ページ更新日:2023年1月4日
※監修者は「オールインワンジェルの成分」「オールインワンジェルの使い方」「オールインワンジェルの選び方」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事で紹介しているオールインワンジェルのうち、ニキビ予防や美白の効能・効果が認められているのは医薬部外品のみです。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。
スキンケアは毎日の積み重ねが大切。わかっていても毎日手をかけることが難しい場合もあります。
また、いろいろな事情でスキンケアよりも他のことに時間をかけたい人も多いはず。
そんなときに大活躍するのがオールインワンジェルです。
時間のない朝や疲れてすぐに寝たい夜にもひとつあるだけで心強いオールインワンジェル。最近はプチプラにも優秀なアイテムが増えてきました。
そこで今記事では、プチプラオールインワンジェルの選び方や効果を高める使い方を解説。あわせて口コミで人気の高い商品も紹介します。
自分の肌と近い人の口コミを参考にできるので、自身にぴったりのアイテムがきっと見つかるはず。
みずからの肌状態に合わせてオールインワンジェルを選ぶことで、時短しつつ効果的なお手入れをしていきましょう。
コスパが良く、手間いらずで続けやすいことは、プチプラオールインワンジェルの最大の魅力と言えるでしょう。
ここでは、オールインワンジェルの特徴などについて解説します。
ひとつで幅広い機能を兼ね備えたスキンケアアイテムのことを「オールインワン化粧品」や「オールインワンジェル」と呼びます。
みずみずしいジェルタイプのものが特に人気ですが、中には乳液やクリーム、ローションのような質感のオールインワン化粧品もあります。
オールインワン化粧品の最大の利点は、なんといってもワンステップでスキンケアを終えられること。
さらに「ケアの手順を減らすことで、摩擦による肌ダメージを軽減できる」「アイテムをひとつに絞ることで、スキンケアにかかる費用を抑えられる」といったメリットも得られます。
コスパがよくて続けやすいのが、プチプラ化粧品の何よりの魅力。スキンケアは継続がとても大切なので、惜しみなく使えるコスパのよさはプチプラオールインワン化粧品のメリットと言えます。
最近はプチプラ化粧品も品質のよいものが多く、人気があります。有効成分配合の医薬部外品タイプのプチプラオールインワンジェルを選べば、コスパよく肌悩みを予防・改善ができるかもしれません。
スキンケアの時短アイテムとして、オールインワンジェルは人気ですよね。
ただ、プチプラのブランドから発売されている商品は「本当に肌にいいの?」「スキンケアとして大丈夫?」と疑問に思っている方もいるかもしれません。
確かに、化粧水やクリームなどのスキンケア商品を使う方が、商品それぞれの「水分や美容成分を肌に浸透させる」「水分を蒸発させないよう蓋をする」という役割を果たせますが、実は保湿効果に関してはオールインワンジェルも劣っていません。
スキンケアを丁寧に楽しみたいときは化粧水〜クリームのライン使いを、時短したいときはオールインワンジェルを使うようにして、無理なく肌のお手入れをしていきましょう。
オールインワンジェルを選ぶときは、成分や使いやすさ、テクスチャーで検討して、忙しいときにも使いやすいものを選ぶことをおすすめします。
スキンケア商品を選ぶときに、まず注目したいのが保湿成分。オールインワン化粧品は乳液タイプやジェルタイプが多く、成分としては水性保湿成分と油性保湿成分が配合されています。
水性保湿成分は肌にうるおいを与える、いわゆる化粧水のような存在。一方で油性保湿成分は、肌を柔らかくするクリームのような役割を持っています。
中でもこの2種類の保湿成分をまんべんなく配合した化粧品を選ぶのがおすすめです。
成分名に「加水分解」「浸透性」「ナノ化」「低分子」などが付いているものは、肌に浸透しやすくするために研究された成分です。化粧品を選ぶときの目安にしてみてくださいね。
現在肌悩みを持っている方は、保湿成分の他に有効成分が配合されているオールインワンジェルを選ぶことをおすすめします。
美白成分入りの化粧品は、夏だけでなく1年を通して使うとより効果的です。
シミだけでなく、シワ、たるみなどの肌老化の80%以上は紫外線が原因と言われています。日焼け止めの使用だけでなく、美白成分入りの化粧品でも予防していきましょう。
エイジングケアで大切になるのがシワ予防です。ここでは厚生労働省から承認を受けているシワに有効な成分をご紹介いたします。
これらの成分は医薬部外品に含まれています。
そのほかには、アスタキサンチンやユビキノンなどの抗酸化成分もエイジングケア成分として広く使用されています。
ひとことでニキビと言っても種類があります。過剰な皮脂分泌が原因でできるニキビは「思春期ニキビ」、古い角質が毛穴につまることによってできる「大人ニキビ」とも呼ばれることも。自分の肌の状態をみて商品を選ぶことが重要です。
一般的には、「グリチルリチン酸ジカリウム」などが殺菌成分として配合されている医薬部外品であれば、ニキビを防ぎながら肌を整えることができるのでおすすめです。
オールインワンジェルには、肌をうるおす水性成分と、肌の油分を補い、うるおいを閉じ込める油性成分の両方が配合されています。自分の肌質に合わせて、2つの成分のバランスがよいものを選びましょう。
なお、化粧品の成分表示には「配合量の多いものから順に記載する*」という決まりがあります。このルールに着目すると、自分に合う配合のアイテムを見分けやすくなりますよ。
※配合量が全体の1%以下の成分は、順不同で記載されます。
テカりやベタつきが気になる脂性肌さんには、水性成分がメインで油分を控えたオールインワンジェルが好相性。みずみずしく軽いつけ心地で、肌をさっぱりとうるおせますよ。
スキンケアの基本は、肌をしっかり保湿すること。カサつきが気になる乾燥肌さんはもちろん、普通肌の人も同じく、水性成分・油性成分の両方がしっかり配合された保湿タイプのオールインワンジェルを選ぶのがおすすめです。
化粧品を使用した際に、肌に刺激を感じてしまう敏感肌には、「敏感肌用」や「低刺激設計」と記載のあるオールインワンジェルを選ぶのがおすすめです。
敏感肌の方の場合は、美容成分がたっぷり配合されていることが逆に刺激になってしまう場合もあります。オールインワンジェルは、ケアをシンプルにできるという観点でも敏感肌におすすめです。
10代、20代の肌には、若さゆえの悩みもありますが、年齢を重ねるごとに増える肌トラブルもあります。オールインワンジェルも年齢に合わせて選びましょう。
10代、20代はまだ肌悩みが比較的少ないため、シンプルな成分のアイテムをを選べるというメリットが。人気や流行りアイテムを選んで試してみるのがいいでしょう。
また、皮脂量が多い年代でもあるので、デパコスなどの美容成分がたっぷりなものを使うと、逆に与えすぎになってしまう場合も。プチプラでも優秀なオールインワンジェルから選んでみるのがいいでしょう。
肌悩みが増えはじめるアラサー以降の世代は、高保湿タイプのオールインワンジェルでしっかりとうるおいを補給しましょう。また、将来のシミを防ぐために、美白タイプのものを選ぶのもおすすめです。
いわゆるデパコスブランドのオールインワンジェルなど、美容成分がリッチに配合されたものを選ぶのも◎。肌が揺らぎやすい年代でもあるため、刺激がないか確認しながら少しずつ試してみてください。
エイジングサインが気になる40代以降の肌には、たるみやハリ不足にアプローチするエイジングケアタイプのオールインワンジェルを。また、年齢を重ねた肌は乾燥しやすいため、水分・油分の両方をしっかり補える高保湿タイプのものをチョイスするとよいでしょう。
オールインワン化粧品は、時短アイテムとして使うからこそ、使いやすさが重要ですよね。成分以外にも、容器のタイプや付け心地なども考えて選ぶとよいでしょう。
オールインワン化粧品は主に下記のような形状のものが多いです。
表記 | 容器の形状 |
---|---|
ジャータイプ | ・残量が一目で確認できる ・最後まで使い切りやすい |
ポンプタイプ | ・押すだけで使えてストレスが少ない ・手が中身に触れず衛生的にも◎ |
チューブタイプ | ・使用量を調節しやすい ・携帯性にすぐれる |
ジャータイプは、指で取った際に雑菌が繁殖してしまう可能性があるので、スパチュラ(小さなスプーン)がついたものを選ぶとよいでしょう。
使い勝手が気になる場合は、蓋がスクリュータイプのジャーよりも、ぱかっと開けやすいヒンジタイプの方がストレス少なく使えるかと思います。
オールインワン化粧品の使用感の目安は以下の通りです。自分好みの使用感や肌質に合わせて選びましょう。
テクスチャー | 特徴 |
---|---|
さっぱりタイプ | ・さらっとして、軽い使い心地 ・肌なじみがよいので、べたつきが苦手な脂性肌の方に好まれやすい |
しっとりタイプ | ・こっくりとして濃厚な使い心地 ・油分がたっぷり配合されていることも多く、乾燥肌の方に好まれやすい |
オールインワンジェルの中には、基本的な保湿機能以外にもパックやマッサージクリームとして使えたり、首用のクリームなど、顔以外にも使えるマルチなものもあります。
商品を選ぶ際は「パックまでひとつで終わらせたい」など、目的とするケアをしやすいかチェックしておくとよいでしょう。求める機能がパッケージに記載されているかを確認してみてください。
使ったこのとのないアイテムや、購入前にお試しができない場合などは誰もが不安を感じるもの。そんなときは、すでに知っているブランドや人気のアイテムから選ぶのがおすすめです。
以前使ってみてよかったと感じるスキンケアアイテムがある場合、そのブランドのオールインワンジェルも信頼できる可能性や、肌に合う可能性が高いです。
オールインワンジェルは時短スキンケアのアイテムとして使われることが多いですが、できればしっかり効果を出して使いたいですよね。
ここでは、プチプラオールインワンジェルの効果を高める使用方法をご紹介します。
洗顔後の肌になにも塗らないと、肌のうるおいがどんどん蒸発してしまいます。タオルで優しく押さえるように水分をふき取ったら、すぐにオールインワンジェルをつけましょう。
季節やホルモンバランスなどによって、肌の状態は揺らぎやすいものです。そのときの肌状態に合わせて化粧品の使い方も変えていきましょう。
オールインワンジェルをつけてみて、まだ乾燥が気になる部分があれば重ねづけをしましょう。
特に口周りや目の周りは、皮膚が薄く乾燥しやすいです。目の中に化粧品が入らないように注意しながら丁寧に重ね付けをしてください。
また、秋冬などの乾燥が気になる時期は、油分の多いクリームタイプのオールインワン化粧品に変えてみるのもおすすめです。
忙しいときのスキンケアでも、化粧品はしっかり肌になじませましょう。顔全体にオールインワンジェルを広げたら、手のひら全体で浸透させるようにやさしくハンドプレスしてください。
オールインワンジェルを塗りながら顔をマッサージするのもおすすめ。うるおいのあるオールインワンジェルは指のすべりをよくしてくれるので、摩擦を減らすことができます。
凝りやリンパの滞りをほぐして、むくみのないすっきりとした小顔を目指しましょう。オールインワンジェルがしっかりなじむことで、朝はその後のメイクのりがよくなる可能性も高まります。
寝ている間に歯を食いしばったり、歯ぎしりをしていることが多い方は、顎周りがこわばっている可能性が。まずは、指先を顎に当てて、顎周りをマッサージしてみましょう。
口を開けたり閉じたりするときに動く場所を、左右とも指先で押さえて、円を描くように圧をかけてみてください。
たるみやもたつきが気になるフェイスラインもマッサージ。人差し指と中指でフェイスラインをはさみ、顎から耳のあたりまで上に向かって引き上げるようにマッサージしましょう。
さらに、リンパの流れをよくすることを意識して、そのまま首の両横を上から下に向かって、指先でマッサージしましょう。
たるみにともなって気になってくる法令線をできるだけ作らないためには、筋肉を刺激することを意識。小鼻の横に圧をかけるマッサージがおすすめです。
薬指を小鼻の横あたりに当て、上に向かって引き上げるようにグッと圧をかけてみましょう。鼻のまわりの筋肉をほぐしてしなやかにすることで、リフトアップ効果を狙えます。
ひとつで多機能なオールインワンジェルは、シンプルなケアや時短が叶う便利なアイテム。しかし、便利な反面、デメリットもあります。使用した人が感じやすい、代表的なデメリットをチェックしておきましょう。
ひとつでスキンケアを完結できるオールインワンジェルは、美容液やクリーム並みの保湿力が必要に。そのため、こってりしたものや、乾燥を防ぐ処方になっている場合が多いです。これが逆にべたつきが気になってしまう原因になることがあります。
とくに脂性肌などでベタつきやすい方や、ケア後にすぐに就寝したい場合にはストレスを感じてしまうこともあるでしょう。
こってりしていたり、肌の表面に膜をはるよう処方のオールインワンジェルは、こするとモロモロとしたカスのようなものが出てきてしまう場合があります。また、オールインワンジェルの後にファンデーションを塗ったらカスが出てきてしまったというパターンも。
はじめて使うオールインワンジェルは薄塗りから試してみて、カスが出ないか様子をみてみましょう。
クリームのようなカバー力があるオールインワンジェルは、上からファンデーションなどを塗るとヨレてしまうことも。朝のケアを時短しようと思っても、その後のメイクがうまくいかなければ台無しです。
薄塗りから試してみて様子をみるか、どうしてもメイクがよれてしまう場合は、朝はオールインワンジェルを使用するのはやめて、夜だけにしてみましょう。
ひとつでケアが完了するオールインワンジェルとはいえ、ものによっては保湿力が足りない場合があります。特に、乾燥肌の方にとっては、さっぱりしたテクスチャーのオールインワンジェルでは満足なうるおいを感じられない場合が。
頰などの乾燥しやすい部分には重ねづけしたり、オールインワンジェルにプラスして使えるアイテムをチェックしておきましょう。
オールインワンジェルのデメリットの中には、プラスするアイテムでカバーできるものもあります。
例えば、オールインワンジェルだけでは乾燥するという場合には、クリームをプラスして保湿力を補いましょう。
そのほか、化粧水や導入系のアイテムもチェック。
乾燥が気になるときなど、さらに保湿感をアップしたい場合は、オールインワンジェルを塗る前に化粧水を使うのがおすすめです。肌なじみがよくなり、うるおい感がアップします。
また、肌のくすみやゴワつきを感じたり、ジェルのなじみが悪いときは肌のキメが乱れて硬くなっている場合も。そんなときも化粧水をプラスすることで肌がほぐれ、オールインワンジェルのなじみがよくなります。
オールインワンジェルの浸透を高めるために、使用する前に導入美容液や導入化粧水をプラスするのもおすすめです。導入系のアイテムは肌をやわらかくして、その後に使用するアイテムのなじみをよくしたり、成分の浸透を高めてくれる効果があります。
また、ふき取りタイプの導入化粧水には、古い角質を取り除いてくれるタイプのものもあるので、よりオールインワンジェルの肌なじみをよくできるでしょう。
※美容の悩みを解決した人たちがどんな商品を使ってきたかをアンケート調査し、有効だと感じた「最後の商品」を調査しました。
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