更新日: 2023年05月10日
日焼け止めを使用することで日焼けによる肌の赤みや黒ずみを防止することができます。また日焼け止めは肌への紫外線の浸透を抑える効果があり、シミやそばかすの発生を予防することも大きな利点です。
紫外線はUV-A波とUV-B波の形で一年を通じて降り注いでいるため、日焼け止めは四季を問わず毎日のケアに取り入れることが重要です。
日焼け止めが紫外線から肌を守る仕組みとして使われるのは、紫外線散乱剤と紫外線吸収剤のふたつ。紫外線散乱剤は紫外線を物理的に跳ね返し、紫外線吸収剤は紫外線を熱などのエネルギーに変えて肌を守ってくれます。
また、日焼け止めは塗りっぱなしでは次第に効果を発揮しなくなります。塗ってから約15分で肌に馴染んで効果が発揮されやすくなり、その後は汗をかいたり服でこすれたりするため、2~3時間程度で塗りおなしが必要です。室内でも肌は日焼けすることがあるので、シワやシミの原因となるブルーライトをカットする効果がある商品を使いましょう。
※監修者は「ちゃんと知ってる? SPF値とPA値の意味」「日焼け止めの仕組み」「一年を通して日焼け止め対策が必要な理由」「日焼け止め効果が最強なのは? SPFとPAの最大値」「日焼け止めで効果が高いのはどのタイプ?」「日焼け止めの効果がつづく時間はどれくらい?」「日焼け止めが効果を発揮するのは塗ってから何分後?」「日焼け止めは塗り方で効果が変わる?」「日焼け止めにはトーンアップするものもある」「ブルーライトカット効果がある日焼け止めもおすすめ」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事で紹介している日焼け止めうち、ニキビ予防や美白の効能・効果が認められているのは医薬部外品のみです。
※本記事における「シミ」とは「メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ」又は「日やけによるしみ・そばかすを防ぐ」ことをさします。
※本記事における「くすみ」とは汚れや古い角質によるくすみのことをさします。
紫外線はコラーゲンやエラスチンを破壊し、肌のハリや弾力を低下させます。またシミやシワの原因となるメラニン色素の生成を促進。これらの影響で肌は老化が進みエイジングサインが現れます。
若いころは小麦色で健康的に見えた黒肌も、加齢と共に徐々に肌へのダメージが蓄積し、老けた印象へと導いてしまいます。
そこで頼りとなるのが「日焼け止め」。日焼け止めは「美白を保つため」ではなく「肌の老化を防ぐため」と思えば、日常的に使うこともあまり苦にならないのではないでしょうか?
最近はメイクの下地としても使えるものや、塗っていても違和感のないものも多くありますので、エイジングケアの観点からも日焼け止めを有効活用していきましょう!
日焼け止めは、紫外線カット効果の強さを「SPF」「PA」という数値で表します。SPFやPAは数値や+の数が多くなるほど、紫外線カット効果が高くなりますが、そのぶん肌への負担が増えてしまうこともあります。
そのため以下の表を基準にシーンに合わせて日焼け止めを選びましょう。
日焼け止めに必ず記載されている「SPF」と「PA」は、紫外線の防止効果を表すものです。「SPF」とは、肌の表面に影響がある紫外線「UV-B」の防止効果のこと。
日焼けすると、肌が赤くなってしまうことがありますよね。その炎症はこのUV-Bによるもので、メラニンを増加させシミやそばかすの原因になります。
また、SPFの横に30、40といった数値が記載されていて、これは何も塗らないときと比べて日焼けによる炎症をどれくらいの時間防げるか、といった数値を示しています。
「PA」とは、肌の真皮まで届く紫外線、「UV-A」の防止効果を表しています。UV-Aは肌の奥深くまで届き、シワやたるみを引き起こすものです。
PAは数字ではなく+で示され、数が増えるほど防止効果が高くなります。
紫外線防止効果が高くなるほど肌が重く感じることもあるため、用途に合わせて使い分けましょう。近所への買い物などちょっとした外出には、SPF20PA +もあればで十分です。海や屋外で運動するときはSPF50PA ++など防止効果の高いものを使用し、しっかり紫外線をカットしてください。
SPF値 | PA値 | 利用シーンイメージ |
---|---|---|
SPF15~30 | PA+~++ | 室内で過ごす場合や軽い散歩 |
SPF20~40 | PA++~+++ | 屋外での軽いレジャー・スポーツ |
SPF40~50+ | SPA+++~++++ | 屋外での激しいスポーツ、炎天下でのレジャー |
SPF30だと色白の人なら、約10時間日焼けを引き延ばすことができます。
日常生活で10時間日焼けを引き延ばせたら、予防効果は高いと判断できます。
PA++であれば「かなり効果がある」と言えるため、SPF30・PA++以上で十分予防ができるでしょう。
SPFは、もともと「何も塗らないときと比べて日焼けするまでの時間を何倍に伸ばせるか」を示したものです。
日焼けするまでの時間が20分の方なら、SPF20の日焼け止めを使うと20分の20倍、つまり約6時間半も紫外線から肌を守ることができます。
しかし、日焼け止めは汗をかいたり服でこすれたりすることでどうしても落ちていってしまうものです。そのため、SPFの値が高いものであっても、何時間も効果が持続することはありません。
環境省は、2~3時間おきに日焼け止めを塗り直すことを推奨しています。汗をかいていない場合でも、こまめな塗り直しが大切です。明らかに「日焼け止めが落ちた」と感じる場合は、2~3時間経っていない場合でも塗り直しを行うようにしましょう。
日焼け止めは、肌に馴染むまでに少し時間がかかります。できれば、出かける直前ではなく15分ほど前には塗っておくようにしましょう。
早めに塗っておくことで日焼け止めが肌にしっかりと馴染み、日焼け止め効果を十分に発揮してくれるようになります。軽く塗っただけでは表記通りの効果が出ないので、重ね塗りをするのがおすすめです。
日焼け止めが紫外線をカットできるのは、紫外線散乱剤や紫外線吸収剤が配合されているためです。日焼け止めには、必ずどちらか、もしくは両方の成分が配合されています。
それぞれの長所と短所があるので、知って自分の肌に合うものを選びましょう。
日焼け止めに使われている成分は、紫外線散乱剤と紫外線吸収剤の2種類です。どちらが配合されているかによって肌への刺激や使い心地が変わるので、自分に合ったものを選ぶことが大切です。また近年は「紫外線吸収剤」と「紫外線拡散剤」の両方を取り入れたハイブリッドタイプもあります。
「日焼け止めを塗るだけで、なぜ紫外線が防げるの?」と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。
日焼け止めで紫外線が防げるのは、日焼け止めの成分が紫外線を物理的に反射したり、紫外線をほかのエネルギーに変えたりする働きがあるためです。
物理的に反射するのが紫外線散乱剤、ほかのエネルギーに変えるのが紫外線吸収剤です。どちらも紫外線が肌に直接当たらないようにしてくれるため、日焼けを防ぐことができます。
紫外線散乱剤とは、肌の表面に紫外線から肌を守るベールをまとうことで、紫外線を跳ね返す成分です。無機系の日焼け止め成分としても知られています。
ノンケミカルと記載がある場合は、紫外線散乱剤が使われています。使われている成分は酸化チタンや酸化亜鉛です。おもに紫外線を跳ね返す働きをもっていることで知られていますが、実は紫外線を吸収して肌を守る効果があることも分かっています。
紫外線吸収剤は、紫外線を熱などのほかのエネルギーに変えることで、肌を紫外線から守ります。有機系の成分としても知られており、以前はケミカルとも呼ばれていました。
紫外線吸収剤にはいくつかの種類があり、組み合わせて配合されています。1つの成分ではUVAとUVBの両方を防ぐことが難しいためです。
肌に悪いというイメージをもたれているのは、紫外線散乱剤と比べると刺激がやや強く、アレルギーを起こしやすいことが関係しています。
日焼け止めは、夏だけでなく一年を通して使う必要があります。なぜなら、紫外線は夏だけでなく秋や冬、春であっても降り注いでいるためです。
また、曇りの日や日陰も注意しましょう。紫外線が反射しやすい場所や室内も油断はできません。
曇りの日や日陰も要注意
曇っていて太陽が出ていないようなときでも、紫外線の量がゼロになることはありません。日陰も日が当たらないだけで紫外線は届いています。
地表面の反射(照り返し)にも注意しましょう。地表面からの照り返しによって紫外線を浴びることもあるため、スノーボードやスキーなどを行うときも紫外線対策が必要です。
室内で過ごすときも日焼け止めは必須です。室内にも紫外線は入りこんでくるので、外出しない日も日焼け止めを塗るようにしましょう。
紫外線は一年を通して降り注いでいます。また曇りの日でも紫外線の影響は受けているので対策が必要です。照り返しが強い場所や室内にいるときも注意しましょう。
曇りの日はなんとなく紫外線が少なそうと思っている方は多いかと思います。実は曇りの場合でも、晴れているときの約60%ほどの紫外線が降り注いでいます。
約60%ほどにまで減りはするものの、これでもかなりの量です。
日陰も同様に、思っているよりも多くの紫外線を浴びてしまいます。日陰であっても約50%の紫外線が届いているのです。日焼けを完全に防ぎたいのなら、曇りの日や日陰であっても油断はできません。
「雪焼け」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?雪は紫外線の反射率が約80%と高いため、何も対策をせずにスキーやスノーボードなどをすると日焼けしてしまうのです。
紫外線は上から降り注いでくるのはもちろん、照り返しによって下からも私たちに影響を与えます。
雪のほか、砂浜や水面、アスファルトにも紫外線を反射するので気をつけましょう。思っていたよりも日焼けしてしまうことに繋がりますので、曇っている日や日陰にいるときであっても、紫外線には注意が必要です。
室内にいるときは直射日光が当たらないので紫外線の影響は受けないと思っている方も多いでしょう。
しかし、直射日光が当たっていなくても、私たちは紫外線を浴びています。驚くことに、外にいるときの約80%の紫外線が室内にも入り込んできているのです。
逆に言えば、室内にいてもたった20%の紫外線しかカットできていません。外出しない日でも日焼け止めをしっかり塗り、日焼けしないように気をつけましょう。
日焼け止めの効果を示す指標として使われているのが、SPFとPAの2つです。SPFは50+、PAはPA++++が最大値となっています。SPFが50より大きい場合は50+と表示するのがルールです。SPFやPAの値が高いほど、紫外線から肌を守る効果も強くなります。
炎天下でのレジャーや海、プールなどを楽しむ場合はSPF50+、PA++++と最大値の数値になっている日焼け止めを使うのがおすすめです。洗濯物を干したり買い物をしたりする程度なら、SPF20、PA++程度あれば十分でしょう。
日焼け止めを購入するときは、とにかくSPFやPAの値が高いものを選ぶ方が多いかと思いますが、長時間外に出る方以外は、最大値のSPFやPAの日焼け止めを選ぶ必要はありません。
日焼け止めにはスプレー、ジェル、クリーム、スティック、パウダー、ローション、ミルクの7種類があります。どのタイプを選ぶのかによって、日焼け止めの効果が変わることもあるため、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
しっかり肌を守りたいならクリームかミルクタイプがおすすめで、日焼け止め特有のベタつき感が苦手な人はジェルやローションが良いでしょう。紫外線防止効果は少し劣りますが、持ち運びしやすく塗り直しに便利なのはスプレー、パウダー、スティックです。
どの商品も一長一短ありますので、自分に合ったものを探しましょう。
日焼け止めスプレーの効果は、他の日焼け止めと変わりませんが、直接塗るタイプに比べると落ちやすく持続時間の短さが劣るという特徴があります。
スプレーは手軽でササっと紫外線予防が出来ることがメリットです。手軽な反面、効果の持続期間は短めなため、こまめな塗り直しが必要になります。紫外線吸収剤不使用など、肌に優しいタイプの商品でも効果が弱いということはないため、SPF値や成分などを見て、自分に合うものを選ぶようにしましょう。また、スプレータイプとクリームタイプは、使用用途や生活習慣によって使い分けるのがおすすめです。
日焼け止めスプレーの特徴は、手を汚さずにシュッと吹きかけるだけで紫外線予防効果が期待できる点にあります。手軽で簡単につけられる点や髪にも使える点などがメリットとして挙げられます。
肌に優しい日焼け止めスプレーは効果が弱い? 効果がない!? という印象がありがちですが、そんなことはありません。敏感肌の方は、自分に合った低刺激性の商品を選ぶことで肌トラブルを避けることが出来ます。
日焼け止めスプレーの持続時間は、大体2~3時間ほどで、汗や水で落ちやすいため、こまめな塗り直しが必要になります。
紫外線吸収剤不使用の日焼け止めは、効果が弱いということはありません。塗りにくさや白くなりやすいなどの使用感に関するデメリットを感じる場合もありますが、肌トラブルが起きづらいことがメリットです。
日焼け止めスプレーを選ぶときは、SPF・PA値や肌に優しいかなどの配合成分をチェックし、石鹸で落ちるタイプなのか、持ち運びに便利なミニサイズかを見るのがおすすめです。
日焼け止めスプレーかクリームどっちが良いかは、生活習慣や使用用途によって異なります。短時間の外出など日常使いには日焼け止めスプレー、海やプールなどのレジャー・長時間の外出には日焼け止めクリームを選ぶといいでしょう。
日焼け止めスプレーを使うときは、こまめな塗り直しに注意したり、レジャーの際はクリームタイプを使用したりすることに気を付ければ、初心者の方でも失敗することなく日常に取り入れやすいアイテムです。肌が弱い方は低刺激タイプの商品を使用するといいでしょう。
ジェルタイプの日焼け止めは透明で服に色がつかないメリットがあるのが特徴で、SPFやPAの数値も高い製品も多く、正しく使用すればきちんとした紫外線対策ができます。
日焼け止めジェルは、特有の香りや重いテクスチャが気にならないタイプが多いので、日焼け止めが苦手な人も気軽に使うことができます。
ジェル状であるため、クリームやローションに比べてさらっとしたテクスチャーが特徴で、肌にスムーズになじみやすく、べたつきを感じにくいのがメリットです。
日焼け止めジェルはさっぱりした使い心地で肌触りが良く日焼け止めのベタベタ感が苦手な方からは好評です。肌触りが良く日焼け止めのベタベタ感が苦手な方からは好評です。
反面、水に落ちやすいので、こまめに塗り直すことが大切です。
海やプールで使うときや、汗をかきやすい場合には、ウォータープルーフと記載されたタイプを選ぶと良いでしょう。日焼け止めジェルの中には、下地機能のある製品もあるので、メイクの下地として使える製品もあります。
日焼け止めジェルはさらっとした感触が魅力ですが、アルコールを含んだものもあるので肌が弱い方は要注意です。実際に製品を選ぶ時は、自分の肌の状態や日焼け止めが必要な場面に応じて、テクスチャ・UVケア効果・肌への有効成分を確認した上で選びましょう。
日焼止めジェルはべたつかず塗りやすく使いやすいのが特徴です。ただ、他のタイプの日焼け止めに比べると落ちやすく焼けやすいという意見もあるため、日焼け止めを使うシーンや肌質によって、ミルクタイプやクリームタイタイプと併用するのもよいでしょう。
日焼け止めクリームの効果は、水や汗に比較的強く、他のタイプの日焼け止めに比べて紫外線防止効果が持続する傾向があります。また、肌に比較的優しいのも特徴です。特に肌が敏感になっている人は紫外線からのダメージを受けやすくなっているため、日焼け止めクリームをおすすめします。稀に肌が乾燥するからといって日焼け止めクリームを塗らない方がいますが、肌にとっては逆効果です。
日焼け止めクリームを塗ることで紫外線による影響を減らすことができます。紫外線は。シワやたるみ、シミ、そばかすなど肌に悪影響を引き起こしますが、日焼け止めクリームを塗ることによってこれらを予防する効果が期待できます。
日焼け止めクリームを選ぶ際は「続けやすさ」「肌悩みに合っているか」「SPF・PA値」に着目して選びましょう。日常使いであれば、SPFは20~30、PAは++もあれば十分です。
また、市販のものよりもさらに肌に優しい日焼け止めを購入したい場合は、皮膚科や美容皮膚科を受診してみることをおすすめします。医療機関では「クリニック専売品」の日焼け止めを取り扱っているケースがあり、アトピー肌や敏感肌の方が使える製品も多々あります。
自分の肌のタイプや、日焼けのしやすさに応じて、適切なSPF値やPA値の日焼け止めクリームを選ぶことが重要です。
日焼け止めスティックはスティック状の日焼け止めで手を汚さずに日焼け対策を行うことができる製品です。リップクリームを唇に塗るように、日焼け止めスティックを肌にスルスルと塗るだけで良いという手軽さが魅力です。
また、液状の日焼け止めに比べると、小型で液漏れが起きないため持ち運びにとても便利で外出先でも手軽に塗り直すことができます。
日焼け止めスティックのメリットは次のとおりです。
肌に密着してくれるジェルやクリームの場合は手で塗り拡げる必要があるため、手が汚れてしまいます。しかし日焼け止めスティックはスティック状のバームを肌の上で滑らせるように塗布するため、手が汚れません。
また、片手で塗布することもできるため手軽に行えます。加えて、服に付いてしまったり、塗り拡げる前に袖に付いてしまって汚れてしまう心配もなく、バッグの中で漏れてしまう心配もありません。
また、他のタイプの日焼け止めと比べて水分や油分が少ないため、肌に密着してくれて、メイク崩れがしにくくなります。
日焼け止めスティックの効果自体は他の日焼け止めと変わりませんが、液体タイプよりも短い時間で塗布することができ、時短にもなります。
また、日焼け止めの上から重ねるベースメイクが崩れにくくなったり、持ち運びに便利な点もメリットと言えます。
日焼け止めパウダーはしっかりと紫外線カット効果を持ちます。価格についてもプチプラからデパコスまで幅広く流通していますが、塗った時の仕上がりやキープ力に差が出るものの紫外線カット効果については同等に発揮します。液体の日焼け止めや下地と併用し、こまめに塗りなおすことで日焼け止めパウダーの効果を最大限に発揮しましょう。
ササっとメイクの上から塗ることのできる日焼け止めパウダーは手軽で肌への負担が少ないため紫外線カット効果が心配なところですが、実際には十分に効果を発揮します。最近ではデパコスなど高価なものだけでなくプチプラの日焼け止めパウダーも販売されており、ドラッグストアなどで気軽に購入することができます。プチプラの日焼け止めパウダーは仕上がりやキープ力といった点で高価な日焼け止めパウダーには劣るものの、紫外線のカット効果に差はありません。日焼け止めパウダーの紫外線カット効果を最大化するためには液体状の日焼け止めや下地と併用して肌との密着度を上げること、こまめに塗りなおすことが重要です。うっかり日焼けをしてしまうことがないよう、惜しみなく使用できるタイプのものを購入してしようすると良いでしょう。
日焼け止めパウダーの効果を最大限に発揮するためにはその商品の価格帯やタイプに関係なく、液体の下地と併用して仕上げとして使用し、外出先でも2時間おきなどにこまめに塗りなおすことを心がけると良いでしょう。
日焼け止めローションの特徴は他の種類の日焼け止めより肌の健康を優先的に考えられた成分内容などの特徴があり、敏感肌の人も使用しやすいとされています。日焼け止めローションの人気ブランドの特徴に、日焼け止め効果や肌トラブルなく使える効果を最大化する選び方を知り、自分に合う日焼け止めローションを使いましょう。
日焼け止めローションは水のようにさらっとした感触や美容成分・保湿成分が含まれておりスキンケア効果を考え抜かれていること、日焼け止めの効果が他の種類の日焼け止めより弱く、水や擦ることで落ちてしまうのが主な特徴です。肌を刺激しやすい成分を使っていない商品が多数あることで、デリケートな肌の人におすすめの日焼け止めと言われています。
日焼け止めローションの人気ブランドにはキュレルやノブが挙げられ、それぞれ特徴が違っており、日焼け防止の強力さや低刺激処方など魅力があるのです。そんな日焼け止めローションの効果を最大限に発揮させるには選び方が重要で、テクスチャや処方成分など使用前にチェックすることおすすめします。
日焼け止めローションは紫外線防止効果が薄く肌にやさしいので敏感肌の人が使いやすいという特徴があります。人気ブランドはSPF・PA数値の高さや刺激の少ない処方などそれぞれに違う良さがあり、色々なテクスチャ・処方がある中でユーザーは欲しい効果を十分に受けられるよう選ぶのが大切です。
日焼け止めミルクは乳液に紫外線吸収剤を配合したもので、UV効果を持っています。水分量が多く、肌に伸ばしやすく塗りやすいため、肌に負担をかけないのが特徴です。
また、乳液にUV効果を足したものでもあるので、朝と昼は乳液の代わりとしても使用可能。時間が経つと汗によって落ちやすくなるというデメリットがあるので、2〜3時間おきに塗り直すなど正しい使い方をマスターしましょう。
日焼け止めミルクは軽めの使用感で毎日のスキンケアの一環として手軽に取り入れやすく、重い質感や日焼け止めで毛穴が詰まった感じが苦手な方におすすめです。
ただ、落ちやすく日焼け効果の持続力が少し低い商品が多いのでその点は注意しましょう。
日焼け止めの効果をパッケージの表記通りに発揮させるには、正しい塗り方をすることが大切です。
クリーム状の日焼け止めの場合、顔に塗るときは手のひらにパール2個分を取って塗り広げ、さらにもう一度重ねて塗ります。腕や脚の場合は、くるくる円を描くように伸ばしてムラなく塗りましょう。
日焼け止めのおもな効果は紫外線から肌を守ることです。ですが、最近ではさまざまな機能を兼ね備えた日焼け止めも販売されています。
なかでも人気なのが、トーンアップ効果のある日焼け止めです。ツヤ肌に見せる微細なパールが配合されていたり、透明感をアップさせる効果があったりするものを使えば、日焼け止めを塗るだけで肌をパッと明るく見せることができます。
トーンアップ専用の下地がいらないため、毎日のメイクの時短にもつながるでしょう。自分の肌悩みに合わせて日焼け止めのカラーを選ぶことも大切です。
透明感を高めたい方はピンクやラベンダー、ニキビ跡をカバーしたい方はグリーン、くすみを消したい方はブルーを選ぶと良いでしょう。
室内でもブルーライトで肌ダメージを受けることがあるため、日焼け止めは有効です。
ブルーライトとは、強いエネルギーをもつ可視光線のことです。肌に当たると、シミや乾燥、くすみの原因になると言われています。
ブルーライトはスマートフォンやパソコンから多く発せられているため、これらをよく扱う方はブルーライトをカットする効果がある日焼け止めや、画面に付けるフィルター、目も守るメガネなどを使いましょう。
紫外線防止効果だけでなく、+αの効果を兼ねた機能的な日焼け止めもチェックしておきたいところ。ここでは、人気の2つの効果をご紹介します。
脂性肌は、厚塗りするとメイクが崩れやすくなりますよね。日焼け止めの上に化粧下地を重ねて、さらにファンデーションを塗って……というメイク方法は避けたいもの。
そこで、化粧下地と日焼け止めが兼用になったアイテムが人気なんです。『皮脂調整成分』『テカり防止成分』と記載のあるものを選ぶと、さらっとした質感に仕上がり、化粧崩れを防止する効果が期待できますよ。
トーンアップ機能のある日焼け止めは、肌が明るく見えて美白効果が期待できます。悩みに合わせたカラーを選んでみてください。
基本的にスキンケアアイテムに含まれるアルコールは微量です。
しかし、敏感肌の方はアルコールが持つ「揮発性(きはつせい)」を刺激と感じることもあります。
また、この揮発性は瞬間的な乾燥が発生するので、乾燥肌の人にはおすすめしにくい成分です。
アルコールフリー日焼け止めであればこれらの心配がなく、安心して使うことができます。
デパコスで販売されている日焼け止めの最大の魅力は、UV対策だけでなく、プラスアルファの効果が期待できる点です。
たとえば、独自成分が配合され美容液代わりに使えるものや、使い心地や香り、パッケージにこだわったものなど、ハイスペックな商品が数々販売されています。
UVカット効果に加えて、さまざまな機能が充実しているので、ワンランク上のスキンケアをしたい方にぴったりといえるでしょう。
美容成分が含まれ、スキンケア効果も同時に期待できるデパコスの日焼け止め。
肌のためとはいえ、高価で頻繁に使えないという方には、紫外線がたくさん降り注ぐ春から夏の間だけ顔に限定して使うのがおすすめです。
季節を決めて効率的に紫外線対策をし、なおかつ顔にだけ使うことで1回に使う量をおさえられます。そうした工夫でコストの負担も感じにくくなるでしょう。
日焼け止めの効果は価格によって変わるの?
紫外線防止効果は、価格だけの影響では変わりません。価格の違いは、紫外線防止効果以外に配合された美容成分や+αの機能に違いがあるためでしょう。
デパコスの日焼け止めが高価な理由は?
デパコスが高価な理由は、プチプラコスメには使えない成分が配合されているためです。安価な化学成分を使わず品質にこだわっているので、使い心地に優れ、肌への効果も期待できます。
ブランドによってどんな違いがあるの?
脂や汗に強いさらっと仕上がるタイプやみずみずしく軽い付け心地のタイプ、オーガニックで地球環境に配慮したものなど、得意なジャンルはブランドによってそれぞれ異なるため、自分好みのアイテムや肌に合ったものをチェックしてみて。
日焼け止めを塗っているのに日焼けをするのはどうして? 対策はある?
日焼け止めを塗っていても日焼けをする場合は「塗る量が少ない」もしくは「塗り直しをしていない」可能性があります。日焼け止めのUVカット効果は、1日中続くわけではありません。パッケージに記載されている適量を塗り、3~4時間おきに塗り直しましょう。