去年の日焼け止めって使える? 開封・未開封の使用期限から保管方法まで解説

更新日: 2023年05月12日

去年の日焼け止めって使える? 開封・未開封の使用期限から保管方法まで解説

日焼け止めの使用期限は、目安として未開封3年開封後1年といわれています。メーカーごとに期限が異なることがあるので、購入後は期限を確認するようにしましょう

保管場所が悪い場合は劣化が進んだり、無添加の日焼け止めは、一般のものより使用期限が早い場合があります。肌トラブルを避けるためにも、必ず使用期限を守って使用することが大切です。

日焼け止めの使用期限は、未開封と開封後で期限が異なります
未開封の場合は製造から3年が使用期限ですが、開封後は極力そのシーズンで使い切るようにしましょう。
開封後は劣化が進むため、なるべく早く使い切るようにしてください。

使用期限はパッケージに記載されていることがほとんどです。使用期限が切れている日焼け止めを使うと、劣化が原因で肌荒れを起こす場合があります。

開封してからら1年以上経った日焼け止めは使わずに処分しましょう。
去年の日焼け止めが残っている場合、つい使いたくなりがちです。

しかし、開封から1年経過していたら処分して、新しい日焼け止めを購入しましょう。日焼け止めは、ワンシーズンで使い切るのを推奨しています。

日焼け止めは、高温多湿を避けて涼しい場所に保管することで劣化を防ぎます。高温多湿で直射日光に当たると、劣化が進んで肌トラブルを起こす原因になるので注意が必要です。

日焼け止めには、無添加タイプのものが販売されています。
無添加の日焼け止めは防腐剤が入っていないことがあるため、未開封でも使用期限は3年でない場合があります。開封後も、1年ではなく6ヵ月といわれてます。きちんと注意書きを確認しましょう。

日焼け止めには、使用期限があります。未開封3年開封後1年といわれていますが、開封後はなるべくワンシーズンで使い切るのがベストです。

開封してから1年経った日焼け止めは、劣化で肌荒れの原因になります。必ず処分して新しい日焼け止めを購入しましょう。

監修者
清仁美
仁美
コスメ薬機法管理者
コスメ薬機法管理者資格を有するLASELA編集者。大学卒業後、編集プロダクション勤務。アトピー、脂漏性皮膚炎、酒さでひどい肌荒れに悩んだ経験から美容にハマる。調理師免許、ソムリエ資格も所持し、体のなかと外の両方から美しくなることを追求。

※監修者は「未開封の日焼け止めの使用期限」「開封後は期限が変わるので注意が必要」「日焼け止めの使用期限はどこに記載してある?」「日焼け止めの使用期限を守らないと肌に悪い?」「去年の日焼け止めは使っても大丈夫?」「保管方法や場所にも注意」「無添加の場合は使用期限が一般のものと変わる可能性があるので注意」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事で紹介している日焼け止めうち、ニキビ予防や美白の効能・効果が認められているのは医薬部外品のみです。
※本記事における「シミ」とは「メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ」又は「日やけによるしみ・そばかすを防ぐ」ことをさします。
※本記事における「くすみ」とは汚れや古い角質によるくすみのことをさします。
※本記事でいう「美白」とはメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐことをさします。

未開封の日焼け止めの使用期限

未開封の場合は、製造日より3年が使用期限の目安となります。これは日焼け止めだけでなく化粧水や乳液、医薬品などにも共通することです。

製造日から3年以上が経過した日焼け止めは成分が劣化していたり別の成分に変性していたりことがあるので使用は避けましょう。

また、使用期限内であっても、高温多湿の場所や車内など温度変化の激しい場所など、保管状況が悪いと成分の劣化を招く恐れがあります。使用期限は一つの目安です。なるべく早く使い切りましょう。

開封後は期限が変わるので注意が必要

開封後は使用期限が約1年と短くなります。未開封の時と違って使用期限がかなり短くなるので注意しましょう

1年以上経っても見た目に変化はないかもしれませんが、必ず破棄するようにしてください。

使用期限内に使い切るためには、まず1年で使い切れるサイズのものを購入することが大切です。
大容量でお得なものも販売されていますが、期限切れとなってしまっては意味がありません。

日焼け止めの使用期限はどこに記載してある?

日焼け止めの使用期限は、パッケージに記載されていることがほとんどです。容器の裏に書かれていることもあるでしょう。

しかし、すべての商品で使用期限が記載されているわけではありません。なかには製造日しか記載がないものもあります。スラッシュ記号と数字が羅列して記載されている場合、ほとんどの場合はそれが使用期限です。

海外製の日焼け止めを使用する場合などはしっかりチェクしましょう。

日焼け止めの使用期限を守らないと肌に悪い?

使用期限が切れた日焼け止めは肌に悪い影響をもたらす恐れがあります。防腐剤の効果が切れており、雑菌が繁殖していたり成分が劣化したりしている可能性があるためです。見た目には変化がなくてもこういった変化が起きていることがあるので、無理に使用すると肌荒れの原因になることも。絶対に使用期限が切れたものは使用しないようにしましょう。

去年の日焼け止めは使っても大丈夫?

開封から1年以内のもの、かつ使用期限が切れていないものなら去年の日焼け止めでも使用して問題ありません。開封から1年以上経っていたり、使用期限が切れたりしている場合は使わないようにしてください。

日焼け止めはワンシーズンのうちに使い切るのが基本だと思っておくと良いでしょう。なお、色や香りが変わっているなど明らかに中身が変性している場合は使用を避けてください。

保管方法や場所にも注意

日焼け止めの劣化をできるだけ防ぐためには、温度変化が少なく直射日光が当たらない場所で保管するのが一番です。コスメを収納している棚の中やポーチなどが良いでしょう。温度のほか、湿気が少ない場所で保管することも大切です。直射日光が当たったり湿気が多かったりする場所で保管を続けていると、使用期限内であっても劣化が進むことがあるので注意してください。

無添加の場合は使用期限が一般のものと変わる可能性があるので注意

日焼け止めの種類によっては、無添加のものがあります。防腐剤の量が少なかったり入っていなかったりするものは、肌に優しいですがその分品質を長期間キープするのが難しいという面があります。未開封であっても3年もたないことがあるので注意しましょう。一般的に無添加の日焼け止めは、未開封で1年、開封後は6か月が使用期限だと言われています。詳しくは、パッケージに使用期限が記載されているのでそちらを確認するようにしてください。