをさします。
※本記事における「くすみ」とは汚れや古い角質によるくすみのことをさします。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。
※本記事でいう「美白」とはメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐことをさします。
※本記事でいう「エイジングケア」とは年齢に応じたケアのことをさします。
顔の印象を暗くし、お疲れ顔に見られる原因となるクマ。そんな目の下のクマは、年代を問わず多くの方が悩むみで、
「目元のケアをがんばっているのに、なかなか目の下のクマが改善しない……」
という声も少なくありません。そんなときは、自分のクマに合ったケアができているかを確認することが大切です。
そこで今回は、
・自身のクマのタイプのチェック方法
・クマ対策美容液の選び方
・クマ対策美容液の効果的な使い方
をわかりやすくご紹介します。
クマの状態に合わせて美容液を選び、気になるクマの解決を目指したお手入れをしていきましょう。
まずは、自分の目の下のクマの種類をチェックしてみましょう。
鏡の前で、目の下の皮膚を軽く横に引っ張ってみてください。その際に目の下のクマの色味が薄くなったり、消えたりするか、あるいは色味が変わらないかを観察することで、クマのタイプを見分けることができます。
クマの色味 | 目の下の皮膚を引っ張ると | クマのタイプ |
---|---|---|
青または紫に近い | クマの色が薄くなるor変わらない | 青クマ |
茶色に近い | クマの色も一緒に動く | 茶クマ |
黒に近い | クマの色が消える | 黒クマ |
クマのタイプは、大きく「茶クマ」「黒クマ」「青クマ」の3種類に分けることができます。先ほど行ったセルフチェックの結果を踏まえつつ、それぞれのクマの特徴や原因を見てみましょう。
「茶クマ」は、目元の皮膚が色素沈着を起こしたもの。
青クマや黒クマとは異なり肌そのものに色がついているため、目元の皮膚を引っ張るとクマも一緒に動くのが特徴です。
茶クマの原因には、摩擦や紫外線によるダメージ、アイメイクのクレンジング不足などが挙げられます。日差しを浴びる機会が多い人や、よく目をこする人は要注意。
「黒クマ」の正体は、目の下に生じた影です。加齢によって多くの人に生じるクマであり、目の下の皮膚を引っ張ったり、下から光を当てたりすると目立たなくなるという特徴があります。
黒クマの原因には、肌のハリ不足が挙げられます。肌のハリ・弾力が衰えると、眼窩脂肪という目元の脂肪が前に押し出されて膨らみ、その下に影=黒クマができてしまうのです。
「青クマ」は、目の下にある静脈が透けて見えたもの。その名の通り青っぽい色味をしていることや、目の下の皮膚を引っ張ると色が薄くなる、または色味が変わらないことが特徴です。
そんな青クマの原因は、主に血行不良。寝不足や眼精疲労、冷えなどによって血の巡りが悪くなると、血管が青く目立って見えてしまうのです。また、生まれつき色白の人は、そうでない人に比べて青クマを生じやすい傾向があります。
セルフチェックを試しても自分のクマのタイプが分からない場合は、2種類以上のクマが同時に発生している可能性があります。
そのようなときは、クマの色味を注意深く観察してみてください。
例えば、「目元の皮膚を引っ張ったとき、黒っぽい色味は消えるが、茶色っぽい色味は肌と一緒に動いている」という場合は、黒クマと茶クマを併発している可能性が高いでしょう。
一度に複数種類のクマができている場合は、改善のためのアプローチも複合的に行う必要があります。LASELAで目の下のクマの悩みを解決した方の口コミをチェックして、より効率よくクマ対策が叶う美容液を探してみてくださいね。
続いては、クマ対策美容液の上手な選び方をご紹介します。
より効率よくクマの解消を目指すために、次のようなポイントに注目してみましょう。
・自分のクマに合った成分が配合されているか
・肌に刺激を与えやすい成分の有無
・目元専用か、他の部位にも使えるか
・自分にとって続けやすい価格かどうか
それでは、それぞれの項目について詳しく解説します。
クマの改善を目指すためには、クマができた原因を解消できるような成分の美容液を選ぶことが大切です。クマの種類別に、おすすめの成分をチェックしてみましょう。
茶クマ対策には、シミ対策と同様に美白成分を取り入れるのが◎。メラニン色素の生成を抑えたり、還元(色を薄くする)を促したりする成分入りの美容液で、茶クマの改善と悪化防止の双方にアプローチしましょう。
目元のたるみによって引き起こされる黒クマは、肌のハリ・弾力アップをサポートしてくれるような美容液でケアを。具体的には、肌の弾力と関係の深いコラーゲンやエラスチンの産生を促してくれるような成分が入った、エイジングケアタイプの美容液がおすすめです。
青クマには、コラーゲンを増やしてくれるような美容液でアプローチしましょう。薄い目元の肌にふっくらと厚みをもたらすことで、青クマを目立ちにくくする効果が期待できます。美容液をつけるときは、摩擦に注意しつつ優しくマッサージを行い、目元の血行を促すとさらに◎。
化粧品に配合される成分の中には、肌に刺激を与えやすいものもあります。そして、目元の皮膚は顔の中でもとくに薄くてデリケート。目元用の美容液を選ぶ際は、刺激となりやすい成分の有無をあらかじめチェックしておきましょう。
また、クマ対策に効果が期待できるレチノールやビタミンC誘導体といった成分も、人によっては肌への刺激となることがあります。
肌が敏感な人や、これらの成分が入った化粧品を始めて使う人は、「低濃度のものを選ぶ」「いきなり目元に塗らず、目立たない部位で使用感を試す」といった対策をとるとよいでしょう。
目元用の美容液のなかには、口元やほうれい線のケアに使えるものもあります。
他の部位にも使用可能な美容液を選べば、より臨機応変に、効率よく肌悩みをケアできますね。
これに対し、目元専用とうたっている美容液には「デリケートな目元のケアに特化している」というメリットがあります。自分のニーズや肌悩みに応じて、より心地よく使える美容液を選びましょう。
クマ対策に美容液を取り入れる際は、購入しやすい価格のものを選ぶことも大切です。
美容液は、たまに行うスペシャルケアに取り入れるのではなく、コツコツと使いつづけてこそ真価を発揮するもの。
どんなに優秀な美容液でも、一度の使用で劇的な効果を得られることはまずないと考えてください。
デパコスの高価な美容液をたまに使うぐらいなら、むしろドラッグストアで購入できるようなプチプラ美容液を毎日使うほうが良い結果が得られる可能性大。自分にとって無理なくリピートできる価格の美容液を選び、毎日しっかりと使いつづけてクマの解消を目指しましょう。
次に、美容液の効果をしっかりと引き出すためのコツを見てみましょう。肌に負担をかけないための美容液の正しいつけ方はもちろん、美容液以外のアプローチ方法もご紹介します。
美容液をつける際、肌をゴシゴシと擦るように塗り込んだり、力を入れてマッサージしたりするのはNG。こうしたつけ方は目元の肌に負担をかけ、新たなクマやシミ、シワといった肌トラブルの原因となる可能性があります。
以下のリストを参考に、デリケートな目元に刺激を与えにくい美容液のつけ方をマスターしましょう。
指で美容液をつける場合は、力が入りにくい薬指を使うのがおすすめ。油分の少ない美容液の場合は化粧水と乳液の間に、油分多めのクリームタイプの美容液の場合は乳液のあとにつけましょう。
クマを含むあらゆる肌トラブルを解消に導くには、保湿をしっかりと行うのが鉄則。美容液はもちろん、化粧水や乳液での保湿も丁寧に行い、肌に必要なうるおいを届けましょう。
特に乾燥が気になるときは、セラミドやアミノ酸といった高保湿成分が配合されたアイテムを取り入れるのがおすすめです。目元に化粧水や乳液を塗るときは、美容液の場合と同じように、指の腹を使ってそっと押さえるようにつけてくださいね。
クマを根本から解消に導くには、肌だけではなく目そのものもケアすることが大切です。次のリストを参考に、目を労わる習慣をつけましょう。
日ごろからパソコンやスマホを見る機会の多い人は、上記のようなアイケアに加えて「1時間に1回程度、遠くを見て目を休ませる」「ホットアイマスクなどで血行を促進する」といった眼精疲労対策も取り入れるのがおすすめです。
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目の下だけじゃなく目の周り全体がどんよりしている。これはクマ?
目の周り全体がどんよりと暗く見えるのは、クマというよりも目の周辺全体の血行が滞っているせいかも知れません。「両目をギュッと閉じて、パッと開く」「肩を大きく回す」「頭皮をマッサージする」といったアクションで、目周りや顔全体の血の巡りを促してみましょう。
目をよく使った日は特別なケアをしたほうがいい?
目を酷使したと感じる日は、スキンケアに加えて眼精疲労対策も取り入れるのが◎。おすすめは、ホットタオルやホットアイマスクによって目元を温めるケアです。眼精疲労やドライアイをやわらげる効果のほか、青クマを改善する効果も期待できますよ。
目元用の美容液にクリームタイプが多いのはどうして? 他のクリームとは何が違う?
目元の皮膚は薄く乾燥しやすいため、アイケア用美容液には油分を補ってうるおいを閉じ込められるクリームタイプのものが多めです。顔全体に伸ばすことを考慮して作られている普通のクリームとの違い、アイクリームは「目元の肌」に特化しているのが特徴。薄く敏感な皮膚にも負担なくなじみ、かつしっかりとうるおいを守れるような設計になっています。
アイメイクをしすぎるとクマは悪化する?
濃いアイメイクは、メイクすることそのものというよりも「落ちにくいこと」が問題です。クレンジングの際に目元をゴシゴシ擦ったり、落としきれなかったメイクが肌に残ったりすると、目元に色素沈着=茶クマを生じる原因に。華やかなアイメイクを施した日は、ポイントリムーバーや綿棒・コットンを活用し、極力肌を擦らずにきちんと落とすことを心がけましょう。
いかがでしたか?自分のクマの種類を知り、適切な美容液を選べば、より効率よくクマを解消に導けるはず。
あなたに合った一本を見つけて、クマのない生き生きとした目元をめざし、老け見えを撃退しましょう。
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