更新日: 2023年04月13日
吹き出物は洗顔方法の見直しや適切な薬の使用など、日々正しいケアを続けることが必要です。
潰してしまうと悪化することが多いので、無理に触らずなかなか治らない場合には皮膚科の受診も検討しましょう。
吹き出物は日々正しいケアを続けることで悩みが解決されます。なかなか吹き出物が治らない場合、もしかしたらその方法は間違っているかもしれません。
これらを見直してみましょう。しつこい吹き出物は、自分で治そうとするには限界があります。
また、体内のバランスが崩れている場合もあるので、生活習慣の見直しも大事です。
※監修者は「吹き出物の治し方」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事で紹介している商品のうち、ニキビ・吹き出物の予防や美白の効能・効果が認められているのは医薬部外品のみです。
お顔を洗うとき、汚れが気になってゴシゴシ力任せに洗いがちですが、摩擦の強い洗い方はお肌に大きな負担をかけてしまいます。
肌刺激は肌の働きを弱めてしまい、吹き出物ができやすい状態を作ってしまうので、洗顔はあくまでも優しい力加減で洗いましょう。
吹き出物ができたら、漢方や飲み薬、塗り薬など市販薬の利用も検討してみましょう。
市販薬なら薬局やドラッグスドアなどで手軽に購入でき、症状が悪化する前に飲んだり塗ったりすることで、それ以上悪くなることを抑える効果があります。
一般的に吹き出物に良いとされる市販薬の種類には漢方や飲み薬、塗り薬などがあります。
それぞれ、体の中から治していくアプローチと外から働きかけるアプローチの違いがありますが、自分に合った市販薬を見つけるのはそう簡単ではありません。
合わない薬を使い続けると、かえって悪化してしまうこともあるので要注意です。
普段病院へ通院している方は、現在服用しているお薬との飲み合わせに注意が必要ですので、主治医に相談するか、お薬手帳を持って薬剤師に相談するのもひとつの手段として覚えておいてください。
吹き出物を治すために漢方を選ぶ場合、必ず漢方の有効成分を確認してください。
十味敗毒湯がもっともよく使われる漢方薬ですが、こちらは化膿している吹き出物に期待ができます。漢方を選ぶ場合は、飲みやすさや値段などもチェックして選ぶのが大切です。
漢方は体質にあわせて飲んだほうが効果を発揮するので専門医や薬剤師さんに相談して選ぶのがおすすめです。
市販の飲み薬を服用して吹き出物を治したい場合は、皮脂の過剰分泌をコントロールする働きを担うビタミンB2やビタミンB6、代謝の働きを手助けするL-システインなどが配合されたものを選びましょう。
コラーゲンを作る働きをサポートするビタミンCが配合されているものも効果的です。
ネットの口コミ等で選ぶよりもドラッグストア等で症状を薬剤師さんに伝えて選んでもらうほうがおすすめです。
吹き出物を塗り薬で治す場合、炎症が起きていないときは抗菌成分の入ったタイプを、赤みや腫れ、膿がひどいときは抗炎症成分が入ったタイプをチョイス。
また、お肌が弱い方やアレルギー体質の方は注意が必要です。たとえば、ノンアルコールタイプなら乾燥肌の方でも使用可能です。
殺菌成分や抗炎症成分が配合されているものなら吹き出物の治療におすすめです。
いずれの場合も、自己判断で購入するのではなく薬局等で相談の上選ぶほうが自分にあったものを選べるでしょう。
吹き出物の治し方として「潰す」「膿を出す」はNGな行為です。
吹き出物は綺麗に芯を取れれば早く治りやすくなりますが、指やピンセットなど自己流で行うと傷口から雑菌が入って悪化してしまうこともあるので要注意です。
膿を持つまで悪化してしまった吹き出物は、見た目も目立ちますし、触れたときの違和感もあってついつい潰して取ってしまいたくなりますよね。
ただ、潰す際にきちんと消毒しないで触ってしまうと、雑菌が入って炎症を起こしてしまい、固いしこりになってしまったり、赤みや腫れが悪化して長引いてしまうこともあります。
芯を出す際も同様で、自分で行うと跡が残ってしまうこともあるので、なるべく自分では潰さないほうがいいでしょう。
吹き出物の膿を自分でつぶす行為は、つぶしたとき毛穴に細菌が入り、症状が悪化する恐れがあるため控えましょう。
症状が悪化すると治りにくくなるだけではなく、吹き出物をつぶした場所に痕が残る可能性もあります。
吹き出物の膿を出すこと自体は悪いことではありませんが、間違ったやり方はまわりの肌を傷つけたり、細菌感染による悪化等のリスクが生じたりする可能性も高いです。
しかし、毛穴の中に詰まった膿をそのままにしておくと、炎症が続き改善が難しいため皮膚科での治療を検討しましょう。
皮膚科では吹き出物の診察や治療も対応しており、正しい対処法で治療が可能です。
自身で吹き出物の芯を取る行為は、痕を残してしまう可能性も高くNGです。
またむりやり芯を取ってしまうと患部に雑菌が入り込み、吹き出物の炎症が悪化することもあるため控えましょう。
しこりのある吹き出物に痛みがあるときは、炎症を起こしてしまっていることが考えられます。
無理に潰したり汚い手で触ったりしないように気をつけましょう。また、同時に皮膚科の受診も検討してください。早めの受診をおすすめします。
生理前に吹き出物が出た場合、普段よりさらに優しい洗顔を心がけてください。肌に外的刺激は禁物です。
また、皮脂の過剰な分泌を抑えるため、食事において脂分の摂りすぎにも注意しましょう。
ホルモンバランスを整え、ストレスをため込まないよう、睡眠をしっかりとることも大切です。
吹き出物を一日も早く治したいなら、肌質や体質は人それぞれなので、自分に合う治療法を見つけることが大きなポイントとなります。
また、毛穴に炎症を起こさないための工夫を毎日継続することも大切です。スキンケアや市販薬では限界を感じている場合には皮膚科を受診しましょう。
皮膚科では吹き出物の治療は保険適用となりますので、お財布的にも優しく綺麗に治すことができます。
市販薬やスキンケア用品を自分で買うよりもお手頃に早く治せる可能性が高いので、なかなか治らない吹き出物は早めに診察を受けましょう。
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