ページ更新日:2023年1月3日
※監修者は「毛穴ケア乳液の選び方」「毛穴ケア乳液の使い方」について監修をおこなっています。
おすすめに掲載している商品は監修者が選定したものではなく編集部が口コミを集計・ランキングづけしたものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
ポツポツと目立って気になる毛穴トラブル。皮脂などによるものだと思いがちですが、実は乾燥など肌のうるおい不足が原因なこともあります。
毛穴トラブルの原因は肌タイプによっても異なるため、それぞれの毛穴の悩みにアプローチする乳液でのケアがおすすめ。
しかし「どんなものが毛穴に有効な成分なんだろう」「油分が気になって毛穴が逆に詰まりそう」とどれを選んで良いかわからないという方も多いのではないでしょうか。
本記事では、毛穴トラブルの原因に迫り、毛穴悩みに合った乳液をランキング形式でご紹介します。ぜひアイテム選びの参考にして、毛穴トラブルを改善しましょう。
自分にぴったりのクレンジングを見つけるために、まずは自分の毛穴タイプをチェック。見た目や症状が違えば、ケアの仕方も異なってきます。
ご自身の毛穴タイプがわかったら、自分に合った適切なケアを行いましょう。
タイプ別の毛穴の特徴とケアの方法は下記の通りです。
毛穴タイプ | 症状や原因、毛穴ケア方法 |
---|---|
角栓・詰まり毛穴 | ・皮脂や老化角質、汚れが混ざり合い角栓が毛穴に詰まっている状態。 ・肌をやわらかくして角栓を取り除いていくことが大切 |
黒ずみ毛穴 | ・詰まり毛穴が空気や紫外線などの刺激を受け酸化している状態 ・抗酸化作用の成分をチョイス |
たるみ毛穴 | ・加齢が原因で毛穴を支えられなくなり、しずく型に開いている状態 ・年齢を重ねることでできやすく、肌にハリ感を与えるアンチエイジング成分をチョイス |
開き毛穴 | ・お肌の水分と油分のバランスが乱れやすいオイリー肌や乾燥肌の人に多い ・油分が少なめで皮脂を抑制する効果のある成分をチョイス |
乾燥毛穴 | ・年齢を重ねることでうるおいを維持することが難しくできやすくなる ・症状の原因は肌の乾燥なので、保湿効果の高いうるおい成分をチョイス |
すり鉢毛穴 | ・乾燥が原因で触るとザラザラしている状態 ・毛穴まわりの肌荒れにアプローチできる成分をチョイス |
毛穴トラブルは皮脂が過剰に分泌されることによって起きやすいトラブルですが、根本的な原因は乾燥にもあります。
「乳液は毛穴ケアに向かない」と思われがちですが、水分と油分のバランスが乱れがちな毛穴トラブルには乳液がとても効果的。
お肌状態に合わせて自分にピッタリの乳液を選びましょう。
開き毛穴には油分が少なく肌を保湿できる成分を選びましょう。
開き毛穴は、油分の多い鼻周りにできやすいのが特徴になります。乾燥や過剰な皮脂が原因となりますので、ライスパワーやビタミンC誘導体など皮脂抑制成分がおすすめ。
進行すると毛穴が塞がらなくなって目立ちやすい状態となるため、早めのケアを推奨します。開き毛穴には、肌の水分と油分のバランスを正常に整えるような商品を取り入れると効果的です。
詰まり毛穴にはビタミンC誘導体やサリチル酸などを配合した角質ケアができる成分がおすすめです。
詰まり毛穴とは、皮脂や古い角質、さらに肌の汚れが混ざりあって角栓が白い塊となり毛穴に詰まっている状態になります。
小鼻の溝や鼻の頭に生じやすいがんこな毛穴詰まりですが、毛穴ケア商品でやさしくストレッチして毛穴をほぐしていきましょう。また角栓を押し込む恐れもあるため、むりに押し出す・必要以上に触るといった行為は控えることが大切です。
たるみ毛穴には、ナイアシンアミドやペプチドなど肌のハリ感や弾力アップにアプローチする成分もおすすめ。
たるみ毛穴は、加齢や紫外線、活性酵素による影響でコラーゲンが減少し、肌のハリが低下している状態になります。肌が毛穴を支えきれず、毛穴が落ち込むことで周りの皮膚も落ち込み、毛穴が開いて見えるのです。
たるみ毛穴にはコラーゲン生成を促したり減少を抑えたりしてくれるような商品でお手入れしましょう。
黒ずみ毛穴とは、詰まった毛穴が空気や紫外線に触れ、酸化して黒くなっている状態です。
活性酸素から体を守ることを「抗酸化作用」といいます。
「抗酸化作用」は酸化を抑える働きがあり、毛穴トラブルだけでなく、シミやシワ、たるみトラブルにもアプローチしてくれます。
乾燥した毛穴ケアには文字通り保湿する成分でアプローチしましょう。
パッケージは成分表示の上位に記載されるほど、含有される成分は多くなっているので、気になる保湿成分が表示欄の上に記載されているかもチェックしましょう。
それぞれの毛穴トラブルに効果的な成分が分かった後は、自分自身の肌に合う乳液を選びましょう。
毛穴ケアにおすすめの選び方は5つ。ぜひ参考にしてみてください。
まずチェックしたいのが、自分の肌質にあった乳液であるかということ。乳液に含まれる成分によって効果は異なるので、自分の肌質に適した乳液を選びましょう。
肌の水分・油分が少ない乾燥肌の方は保湿力の高い乳液を選びましょう。
特に乾燥による毛穴トラブルがある方は保湿成分は要チェックです。
人間の体内に存在するヒアルロン酸やセラミドは高い保水力が期待できるので、乾燥肌の方は意識して取り入れたいところ。成分表は配合成分の多いものから記載されていて、これらの成分が最初にあるほど保湿力の高い商品であることを確認できます。
顔のパーツで肌質が異なる混合肌は、状態に合った相応のケアを取り入れましょう。スキンケアでは保湿力に優れて重ねづけもできる乳液で、肌の油分と水分を逃さないようにバリアをしっかり張ることが大切です。
混合肌で特に気になるTゾーンの脂っぽさに効果があるのが「ビタミン類」を配合した乳液。ビタミンC・ビタミンEは相乗効果の高い組み合わせで、皮脂コントロール効果が期待できます。また、ジェル状の乳液はさっぱり使えて保水作用の高いつけ心地が魅力。Tゾーンの油っぽさを和らげ、重ね付けもしやすいです。
脂性肌は、肌の引き締めに効果のある収れん作用が期待できる乳液がおすすめです。
「顔全体の皮脂量が多い」「ベタつきやすい」といった脂性肌はテクスチャーも気にしたいポイント。ジェルタイプなどのさっぱり・サラサラした使い心地が向いています。
皮膚刺激や肌トラブルを感じやすい人や敏感肌の人は、刺激となる成分を避けて選ぶことを推奨します。
とくにさっぱり感が続くよう「エタノール」を多く配合する乳液もあるため、購入時には成分表示を必ずチェック。
また以下のような安全性テストをクリアした表示は、肌負担や刺激を考えた処方になります。
乳液による肌トラブルが心配な場合は、刺激の強い成分の有無と肌への優しさは事前に確かめましょう。
乳液のテクスチャーは使い心地を左右するため、乳液を毎日使う上で注目したいところ。香りが苦手な方は無香料、ベタつきが気になる方はさっぱりしたテクスチャーの乳液を選びましょう。
またテクスチャーや香りに特にこだわりのない方は、スキンタイプに合ったテクスチャーをチェックしてみてください。
乳液も低価格のものから高価格のものまでさまざまですが、自分自身のお肌やお財布の状態に合わせて選ぶことが大切。
肌状態や肌質に合わせて、正しい量で惜しみなく使えばコスパのいいプチプラ乳液も効果大です。
「ベタつかないのに冬も満足できる保湿力」「朝になってもギトギトしない」肌トラブルがあるときは毎日使いたいものだからこそ、使い心地は大切です。
口コミなどで使用感はしっかりチェックしましょう。
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スキンケアは、お肌にのせる順番や方法で効果が変わります。自分自身の肌状態を理解し、より効果的な方法で行いましょう。
乳液は乾燥などトラブルが集中している部分からつけましょう。最初につける部分が一番乳液の量が多くなるので効果大です。
毛穴の状態にもよりますが、詰まり毛穴など汚れが詰まっているものはクレンジングや洗顔など落とすケアの見直しが大切です。
また、乳液など保湿ケアをするときは下から上に毛穴を埋めるようにつけると、保湿力が上がり効果が高まります。
水分が多いさっぱりタイプの乳液は、コットンを使用することでお肌に均等につけることができます。
お肌に何らかの違和感を感じたら使用をやめましょう。
今までスキンケアでトラブルを起こしたことがある、新しいものを使うのは不安という方は、使う前にパッチテストをすることをおすすめします。
ホットタオルを使用することで毛穴が開き、毛穴の中の汚れが取れやすくなったり、乳液などの保湿力も高まります。
スキンケアは毎日するからこそ、自分に合うアイテムを使ってケアすることが重要。
『毛穴』は幅広い年代で悩まれているからこそ、日々のケアや対策がとても大切です。
毛穴トラブルはクレンジング不足も大きな原因になっています。毛穴トラブルが集中している部分からのせ、しっかり洗い流しましょう。
紫外線も毛穴の敵です。1年を通して紫外線対策をすることで毛穴トラブルからお肌を守ることができます。
日焼け止めなどをつけて紫外線から守ることはもちろんですが、日差しを浴びたあとのアフターケアも大切です。
毛穴をより目立たせてしまうNGケアや習慣は?
保湿を怠ることはNGです。
毛穴トラブルは乾燥も大きな原因になっているので、触りすぎや皮脂が気になるからといって簡単に済まさずしっかり保湿をしましょう。
毛穴ケアの乳液で毛穴は小さくなる?
きちんとケアすることで目立たなくすることはできます。
毛穴ケアの乳液は毛穴が気になる肌にアプローチしてくれるので、正しく使いつづけることが大切です。
また、スクラブは、頑固な汚れを取り除いてくれるので毛穴が気になる場合は普段から予防として取り入れることが大切です。
黒ずみが消えない場合もある?
消えない黒ずみの原因は産毛の可能性があります。
念入りに毛穴ケアをしていても、効果を実感できない場合、産毛が毛穴に残っている可能性を疑いましょう。
役割を終えた産毛は角栓がなければ毛穴から抜けていきますが、角栓が毛穴をふさいでいると、産毛が行き場を失って角栓と混ざりあい黒ずんでしまうのです。
どちらにしてもしっかりスキンケアを行えば、少しずつ改善していく可能性が高いので、日々の毛穴ケアをがんばりましょう。
乳液とクリームの違いは?
配合されている水分量と油分量のバランスの違いです。
乳液はお肌の水分と油分をバランスを整える役割があり、クリームはお肌の油分を補う役割があります。
そのため、乳液はどちらかと言うとさっぱりしており、クリームはしっとり濃厚でより保湿力が高まります。
お肌悩みを早く解決するためには、自分自身の肌と向き合い肌トラブルにあった化粧品を使うことが大切です。
毛穴の悩みにあった成分配合の乳液を使い、これからもしっかり対策をしていきましょう。
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