ページ更新日:2022年12月31日
※監修者は「ニキビができる原因」「ニキビ肌の方の化粧下地の選び方」「ニキビ肌の化粧下地の注意点」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事で紹介している化粧下地のうち、ニキビ予防や美白の効能・効果が認められているのは医薬部外品のみです。
※本記事における「毛穴ケア」とは、肌にうるおいを与え、キメを整えるお手入れのことをさします。
「下地を塗ると肌荒れが悪化する…」「メイクがイマイチ決まらない…」と感じるニキビ肌の方が多いのではないでしょうか?
肌悩みが続くと化粧をすること・外出することも億劫になってしまいますよね。そんな方の強い見方になるのが、ニキビ肌でも使いやすい化粧下地の存在。
本記事では、肌荒れ、ニキビ肌さんでも美肌に見せてくれる、カバー力のあるおすすめの化粧下地をご紹介。
自分にぴったりな化粧下地を見つけてみて下さいね!
おすすめの化粧下地を知る前に…まずはニキビができる原因が何か知っていますか? 化粧下地を選ぶ前に、まずは自分の肌を“知る”ことが大切です。
そもそもニキビは「思春期ニキビ」と「大人ニキビ」の2タイプに分けられます。
ニキビができる原因
①思春期ニキビ(オイリー肌):
過剰な皮脂分泌
②大人ニキビ(乾燥肌):
ストレス・不規則な生活・睡眠不足など生活のあらゆることが影響
思春期にできるニキビは皮脂の過剰な分泌が原因ですが、大人になってからできるニキビは生活習慣の複合的な要素が絡み合っています。
①思春期ニキビについて
皮脂が毛穴につまり、皮脂を栄養源にしている「アクネ菌」と呼ばれるものが過剰に増殖し、炎症を起こすことでできてしまいます。
基本的な対策は「洗顔」。皮脂や汚れをしっかり洗い落とし、お肌を清潔に保つことが重要です。
②大人ニキビについて
生活習慣の乱れによる複合的な原因が肌のターンオーバー(肌の生まれ変わりのリズム)の乱れに繋がっていきます。
それにより、古い角質が蓄積し毛穴を塞ぐことでやがて大人ニキビに…。
大人ニキビの基本対策は「保湿」。洗顔に注力するだけではなく化粧水やパック、クリームなどを使ったお風呂上がりの保湿をしっかり行いましょう。潤った肌を保つことでニキビの予防に繋がります。
では実際に「どんな化粧下地を使えばいいの?」と迷った時に重要な3つのポイントをご紹介します。
①成分で選ぶ
・抗炎症・殺菌成分
・刺激成分
・保湿成分
・UVカット成分
②ノンコメドジェニックテスト済みを選ぶ
③カバー力で選ぶ
油分が多く、ニキビの悪化につながりやすい化粧下地は、肌をケアする成分やニキビ肌用のノンコメドジェニックテスト済みの商品を選ぶことをオススメ。
また、ニキビをカバーするためファンデーションを厚塗りし、「化粧崩れが…」といった悩みはありませんか?
結果的にそのメイク崩れが汗・皮脂と混ざり肌のトラブルに。
そこで、崩れにくい・かつ肌を綺麗に上手にカバーできるオススメの下地を紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
では、ニキビ肌にオススメの4つの成分を紹介していきます。「成分」がニキビ肌のケアに繋がったり、一方で肌の刺激になったりすることも。化粧下地を選ぶ際には、成分表示を見る事は特に重要なポイントなので、ぜひ参考にしてくださいね!
・「抗炎症」・「殺菌成分」
・「刺激成分」
・「保湿成分」
・UVカット成分
ニキビ予防にぴったりの2つの有効成分「抗炎症成分」「殺菌成分」についてご紹介していきます。
代表的な抗炎症成分
・イブプロフェンピコノール
・グリチルリチン酸ジカリウム
代表的な殺菌成分
・イソプロピルメチルフェノール
・レゾルシン
・クロルヘキシン
ニキビ肌には「抗炎症成分」配合の下地がオススメ。この成分は、ニキビなどの肌荒れ・炎症を抑える働きがあります。
また「殺菌成分」はニキビの原因となるアクネ菌を殺菌することでニキビ予防に繋がります。特に思春期ニキビ のような皮脂が出やすい肌にオススメです。
ぜひニキビ肌に有効な2つの成分配合の化粧下地を使ってみてくださいね。
炎症が起きているニキビ肌こそ、より肌を労っていく必要があります。
肌の負担を減らすため、できる限り「刺激成分」が入っていないものを選びましょう。
代表的な刺激成分
アルコール:製品の防腐効果・安定性の向上のために配合
香料:化粧品に香りを付与するために配合
界面活性剤:水と油を混ざり合わせる作用
(本来は混ざり合わないもの、クレンジング・石鹸などに配合)
■アルコール
皮膚が乾燥しすぎたり、刺激を感じたりすることもあるので注意が必要です。
成分の表示では「エタノール」「エチルアルコール」などの記載に。商品の裏を見てこちらの成分が入っているか事前にチェックする事をオススメします。
■香料
皮膚のバリア機能が低下しているニキビ肌の方は刺激を感じる場合もあります。過去に肌トラブルのあった方はできるだけ避けたほうが良い成分と言えます。
■界面活性剤
クレンジング・洗顔に欠かせない界面活性剤も避けたほうが良い成分のひとつ。化粧品には「エタノール」「エチルアルコール」などの記載があることが多いのでチェックしてみましょう。必要な潤いまで奪い、肌を守るバリア機能が損なわれることもあります。ニキビ肌の方の化粧下地では避けたほうがいい成分と言えます。
思春期ニキビ・大人ニキビともに「保湿ケア」がとても重要です。
代表的な成分は以下をご覧ください。
代表的な保湿成分
・グリセリン
・ヒアルロン酸
・セラミド
ニキビ発生の原因となる「過剰な皮脂分泌」や「生活習慣によるターンオーバーの乱れ」は危険に晒されている肌を守ろうと保護機能が働いているため。
肌の危険信号を受け止めて、化粧下地でも“保湿”ケアを行っていきましょう。
実は…紫外線もニキビの原因となります。既にあるニキビの悪化につながるパターンも…。 UVカット剤が肌の刺激になると思う方もいますが、紫外線を浴びることこそが1番の悪影響と言えます。
紫外線ケアは、ニキビ肌には必要不可欠。化粧下地でも、できる限りUVカット成分配合の化粧下地を使うことをオススメします。
また、日焼け止めと化粧下地が一緒になっていることで塗布時の摩擦も減らし、忙しい朝の手間も省くことができます。
次にノンコメドジェニック処方の化粧下地についてです。
ノンコメドジェニックとは、ニキビの原因となる「コメド」(毛穴に皮脂や角質が詰まっている状態)ができにくい化粧品のことです。
多くの化粧下地には油分が含まれ、それによりニキビを悪化させてしまう恐れも。ノンコメドジェニックは油分のバランスを考え、毛穴に角質が詰まりにくい処方になっています。
また「ノンコメドジェニックテスト済」の表記がある化粧品は、第三者機関にて行われるテストをクリアした商品です。こちらを使えば「絶対にニキビができない!」とは言い切れませんが、他の化粧下地よりはニキビ肌をケアできる商品になっています。ぜひ商品パッケージをチェックしてみてください。
ニキビ肌のような赤みを帯びた肌には、「グリーン系」の下地でカバーすることがおすすめです。
グリーンは赤色の反対色にあたるカラー。赤みをコントロールし、均一な肌を演出できるようになります。
またファンデーションの厚塗りをせずに、ナチュラルにカバーできるので化粧崩れの防止にも。
しかしグリーン系の下地は、赤みの気にならない部分に塗布すると顔色が悪く見えるので注意が必要です。
気になる箇所のみにグリーン系の下地を使用するなど、自分の肌に合わせて使用しましょう。
※美容の悩みを解決した人たちがどんな商品を使ってきたかをアンケート調査し、有効だと感じた「最後の商品」を調査しました。
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化粧下地の使い方として、「摩擦を与えない」ことがポイント。
炎症を起こしたニキビ肌に強く触れると、症状の悪化に繋がります。
優しく塗り広げ、患部は触れないように塗布しましょう。
イメージは「赤ちゃんを撫でるような」優しい手触り。こうした意識がニキビケアに繋がり、全体の肌の明るさ・滑らかさに繋がっていきます。
意外と抜けがちな2つの注意点。あなたは当てはまっていませんか?
①パフ・スポンジなどを洗っていない
②綺麗に化粧下地を落としていない
ニキビ肌こそ、実は毎日のスキンケア習慣の見直しも大切。
自分の中では出来ているつもりでも、意外と正しくできていないことも…。細かな意識がニキビ肌のケアに繋がります。
では2つのポイントを早速詳しくご紹介していきます。
スポンジやパフ、最後に洗ったのはいつですか? 思わずドキッとした方もいるはず。
毎日使い続けていると雑菌が繁殖し、肌に雑菌を塗布している状況と同じになってしまいます。実はメイクアイテムの汚れが原因でニキビを引き起こしているケースも。
目安としては、パフやスポンジは一度触れた面は使わないことをオススメします。2〜3個ストックを用意して定期的にクリーナーで洗浄し清潔に保っていきましょう。アイテムによっては中性食器用洗剤でも洗浄可能です。
どうしても手間がかかると感じるのであれば、使い捨てパフ・スポンジもオススメ。
化粧下地にこだわることも重要ですが、こうした化粧習慣の意識がニキビ肌のケア・予防に繋がっていきます。
化粧下地・メイク、毎日落としていますか? 疲れた時は、ついついメイクをしたまま寝てしまうこともありますよね。ニキビ用の化粧下地であっても、1日中下地をつけたままでは毛穴を塞ぎニキビを起こす原因に。
帰宅後はなるべく早めにメイクオフ、常にお肌を清潔にキープしましょう。
「洗う」というポイントを意識することで、滑らかで綺麗な肌を目指すことができます。
化粧下地の利用によって、ニキビが悪化してしまうことはありますか?
はい、あります。
化粧下地に含まれる油分がニキビの悪化に繋がるケースが多いです。不安な場合は、ニキビ肌用のノンコメドジェニックテスト済みや薬用・医薬部外品など自分の肌タイプに合わせて使い分けましょう。
ニキビ肌におすすめの化粧下地によって、ニキビは治りますか?
いいえ、化粧下地にニキビを治す効果は認められていません。
治療に関しては医療機関の診察や薬の塗布をお勧めします。
とはいえ、ノンコメドジェニックなどニキビができにくい処方の化粧下地はあります。
ノンコメドジェニック処方のものを使えばニキビはできませんか?
個人差があります。
ただし、普通の化粧下地と比べるとニキビができにくいと言えます。ニキビの原因となる“油分”のバランスを考え作られ、毛穴に角質が詰まりにくい成分で構成されています。
今回は、ニキビ肌さんでも使いやすい、肌をケア&カバーできるおすすめの化粧下地をご紹介。
また、肌に合わせた化粧下地の使い方・注意すべきポイントもぜひ活用してみてくださいね! ニキビ肌を上手にケアして、メイクの仕上がりが嬉しくなる毎日にしましょう。
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