ちりめんジワの改善|外からのアプローチだけでなく体の内側からの改善も大切

更新日: 2023年04月18日

ちりめんジワの改善|外からのアプローチだけでなく体の内側からの改善も大切

ちりめんジワの対策は保湿重視のスキンケアはもちろん、食生活も重要なポイントのひとつ。外からのアプローチだけでなく体の内側からの改善も大切です。肌の弾力を保つ成分は、常に自分の体の中で製造され循環しています。車がガソリンを燃料に走るように、肌のターンオーバーにも燃料となる栄養素の補填が必須です。そのためにも「肌の外側と内側からしっかりとエネルギーチャージ」が大切になってきます。また、肌へのダメージを最小限に防ぐためにも紫外線対策は必須! 肌のコンディションを良い状態に保つことでよりターンオーバーを正常にサポートすることができますよ。

保湿肌を乾燥から守る保湿スキンケアは、ちりめんジワの改善において手を抜いてはいけないポイントです。気候や自分の肌の状態に合わせた保湿成分を取り入れましょう。とくにヒアルロン酸やコラーゲン、グリセリン、ワセリン、シア油、レシチン、セラミドなどは保湿効果も高く、積極的に取り入れたい成分です。

紫外線ケアちりめんジワの改善において紫外線対策は必須になります。日焼け止めに記載されるSPFやPAは、数値や+の数が多くなるほど紫外線カット効果が高くなりますが、その分肌への負担が増えてしまうため、シーンや天候に応じて使い分けが大切です。

食べ物:ちりめんジワのケアにおすすめの栄養素はコラーゲン、鉄分、ビタミンC、ビタミンE、イソフラボンの5つです。美肌から遠ざかる原因となるため、食生活では糖質の過剰摂取やアルコール類の過剰摂取を控えましょう。あわせて喫煙や無理なダイエットも体内環境を乱す原因となるため控えることをおすすめします。

ちりめんジワはスキンケアにおいて保湿・紫外線ケアを徹底し、食べ物で内側から肌を整えていくことが症状の改善につながります。

監修者
清仁美
仁美
コスメ薬機法管理者
コスメ薬機法管理者資格を有するLASELA編集者。大学卒業後、編集プロダクション勤務。アトピー、脂漏性皮膚炎、酒さでひどい肌荒れに悩んだ経験から美容にハマる。調理師免許、ソムリエ資格も所持し、体のなかと外の両方から美しくなることを追求。

※監修者は「保湿」「紫外線ケア」「食べ物」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。
※本記事でいう「エイジングケア」とは年齢に応じたケアのことをさします。
※本記事における「リフトアップ」とは、下から上に引き上げるお手入れのことを指します。

保湿

ちりめんジワのスキンケアで絶対に手を抜いてはいけないのは、肌を乾燥させないための「保湿ケア」。

シワにアイロンをかけるときに、スチーム機能を追加したほうがシワが取れやすいように、しっかり保湿してあげることがシワ対策の近道です。

また、化粧水や美容液の成分をせっかく肌に入れたのに、乾燥して蒸発してしまっては元も子もありません。スキンケアはしっかりと肌に閉じ込めることが最も重要。そのためにも、気候や自分の肌の状態に合わせた保湿成分を取り入れていくことが大切です。

ちりめんジワをケアする高保湿成分をチェック!
<水溶性成分>
ヒアルロン酸
コラーゲン
グリセリン
<油性成分>
ワセリン
シア油
レシチン
セラミド

これらの成分が含まれた保湿ケアを意識してみてください。オリーブ油やマカデミア油、アルガンオイルなどの植物油も保湿力に期待ができますが、肌が弱くなっている時期は刺激となってしまう可能性があります。肌の状況に合わせて使えようにいくつか常備しておくのもおすすめです。

紫外線ケア

ちりめんジワのケアに紫外線対策は必須。ですが、日焼け止めに記載されている数字が大きければいいわけではありません。

日焼け止めは、紫外線をカットする効果の強さを「SPF」「PA」という数値で表します。

SPFやPAは数値や+の数が多くなるほど、紫外線カット効果が高くなりますが、その分肌への負担が増えてしまうことがあります。強すぎる日焼け止めは肌に刺激とダメージを与え、バリア機能が乱れて乾燥が進み、せっかくの紫外線対策が逆にちりめんジワを悪化させてしまう可能性もあります。

近所へのお出かけであればSPF15~30、PA+~++の日焼け止めを選び、日中の屋外でレジャーを楽しむのであればSPF20~40、PA++~+++以上の日焼け止めを選ぶのがおすすめです。

また、保湿成分が配合されている日焼け止めを選ぶのもポイントのひとつです。

食べ物

ちりめんジワを食事でケアする際に特に注目したい栄養素がこの5つ。

・コラーゲン
肌の弾力やうるおいに欠かせない成分。牛すじや手羽先、豚バラなどに多く含まれています。また、サプリメントとしても販売されているため手軽に取り入れやすいのが特徴です。


・鉄分
皮膚でコラーゲンを生成される際に鉄分が必要とされます。


・ビタミンC
鉄分同様、皮膚でコラーゲンを生成する際に欠かせない成分。ビタミンCは体内に貯めておくことができないため、コンスタントにサプリなどで摂取するのがおすすめ。また、果物や野菜類にも含まれているでさまざまな食材から摂取できるのも魅力です。


・ビタミンE
紫外線対策にもなる、抗酸化作用のあるビタミンEはナッツやアボカド、卵に多く含まれています。


・イソフラボン
女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンは、コラーゲンの生成を促進する働きがあり、ちりめんジワケアには積極的に摂りたい成分。良質な植物性タンパク質も多く含まれるため、肌を良好な状態に保つには欠かせない栄養素です。大豆にも多く含まれるため、お味噌汁や納豆など食事で意識して取り入れていきましょう。

また、「糖質の過剰摂取」「アルコール類の過剰摂取」「喫煙」「無理なダイエット」は体内環境を乱し、美肌から遠ざかる原因となります。バランスの取れた食事を心がけ、ほど良いバランスで楽しむようにしてくださいね。

関連記事
ほうれい線の原因は? 紫外線ダメージ、生活習慣やもともとの顔立ちなど主な原因を解説
おでこのシワの原因は? 乾燥・表情のクセ・年齢による深いシワに注意
【おでこのシワの改善】お肌のケアとマッサージで老け見えの要因を撃退
手のしわしわを劇的に改善 | ネイル映えしない手元を美しい手肌に導く方法
手がしわしわになる原因を徹底解明|しっかり原因を知って美しい手肌を目指す
唇の縦じわを劇的に改善! 実践すべきケア方法と縦じわを消すマジックも