ページ更新日:2023年1月1日
※監修者は「乳液の効果」や「選び方」について監修をおこなっています。おすすめに掲載している商品は監修者が選定したものではなく編集部が口コミを集計・ランキングづけしたものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事における「美白」は、メラニンの生成を抑えてしみやそばかすを防ぐことを指します。
※本記事における「毛穴ケア」とは、肌にうるおいを与え、キメを整えるお手入れのことを指します。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。
触ったときのベタつきや、テカテカとした質感が特徴の脂性肌(オイリー肌)。毛穴づまりやニキビなどの肌トラブルを起こすことが多くお悩みの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
本記事では、脂性肌におすすめの毛穴づまりやニキビ対策におすすめの乳液をご紹介。その中でもドラッグストアでも手に入る、プチプラ商品に注目してお届けします。
脂性肌にピッタリの成分が含まれているプチプラ乳液を見つけ、正しい使用方法で美肌に導いていきましょう。
脂性肌の方でも、スキンケアに乳液は必要だと言われています。ベタベタしそうだからと乳液を敬遠する方も多いですが、乳液には、化粧水の水分を逃さないように乳液の油分で蓋をして閉じ込めるという重要な役割があります。
脂性肌の方には、乾燥が原因で皮脂が過剰に出ている場合も多いはずです。ジェルタイプやミルクタイプなどあっさりとしたテクスチャーの商品もたくさんあるので、使い心地がよく自分の肌に合ったものをお手入れに取り入れてみてください。
乳液に限らず、化粧品の価格はピンからキリまでさまざま。だからこそ、「プチプラでも効果はある?」「高額なほうが安心?」と疑問に感じる人も多いでしょう。
でも安心してください。保湿力や成分に着目して肌の状態に合ったものを選べば、プチプラでも十分な効果を実感できるはず。大切なのは肌との相性や、理想の肌を目指すにあたって正しくアイテムを選べているか、なのです。
また、大手メーカーの多くは高額なファーストラインとは別に安価なセカンドラインを設けており、長年の研究成果や技術、独自成分をそのままセカンドラインにも生かしています。プチプラでもそのクオリティはバカにはできません。安い乳液が高い乳液に比べて劣ることはないことを覚えておいてくださいね。
脂性肌と言っても、肌質や肌悩みによって求めるものは異なります。どの乳液を選んで良いかわからない方は、以下の4つのポイントをおさえながら選べばOKです。
脂性肌にはさまざまなタイプがありますので、それぞれの悩み別に有効な成分の情報を見ていきましょう
顔全体の皮脂量が多くベタつきやすいオイリースキンタイプの方は、肌を引き締める成分を配合した乳液がおすすめ。さらに、ジェルタイプのような使い心地がさっぱりとしたものを選ぶとよいでしょう。
皮脂が多いのに肌の内側は乾燥している「インナードライ肌」。乾燥が原因で肌表面がベタつきがちなので保湿力の高いセラミド配合のものを選ぶのがおすすめです。
セラミドとは角質層にある潤い成分で、肌の奥で形成されています。角層と角層の隙間を埋め、細胞や水分をつなぎとめる役割をするため皮膚のバリア機能に欠かせません。逆に言えば、セラミドが失われると肌は乾燥に傾き、肌表面の角質層の水分が20%以下になると乾燥肌になりやすくなってしまいます。
ニキビ予防には肌を清潔に整えつつ、炎症がおこりづらい状態を保つ「抗炎症成分」と菌を抑制する「殺菌成分」が含まれている「薬用乳液」・「医薬部外品タイプ」も人によっては有効です。
抗炎症成分
・グリチルリチン酸ジカリウム
甘草(カンゾウ)という植物が原料。肌荒れを抑える「肌荒れ防止有効成分」として承認されている
・グリチルリチン酸ステアリル
マメ科植物カンゾウの根から取れる天然成分。抗炎症、抗アレルギー作用に効果がある
・アラントイン
皮膚や粘膜の修復を促し、抗炎症作用がある。安全性が高く、低刺激でアレルギー反応も起きづらい
殺菌成分
・レゾルシン
殺菌作用と角質を柔らかくする溶解作用にすぐれ、毛穴づまりの予防にも効果的
・イオウ
アクネ菌を減少させる殺菌効果、角質の溶解作用、皮脂の分泌を抑える効果がある
乳液が必要なのは理解できても、オイリーな肌にこってりしたテクスチャ―のものを使うのは気がすすみませんよね。毎日続けるためには、心地よく使えるテクスチャ―であることが重要です。
さっぱりしたテクスチャ―やみずみずしいジェルタイプなどを選んでみてください。
乳液選びに迷われている方は脂性肌に特化したアイテムを出しているブランドから選ぶのもおすすめ。
ヒアルロン酸やプラセンタが配合されている乳液は、保湿効果が高いことで知られています。
バリア機能が低下し敏感になっている肌には、元々肌にある成分を補ってあげることで刺激から守り、肌への負担を減らすことが可能となります。
潤いを保つのに効果的な成分
・ヒアルロン酸
1グラムで2〜6リットルの水分を蓄えると言われている。角質層内にみずみずしさを保ち、滑らかな質感を生み出す
・プラセンタ
豚、牛、馬の胎盤から抽出される成分。保湿、血行促進、代謝アップ、抗酸化、ターンオーバーを促すなどの効果が期待されている
・ナールスゲン
保湿力にすぐれたアミノ酸誘導体。分子量が極めて細かい。水分の保持、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸、抗酸化成分のグルタチオンを増やす作用がある
・ナイアシンアミド
ビタミンB3の1種。バリア機能の正常化や、血行促進作用ラミドの合成のサポートをする効果があり、乾燥肌やくすみ対策に有効とされている
バリア機能が低下し、肌が過剰に反応しやすくなっている脂性肌の時は、低刺激で肌に優しいものや、アレルギーテストやスティンギングテストといった安全性テストを行っている乳液を選ぶ方と良いでしょう。
刺激の強い成分が入っている商品は避けるようにしましょう。
刺激が強く脂性肌の時は避けたい成分
・アルコール成分(エタノールなど)
蒸発する際に、肌表面の水分が一緒に蒸発しまう
・石油系合成界面活性剤
細胞の表面を溶かしてしまう可能性がある
・精油(植物エキスなどの天然抽出タイプ)
不純物が含まれることで時間が経つと成分の劣化、酸化が起こる
・香料や合成着色料
化学成分を含んだ香料の場合肌刺激を与える可能性がある
安全性テスト表記一覧
・アレルギーテスト
アレルギーによる皮膚反応が見られるかどうかをチェック
・ノンコメンドジェニックテスト
ニキビになりにくい製品かをチェック
・スティンギングテスト
一時的なヒリヒリやかゆみ感などの感覚刺激(スティンギング)を評価
・パッチテスト
肌に赤みやかゆみ・水ぶくれなど、かぶれの原因物質を調べる
肌に負担がかかりづらい表記一覧
・低刺激性
かぶれやアレルギーの抗原になりやすい成分を最小限に抑えた化粧品
・無香料
香料を使用しておらず、香料でのかぶれやアレルギーを起こす心配がない
・無着色
本来化粧品には必要としない着色料を使用していない
・アルコールフリー
アルコール類を使用していない
乳液は毎日使うアイテムだからこそ、継続して手に入れやすいことも大切です。プチプラ乳液はドラッグストアなどでも手に入りやすい反面、店舗によっては取り扱いがない場合も……。気になるアイテムは事前に近所の店舗で購入可能かどうか確認しましょう。
また、インターネット通販(ECサイト)だと実店舗より安価なことが多く、まとめ買いでお得になることもあります。ぜひチェックしておいてくださいね。
しっとり保湿するのにベタつかない、オイリー肌でも使える人気プチプラブランドの乳液をご紹介します。
ドラッグストアなど市販でも手軽に手に入るアイテムばかりなので、ぜひチェックしてください。
敏感肌向けブランドで肌に寄り添ったスキンケアが魅力の「ミノン」。
コクのある濃厚なテクスチャーなのにべたつかない保湿乳液は、脂性肌でも使いやすいです。乾燥でごわついた肌にも浸透し、なめらかで柔らかい肌に整えてくれる。
スキンケアブランド「キュレル」から販売されている医薬部外品の乳液。消炎剤で肌荒れを防ぎ、セラミド機能成分とユーカリエキスが肌の潤いをサポートする。
しっとりと肌に馴染むのにベタつかない使い心地も脂性肌におすすめできるポイント。
潤い成分は角質層まで深く潤い、肌荒れしにくいうるおいのある肌作りにおすすめ。
肌荒れを繰り返さないように肌を守り、肌を育むスキンケアブランド「dプログラム」から販売されているモイストケア乳液。
酵母エキス・グリセリンが肌のバリア機能を高め、24時間・365日健やかな肌状態をサポートしてくれる。ニキビのもとになりにくい処方で脂性肌のモイストケアにぴったり。
※美容の悩みを解決した人たちがどんな商品を使ってきたかをアンケート調査し、有効だと感じた「最後の商品」を調査しました。
※アンケートの結果をもとに「最後の商品」になったおすすめの美容商品を掲載します。
※調査は美容の悩みを解決できたと感じた方を対象に、WEBアンケートを行い有効回答数は5763名です。
脂性肌に乳液がいらないってホント?
答えはNOです。肌内部に水分を浸透させ、肌トラブルに合わせた有効成分を含んだ乳液を使うことで脂性肌の症状を軽減させることができます。脂性肌をケアしていくには、まずしっかりと肌本来の土台を作り上げるスキンケアが最も重要です。
脂性肌のスキンケアは乳液だけで大丈夫?
答えはNOです。肌内部に水分を浸透させ、肌トラブルに合わせた有効成分を含んだ化粧水を使うことで脂性肌の症状を軽減させることができます。脂性肌を改善していくには、まずしっかりと肌本来の土台を作り上げるスキンケアも重要です。
オイリー肌でも乳液のあとに保湿クリームは必要?
乳液だけで肌をしっかり保湿できていると感じれば、保湿クリームは必要ありません。肌が乾燥しやすい目元や口元や秋・冬は保湿クリームを使うなど、臨機応変に使用することがおすすめです。
効果が出るまでどのくらいの期間がかかる?
口コミや友達から勧められて良い化粧品を購入した時は、特に効果が気になるでしょう。しかし、スキンケアはすぐに効果が出るものではありません。薬のような即効性は期待できないので、変化を感じるまで待つ必要があります。まずは、3ヶ月様子を見るくらいが丁度いいです。
プチプラ乳液の価格はどれぐらいが平均的?
1,000円以内、もしくは1,500円~2,000円の価格帯で購入できるものが多いです。ただし、プチプラの中でも人気ブランドの限定品などは多少、価格が高くなる場合もあります。また、逆にドラッグストアのセールなどによってさらに安く買える場合もあるのでこまめにチェックがおすすめです。
今回は脂性肌におすすめのプチプラ乳液をご紹介しました。肌トラブルを避けるためにも正しいケアが必須です。脂性肌の方は特に自分の肌タイプに合わせた乳液を選ぶのがおすすめ。まずは、気軽に購入しやすいプチプラの商品から試してみましょう。
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