更新日: 2023年04月20日
おでこのシワ改善は、完全に消したい場合には美容医療の力を借りることが必要ですが、スキンケアやマッサージによってセルフケアをしていくことも大事です。スキンケアやマッサージでおでこ周辺の頭皮や目元をケアすることで、おでこのシワを目立ちにくくしましょう。
スキンケア:おでこのシワ改善では、乾燥から肌を守るための保湿ケアや紫外線対策を徹底しましょう。またスキンケアでは、コエンザイムQ10やビタミンCなどをはじめとした、ハリを与える成分が配合された化粧品を取り入れることもポイントです。他にも洗顔を行う際は、肌に必要な皮脂膜を落としすぎないように、洗顔料をしっかり泡立てて、優しく丁寧な洗い流しを心がけましょう。
マッサージ方法:おでこのシワ改善をめざすマッサージでは、頭皮や眼輪筋、まぶたなどをマッサージしましょう。他にも、前頭筋自体をほぐして前頭筋の血流をよくする、目の周りのツボを心地よいと感じる程度に刺激するのもおすすめです。
毎日のスキンケアを見直しと同時に、スキマ時間やながら美容として数分でも行えるマッサージをコツコツと続けることが大切になります。
※監修者は「スキンケア」「保湿」「紫外線対策を徹底」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。
※本記事でいう「エイジングケア」とは年齢に応じたケアのことをさします。
※本記事における「リフトアップ」とは、下から上に引き上げるお手入れのことを指します。
おでこのシワを目立ちにくくするスキンケアでは肌の保湿、紫外線対策を徹底、ハリを与える成分が配合された化粧品を使う、洗顔に気をつける、の4点を意識することがポイントです。
おでこのシワを目立たなくするスキンケアのポイント
・保湿を怠らない
・紫外線対策を徹底
・ハリを与える成分が配合された化粧品を使う
・洗顔
まずは保湿を徹底させるために大切なアイテムを知っておきましょう。おすすめの美容成分もご紹介します。
紫外線対策は毎日に取り入れられる方法をピックアップ。ハリを与える成分はしっかりチェックしておきましょう。洗顔は正しい方法を今一度おさらいしてみてください。それぞれ詳しく解説します。
乾燥からできてしまうおでこのシワを目立たなくさせるために、まずは「保湿」を徹底させましょう。
洗顔後や化粧水のあとには乳液や美容液、クリームなどの保湿力の高い化粧品を使うことで、肌の水分を逃がさないように工夫しましょう。
ケアに時間がとれるときは、シートマスクなどのスペシャルケアでたっぷりと潤いを与えるのもおすすめです。日中の乾燥が気になる場合はメイクの上から使えるミスト状の保湿化粧水を取り入れるなど、こまめに潤いをチャージしてみてください。
ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲンなどの保湿成分にも注目してスキンケアアイテムを選んでみるのも良いでしょう。最近では、シワの改善が期待できる医薬品品の有効成分が含まれた美容液や保湿クリームもあるのでチェックしておきましょう。
おでこのシワを目立たなくさせるために、日頃から紫外線対策をしっかりとしましょう。
紫外線は乾燥の原因になりおでこのシワを引き起こしてしまうほか、紫外線に含まれる紫外線A波(UV-A)は、肌の奥の真皮にまで届き、ハリや弾力を支えるコラーゲンやエラスチンに損傷を与えて変質させてしまいシワの原因に。
さらに、紫外線のダメージは長期に渡って蓄積されていくといわれるため、将来のシワを予防するためにも気づいたときから対策をするのがおすすめです。
夏以外は油断してしまいがちな紫外線ケアですが、紫外線は1年中降り注ぐので夏以外の季節も日焼け止めを塗るのがベストです。そのほか、日傘や帽子、UVカットしてくれる衣類などを活用することで上手に対策しましょう。
コラーゲンやエラスチンなどの減少などによる肌のしぼみが原因のシワを目立たなくするために、肌にハリを与える成分が配合されたスキンケアを選んで、肌を整えていきましょう。
肌に弾力を与える成分として代表的なものには、エネルギーの生成に欠かせない「コエンザイムQ10」、コラーゲンの生成を促すといわれる「ビタミンC」などがあります。
また、シワを改善する有効成分として厚生労働省が認可しているのは「ニールワン®」「純粋レチノール」「ナイアシンアミド」の3種類です。これらの成分が入ったシワ改善クリームやシワ改善美容液を使うとより効果的にシワのケアができます。
クリームや美容液であれば日々のスキンケアにプラスしたり、マッサージをするときに使うのがおすすめです。
洗顔を正しく行うこともシワを目立たなくするために重要です。肌に必要な皮脂膜を落としすぎてしまわないように、洗顔料をしっかり泡立てて、優しく丁寧に洗うことを心がけましょう。
ゴシゴシと擦るような洗顔は、摩擦によって肌が傷つき、逆にシワを引き起こしてしまうことにもなるので注意です。
長時間の洗顔も必要な皮脂を洗い流してしまい、乾燥の原因になるので気をつけましょう。ベタつきが気になる場合は、冷水かぬるま湯で顔を洗えば、皮脂が取れすぎることはないといわれています。
1回の洗顔は2分以内で終えるのがベストです。洗顔後もタオルでゴシゴシと拭いて摩擦しないよう、やわらかいタオルで優しく肌を押さえるように水気を拭き取りましょう。
おでこのシワを目立ちにくくするためのマッサージでは、頭皮マッサージ、眼輪筋マッサージ、まぶたマッサージ、前頭筋の血流をよくする、目の周りのツボを刺激する、といった6つがポイントです。頭皮や目の周りを優しくほぐすことでおでこのシワにアプローチしましょう。
おでこのシワを目立たなくさせるために、セルフで簡単にできる6つのマッサージをご紹介します。
・頭皮マッサージ
・眼輪筋マッサージ
・まぶたマッサージ
・前頭筋の血流をよくする
・目の周りのツボを刺激する
おでこのシワをなくすためにできるマッサージは、直接おでこに触れるものだけではありません!おでこに繋がる頭皮や目の周りをマッサージすることでおでこをほぐしたり、巡りをよくしたりできます。
仕事や家事の合間にできるものや、バスタイムやお風呂上がりにすればリラックス効果が高まるものもあるので、ぜひチャレンジしてみてください
シワができてしまうのを防ぐために、5分程度でできる頭皮のマッサージをご紹介します。
1.手のひらを大きく開き、手で頭を包み込むように頭皮に指を立てる
2.そのまま、指先に力を込めて頭皮を揉み込むように、刺激していきます。指の腹を使って生え際から後頭部までグッと、縦方向に押し当てるとリフトアップ効果も
3.痛気持ちいと感じる程度に5分ほど刺激してみましょう
頭皮が凝り固まっていることで、一枚の皮で繋がっているおでこまで硬くなります。頭皮がコリ固まっている場合は、じんわりとほぐれて柔らかくなっているのが実感できるはずです。
巡りが良くなるのはもちろん、シャンプーをしながらやれば時短ケアにも。頭皮がやわらかくなっているお風呂上がりや寝る前に行うのもおすすめ。
目の周りにあるのが眼輪筋。おでこのシワはこの眼輪筋の衰えによって引き起こされる場合もあります。
眼輪筋の衰えは、目周りのたるみにもつながるので、おでこのシワ対策と一緒に鍛えることが重要です。
ただし、眼輪筋は普段は意識して動かせる場所ではないので、まずは、緊張をほぐすマッサージをやってみましょう。
1.中指と薬指の腹を右の眉頭に添えます
2.次に指の腹を斜め上方向(左目の上)に向かってすべらせるようにして引き上げましょう。反対側も同時におこないます
3.そのまま2本の指の腹を眉間から額の方向へすべらせていきます。この動きを左右交互に4回程度おこないましょう
4.最後に手のひらで顔を覆い、中心から外方向へ2回引き上げます
気持ちよく感じる強さで行いましょう。
おでこの巡りをよくすることもシワを目立たせなくさせるために重要です。おでこの周りであるまぶたをマッサージすることで、じんわりとほぐしていきましょう。
温めたタオルを目元にあてて、まぶたをやさしく押したりもみほぐしたりするだけでじんわりとここちよくマッサージができます。
まずは、薬指のお腹の部分を使って「目尻」「目の下」「目頭」「まぶたの上」の順番に、1カ所につき約3秒ほど押していきます。押すときは爪を立てたり、眼球を圧迫しないように注意しましょう。
ただし、まぶたは皮膚が薄くて摩擦のダメージを受けやすいため、強く擦ったり押さえたりしないように注意しましょう。
前頭筋の巡りをよくするマッサージをすることで、過緊張をほぐして、シワが目立ちにくくなるようにケアしましょう。
おでこ前部を覆っている前頭筋の巡りが滞ると、皮膚がたるんでしまい、おでこのシワに繋がります。
1.両手のひらをおでこに当てる
2.皮膚を擦らないように気をつけながら、手のひらで軽くおでこを2〜3回押してみましょう
このマッサージは目を閉じて行うとリラックス効果も期待できます。巡りがよくなっているお風呂の中やお風呂上がりだと、より効果が期待できますよ。
スキンケアの最中に“ながら”で行うこともできます。摩擦が気になってしまう場合はクリームやオイルなどを手のひらにつけてからおこないましょう。
前頭筋自体をほぐすマッサージもおすすめ。前頭筋をほぐして柔らかくすことで、おでこのシワをつくりにくく、さらに、できてしまったシワがそのまま刻まれてしまうことを予防しましょう。
1.手をにぎり、グーの形をつくる。グーの一番上の平らな面を使ってマッサージします
2.机にひじをつき、おでこにグーの指の第一関節と第二関節の間の平らな面を当て、そのまま頭をひじに近づけるように圧をかけます
3.ひじを机からはずして上半身を起こしたら、同じ面を眉の下にある骨に当てる
4.そのままグーの拳でくるくると円を描くようにこめかみにむかっておでこをほぐしていく
5.額の真ん中や生え際など、位置をずらしておでこ全体をほぐす
擦るのではなく、骨と皮をずらすようにしてマッサージし、肌に刺激を与えないようにして行うのがコツです。
目に疲れがたまると、眉やおでこの筋肉などを使って目を開けようとしてしまいます。
そうなると無意識のうちに、おでこにシワがよってしまい、クセがついて定着してしまう場合があります。特に日常的にスマホやパソコンをよく使う人は、目に疲れが溜まりやすいので注意が必要です。
そんなときは、目の周りのツボを指で押すことで疲れを回復させてみましょう。
代表的な3つのツボは、目頭と鼻の付け根の間にある「睛明(せいめい)」。ここは、ドライアイや特に気になる眼精疲労に効果があるといわれています。
ふたつめが、眉頭の少しくぼんでいるところにある「攅竹(さんちく)」で、視力低下、目の痙攣、まぶたのたるみの改善に効果的です。
最後は目尻と眉尻の真ん中から、約2cm程度うしろ側にある「太陽(たいよう)」こめかみより少し目尻寄りの位置で、頭痛などにも効果的といわれています。
これらのツボを親指でゆっくりと優しく刺激してみましょう。
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