【鼻ニキビの治し方】鼻にできたデキモノを効果的に改善する方法は？

更新日： 2023年05月10日

鼻にできるニキビやデキモノは、その存在自体が憂鬱で「１日も早く治したい」などと思うものですが、治るまでには市販薬の使用をしたとしてもある程度の期間がかかります。また無理に潰すことによって跡になってしまったり、日常生活の癖のせいで何度も繰り返す、治らないニキビに習慣化してしまうこともあります。

鼻ニキビを効果的に治していくためには、ある程度の時間がかかります。即効治したい場合には、皮膚科に行くのが一番ですが、それでも最短でも１〜２週間はかかってしまうことが多いです。

ニキビを潰してしまう方が早く治るように思えるかもしれませんが、潰すことで傷に雑菌が入ってかえって治りが悪くなったり、ニキビ跡になって後悔したりする方も少なくありません。

また、鼻の中などスキンケアでは対処できないニキビに関しては、適切に薬を使用した方が良い場合もあります。

ニキビは自身の生活習慣によってなかなか治らない負のループを作ってしまっていることもあるので、原因を把握するのが素早い治し方への近道です。部位や状況ごとの原因をしっかり把握していきましょう。

監修者

清仁美: コスメ薬機法管理者; コスメ薬機法管理者資格を有するLASELA編集者。大学卒業後、編集プロダクション勤務。アトピー、脂漏性皮膚炎、酒さでひどい肌荒れに悩んだ経験から美容にハマる。調理師免許、ソムリエ資格も所持し、体のなかと外の両方から美しくなることを追求。

※監修者は「早く治したい！ 1日で即効治す方法はある？」「鼻ニキビに効果的な市販薬を使用する」「鼻ニキビが治るまでの期間は？」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事で紹介している商品のうち、ニキビ予防や美白の効能・効果が認められているのは医薬部外品のみです。
※本記事における「シミ」とは「メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ」又は「日やけによるしみ・そばかすを防ぐ」ことをさします。
※本記事における「美白」とはメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐことをさします。

早く治したい！ 1日で即効治す方法はある？
鼻ニキビに効果的な市販薬を使用する
鼻ニキビが治るまでの期間は？
潰してもいい？
鼻の中のニキビはどうやって治す？
「なかなか治らない」「繰り返し鼻ニキビができる」時に見直したい習慣
跡になってしまった時の対処法

早く治したい！ 1日で即効治す方法はある？

ニキビを即効で治す方法は残念ながらありませんが、１日でも早く治す方法として最も良いのは皮膚科に行き医師に診てもらうことです。

放置してしまったり自己流で治そうとする人が多いですが、ニキビは「尋常性ざ瘡」と呼ばれる炎症性皮膚疾患の一つです。

身近な病気のために軽視しがちなニキビですが、炎症が長引くと痕が残ってしまうものでもあるので、早い段階で医師の治療を受けることをおすすめします。

治療の内容としては外用薬(塗り薬)や内服薬(飲み薬)が一般的ですが、そのほかにも面ぽう圧出療法と呼ばれる専用の器具で毛穴に詰まった皮脂を取り除く方法や、ステロイド局所注射というニキビに直接注射を打つ方法など様々ありますので、自分のニキビにはどのような治療が適切か、医師に相談してみてください。

鼻ニキビに効果的な市販薬を使用する

上記に挙げたようにニキビを治すには皮膚科に行くのが一番ですが、そんな時間がすぐに取れない人はニキビに効果的な市販薬を買うという場合もあるかと思います。

皮膚科で処方される薬はアクネ菌の増殖を抑える「抗生剤」が処方されますが、市販の薬はビタミン剤・漢方などによる肌の状態を整えるような薬が一般的となります。即効性はありませんが、悪化させないために服用するのはおすすめです。

鼻ニキビが治るまでの期間は？

鼻のニキビが治るまでは必ずその期間で治る、と断定できるものではなく、できた場所や進行具合、治療への取り組みによって変わってきます。

１日２日で簡単に治るものはほとんどなく、大体１～２週間はかかってしまうのが一般的です。放置をしてしまうと、完全に治るまで1年かかってしまう場合もあります。

なかなか治らないニキビだとしても治療を初めて２～３か月後に効果が現れてくる場合もありますので、皮膚科医のアドバイスを受けつつ、正しい薬を服用し、根気よく治療を続けていくことが大切となります。

また一度治ったニキビでも数か月後に同じ場所に発生してしまう場合もあるため、治療の終了は自己判断せずに、医師の指示に従いましょう。

潰してもいい？

白ニキビや黄ニキビは膿が見えるためどうしても潰してしまいたくなります。ですが、自分で潰すのはNGです。

病院では専門の器具を使用して膿を出すこともありますが、自己流で膿を出すことはのちにニキビ跡となったり黒いシミになって残ってしまう場合があります。

日常生活では、出来てしまったニキビは「触らず放置する」ことが鉄則です。

鼻の中のニキビはどうやって治す？

一般的な治療法としては外用薬(塗り薬)として軟膏などを塗るのが一般的です。皮膚科で処方された薬か、市販で購入した薬を優しく塗るようにしましょう。

また前述したように、鼻の中の刺激はニキビを悪化させる恐れがあります。鼻を強くかんだり、鼻をほじったりすることは控え、「そっとしておく」ことを心がけましょう。

「なかなか治らない」「繰り返し鼻ニキビができる」時に見直したい習慣

ニキビがなかなか治らない、繰り返しできるときは毎日の習慣が治るのを妨げている可能性が大いにあります。まず見直してほしいのがスキンケア。

肌にいいことをしているつもりでも、その化粧品が実は肌にあっていなかったり、間違った洗顔やピーリングで皮脂を落としすぎてしまった結果として乾燥を招き、ニキビを誘発させている可能性があります。

そしてもう一つは生活習慣の乱れです。睡眠不足や夜更かしは自律神経の乱れにつながり、ホルモンバランスを崩すおそれがあります。

ホルモンバランスが崩れると、皮脂が過剰に分泌され、ニキビができやすくなってしまうので注意が必要です。肌の正しいターンオーバーを保つためにも、十分な睡眠を心がけるようにしましょう。

跡になってしまった時の対処法

鼻ニキビの跡が出来てしまったとき、治す方法はセルフケアとクリニックでの治療の２パターンがあります。

セルフケアの場合は炎症を押さえるビタミンCや美白有効成分であるトラネキサム酸が入った化粧水を根気よく続けましょう。

また紫外線はニキビ跡をシミとして残してしまう原因となるので、日焼け止めを必ず使用するよう心がけましょう。

クリニックでの治療としては専用の薬剤を使い古い角質を取り除くピーリングや、皮膚の細胞を刺激してターンオーバーを促すレーザー・光治療などがあります。どんな治療法が適切かは人によってさまざまなので、医師に相談してみましょう。