ページ更新日:2023年1月4日
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※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。
※「ノンコメドジェニックテスト済み」はすべての人にニキビが発生しないということではありません。
※「アレルギーテスト済み」はすべての人にアレルギーが起きないということではありません。
※「パッチテスト済み」はすべての人に皮膚刺激が発生しないということではありません。
※「スティンギングテスト済み」はすべての人に皮膚トラブルがおこらないということではありません。
※本記事でいう「美白」とはメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐことをさします。
※本記事でいう「エイジングケア」とは年齢に応じたケアのことをさします。
40代になったら、それまで使っていたパックの見直しどき。
乾燥肌をうるおたい、肌を引き締めたい、ニキビ肌を鎮静したい……など、さまざまな肌悩みに応えた種類が出ているフェイスパック。しかし、たくさん商品がありすぎてどれを選んで良いかわからない。毎日パックしたいが、刺激の強い商品を選んで肌の状態を悪化させたくない。そんな人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は
・フェイスパックの種類
・フェイスパックの使い方
・自分に合ったフェイスパックの選び方
を解説しつつ、エイジングケアや美白、毛穴など40代の肌悩みを持っていた人がいくつかの美容商品の利用をへて「最後の商品」だと感じたおすすめのフェイスパックを紹介します。
フェイスパックには、たっぷりの潤いと美容成分を肌に効率よく浸透させる効果があります。
シートマスクから洗い流すものまで、さまざまなフェイスパックがありますが、どれも即効性が高く、使い方も簡単なので忙しい40代が「手軽に肌の調子を整えたいとき」におすすめしたい美容アイテムです。
肌に栄養を行き渡らせたいからとフェイスパックを過度に使用することで、肌荒れの原因になることも。ここではありがちなフェイスパックのNG習慣と使い方の注意点を見ていきましょう。
「ツヤ肌と保湿には毎日フェイスパックがいい!」という美意識高め女子は特に注意です。フェイスパックは大きく分けると、「汚れを落とすオフ系」と「うるおいを与える保湿系」フェイスパックがあります。
オフ系と保湿系の両方のフェイスパックと毎日使用したら、すべすべ&つやつや肌になりそうなイメージですが、これはNGです! フェイスパックの毎日の使用は肌負担が多く、刺激になりやすいのです。
特にオフ系フェイスパックの過度な使用は、肌の必要な角質までとりのぞいてしまうことも。フェイスパックの種類によって、使用頻度は変える必要があります。
また「しっかり肌に浸透させるために、水分がなくなるまでのせる」という方もNGです。
特にシートマスクはマスクが乾くと、逆に肌の水分を吸い取られてしまうので注意しましょう。長くフェイスパックをつけるほど効果を実感できるというわけではありません。
フェイスパックは含まれている成分によって、美白や保湿、エイジングなど期待できる効果が変わってきます。まずは「どのような肌になりたいのか」を明確に。フェイスパックを使おうとおもったきっかけ・動機から、商品を絞り込んでいきましょう。
「化粧水や乳液をつけても乾燥する」「時間がたつと肌がパサパサになる」というお悩みの方はいませんか? そういう方は通常のスキンケアだと肌に入れた水分が蒸発してしまいがちなので、肌にしっかり密着するフェイスパックがおすすめです。
フェイスパックは数分~10分程度肌の上にのせ、保湿成分や美容成分がゆっくりと角質層をうるおいで満たすのでしっとりうるおう肌を目指せます。
乾燥肌の方が「フェイスフェイスパックを購入するときのポイント」を下記にまとめたので、チェックしてくださいね。
フェイスパックのタイプ | 肌への刺激 |
---|---|
シートタイプ | ◎ |
ふきとりタイプ | △ |
洗い流すタイプ | ◯ |
剥がすタイプ | △ |
肌負担軽めなら「シートタイプ」や「洗い流すタイプ」がおすすめ。保湿系はシートタイプが多く、オフ系なら拭き取りや剥がすタイプが多い。洗い流すタイプは、保湿系とオフ系のどちらもあるのでよく商品をチェックして選んでくださいね。
また忙しい方なら肌にのせるだけで手間いらずの「オールインワン」タイプなどもあるので、ぜひ試してみてください。
乾燥肌の方、美白ケアをしたい方、ニキビケアしたい方も、まずは保湿することが美肌ケアの基本。なぜなら保湿をすることでバリア機能を維持し、ターンオーバーを整えることが乾燥肌には必要だからです。
肌の乾燥やバリア機能のサポートには以下の成分をチェック。
敏感になりがちな乾燥肌には成分の「何を入れないか」も大切なポイント。
オフ系フェイスパックや拭き取りフェイスパックに配合されている、エタノールやフルーツ酸は、肌刺激や乾燥しやすくなることもあるので避けた方がいいでしょう。
敏感肌で不安な場合はパッチテストをしてからの使用をおすすめします。シートマスクの場合は、中の保湿液を少し取り出し、首などの目立たないところにつけて様子を見ましょう。防腐剤無添加の個包装フェイスパックは、手をいれずスプーンなどで保湿液を出すと菌の繁殖を防げます。
秋冬の乾燥が激しい時期は、パック自体が水分を逃さないタイプを選ぶのが正解。例えば、シートマスクだったらペラペラですぐに水分が蒸発してしまうものよりは、しっかり液が含まれていて肌の上で膜になってくれるタイプの方がパック中に逆に乾燥してしまうリスクを避けられます。
また、乾燥肌さんはパックの適切な使用時間を守ることも大事です。長く付けていたからといって潤うものではないので、長時間付けすぎて逆に肌が乾燥しないように気をつけましょう。市販のフェイスパックは、保湿液や美容液がひたひたになっているものが多いですよね。水分がたっぷりあるとつい長時間置きたくなりますが、指定時間内でご使用ください。角質がふやけると、一時的に刺激を受けやすくなってしまいます。
またオフ系のフェイスパックは、長くつけると肌のうるおいまで奪われがちになります。乾燥肌、敏感肌の方は、指定時間よりも短めがおすすめです。
アルコール(エタノール)が含まれたものを敏感肌の方が使うと、刺激を感じたりすることがあるほか、肌が乾燥してしまうことがあります。
アルコール(エタノール)が使用されているものをできるだけ避けるために、アルコールフリーと表記されているものや、無添加のものを選ぶのがよいでしょう。そのほか、アレルギー・アルコールパッチテスト済みかをチェックするのもおすすめです。
敏感肌の方に起こるさまざまな肌トラブルを沈静化してくれる成分は下記のようなものがあります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
①ツボクサエキス
セリ科の植物「ツボクサ」から抽出されたエキスで、ツボクサエキスが配合されたコスメはCICAコスメとして韓国や日本でも人気です。
肌の炎症を鎮静したり抑制する効果、美白効果、肌の保水力を高めてハリを与える効果などが期待できます。乾燥や季節の変わり目で肌がゆらいだり敏感になりやすい方や、ニキビができやすい方におすすめです。
②アラントイン
炎症を鎮めたり、肌の修復を促進する作用がある成分。植物などから抽出されることが多いですが、カタツムリ粘膜の中にも含まれています。カタツムリの傷がすぐに回復することから注目が集まり、韓国コスメではクリームなどに使用されることも。
バリア機能が低下してダメージを受けやすい敏感肌を健康に保ってくれます。また、傷ついた肌の組織を修復してくれるので、肌荒れ、乾燥、しもやけ、あかぎれなどのトラブルの改善も期待できます。
③グリチルリチン酸ジカリウム
植物の甘草(カンゾウ)の根から抽出される成分を水に溶けやすく加工したもの。抗炎症作用があるため、肌荒れを防いでくれて、肌をケアしやすく整えてくれます。
肌荒れしやすい方をはじめ、ひびやあかぎれが起きやすい方に効果が期待でき、肌のバリア機能が低下しやすい敏感肌の方には特におすすめです。グリチルリチン酸ジカリウムが配合されたスキンケアコスメを使用することで、肌のバリア機能が整い、外部刺激に負けない肌を目指せます。
薬用のパックは厚生労働省が認可した有効成分を含有し、「医薬部外品」に指定され、しみやそばかす、肌荒れ、しわ改善などの効果が認められている商品になります。
一方で普通のパックは上記の有効成分が入っていないか、入っていても含有量が少なく「化粧品」に分類されます。肌トラブルのケアを期待し、比較的高価なパックを購入する余裕があれば薬用パックを購入するのもおすすめです。
鼻の黒ずみや角栓、角質を取ってくれる「毛穴パック」。加齢とともに、毛穴の開き、たるみのエイジングサインが気になっていくもの。40代にとって毛穴パックは、若見えのためにうまく使いこなしたい存在です。
一方で「毛穴パックは良くない」「毛穴が広がる」といった口コミも多く、使って大丈夫なのか不安な方もいるのではないでしょうか?
目に見える効果で絶大的な人気を誇る毛穴パック。主に3つの種類があるので見ていきましょう。
貼るタイプ
「毛穴パック」として、広く知られているのがこの「シートタイプ」。粘着性のある毛穴パックを貼って剥がすことで、毛穴の角栓や汚れを取り除いてくれます。毛穴パックを貼りたい部分をまんべんなく濡らし、空気が入らないようにパックを密着。パックが乾いたらゆっくり剥がします。鼻だけでなく顎や眉間など立体的なパーツに貼るタイプのものもあります。
クリームを塗って剥がすタイプ
専用のクリームを塗って剥がすタイプの毛穴パックは、毛穴の黒ずみをケアするだけじゃなく、同時に肌に美容効果を与えたいときにおすすめです。肌に与える効果は毛穴パックによって異なり、エイジングケアなど自分の肌悩みに合わせて選ぶと良いでしょう。
クリームを塗って洗い流すタイプ
クリームを塗って、しばらくして洗い流すタイプのパックです。美容成分が含まれており、肌トラブルにアプローチしながら毛穴汚れを取り除くことが可能です。シートパックのように黒ずみが取れた実感は得にくいものの、皮脂を吸着する効果を感じやすく、洗いあがり後の肌がサラサラになりやすい特徴があります。
角栓や黒ずみなどの毛穴悩みは、毛穴のお掃除から始めるのが鉄則です。以前は鼻に貼って剥がすタイプもたくさんありましたが、現在は汚れを吸着して落とすパックも多く見られます。
毛穴の黒ずみを吸着する成分や毛穴汚れを目立たなくさせる成分、肌荒れを鎮静させて黒ずみ毛穴の原因となる角栓の炎症を防ぐ成分など、毛穴の黒ずみをケアしてくれる成分をまずは見ていきましょう。
最近主流なのは、クレイ(泥)や竹炭などを配合した洗い流すパックです。クレイも竹炭も毛穴の汚れを吸着する働きがあります。
2022年には「ソフィーナip ポア クリアリング ジェル ウォッシュ」や「ファンケル 泥ジェル洗顔」「ONE BY KOSE ダブル ブラック ウォッシャー」などクレイや竹炭配合の人気商品が発売されました。
また毛穴の過剰な皮脂を抑えるビタミンC誘導体配合のパックもおすすめ。毛穴に黒ずみができる原因は、皮膚や古い角質が詰まって角栓になるからですが、それをケアしてくれるのがビタミンC誘導体。ビタミンC誘導体配合のパックはシートタイプが多く「メラノCC 集中対策 マスク」「クリアターン ホワイトマスク」などがあります。
肌のダメージが大きい
毛穴パックは、毛穴に入り込んだ角栓を吸着させる仕組みのため肌への負担が大きくなっています。毎日のように毛穴パックをすると、肌トラブルが起きてしまうこともありますので使用頻度はしっかり守りましょう
深い毛穴の角栓は取りにくい
毛穴パックは確かに優秀ですが何でもかんでも汚れを取れるわけではありません。毛穴のあまりにも深いところにある角栓は毛穴パックでも取り除くのは難しい。こういった角栓は日々の洗顔でケアしていくしかないことを覚えておきましょう。
気になるニキビやニキビ跡には、フェイスパックでの集中ケアがおすすめです。
ただし、できてしまったニキビをフェイスパックで改善させるというのは、正直なところ難しいかもしれませんが、成分によっては、ニキビ予防や肌荒れの鎮静に効果が期待できます。ニキビやニキビ跡のお悩みに、ぴったりのフェイスパックを探してくださいね。
フェイスパックでニキビやニキビ跡ケアをするには、有効な成分が入っているかどうかに注目しましょう。
赤みのあるニキビや肌荒れには抗炎症成分や、殺菌成分が配合されたパックがおすすめです。有効成分がニキビ肌を鎮静させて、美肌へ導いてくれます。
抗炎症
・グリチル酸ジカリウム
・ツボクサエキス
・アラントイン
殺菌成分
・イソプロピルメチルフェノール
茶色く色素沈着してしまったニキビ跡には、メラニンの生成を抑えたりターンオーバーを促したりする美白を目指せる成分や、肌のハリを与える成分がおすすめ。
色素沈着に有効な成分
・ビタミンC(誘導体)
・プラセンタ
・ハイドロキノン
・コラーゲン
・アルブチンなど
もちろん他にもニキビやニキビ跡に効果的な薬用成分もあります。パッケージに「ニキビ予防」など記載のあるフェイスパックは、どのような有効成分が入っているのかチェックしましょう。
できてしまったニキビには、まずは薬での治療がおすすめ。フェイスパックはニキビ予防や肌荒れの鎮静に効果はあるものの、できてしまったニキビの治療を目的とした商品として作られていません。
できてしまったニキビの上からパックをすることは問題ないものの、肌が敏感になっているときはフェイスパックの成分が肌に会わず悪化してしまう場合もあります。そのような場合は、フェイスパックの使用を中止して皮膚科で診察しましょう。
すでにニキビができている場合は、フェイスパックの成分が強すぎて悪化してしまうことも。肌が敏感になっている場合はフェイスパックの使用を避けましょう。
どうしても使用したい場合は、ニキビのできている場所を避けたり、短時間で使用したりなどして肌に異常がないかどうか確認しながら使用しましょう。また、できるだけシンプルな成分で保湿をメインとしたフェイスパックなどもおすすめです。
フェイスパックに含まれる成分を確かめて「解決したい美白ケア」に合った商品を選びましょう。
シミや肌のそばかすが気になる人は「ビタミンC誘導体」や「トラネキサム酸」「アルプチン」などを有効成分として配合した、医薬部外品の美白パックがおすすめ。
紫外線を過剰に浴びるとメラニンが生成され、シミやそばかすの元になります。ビタミンC誘導体やトラネキサム酸、アルプチンは、このメラニンの生成を抑えることで、シミやそばかすを防いでくれます。
紫外線を浴びた後は、美白有効成分である「トラネキサム酸」「コウジ酸」「アルブチン」を含んだフェイスパックを選びましょう。
また、同時に肌の保湿作用のある「プラセンタエキス」「ナイアシンアミド」などの成分が含まれていると心強いです。
肌は紫外線を浴びると、シミやくすみの原因となる「メラニンの生成」や、外的刺激から肌を守るために角質を溜め込む「角質肥厚」、肌表面の炎症による「乾燥・バリア機能の低下」など、ニキビ発生にもつながるさまざまなトラブルを引き起こします。
特に紫外線を繰り返し長時間浴びている場合は、肌環境の乱れを整える成分に注目して商品を選びましょう。
商品・主な成分 | どんな美白の悩みを解決したか? |
---|---|
【商品名】ルルルンピュア 白(クリア) 【成分】ADS キュアベリー、グリセリン、BG | ・くすみを解決 ・産後の顔のくすみ ・口コミをチェック |
【商品名】ソーダスパフォーム ソーダスパフォームプレミアム10000 【成分】グリセリン、ジグリセリン、BG | ・くすみを解決 ・仕事のストレスで顔全体がくすむ ・口コミをチェック |
【商品名】ルオキ ノルディック氷河水スリーピングパック【成分】セラミド、ナイアシンアミド、ヒアルロン酸 | ・くすみを解決 ・産後ホルモンバランスの影響でくすみを感じた ・口コミをチェック |
【商品名】ドモホルンリンクル しっとりフェイスマスク 肌養生 【成分】グリセリン、BG、ヒアルロン酸 | ・シミを解決 ・公園通いでできた左頬のシミ ・口コミをチェック |
【商品名】透明白肌 薬用ホワイトパックN 【成分】トラネキサム酸、グリチルリチン酸2K、豆乳発酵液 | ・シミを解決 ・日焼けによりできた頬の薄いシミ ・口コミをチェック |
【商品名】エニシーグローパック フェイシャル炭酸ジェルパック 【成分】グルコノラクトン、BG、グリセリン | ・シミを解決 ・不規則な生活と年齢肌で気になるシミやしわ ・口コミをチェック |
【商品名】サボリーノ 薬用 ひたっとマスク BR 【成分】トラネキサム酸、グリセリン、グリチルリチン酸ジカリウム | ・日焼けを解決 ・山に行った日焼けがシミになってしまった ・口コミをチェック |
【商品名】毛穴撫子 お米のマスク 【成分】グリセリン、PG、ライスセラム | ・日焼けを解決 ・肌のトーンアップだけじゃなく化粧ノリの良さを実感 ・口コミをチェック |
【商品名】ホワイトラベル 贅沢プラセンタのもっちり白肌パック 【成分】BG、グリセリン、トレハロース | ・日焼けを解決 ・塗りやすいクリームで30秒後に流すだけで効果を実感 ・口コミをチェック |
【商品名】サボリーノ オトナプラス 夜用チャージフルマスク 【成分】グリセリン、イソペンチルジオール、ジグリセリン | ・毛穴の黒ずみを解決 ・鼻と鼻周りの毛穴の黒ずみがケアされ肌がワントーン明るくなった ・口コミをチェック |
40代後半になってくると、プレ更年期で体質や肌悩みが変わっていく方も多いです。ここでは、エイジングケアに対応してくれるパックが気になってくるもの。エイジングケアパックの選び方を解説していきます。
肌にハリを求めているときは、「ペプチド」「ユビキノン」「アスタキサンチン」「植物エキス類」などの成分を含んだ、エイジングケアに特化しているフェイスパックを選びましょう。
「普段使いできるものがほしい」「特別なケアがしたい」など、用途別に選ぶのもおすすめです。
たとえば、普段使いには手を出しやすい価格で大容量のものがおすすめです。
「ルルルン」「コーセー」「クオリティファースト」などのブランドは、毎日使える大容量でコスパが高いボックスタイプのシートマスクを販売しています。ボックスタイプは大容量でもしっかりと保湿効果が期待できたり、エイジングをサポートする成分が配合されていたりと、40代の肌ケアにもぴったりです。
ハリ不足が気になる場合、肌奥深くの潤いが不足している可能性があります。肌のうるおいは加齢とともに失われやすくなるため、食事も含めて内側と外側から補給してあげることが大切です。
40代後半に嬉しいプチプラパックも登場
「ルルルン」から「オーバー45」という45歳以上の年齢肌向けのパックも登場。
この「オーバー45」は成分の効果的な“届け方”に着目。植物種子と海藻から生まれた天然由来の美肌フィルム成分・ガラクトエキス、不老の果実と言われるナツメ果実エキスがハリとツヤを。整肌成分のアルプスローズエキス、ゆらぎ肌に寄り添ってくれる黄杞葉エキスなどが年齢肌にもぴたっと密着し、肌の上に“セカンドスキンを形成。うるおいが逃げにくい肌に保ち、内側からパンッと弾むような肌へ導きます。
低刺激性、アルコール無配合。朝晩、毎日でも使えるタイプ。化粧水代わりにも使えるので、忙しいアラフィフ世代の女性にもおすすめのパックです。
子育てや仕事に忙しい40代。化粧水、乳液、美容液、クリーム……と手間の多いスキンケア作業に時間がとれない日は、オールインワンのフェイスパックでカバーしましょう。
オールインワンには賛否両論ありますが、何もしないよりは肌をいたわるアイテムを取り入れる方がベターです。
ただ、肌質によってはオールインワンのフェイスパックだけでは、保湿が足りないこともあります。商品ごとにオールインワンに含まれる成分も役割も異なるので、肌の状態に合わせてうまく使いわけてください。
花粉やストレス、ホルモンバランスの乱れから肌が一時的に崩れることがあります。今まで使ってきたスキンケアで、ピリつきやかゆみが気になりだした時は、フェイスパックに限らず、成分構成がシンプルな商品を選ぶのがおすすめです。
化粧品にはさまざまなテストが実施されています。「アレルギーテスト済み」「スティンギングテスト済み」などの表示ラベルを目印に探すと、肌にやさしいフェイスパックを選びやすくなるでしょう。ただ、すべての人に皮膚刺激が起こらないわけではないので、あくまでも目安程度にとどめておくことが大切です。
効果の合ったアイテムを口コミを元に選ぶこともおすすめ。ここでは、LASELAの美容ログで40代に人気のフェイスマスクを5つ紹介します。
4種類の高濃度ビタミンCを配合したフィット感抜群のシートマスク。
ニキビ跡に効果があるとのことですが、毛穴の開きやシミなどをケアして、肌トーンが明るくなったように感じます。長繊維不織布をシートなので肌触りが良く、肌にピタッと密着してくれます。フリー処方で肌に優しい点も嬉しいです。
乾燥や気温の変化による外部環境から皮膚を守り、肌荒れを防ぐフェイスマスク。ティーツリーエキス、カミツレエキス、ツボクサエキスを配合し、炎症したニキビを優しくケアしてくれました。コットンタイプのシートは肌に吸い付くようにフィットして、美容成分を肌にグングン届けます。
皮膚科学と化粧品を組み合わせた「ダーマコスメティック」専門ブランド「エストラ」のパックです。部分使いができて、顔全体に貼るマスクパックが面倒な時に大活躍しました。
速攻鎮静効果によって、赤みのあるニキビケアにも効果的でした。シカ鎮静成分が肌のバリア機能を回復させるため、手軽に肌のコンディションを整えることができます。
浸透型セラムカプセルが肌に潤いを届けてくれる、大人の肌のメンテナンスにおすすめのパック。保湿・整肌・ハリ・ツヤ成分をバランスよく配合するため、乾燥によるニキビ予防に有効です。
低刺激処方なので、ゆらぎがちな肌やニキビを作りやすい肌の保湿ケアとしてもぴったりだと思います。
100%国産米由来成分配合の国産シートマスク。
4つのライスセラムを配合し、パック後は潤ってキュッと引き締まった肌になりました。厚手のマスクは肌にピタッと密着するので、しっかり保湿されていることを実感できます。
※美容の悩みを解決した人たちがどんな商品を使ってきたかをアンケート調査し、有効だと感じた「最後の商品」を調査しました。
※アンケートの結果をもとに「最後の商品」になったおすすめの美容商品を掲載します。
※調査は美容の悩みを解決できたと感じた方を対象に、WEBアンケートを行い有効回答数は5763名です。
ここでは、フェイスパックの使い方をレクチャーします。フェイスパックを正しく使い、効果をしっかり発揮させましょう。
商品の仕様にもよるものの、基本は化粧水の後にフェイスパックを使用するものがほとんどです。
乾いた肌に使うと肌の角質層へ十分浸透しにくいため、化粧水で保水した後にフェイスパックを使用しましょう。
化粧水とフェイスパックで水分を与えたら、乳液やクリームでしっかり保湿しましょう。保湿をしないと、せっかく与えた潤いが蒸発してしまい肌が乾燥してしまうため、最後に蓋をするイメージです。
フェイスパックを使用する上で、守っておきたいルールや注意点はどんなものがあるでしょうか?自己流でスキンケアをしていたという方はしっかり注意点を見直してくださいね。
パッチテストとは、ヒトの皮膚に対して刺激性がないことを確認するテストのこと。フェイスパックを顔に全部乗せてしまう前にパックを浸していた液体を少しだけ顔につけて異常がないか確認しましょう。
時間を置いても、かゆみや赤みなど炎症の症状が出なければ問題ありません。
フェイスパックは、開けたそのときから、外気に触れることでどんどん酸化していきます。個別包装のものは開けたらすぐ使用しましょう。
40枚入りなど大容量のものも、だいたい1ヶ月ほどで使い切ることが推奨されているため注意が必要です。アイテムごとの使用期限をしっかり確認して使用してください。
フェイスパックは長時間置いたからといって、効果が増すわけではありません。使用時間を超過すると、フェイスパックの水分の蒸発と共に肌に本来必要な水分も蒸発してしまい乾燥する原因に。商品ごとの使用時間を守って、使用時間を過ぎたら絶対にはがしましょう。
入浴後は毛穴が開き、水分を含み肌が柔らかくなっています。フェイスパックの美容成分を角質層に浸透させるタイミングとしては最適。
フェイスパックは、積極的に入浴後のスキンケアに取り入れましょう。
入浴中の使用効果で、毛穴が広がり一見浸透がよくなりそうなイメージですが、こちらはNG!湯船に浸かると汗が出ますよね。せっかく顔につけたフェイスパックの保湿成分が、汗で流れやすくなるため逆に浸透しにくいのです。
入浴中にフェイスパックできるタイプも中にはありますが、保湿系はおすすめできません。
ほとんどのフェイスパックが日本人の顔に合うように作られていますが、微妙にずれてしまうことももちろんあります。
シートの大きさが顔に合わず小さすぎると、フェイスパックが乗らなかった場所が乾燥してしまうため、自身の顔に合うものを選んでください。パックを鼻から乗せるとしっかりフィットするため、上手く貼れないという方は試してみてください。
フェイスパックを使用した際に、肌にかゆみや赤みが出た場合は炎症が起きてしまっている状態です。フェイスパックの成分が、アレルギー反応を起こしたり体調によって過敏に反応してしまったりしたことが原因。
すぐに使用を中止して、様子を見ても治らない場合は皮膚科での受診をおすすめします。
ほとんどのフェイスパックに年齢制限はありません。ただし、肌が敏感な高校生にとってはパックの成分が刺激になり得ることもあるため、できるだけシンプルな成分のものを使用するのがよいでしょう。
フェイスパックは、あくまでニキビの治療ではなく予防や肌荒れの鎮静に効果が期待できるアイテムです。ニキビがすでにできている場合や悪化している場合は、フェイスパックでの改善は難しいもの。まずは皮膚科を受診して、薬で治療するのが改善への最短のアプローチです。
フェイスパックをはがした後はどうすればいい?
フェイスパックをはがした後は、そのままにしておくと水分が蒸発してしまいます。ハンドプレスで肌全体になじませたあと、乳液やクリームなどの油分をおぎないうるおいをキープさせましょう。
目元を集中的にフェイスパックしたいときは?
目元は乾燥しやすく、小じわやくすみなど気になる部分ですよね。目元専用のフェイスパックは保湿効果にすぐれたものや、乾燥小じわを目立たなくするフェイスパックもあるのでぜひ使ってみてください。
ニキビ肌に韓国のパックを使うのはダメですか?
「韓国のパックだからダメ」という基準はないので、自分の肌に合っている商品なら、生産国を問わず使用してもかまいません。ただし、日本語以外で成分表記されている場合、詳しい内容を把握するのが難しく、品質への安心材料が少ないので十分に注意しましょう。日本でも比較的安心して使用できる成分としてはCICAパックがあります。ニキビの予防やニキビ跡のケアに活用しましょう。
フェイスパックは毎日使った方が良いですか? 適切な頻度はありますか?
シートマスクであれば、毎日使用しても問題ありません。
※パッケージ記載の使用時間・頻度を守ることが前提となります
ただし、スクラブやクレイなどの吸着パックは、毎日の使用をおすすめできません。はがす・落とすときの刺激が肌に負担となるため、週1~2回にとどめておきましょう。
美肌に導くフェイスパックの使い方はありますか?
フェイスパックを使うときは、商品記載の指示に従うのがベストです。特に表記がない場合は、化粧水で肌の土台を整えたあとに、フェイスパックを使いましょう。最後に乳液やクリームで蓋をして完了です。
ただ長時間使いつづけていると、乾いたフェイスパックが肌の水分を奪うリスクがあるので、使用時間は必ず守りましょう。
40代女性へのプレゼントに良いデパコスパックは?
デパコスパックをプレゼントするなら、1枚数千円する高級パックやSNSで話題の最新パックなどはいかがでしょうか。気になるけど、自分では手が出しにくい商品だと喜ばれます。
1枚売りのデパコスパックは、ランコム「ジェニフィックアドバンストハイドロジェルメルティングマスク」1枚1,540円(税込)や、SK-Ⅱ「フェイシャルトリートメントマスク」1枚 1,320円(税込)などがあります。
1,000円で購入できるデパコスパックは、コスメデコルテ「プリムラテマスク」500円(税込)やコモエース「まゆフェイスパック」1,100円(税込)などがあります。デパコスパックなのに、手頃な値段なのは嬉しいですよね。
化粧水や乳液のかわりに、フェイスパックだけでもいい?
フェイスパックは基本的に美容液のような役割であり、化粧水や乳液とは役割が異なります。化粧水の後にフェイスパックを使用し、乳液やクリームで保湿するのが一般的なスキンケアの流れではあるものの、アイテムによって異なるのも事実。
化粧水や乳液が必要ないかどうかは、パッケージを見て使用方法を確認しましょう。
朝と夜フェイスパックするならどっち?
朝と晩では肌の状態もフェイスパックを使う目的も変わってきます。そのため朝と夜では使用するフェイスパックを分けておくのもおすすめ。
【朝のフェイスパック】
適度な保湿と、肌のキメを整える整肌成分が入っているタイプがおすすめ。あまりとろみが強いタイプだと、メイク崩れやべたつきの原因につながるのでさらっとタイプがベター。
【夜のフェイスパック】
お風呂上がりの温まった肌にのせるフェイスパックは、高保湿タイプがおすすめです。「肌は夜作られる」と言われるように、夜の保湿はとても重要。肌悩みに合わせた成分が入っているとより効果的ですよ。
エイジングケアや美白、ニキビ、乾燥など40代向けの悩みにアプローチできるパックの選び方、使い方、注意点などをご紹介しました。
パックは40代の肌印象を底上げしてくれる強い味方。自分にあったものを選んでスキンケアを楽しみましょう。
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