ページ更新日:2023年1月7日
※監修者は「乳液の成分」「乳液の使い方」「乳液の選び方」「乳液について」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事で紹介している乳液のうち、ニキビ予防や美白の効能・効果が認められているのは医薬部外品のみです。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。
※本記事でいう「美白」とはメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐことをさします。
※本記事でいう「エイジングケア」とは年齢に応じたケアのことをさします。
※「ノンコメドジェニックテスト済み」はすべての人にニキビが発生しないということではありません。
※「アレルギーテスト済み」はすべての人にアレルギーが起きないということではありません。
※「パッチテスト済み」はすべての人に皮膚刺激が発生しないということではありません。
※ 「スティンギングテスト済み」は低刺激性化粧品の根拠として有用な試験ですが、すべての人にかゆみやヒリヒリ感が発生しないことを保証するものではございません。
乾燥しやすい40代の肌において、乳液選びはとても重要。肌質や肌の悩みの変化に合わせて乳液を見直すことがおすすめです。
本記事では40代の肌におすすめの乳液をご紹介。とくに「乾燥肌で悩んでいる」「年齢肌をケアしたい」人は必見です。
40代の肌にピッタリの乳液を見つけ、正しい使用方法で潤いある健やかな肌に導いていきましょう。
忙しいから…面倒だから…と言って、ついつい化粧水だけを使っていませんか? 実はそのスキンケア、あまりおすすめできません。
理由は化粧水だけでは肌に水分を一瞬与えるだけで、とどめていないから。
肌表面の水分は、何かで蓋をしなければ、たちまち蒸発してしまいます。その蓋の役割をするのが乳液です。
サラッとしたテクスチャーは、水分と油分がバランスよく配合されている証拠。べたつきにくく、しっかり水分の蒸発を防ぐエモリエント効果があります。乾燥しやすい40代の年齢肌にはこれが重要。化粧水の効果を最大化するにも、40代の肌年齢には乳液が必須となります。
たとえ脂性肌・混合肌でも、多少の油分は必要です。乾燥肌なら、なおさら高保湿の乳液を取り入れなければ、くすみなどのトラブルが加速してしまいます。
また、特定の肌悩みに特化した成分を肌に届ける美容液とは異なり、乳液にはスキンケアの全工程を締めくくる役割もあります。
そのためにも40代はスキンケアに乳液をの必須アイテムとして取り入れていきましょう。
基本は肌質で選んでも構いませんが、保湿力が高いものをおすすめします。
その理由は、20~30代と違い、40代は大幅に肌のうるおいキープ力が落ちてくるため。オフィスなどのエアコンの乾燥にも耐えづらくなり、ダメージはどんどん蓄積されていきます。
基本的に乳液は保湿成分が配合されていますが、その中でも特に優秀な成分に着目すると良いでしょう。
40代は肌荒れやゆらぎ肌の時期が多く、保湿力は重要な要素で、中でも乳液によるスキンケアは欠せません。
また、アルコールやパラベンなどがフリーの無添加・低刺激仕様なども準備しておきたいところ。化学成分の代わりに自然由来のエキスで保湿力を補えるタイプであれば、敏感肌の方でも安心です。
40代からシミ・シワ・たるみに悩まれる方が増えてきます。これらは年齢を重ねるたびに出てくる特徴、つまり年齢肌です。
乳液のテクスチャーと成分に気を付けることで、年齢肌の悩みもケアできます。
特に細かいシワは、乾燥によるものも多いので、テクスチャーは比較的こってりと粘度が高いものを使うのもおすすめ。成分はシワにアプローチすると言われているレチノールなどが良いでしょう。
また、年齢肌の改善に幅広くアプローチするトコフェロール・ビタミンEも積極的に取り入れたいところ。シミは紫外線による影響が大きいので、ビタミンC誘導体・トラネキサム酸・プラセンタエキスなどで予防・改善が期待できます。
また、全般的に肌が弱りがちな年代なので、肌荒れ対策で消炎成分が配合されている乳液もおすすめです。
保湿成分は大きく分けて3種類、水分を掴む・抱え込む・挟みこむ成分です。
どれも保湿に優れていますが、中でも挟みこむ成分は高い保湿力が期待できます。
掴む・抱え込む成分とは違い、比較的周囲の湿度によって保湿力に変動がないからです。
つまり、どんなシーンでも肌にうるおいをキープし、その代表的な成分はセラミドやステアリン酸コレステロール。
抱え込むタイプでは、ヒアルロン酸やコラーゲンは乳液に取り入れやすい保湿成分と言えるでしょう。もちろん相性があるので、色々なものを試してみましょう。
ちなみに自然由来の成分でも高い保湿力を持つのは、スクワランやホホバ種子油などです。敏感肌の方はこちらも検討してみてください。
乾燥肌で悩んでいる人は、エモリエント効果が高いものを選びましょう。エモリエント効果とは、化粧水でうるおった肌に保湿成分でフタをする効果のこと。エモリエント効果が高いといわれているワセリン、シア脂、スクワランなどの成分に注目するとよいでしょう。
オイリーな肌にも乳液は必須。肌を整えるタイプの乳液なら、肌をすこやかに保つ効果が期待できます。とくに40代の場合、乾燥により過剰な皮脂が分泌されている可能性もあります。
整肌タイプの乳液を選ぶ場合はライスパワーNo.6、10-ヒドロキシデカン酸、ダイズエキスといった成分が含まれているかどうかを確認してください。
また、なかには、肌質を整える役割が期待できるビタミンC誘導体が入っているものも。肌のキメの乱れが気になる人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
とくに皮膚刺激や肌トラブルを感じやすい人や敏感肌の人は、以下の刺激や負担を感じやすい成分の使用は控えることを推奨します。
肌悩みを抱えがちな人や肌トラブルが不安な人は、商品を買う際の成分表示の確認は欠かさないようにしましょう。
また、以下のような安全性テストをクリアした表示は、刺激を抑えた処方になります。
敏感肌の人が美白乳液を使用する際は刺激の強い成分が配合されていないか事前のチェックが大切です。
夜はテクスチャーが少々こってりしていて肌に残る保湿乳液を。朝はさらっとして肌になじむのが早く、のちのメイクの邪魔をしないUV乳液を使うと良いでしょう。
このように、朝と夜で使い分ける乳液はきちんと理由があるので、下手に混合しない方がベター。
特にティント乳液はメイク効果があるので、夜寝る前に使ってしまうと肌の負担になってしまうこともあります。
UVカット乳液ではメラニンの生成を抑える成分としてアルブチンやトラネキサム酸、コウジ酸などが代表ですが、その中でもビタミンC誘導体がおすすめ。
この成分はシミを予防する働きを持ちますが、ビタミンC誘導体は予防だけでなく、できてしまったシミにもアプローチしてくれます。一石二鳥の成分なので、お肌が気になる方はぜひ取り入れてみてください。
ティント乳液は一般的な白色・透明の乳液とは違って、ベージュやピンクの色がついています。肌のトーンアップが期待できるので、肌のくすみや色ムラが気になる人に向いています。
ただし、乳液に色がついているため、夜のケアにはおすすめできません。朝用にはティント乳液、夜用には別の乳液を用意し、それぞれ使い分けるのがおすすめです。
プチプラ・デパコスの違いは、成分の質・希少度、使用時の気分の上下など多少の差はありますが、基本的にはあまり差はありません。
特にスキンケアにおいては、まず同じアイテムを使い続けられるかがポイント。試す場合でも、最低一か月は使い続けなければ、肌の変化は判断できません。
そのため、価格の高いデパコスを使っても、使い続けなければ意味はないのです。特に、配合されている成分はデパコス・プチプラ共に似た組み合わせ乳液もたくさんあります。
成分を基準にして選ぶなら、お財布と相談して自分に合ったコストパフォーマンスの乳液を選びましょう。無駄遣いも減り、肌への影響もじっくり観察できるので一石二鳥です!
乳液は保湿力が高いぶんベタつきが気になることも……。
好みの質感を選べるように、さっぱりタイプからしっとりタイプまで複数のテクスチャーを用意しているメーカーも多くあります。
まずは、自分の肌質に合う乳液を見つけるところから始めてみてください。
LASELAに寄せられた口コミの中で40代に評判の良い乳液を選ぶ方法もおすすめ。40代の方の肌を優しく潤す人気の乳液をピックアップしました。
美肌菌に着目した、みずみずしく明るい透明美肌に導く美白乳液。トラネキサム酸、グリチルリチン酸ジカリウムなどが配合されています。
角層深部までうるおい肌をすこやかに保つことで肌のターンオーバーをサポート。シミ・そばかすを防ぎ、赤っぽくなりがちなニキビや肌荒れを防いでくれます。デリケートな肌でも使える低刺激設計です。
コクのある濃厚なテクスチャーなのにべたつかない、ミルクタイプの乳液。乾燥肌、混合肌、エイジングケアなど、自分の肌悩みに合わせて3つのラインから選べます。
「モイストチャージミルク」は、特に敏感肌・乾燥肌におすすめ。乾燥でごわついた角質層にも浸透して、なめらかでやわらかい肌に仕上げてくれます。
インナードライ(角層内の乾燥)に対応する、浸透湿潤セラミドが10%という高濃度で配合された乳液。
セラミドをリン脂質で包みナノカプセル化するという独自の製法で、角層への浸透力を高めています。
さらにヒト型セラミドや12種類のアミノ酸も浸透しやすいようにナノ化されていて、保湿力の高さも抜群。肌をしっとりうるおせます。
エモリエント成分を贅沢に配した、高保湿乳液。角層の深い部分までうるおいで満たしてくれ、ふっくらと弾力のある肌に導いてくれます。
ホホバ種子油などの濃密なオイルが配合されていて、乾燥から肌を守り長時間しっとりとキープ。こっくりとしたテクスチャーで、摩擦が気になる肌をやさしく包みこみながらケアできます。
※美容の悩みを解決した人たちがどんな商品を使ってきたかをアンケート調査し、有効だと感じた「最後の商品」を調査しました。
※アンケートの結果をもとに「最後の商品」になったおすすめの美容商品を掲載します。
※調査は美容の悩みを解決できたと感じた方を対象に、WEBアンケートを行い有効回答数は5763名です。
まずは化粧水で、肌の土台となるうるおいをチャージ。肌に馴染んだら、乾く前にすぐ乳液を塗りましょう! これが肌の乾燥を防ぐ最大のポイントです。
特にお風呂上りは水分の蒸発が早いので、スキンケアは速やかに行うのがポイント。
商品にもよりますが、基本的には一度に使う乳液の量は10円玉程度。きちんと説明書を読んでから使うことをおすすめします。
額・顎・頬に点置きしてから伸ばしていくと、ムラなく保湿することができますよ。
この時、指の腹で優しく塗りこむようにしましょう。強い力で塗りこんでしまうと、肌が防御反応を起こして黒ずみの原因になります。
夏など湿度が高い時期は乳液だけでもOKですが、心もとない時は、乳液の後にクリームなどで油分を補うのもポイントです。
乳液の後にクリームを使っても良い?
夏など湿度が高い時期・室内な環境によっては油分が過剰に出る場合もあります。ですが湿度が全体的に低い冬頃や、肌にツッパリ・乾燥感を覚えた場合はもちろん使ってOK! 基本的には、肌の状態でアイテムの使い分けを考えて構いません。
利用を避けた方が良い乳液はありますか?
過去に肌荒れを起こしたことのある成分を含んだ乳液は避けた方が良いです。
また、アルコールに弱い方はアルコールやエタノールを避ける、敏感肌になりやすい時期は新しい化粧品を試すのを控えるなど、肌質に合わせて対処が必要です。
いかがでしたか? 年齢を重ねれば重ねるほど重要なのがスキンケアです。特に肌環境が大きく変わる40代で、しっかり肌状態や悩みを見極めて適切なケアをすることで、50代~の肌質が大きく変わります。
40代はいわば美肌を育てる時期と言っても過言ではないでしょう。
乳液は、その足掛かりにぴったり。さまざまな種類があるので、ドラッグストアやデパートに立ち寄った時に気軽に見直しをしてみてください。
20~30代にスキンケアを怠っていたから…という方でも、まだまだ遅くありません!
ぜひ今回の記事を参考にして、年齢に負けない、うるおいたっぷりの美肌を手に入れてみてくださいね。
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