日焼け止めが服についたときの落とし方。クリーニングを使わず自宅で対処する方法

更新日: 2023年05月12日

日焼け止めが服についたときの落とし方。クリーニングを使わず自宅で対処する方法

日焼け止めが洋服についたときは、洗濯用の液体洗剤で落とすことができるので、すぐに対処すればほとんどの場合クリーニングの必要はありません

ただ、ウォータープルーフは少し落ちにくい傾向にあるようなので、付着部分にクレンジングオイルをなじませるか、液体洗剤を揉みこんでから洗濯機で洗いましょう。

黄ばんでしまった場合は食器洗剤や漂白剤を使い、黒い服など濃い色の服についてしまった場合も、液体洗剤を使って落としていきます。

監修者
清仁美
仁美
コスメ薬機法管理者
コスメ薬機法管理者資格を有するLASELA編集者。大学卒業後、編集プロダクション勤務。アトピー、脂漏性皮膚炎、酒さでひどい肌荒れに悩んだ経験から美容にハマる。調理師免許、ソムリエ資格も所持し、体のなかと外の両方から美しくなることを追求。

※監修者は「日焼け止めが服についたときに落とすコツ」「通常の洗濯で落ちる?」「黄ばんでしまった時の落とし方」「黒い服についたときの対処法」「綺麗に落とすにはクリーニングが必要?」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。

日焼け止めが服についたときに簡単に落とすコツ

日焼け止めが服についてしまった時の簡単な対処法について紹介します。日焼け止めが服についてしまったときは、油分を取り除くのがコツ。液体洗剤を使う前にクレンジングオイルをよく揉みこんで日焼け止めを浮かせましょう。先にこのひと手間を加えることで、ほとんどの日焼け止めを落とすことが可能です。

汗の黄ばみや変色がある場合は漂白剤を使いましょう。最後は洗濯機で洗うとスッキリ落とすことができます。

服についてしまった日焼け止めは、汚れてしまった箇所に洗濯用の液体洗剤をつけて優しく揉みこみます。ウォータープルーフの日焼け止めも浮かせて落とすことができます。

強力なウォータープルーフタイプの日焼け止めの場合は、油分で水を弾いているのでクレンジングオイルなど油性のクレンジングで油分をまずは溶かすのがポイント。

その上で洗剤を使用すると効果的です、服に揉みこむときは、力を入れてゴシゴシと洗わないようにしましょう。強く洗うと服の繊維が傷むため、優しく洗うのがポイントです。

手揉みで日焼け止めを落としたら、洗濯機に入れていつも通り洗います。黄ばみが気になる場合は、漂白剤を使ってから洗濯機で洗いましょう。

日焼け止めが服についたときは、洗濯用の液体洗剤をつけてよく揉んでから洗濯機で落とします。また、クレンジングオイルを併用すればウォータープルーフも浮かせて落とすことができます。黄ばみは漂白剤を使って最後に洗濯機で仕上げましょう。

ステップ1:汚れた箇所に洗剤を塗る

日焼け止めがついた服をそのまま洗濯機に入れても落ちません。ウォータープルーフのものが多いため、水を弾いてしまうのです。そのため、まずは水を弾かなくするために洗濯用の液体洗剤を使います

もし手元に液体洗剤がない場合は、メイクを落とすときに使うクレンジングオイルでも問題ありません。日焼け止めがついた部分に洗剤もしくはクレンジングオイルをしっかり染み込ませてください。

ステップ2:揉んで汚れを落とす

服についた日焼け止めは、洗濯用の液体洗剤を染み込ませたら、よく揉んで汚れを落とします。強くこすると繊維を痛めてしまうので、優しく揉むことが大切です。

リネンやレーヨン、薄手のコットンなどの素材でできた衣類は擦れに弱いため、揉むのではなく当て布をしてトントンと叩くようにすると繊維を痛めることがありません。

ステップ3:洗濯機で洗う

洗濯用の液体洗剤を使って日焼け止めが水に馴染みやすい状態にしたら、洗濯機で洗いましょう

洗濯機に入れる前にすすぐ必要はありません。洗剤がついたままの状態で洗って大丈夫です。水を弾く力が洗剤によって失われているため、洗濯機で洗うことで日焼け止めがきれいに落ちてくれます。

ステップ4:漂白剤で落とす

服に日焼け止めがついた部分が汗と交わって黄ばんでしまうこともあるでしょう

そのようなときは漂白剤を使うのもおすすめです。日焼け止めがついた衣類だけを漂白剤につけ置きするとしっかり落とせます。

ただし、塩素系の漂白剤を使うと、日焼け止めの成分と反応してピンク色に変色することがあるので注意してください。できれば酸素系の漂白剤を使いましょう。

通常の洗濯で落ちる?

日焼け止めがついた服をそのまま洗濯しても、きれいに落ちることはまずありません。多くの日焼け止めはウォータープルーフになっているため、洗濯機に入れても水を弾いてしまい汚れが落ちないのです。

そのため、洗濯機に入れる前にまずは洗濯用の液体洗剤を使って水を弾かない状態にする必要があります。

化粧品用のクレンジングオイルでも日焼け止めを落としやすい状態にすることが可能です。洗濯機にそのまま入れて洗濯しても日焼け止めは落ちないばかりかさらに落ちにくい黄ばみになる可能性もあるので注意しましょう。

黄ばんでしまった時の落とし方

日焼け止めがついたまま放置しておくと、黄ばみの原因となります。黄ばんでしまった場合、普通に洗ってもなかなか取れません。このようなときは、衣類を40度ほどのお湯に入れてひたし黄ばみがある部分に食器用の洗剤をつけてください

洗剤をつけた部分を軽く揉み洗いし、お湯で洗剤をすすぎ落とします。その後、いつも通り洗濯機で洗えば黄ばみが取れるはずです。それでも取れない場合は、漂白剤を使ってみてください。

黒い服についたときの対処法

日焼け止めが黒い服についたときも、ほかの服と同様にまずは洗濯用の液体洗剤を使って揉み洗いしましょう

多くの場合はこれで日焼け止めが浮いてくるはずです。液体洗剤がない場合は、クレンジングオイルを使っても構いません。

とにかく、日焼け止めを浮かせて水に馴染みやすい状態にする必要があります。

日焼け止めが衣類についたまま長いこと放置しておくと、成分が繊維の奥まで染み込んで取れづらくなるので注意しましょう。

黒い服は汚れが目立ちやすいので、なるべく早めに洗うようにしてください。

綺麗に落とすにはクリーニングが必要?

服に日焼け止めがついた場合、ほとんどの場合にはクリーニングに出す必要はありません。自宅でも正しい対処法を行えば日焼け止めはしっかり落とすことができます。

もちろん、クリーニングできれいにしてもらうこともできますが、お金がかかるのでできれば自分で落とすようにしたほうが良いでしょう。

洗濯用の液体洗剤クレンジングオイルなどを使えば日焼け止めが浮いて落ちやすくなります。その後、普通に洗濯機に入れればほとんどのケースで日焼け止めはきれいに落ちるので心配はいりません。