美容オイルの種類を徹底解説! あなたにピッタリのオイルは?

更新日: 2023年04月19日

美容オイルの種類を徹底解説! あなたにピッタリのオイルは?

美容オイルには、その原料や組み合わせで、様々な種類があり髪、顔、ボディなどそれぞれ部位が指定されていることもあります。

人気ブランドも多く、ドラッグストアでも販売されているほど種類豊富な美容オイルですが、含まれる成分によって期待できる効果が変わります。

年代別におすすめの美容オイルの種類は異なるため、肌状態に合った美容オイルを見つけましょう。

美容オイルの種類としては大きく「原料」「使用目的」「使用部位」でわけられます。髪用、体用のものも多く販売されていますが、その保湿力を活かした顔用のオイルがもっとも多く揃っています。

配合されている原料によって特性が異なるので、自分の求める効果を持った成分が含まれているかどうかを確認するのが良いでしょう。

美容オイルの人気ブランドとしては、天然ヒト型セラミドを配合したピュアセラの美容オイルや、イモーテルエッセンシャルオイルを配合したロクシタンの美容オイルなど様々な種類があります。

現在ドラッグストアでも世界中から愛されているバイオイルのような美容オイルも販売されており、メルヴィータのようなエコサート認証を得た100%ナチュラルを実現したオーガニック美容オイルもあります。

また40代や50代、60代と年代によって異なる肌状態を理解することも大切です。60代になると敏感肌になりやすいため刺激が少ない美容オイルを選ぶなど、各年代に最適な美容オイルを選ぶことで肌悩みを解消しましょう。

美容オイルは原料によってその成分、性質が異なるので原料をベースに種類を理解することで、自身の肌状態や悩みにピッタリのオイルを選ぶことができます。

現在ドラッグストアでも販売されている種類が豊富な美容オイルですが、それぞれ自分が求めるオイルなのかしっかりと見極めましょう。

監修者
清仁美
仁美
コスメ薬機法管理者
コスメ薬機法管理者資格を有するLASELA編集者。大学卒業後、編集プロダクション勤務。アトピー、脂漏性皮膚炎、酒さでひどい肌荒れに悩んだ経験から美容にハマる。調理師免許、ソムリエ資格も所持し、体のなかと外の両方から美しくなることを追求。

※監修者は「ピュアセラの美容オイル」「ロクシタンの美容オイル」「ドラッグストアで販売されている美容オイル」「オーガニックの美容オイル」「年代別におすすめな美容オイルの種類」について監修をおこなっています。ランキングに掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミを集計・ランキング付けしたものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事でいう「エイジングケア」とは年齢に応じたケアのことをさします。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。
※本記事でいう「美白」とは、一般化粧品では「日やけによるしみ・そばかすを防ぐ」、薬用化粧品では「メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ」ことをさします。

ピュアセラの美容オイル

ピュアセラの美容オイルは、さまざまな口コミサイトで30代以降のエイジングサインが気になる女性たちから高評価のアイテム。

ホホバオイル、アルガンオイル、マカダミアナッツオイルの3種類のオーガニックオイルに、加齢によって減少しやすい「天然ヒト型セラミド」を配合し、細胞間脂質の一種であるセラミドが肌の表面で水分をキープして乾燥を防いでくれます。

また敏感肌の人にも使用できる低刺激性処方にこだわり、季節の変わり目などにより揺らぎやすい肌にも対応しています。

ピュアセラの美容オイルに配合されているマカデミアナッツオイルは、消えるオイルとも呼ばれる浸透性の高いオイルで肌に馴染みやすくさっぱりとした使用感。メイク前でも使いやすい点も魅力です。

ロクシタンの美容オイル

ロクシタンのロングセラー美容オイル「イモーテル ディヴァイン インテンシヴオイル」が2023年の1月にリニューアル。従来品よりさらにパワーアップして発売されています。

ロクシタンが20年間研究を続けるイモーテルから、わずかに採れるイモーテルエッセンシャルオイルを配合。

他にも様々な厳選された植物のエッセンシャルオイルを配合することで、肌にハリとツヤを与えてくれる、乾燥ダメージから肌を守ると同時に新たに配合されたアルガンオイルが皮脂膜と馴染みやすくしてその後の化粧水の浸透力もアップさせます。

ドラッグストアで販売されている美容オイル

ドラッグストアで発売されている美容オイルは、質がよく使いやすいものが多く揃います。ドラッグストアで購入できるなかで人気の美容オイルを挙げると、「バイオイル」「アルジェラン」「クナイプ」などがあります。

「バイオイル」は人気セレブの愛用者も多いことで有名で、キズ跡やニキビ跡、妊娠線の保湿ケアなど全身に使える美容オイルです。

整肌成分としてビタミンAとE、保湿成分としてラベンダーオイルやローズマリーオイル、カモミールオイル、トウキンセンカエキスが配合されています。

「アルジェラン」はマツモトキヨシのオリジナルブランドで、セラミド、ビタミンEが豊富なカラスムギ穀粒油や天然由来原料100%、パッションフルーツオイルを使用。

オーガニック原料を37%以上配合した製品で、お値段もプチプラなことから人気があります。

「クナイプ」は入浴剤が有名ですが、20mlで500円前後から買えるお試ししやすいマルチオイルも出ており、顔にもボディにも使え、持ち歩きしやすいサイズなのも便利です。

オーガニックの美容オイル

厳選された原料を使って製造されるオーガニックの美容オイルとそうではないオイルの違いは、原料にあります。

オーガニックの美容オイルは、農薬、合成香料や化学物質が含まれていません。そのため、肌や環境への負担が少ないとされています。

オーガニックかどうかの定義に明確な基準があり、その認証に厳しいイギリス、アメリカ、オーストラリアなどのブランドが多いのも特徴です。

人気ブランドとしては「メルヴィータ」「ジュリーク」「ニールズヤード・レメディーズ」「アヴェダ」などがあります。

年代別におすすめな美容オイルの種類

年代別におすすめの美容オイルは種類が異なります。

40代が保湿ケアを中心に美容オイルを選び、50代や60代では複合的な肌悩みにアプローチできる美容オイルがおすすめです。

また60代になると敏感肌になりやすいため、肌馴染みが良く刺激の少ない美容オイルを選びましょう。

年代によって抱える肌悩みは異なるため、美容オイルを使用する上でおすすめの種類は異なります。

まず40代は皮脂の分泌量が減り始め乾燥が気になりだす年代のため、ホホバオイルやスクワランといった保湿ケアを重視したオイルを使用すると良いでしょう。

50代になるとシミやたるみなどの複合的な肌悩みが増えるため、アルガンオイルなどエイジングケア効果やスイートアーモンドオイルのように美白効果が得られる美容オイルがおすすめです。

一方60代となると複合的な肌悩みに加え、肌荒れしやすいデリケートな敏感肌になりがちです。

そのため硬くなった肌を柔らかくしてくれる肌馴染みの良いスクワランなど、肌への刺激が少ない美容オイルで肌をしっかりと保護する必要があります。

美容オイルに種類があるように、肌状態も年代別で様々です。やみくもに美容オイルを使用するのではなく年代別でおすすめの美容オイルを使用することで、肌悩み解消に繋がります。

自分や年代別の肌状態を理解することも大切です。

40代におすすめの美容オイル

40代は女性ホルモンの減少と同時に、皮脂の分泌量も減って乾燥が気になりやすい年代です。そのため40代は保湿メインで美容オイルを選ぶと良いでしょう。

乾燥が気になる場合は主成分がヒトの皮脂に似ているホホバオイルや、ヒトの皮脂にも存在しているスクワランをベースにしたものがおすすめです。

ホホバオイルをベースに、他の植物オイルが数種類ブレンドされた美容オイルもあり肌を柔らかくして保湿成分の浸透力を高めてくれます。

また小じわなどエイジングケアであれば、アルガンオイルやウチワサボテンオイルのようなリノール酸やビタミンEを豊富に含む美容オイルも注目です。

50代におすすめの美容オイル

50代になるとシミやたるみ、シワ、くすみといった肌悩みが多く挙げられます。そんな複合的な悩みには、エイジングケアや美白に対応した成分が含まれた美容オイルがおすすめ。

エイジングケアには、アルガンオイルやウチワサボテンオイル、ローズヒップオイルのようにリノール酸やビタミンEを豊富に含む美容オイルを。

また、シミなどが気になるならメラニンのもととなる活性酵素を抑制する効果の高いとされるスイートアーモンドオイルやユズシードオイルに注目して美容オイルを選ぶと良いでしょう。

保湿ケアとともに、悩みに直接アプローチできる美容オイルがおすすめです。

60代におすすめの美容オイル

60代は皮脂の分泌量が減少するため、赤みやかゆみなど肌荒れが起きやすい敏感肌になりやすい時期です。さらにターンオーバーの周期が長くなることでシミやくすみ、肌硬化に繋がります。

肌内部のコラーゲンやエラスチンの生成が減りシワやたるみも気になり複合的なアプローチが必要です。

そこで注目したいのは、敏感肌を外的刺激から守り再生を促すサフランエキス配合の美容オイルや、肌馴染みが良く刺激を与えることがないスクワランの美容オイルがおすすめです。

美容オイルで肌を柔らかくして、その後のスキンケアの浸透を促しましょう。

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