冬にも日焼け止めは必要? 保湿をしながら紫外線ダメージを防ぐのが正解?

更新日: 2023年05月11日

冬にも日焼け止めは必要? 保湿をしながら紫外線ダメージを防ぐのが正解?

日焼け止めは冬でも必要な理由は、冬でも紫外線はなくならないからです。
夏に限らず、冬でも強い紫外線は地上に届いています。乾燥を防いで美白効果を保つ役割をしたり、スキーやスノーボードの冬のレジャーで使ったり、冬でも日焼け止めは大活躍します。

夏と違ってSPFやPAの数値が低いものでOKです。何度も塗り直しをしなくても、帽子と併用することで紫外線対策はしっかりと行うことができます。

日焼け止めが冬でも必要な理由は、紫外線はゼロになることがないからです。
夏よりは弱くなりますが、微量の紫外線を浴び続けることでシワやシミの原因になります。

冬は肌にとって乾燥が大敵です。紫外線は、冬の低い気温に加えてさらに肌を乾燥させてしまうため、必ず日焼け止めを塗りましょう。乾燥を防ぐことは、美白効果を保つことにもつながります

冬のSPFやPAの数値は、夏ほど強くなくても問題ありません。日常生活はSPF10~20・PA++冬のレジャーではPF30以上・PA+++以上の日焼け止めを使うと良いでしょう。

スキーやスノーボードをする場合も日焼け止めは必須です。スキー場は、雪の照り返しで日焼けしやすくなっています。日焼け止めは必ず塗りましょう。

冬は日焼け止めの塗り直し頻度が少なく済みます。夏のように汗で落ちることがないため、塗る手間もほとんどかかりません。

日焼け止めが苦手な方やもっと紫外線対策をしたい方には、帽子を併用することをおすすめします。帽子を併用することで、紫外線を大幅にカットすることができます。

冬でも紫外線は降り注いでいます。乾燥防止や美白効果のためにも、日焼け止めで対策をすることが大切です。冬のレジャーで外に出るときも、雪の照り返しから肌を守るために日焼け止めを塗るようにしましょう。

監修者
清仁美
仁美
コスメ薬機法管理者
コスメ薬機法管理者資格を有するLASELA編集者。大学卒業後、編集プロダクション勤務。アトピー、脂漏性皮膚炎、酒さでひどい肌荒れに悩んだ経験から美容にハマる。調理師免許、ソムリエ資格も所持し、体のなかと外の両方から美しくなることを追求。

※監修者は「海で使う日焼け止めはどういうものを選べば良い?」「海で使う日焼け止めは環境に配慮したものを選ぼう」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事で紹介している日焼け止めうち、ニキビ予防や美白の効能・効果が認められているのは医薬部外品のみです。
※本記事における「シミ」とは「メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ」又は「日やけによるしみ・そばかすを防ぐ」ことをさします。
※本記事における「美白」とはメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐことをさします。

冬の紫外線も強い

カンカン照りになることのない冬でも、紫外線は意外と強いものです。もっとも紫外線量が少ないと言われている12月から2月にかけての期間でも、ピーク時の約40%の紫外線が降り注いでいます

約40%と聞くと少ないと感じる方がいるかもしれませんが、肌に影響を及ぼすのには十分な量です。決して無視していい紫外線量ではありません。

紫外線は夏だけでなく一年を通して降り注いでいるため、毎日の紫外線対策が重要です。

冬の乾燥から肌を守る

冬は空気が乾燥しているため、肌が乾燥しやすくなります。そのようななかで紫外線にあたると、紫外線の影響でさらに乾燥が悪化するので注意が必要です。

冬の乾燥から肌を守るためには、保湿するだけでなく紫外線による影響を受けないようにする必要があります

夏ほど高いSPFやPAの日焼け止めでなくても構いませんので、日焼け止めを毎日塗る習慣をつけましょう。ミルクタイプなど肌に優しく保湿効果の高い日焼け止めが良いでしょう。

美白効果を保つため

紫外線のうちUVBは、肌の表面にダメージを与えてシミやそばかすを作る原因となります。冬に浴びた紫外線もシミやそばかすのもととなるため、美白をしたい方は常に紫外線対策を行わなければなりません。

スキーやスノーボードなどレジャーをしない限り夏のように目立つほど日焼けしてしまうことはありませんが、ダメージは確実に肌へ蓄積しています。数年後の自分がきれいでいられるようになるためにも、必ず紫外線対策を行うようにしましょう。

冬に最適な日焼け止めのSPF・PF値は?

冬は汗をかきづらく、夏よりも紫外線の量が少なくなっています。そのため、むやみにSPFやPAの値が高い日焼け止めを使う必要はありません

買い物や洗濯物を干すなど日常生活を送るだけならSPF10~20、PA++程度で大丈夫です。
スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツを楽しむのならSPF30以上、PA+++以上が目安となります。

スキーやスノーボードなど冬のレジャーを楽しむときにも使用

冬のレジャーは日焼けに要注意です。照り返しにより、思わぬ日焼けをしてしまうことがあります

紫外線は反射する性質があるため、上からだけでなく下からも私たちに影響を及ぼすのです。とくに雪は照り返しが強く、なんと80%もの紫外線が反射することが分かっています

雪焼けしやすいのは、照り返しが非常に強いためです。スキーやスノーボードをするときは日焼け止めを忘れずに。

塗り直しを何度もしない

冬は汗をかくことが少ないため、夏ほど塗り直しをこまめにする必要はありません。服でこすれたり明らかに落ちたなと感じたりした場合は、塗り直しを行いましょう。

ほとんど自宅にいたり短時間だけ出かけたりする場合は3~4時間ごと、スキーやスノーボードなどを楽しむ場合は2~3時間ごとの塗り直しが目安です。

帽子との併用がおすすめ

「肌が重たくなるので日焼け止めが苦手」もしくは「冬でもできるだけ紫外線対策をしたい」という方は、帽子を着用するのがおすすめです。

10cmのつばがある帽子をかぶると、約70%の紫外線をカットできます。帽子には高い紫外線カット効果があるのです。日焼け止めと帽子を併用することで、効果的に紫外線から肌を守れます。