首のシワを改善するには? マッサージ・保湿・紫外線対策・就寝対策・NG習慣の改善がキーワード

更新日: 2023年02月08日

首のシワを改善するには? マッサージ・保湿・紫外線対策・就寝対策・NG習慣の改善がキーワード

加齢はもちろん、日々のダメージや癖の蓄積によってできるともいえる首のシワは正しい対策をコツコツ行うことで改善を目指しましょう。

首のシワを対策する5つの方法
・手の温度で首のシワを伸ばすように、耳の下から鎖骨まで滑らせてリンパの流れに沿って行う改善マッサージ
・顔と同じレベルのケアでしっかり保湿をする
・顔と同様に紫外線対策をして塗り忘れに気をつける
・枕や寝具を見直し、寝姿勢で首にシワが寄らないようにする
・シワになりやすいNG習慣をチェック

マッサージや保湿、紫外線対策は日々のスキンケアの延長でできることなので、ぜひ今日から始めてみてください。

監修者
清仁美
仁美
コスメ薬機法管理者
コスメ薬機法管理者資格を有するLASELA編集者。大学卒業後、編集プロダクション勤務。アトピー、脂漏性皮膚炎、酒さでひどい肌荒れに悩んだ経験から美容にハマる。調理師免許、ソムリエ資格も所持し、体のなかと外の両方から美しくなることを追求。

※監修者は「首のシワ改善マッサージ」「保湿をする」「紫外線対策をする」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事における「リフトアップ」とは、下から上に引き上げるお手入れのことを指します。

首のシワ改善マッサージ

首のシワ対策には、手の温度でアイロンのようにシワを伸ばすイメージで行うマッサージも有効です。リンパの流れを意識して首周りをマッサージすることで、巡りを良くしてシワを伸ばしていきましょう。

耳の下あたりに親指以外の4本の指を置き、上から下に鎖骨に向かって数回指を滑らせましょう。さらに、やや顎を上にあげたら、手のひらを首の前側に置き、指を首の後ろ側に包みこむように添え、上から下へ滑らせます。

最後は鎖骨に沿って内側から外側に指を滑らせてリンパを流しておきましょう。フェイスラインに手を添えたら、耳に向かって引き上げるように滑らせるのもおすすめです。

下から上に向かってマッサージをすることによって顔が引き上げられることで、首のリフトアップ効果も同時に期待できます。

マッサージするときは手にクリームなどをたっぷりつけて滑りをよくし、余計な摩擦や刺激を与えないように気をつけてくださいね。

保湿をする

乾燥による首のシワ対策に、保湿は欠かせません。

顔はしっかりと保湿しても、首は手を抜いて油断してしまうという方が多いので、顔と一緒のスキンケアアイテムを使い、顔のケアをする流れで保湿してしまうのもおすすめ。もちろん、首専用のケアアイテムを使うのがベストでもあります。

首の肌が乾燥している方は、「セラミド」や「コラーゲン」、「ヒアルロン酸」などの保湿成分が含まれたアイテムを選んでみてください。

また、「ニールワン」「純粋レチノール」「ナイアシンアミド」などのシワ改善有効成分として認可を受けた成分が入っているものにも注目です。特に乾燥が気になる季節には、シアバターやオイルなども試してみると良いでしょう。

紫外線対策をする

首のシワの原因のひとつである紫外線は、日常的に対策して、できるだけ浴びないようにしましょう。

顔には日焼け止めを塗っていても、首は塗り忘れてしまうことが多いので注意です。首の前側だけでなく、横や後ろ側まで念入りに塗っておきましょう。擦らずやさしく塗ることがポイントなので、触れずに塗布できるスプレータイプの日焼け止めを使ってみるのも良いでしょう。

また、ストールやマフラーなどを使って肌を露出しないこともおすすめです。首の後ろ側までカバーしてくれる帽子や、口元から首、鎖骨辺りまで覆ってくれるマスクもあるので、日焼け止めの質感が苦手な方にも取り入れやすいのではないでしょうか。

紫外線は年中降り注いでいるので、夏場だけでなくそれ以外の季節も紫外線対策を忘れないことが重要です。

癖ジワのケアは枕が効果的?

下を向いた姿勢など、姿勢の癖がついてしまう首の「癖ジワ」対策には、枕の見直しも大切です。

例えば、高すぎる枕で寝ていると首が前傾した姿勢で、何時間も過ごす(寝る)ことになるので、シワがよってしまいます。逆に、枕なしで寝るのもシワ対策に良いとはいえません。寝返りをしたときに首が曲がった状態で寝て、皮膚がヨレてシワになることがあるからです。

正しい枕の高さは、立っているときと同じ首の傾斜で眠れる枕だと言われています。寝姿勢にこだわった枕を選んだり、オーダーメイドの枕で自分に合うものを見つけるのもよいですが、枕の代わりにバスタオルやマットなどを敷いて首が楽に寝られる高さに調節するという方法もおすすめです。

NG習慣をチェック

首のシワ対策には、日々無意識にやってしまっているNG習慣の見直しも大事です。

首の摩擦しすぎや紫外線対策不足、保湿不足に対するケア、日常でシワにつながりやすい動作を減らすことで差がつきます。首も顔と同じように優しくスキンケアを行うとともに、シワを作りやすい習慣を改善していきましょう。

作業中に気づいたら首を上に傾けて前側を伸ばしたり、首を回すなどしてシワを定着させないように心がけましょう。頰杖はつかないように意識し、スマホを持つときは下を向かず、腕ごと持ち上げてスマホの画面を目線の高さに合わせてみるのもおすすめです。

高さの合った机や椅子、パソコンを目線の高さに合わせられるスタンドなど、デスク周りのツールにこだわってみるのも良いでしょう。

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