ページ更新日:2022年12月23日
※監修者は「乳液の効果」や「選び方」について監修をおこなっています。おすすめに掲載している商品は監修者が選定したものではなく編集部が口コミを集計・ランキングづけしたものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事における「美白」は、メラニンの生成を抑えてしみやそばかすを防ぐことを指します。
※本記事における「毛穴ケア」とは、肌にうるおいを与え、キメを整えるお手入れのことを指します。
触ったときのベタつきや、テカテカとした質感が特徴の脂性肌(オイリー肌)。
毛穴づまりやニキビなどの肌トラブルを起こすことが多くお悩みの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
本記事では脂性肌におすすめの毛穴づまりやニキビ対策におすすめの乳液をご紹介。ドラッグストアのレギュラーアイテムから、プチプラ商品まで幅広いラインナップでお届けします。
脂性肌にピッタリの成分が含まれている乳液を見つけ、正しい使用方法で美肌に導いていきましょう。
そもそも脂浮きの原因である皮脂は、紫外線や乾燥・気温差などのダメージからお肌を守るために分泌されるものです。これはお肌にとっては必要なものなので、適切なケアで分泌量を調整できればむしろ美肌作りのチャンス!
スキンケアの基本である乳液は肌荒れをケアするうえで欠かせないアイテム。自分の肌質や症状にあわせた化粧水選びをすることで、より効果的なケアができますよ。
脂性肌とは、皮膚のバリア機能の低下により肌を健康に保てていない状態のこと。
さまざまな刺激から肌を守ることができず、肌が乾燥してつっぱり感を感じることもあれば、反対に肌がベタついて感じるなど、症状が異なる肌トラブルが発生します。
まずは自分がどのタイプの脂性肌なのか知るところからはじめていきましょう。
脂性肌は大きく分けて4つの種類に分かれます。
「自身がどのタイプなのかをしっかり把握すること」が肌質を改善していく一番の近道。
まずは今の自分の肌がどういう状態なのか把握しましょう。
肌表面が脂っぽくても、実は内部が乾燥している「インナードライ肌」の可能性があります。洗顔後に肌がつっぱる、皮が剥けることがあるという人は、インナードライの可能性があるので、肌にしっかりと水分を補ってあげましょう。
脂性肌の方でも、スキンケアに乳液は必要だと言われています。ベタベタしそうだからと乳液を敬遠する方も多いでしょう。しかし乳液には、化粧水の水分を逃さないように、乳液の油分でふたをして閉じ込める、という重要な役割があります。
脂性肌の人のなかには、乾燥が原因で皮脂が過剰に出ている場合も多いはずです。ジェルタイプやミルクタイプなどあっさりとしたテクスチャの商品もたくさんあるので、使い心地がよく自分の肌に合ったものをお手入れに取り入れてみてください。
脂性肌と言っても、肌質や肌悩みによって求めるものは異なります。どの乳液を選んで良いかわからないって人は、以下の4つのポイントをおさえながら選べばOKです。
脂性肌にはさまざまなタイプがありますので、それぞれの悩み別に有効な成分の情報を見ていきましょう
顔全体の皮脂量が多くベタつきやすいオイリースキンタイプの方は、肌をひきしめる効果のある成分を配合した乳液がおすすめ。さらに、ジェルタイプなどをはじめとした使い心地がさっぱりとしたものを選ぶとよいでしょう。
皮脂が多いのに肌の内側は乾燥している「インナードライ肌」。乾燥が原因で肌表面がベタつきがちなので保湿力の高いセラミド配合のものを選ぶのがおすすめ。セラミドとは角質層にある潤い成分で、肌の奥で形成されています。角層と角層の隙間を埋め、細胞や水分をつなぎとめる役割をするため皮膚のバリア機能に欠かせません。
逆に言えば、セラミドが失われると肌は乾燥に傾き、肌表面の角質層の水分が20%以下になると乾燥肌になりやすくなってしまいます。
ニキビ予防には肌を清潔に整えつつ、炎症がおこりづらい状態を保つ「抗炎症成分」と菌を抑制する「殺菌成分」が含まれている「薬用乳液」・「医薬部外品タイプ」も人によっては有効です。
抗炎症成分
・グリチルリチン酸ジカリウム
甘草(カンゾウ)という植物が原料。肌荒れを抑える「肌荒れ防止有効成分」として承認されている
・グリチルリチン酸ステアリル
マメ科植物カンゾウの根から取れる天然成分。抗炎症、抗アレルギー作用に効果がある
・アラントイン
皮膚や粘膜の修復を促し、抗炎症作用がある。安全性が高く、低刺激でアレルギー反応も起きづらい
殺菌成分
・レゾルシン
殺菌作用と角質を柔らかくする溶解作用にすぐれ、毛穴づまりの予防にも効果的
・イオウ
アクネ菌を減少させる殺菌効果、角質の溶解作用、皮脂の分泌を抑える効果がある
乳液が必要なのは理解できても、オイリーな肌にこってりしたテクスチャ―のものを使うのは気がすすみませんよね。毎日続けるためには、心地よく使えるテクスチャ―であることが重要です。
さっぱりしたテクスチャ―のものや、みずみずしいジェルタイプなどを選んでみてください。
乳液選びに迷われている方は脂性肌に特化したアイテムを出しているブランドから選ぶのもおすすめ。
ヒアルロン酸やプラセンタが配合されている乳液は、保湿効果が高いことで知られています。
バリア機能が低下し敏感になっている肌には、元々肌にある成分を補ってあげることで刺激から守り、肌への負担を減らすことが可能となります。
潤いを保つのに効果的な成分
・ヒアルロン酸
1グラムで2〜6リットルの水分を蓄えると言われている。角質層内にみずみずしさを保ち、滑らかな質感を生み出す
・プラセンタ
豚、牛、馬の胎盤から抽出される成分。保湿、血行促進、代謝アップ、抗酸化、ターンオーバーを促すなどの効果が期待されている
・ナールスゲン
保湿力にすぐれたアミノ酸誘導体。分子量が極めて細かい。水分の保持、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸、抗酸化成分のグルタチオンを増やす作用がある
・ナイアシンアミド
ビタミンB3の1種。バリア機能の正常化や、血行促進作用ラミドの合成のサポートをする効果があり、乾燥肌やくすみ対策に有効とされている
バリア機能が低下し、肌が過剰に反応しやすくなっている脂性肌の時は、低刺激で肌に優しいものや、アレルギーテストやスティンギングテストといった安全性テストを行っている乳液を選ぶ方が無難。
刺激の強い成分が入っている商品は避けるようにしましょう。
刺激が強く脂性肌の時は避けたい成分
・アルコール成分(エタノールなど)
蒸発する際に、肌表面の水分が一緒に蒸発しまう
・石油系合成界面活性剤
細胞の表面を溶かしてしまう可能性がある
・精油(植物エキスなどの天然抽出タイプ)
不純物が含まれることで時間が経つと成分の劣化、酸化が起こる
・香料や合成着色料
化学成分を含んだ香料の場合肌刺激を与える可能性がある
安全性テスト表記一覧
・アレルギーテスト
アレルギーによる皮膚反応が見られるかどうかをチェック
・ノンコメンドジェニックテスト
ニキビになりにくい製品かをチェック
・スティンギングテスト
一時的なヒリヒリやかゆみ感などの感覚刺激(スティンギング)を評価
・パッチテスト
肌に赤みやかゆみ・水ぶくれなど、かぶれの原因物質を調べる
肌に負担がかかりづらい表記一覧
・低刺激性
かぶれやアレルギーの抗原になりやすい成分を最小限に抑えた化粧品
・無香料
香料を使用しておらず、香料でのかぶれやアレルギーを起こす心配がない
・無着色
本来化粧品には必要としない着色料を使用していない
・アルコールフリー
アルコール類を使用していない
少し奮発した製品を購入しても、高すぎてもったいないと感じ、結局続けられなくなってしまった経験はありませんか?
化粧水の効果を感じるためには毎日続けるのが原則です。デパコスや薬用のものなどは、それぞれ使い続けられる価格かどうかも見極めながら選びましょう。
継続して続けられる価格の上限を決めると商品が選びやすくなります。
しっとり保湿するのにベタつかない、オイリー肌でも使える人気ブランドの乳液を紹介します。
ドラッグストアなど市販でも手軽に手に入るアイテムも多いので、ぜひチェックしてください。
美しさへと導いてくれる美容成分を大切にする成分研究化粧品の「トゥヴェール」。
ブランド史上No1の保湿力と呼ばれる高濃度の乳液には、浸透湿潤セラミド10%を配合。
さらにヒト型セラミドや12種のアミノ酸も肌に浸透しやすいようナノ化。サラサラなテクスチャーで、肌にスッと潤い成分が馴染む点が魅力。
敏感肌向けブランドで肌に寄り添ったスキンケアが魅力の「ミノン」。
コクのある濃厚なテクスチャーなのにべたつかない保湿乳液は、脂性肌でも安心。
乾燥でごわついた角質層にも浸透し、なめらかで柔らかい肌に整えてくれる。
スキンケアから美容食品まで、幅広い商品を展開する化粧品ブランド「アルビオン」。
リッチなうるおいでふっくらと美白へ導くドライスキン向けの薬用美白乳液は、ニキビ・オイリー肌ケアにもぴったり。
濃厚なうるおいのコクを感じるリッチな感触で、肌に溶け込むような感覚が特徴。
メラニンの生成をおさえてシミ・ソバカスをケアし、年齢肌にも強い味方。
一人ひとりの肌に合わせたアプローチで肌本来の美しさを引き出すブランド「イプサ」。
ME 4は、みずみずしくなめらかな一方で、カサつきや脂っぽさ・テカリを感じる肌におすすめの乳液。
独自成分「OX-ME成分α」で、活力に満ちたプルンと弾むハリ肌へ導いてくれる。
スキンケアブランド「キュレル」から販売されている医薬部外品の乳液。消炎剤で肌荒れを防ぎ、セラミド機能成分とユーカリエキスが肌の潤いをサポートする。
しっとりと肌に馴染むのにベタつかない使い心地も脂性肌におすすめできるポイント。
潤い成分は角質層まで深く潤い、肌荒れしにくいうるおいのある肌作りにおすすめ。
潤いを与えることで肌のバリア機能を高める保湿乳液。
大麦種子エキスやヒマワリ油粕、キュウリ果実エキスなどで肌の水分・油分を整え、なめらかな肌に整える。
伸びの良いテクスチャーで肌に馴染みやすい点も使いやすさの秘訣。
肌荒れを繰り返さないように肌を守り、肌を育むスキンケアブランド「dプログラム」から販売されているモイストケア乳液。
酵母エキス・グリセリンが肌のバリア機能を高め、24時間・365日健やかな肌状態をサポートしてくれる。
ニキビのもとになりにくい処方で脂性肌のモイストケアにぴったり。
※美容の悩みを解決した人たちがどんな商品を使ってきたかをアンケート調査し、有効だと感じた「最後の商品」を調査しました。
※アンケートの結果をもとに「最後の商品」になったおすすめの美容商品を掲載します。
※調査は美容の悩みを解決できたと感じた方を対象に、WEBアンケートを行い有効回答数は5763名です。
脂性肌の方は保湿によって皮膚のバリア機能をサポートすることが大切です。 洗顔後は導入乳液でしっかりと水分をおぎないましょう。
乳液の手順
① 洗顔後、導入乳液で肌を整える
② 手のひら、もしくはコットンに500円玉程度の化粧水を強く擦らず、肌に押し込むイメージで優しく入れ込む
③ 適量の乳液を清潔な手のひら、もしくはコットンで肌に塗りこむ
通常、乳液は顔全体に塗るものですが、脂性肌の場合は部分的に塗ることをおすすめします。
例えば、乾燥しやすい頬や目の周りは適量を塗り、テカリやすいTゾーン・小鼻・おでこなどは少量ずつ様子を見ながら塗りましょう。
脂性肌は、元々油分が多い肌質なので、自分自身でも油分のコントロールをしてあげると良いでしょう。
脂性肌の方は、他の肌質と比べてニキビ・肌荒れが悪化しやすいのが特徴的です。ある日突然、スキンケアでヒリつきや、ツッパリなどの変化を感じたら肌が脂性肌に傾いている可能性が。
そんなときは日ごろのスキンケアをいったんお休みし、肌に負担の少ない脂性肌用のスキンケア・アイテムを使用していきましょう。
脂性肌には乳液がいらないってホント?
答えはNOです。肌内部に水分を浸透させ、肌トラブルに合わせた有効成分を含んだ乳液を使うことで脂性肌の症状を軽減させることができます。脂性肌を改善していくには、まずしっかりと肌本来の土台を作り上げるスキンケアが最も重要です。
脂性肌のスキンケアは乳液だけで大丈夫?
答えはNOです。肌内部に水分を浸透させ、肌トラブルに合わせた有効成分を含んだ化粧水を使うことで脂性肌の症状を軽減させることができます。脂性肌を改善していくには、まずしっかりと肌本来の土台を作り上げるスキンケアも重要です。
乳液のあとに保湿クリームは必要?
乳液だけで肌をしっかり保湿できていると感じれば、保湿クリームは必要ありません。肌が乾燥しやすい目元や口元や秋・冬は保湿クリームを使うなど、臨機応変に使用することがおすすめです。
効果が出るまでどのくらいの期間がかかる?
口コミや友達から勧められて良い化粧品を購入した時は、特に効果が気になるでしょう。しかし、スキンケアはすぐに効果が出るものではありません。薬のような即効性は期待できないので、変化を感じるまで待つ必要があります。まずは、3ヵ月様子を見るくらいが丁度いいです。
メイクで気をつけるポイントは?
顔がテカってメイクが崩れてしまう…そんな脂性肌さんがベースメイクをするなら、コスメの中ではファンデーションの選び方に工夫が必要です。皮脂が多いなら「パウダーファンデーション」、肌荒れやニキビが気になる方は「ミネラルがメイン」のものを選びましょう。
脂性肌におすすめの韓国のスキンケアはありますか?
コスパもバランスも良く美容大国らしい素敵な商品がそろう韓国スキンケアブランド。脂性肌さんにおすすめしたい韓国スキンケアは、韓国では定番のパックです。日本よりもバリエーションが多く、プチプラから1枚1,000円超えの高価なものまで数多くあります。コンビニやネットショップでも1枚から簡単に購入できるので気になる方はぜひ使ってみてください。
メンズにはどんな乳液がおすすめ?
バルクオムの乳液がおすすめです。天然のセラミドである「ユズ果実エキス」と、保湿&肌の軟化作用がある「スクワラン」を配合した乳液で、優れた保湿力でしっとり感が長く続くのにベタベタせず軽い実感を味わえるはずです。さっぱりとした使い心地が好きな人にも、こちらおすすめです。
今回は脂性肌におすすめの乳液を厳選して10選ご紹介しました。肌トラブルを避けるためにも正しいケアが必須です。脂性肌の方は特に自分の肌タイプに合わせた乳液を選ぶのがおすすめ。気軽に購入しやすいプチプラの商品から試すのもいいでしょう。参考にしてみてください。
関連記事
美容オイルおすすめ人気ランキング|肌に潤いを与えながらしっとりとしたハリの肌へ
ハイドロキノン化粧水とは? 美白効果でうるツヤ肌を手に入れて
フラーレン配合の化粧水が持つ高い美容効果とは? 肌の酸化を防いで年齢肌をケア
レチノール配合の化粧水の選び方|年齢肌へのアプローチ効果や副作用についても解説
炭酸洗顔料で毛穴の汚れはとれるのか? SNSで話題となった洗顔の効果
馬油洗顔料おすすめランキング|肌のうるおいを守りながら汚れを洗い流す