※監修者は「40代肌質」「洗顔料の選び方」「洗顔方法」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。
※本記事でいう「美白」とはメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐことをさします。
※本記事でいう「エイジングケア」とは年齢に応じたケアのことをさします。

40代にとっての洗顔料選びは肌の土台作りの基礎となるものです。40代は20代から30代に変わったとき以上に肌の変化が出やすい時期。ホルモンバランスの変化の影響は体調だけでなく、肌にも影響があるからです。
 
体にはゆらぎが出てきたり、白髪が出てきたり、嬉しくないカラダの変化が出てきます。
 
それでは肌にはどんな影響が出てきて、その変化に合わせた洗顔料の選び方にはどのようなものがあるのでしょうか?

洗顔料でエイジングサインにアプローチするには？

洗顔料でも気になるエイジングサインにアプローチするものを使うのがおすすめ。汚れを落とすものだと保湿成分を軽視しがちですが、保湿するまでの一番乾燥するときに肌を守る効果があるからです。
 
有名なところだと「セラミド」や「ヒアルロン酸」があります。

また、汚れを落とす成分も汚れだけでなく、古くなった角質を落とすことで肌に透明感を与えてくれるものがあります。「パパイヤ酵素」や「AHA」などなじみがある人もいるのではないでしょうか。
 
このように、40代の肌悩みには最初に肌に触れる洗顔も配合成分にこだわって、エイジングサインにアプローチすることが重要です。

口コミで評判の40代におすすめの洗顔料は？

LASELAの口コミに寄せられた、40代に人気のあった洗顔料を4つ紹介します。

アクセーヌ リセットウォッシュ

プッシュすれば泡が出てくるので、手間なく使えるのがうれしい洗顔料。

天然多糖類とグリコール酸配合で、肌をほぐしながら余分な角質をやさしく落としてくれます。角質層にアプローチすることで、水分をたっぷり保持できる肌をつくります。

肌トラブルなどで、角質が分厚くなってしまった肌をきれいにリセットしてくれるアイテムです。

ビフェスタ　泡洗顔 ブライトアップ

毛穴や角栓が気になる方におすすめの泡タイプの洗顔料。毛穴よりも小さいといわれるミクロの泡が、ワンプッシュで出てきます。

炭酸を含んだ泡は、毛穴の奥まで入り込んで皮脂や角栓をしっかりオフ。

保湿成分の「吸着性ヒアルロン酸」が配合されているので、肌にうるおいを残しながら、しっとりなめらかな肌に洗い上げてくれます。

MARKS&WEB ハーバル ウォッシングフォーム

乾燥肌が気になる方におすすめの、マイルドな洗浄力の洗顔フォーム。

素早く泡立ち、きめ細かく濃密な泡が特徴で、摩擦による刺激を軽減。肌に負担をかけずに洗顔できます。

植物由来の脂肪酸と植物オイルが配合されていて、うるおいをキープしながら、肌をしっとりと洗い上げてくれます。ラベンダー精油とカモミール精油の花の香りに癒される一品です。

パパウォッシュ パパウォッシュ

パパイヤから採れる100%天然酵素「パパイン酵素」を主な原料とした酵素洗顔料。「自らがもつ酵素の働きを高めていくこと」に着目した、根強い支持を得るロングセラーアイテムです。

古い角質や毛穴に詰まった皮脂を取り除いて、くすみやザラつきのないつるつるの肌に導いてくれます。コメヌカエキスなどの保湿成分も配合されています。

40代の肌の特徴とは？

40代の肌悩みは30代の悩みが深刻化したものになります。
 
今までは乾燥が気になっていただけなのに、深刻化して40代は乾燥による小じわに変化するのが代表例です。

40代でおきやすい肌トラブルは？

40代ではシミやくすみ、肌荒れなど今まで経験したことないような肌トラブルを経験していきます。それではどのような影響で肌トラブルが出てくるのでしょうか?

① 蓄積ダメージが現われやすい

40代になると代謝が下がってきます。代謝が下がることで、今まで蓄積されたダメージが肌表面に出てきます。
 
代表的なのはシミ。今までは、紫外線のダメージを受けてメラニンを生成しても無色化するチカラがあったため、シミとして目に見えることは少なかったのです。
 
しかし、40代になるとメラニンを無色化するチカラが弱くなってしまいシミが目立つようになってしまうのです。

② ターンオーバーの遅れでくすみやすい

代謝の影響はもちろんターンオーバーにも影響を与えます。
 
今までは40日くらいでターンオーバーしていたものも40代になると50日程度かかってしまいます。

古くなった角質がだんだんと蓄積していくので、くすみとして顔色の黄ばみが気になるようになってきます。

③ ホルモンバランスの乱れで肌が荒れる

40代になるとゆらぎが気になる人が出てきます。もちろんゆらぎは肌へも影響を与えます。
 
30代まではホルモンの影響でみずみずしく、ハリがあり、弾力のある肌を作ることができました。
 
しかしその分泌バランスにゆらぎが出てきてしまうので、みずみずしさやハリ、弾力を保つことが難しくなってきます。そうすることで、肌は乾燥しやすくダメージを受けやすくなるので、肌荒れしやすくなります。

40代のスキンケアで一番重要とも言える洗顔

肌に色々変化が出てくる40代。「それなら化粧水や美容液で対策しよう」と思った人、ちょっと待ってください。
 
40代こそスキンケアの土台である、洗顔を見直すことが重要になってきます。

正しく洗顔することで肌トラブルを予防できる

洗顔は肌に付着した汚れを落とす唯一のケア。日中乾燥が気になるからミストで水分補給することもできますが、洗顔はなかなか日中することができません。
 
ホルモンバランスの影響で肌荒れしやすい肌に汚れが蓄積すると、さらに肌荒れを引き起こしてしまいます。
 
また、毛穴の汚れをほっておくと毛穴がしずく型に変形して、他の人より「老けた」印象になってしまうことも。

洗顔によりスキンケアの効果も高まる

汚れや古くなった角質などくすみの原因を除去することでスキンケアの浸透を助けることができます。

雑草が生えている畑とふかふかの土なら、どちらの畑が水をよく吸い込むでしょうか? ふかふかの土のほうが水の浸透が早いですよね。

イメージとしては前者が40代の肌、後者が30代までの肌です。畑に雑草が不要なように、肌にも古くなった角質は不要です。

その不要物を自分に合った洗顔で取り除くことにより、スキンケアの浸透をサポートしてくれます。

40代の洗顔料の選び方

30代と40代では肌にどんな違いがあるのか、洗顔の重要性をお伝えしてきました。
 
それでは、どのような基準をもとに洗顔を選んでいくのが良いのでしょうか?
 
選び方の違いについて、ご紹介していきます。

①保湿成分が配合されている

まず保湿成分が配合されているものを選びましょう。保湿成分が配合されているものを使用することにより、保湿をする前に乾燥して突っ張ることを防いでくれます。

②肌にやさしい成分で構成されている

洗浄力の高いものは汚れを素早く落としてくれることができますが、その分肌に必要な皮脂まで落としてしまいます。その結果、乾燥して肌荒れを起こしやすくなることも。
 
肌を守りながら汚れを落としてくれる洗浄成分として、「アミノ酸系洗浄成分」の洗顔を使うのがおすすめです。これらの成分が商品パッケージに記載されているかチェックしてみましょう。

ただ、アミノ酸系洗浄成分は肌に優しい反面、ヌルつきが残りやすいのがデメリット。そのためすすぐときには泡が消えても＋10回はすすぐようにするのがおすすめです。

③使いやすい種類

洗顔は種類が多く、好みやライフスタイルに合わせてアイテムを選ぶのもおすすめです。それでは洗顔にはいったいどのような種類があるのでしょうか?

固形石鹸をおすすめしたい人

洗浄力がやや高めなので、汚れをサッと洗い流したい人や夏場にオススメ。使用後につっぱりやすいので、乾燥が気になる人や冬にはおすすめしません。

泡タイプをおすすめしたい人

泡立てた状態で出てくるので洗顔料の泡立てが苦手な方や、時間がない方におすすめなのが泡タイプ。ほかのタイプに比べて水の割合が増えるため、泡の維持力が弱いのがデメリット。洗浄力も弱いものが多いため、皮脂が気になる人にはあまりおすすめしません。

ジェルタイプをおすすめしたい人

泡立ての必要がないジェルタイプ。ジェル独特のひんやりした感触が気持ちいいので、夏場の使用を推奨。毛穴にしっかり入り込むので、毛穴ケアが気になる人にも適しています。洗浄力はマイルドで、敏感肌や乾燥肌の人におすすめです。

クリームタイプをおすすめしたい人

使用感や泡立ちの良さで使い慣れている人が多いのがクリームタイプ。スクラブ入りを使えば洗浄力が上がり、ヒアルロン酸入りを選べば保湿力が上がるので、自分の好みの洗顔料を探しやすいのが特徴。十分に泡立てをしないと摩擦してしまいシミ・くすみの原因になってしまうのはデメリット。

パウダー・ペーストタイプをおすすめしたい人

洗浄成分に酵素が入っているものが多いパウダー洗顔。毛穴のつまりや肌のざらつきのケアをしてくれるのが特徴。毛穴のつまりや肌のざらつき、くすみが気になる人におすすめです。デメリットは水を自分で配合することによる泡立ちの悪さ。洗顔ネットなど泡立てアイテムを併用することで、カバーすることができます。

④肌の悩みに合うもの

形状ももちろんですが、肌悩みに合った洗顔料を選ぶのも40代のスキンケアを土台作りに有効です。肌悩みを解決しなければ自分の肌に対して満足できません。それでは悩みに合わせた配合成分にはどのようなものが入っているのでしょうか?

毛穴が悩みの人におすすめなのは？

毛穴の角栓は古くなった角層と皮脂が混ざり合ったもの。角栓を分解するには酵素の入った洗顔がおすすめです。

体の中ではリパーゼは脂質、プロテアーゼはタンパク質の消化酵素です。脂質の皮脂、たんぱく質の古くなった角質層を分解します。毛穴のつまりが気になる人にはリパーゼ、プロテアーゼが特におすすめです。

乾燥が気になる人におすすめなのは？

乾燥が気になる人には、保湿成分入りのものがおすすめです。洗顔に配合されている保湿成分には次のものがあります。

ローヤルゼリーエキスはエイジングケア*美容液にも配合される成分。肌つやが欲しい人にはおすすめの成分です。
※年齢に応じたケアの事

くすみが気になる人におすすめなのは？

くすみの原因は古くなった角質の蓄積です。古くなった角質を取り除くためにはピーリング効果のある成分が入った洗顔がおすすめになります。

ホワイトクレイは肌への負担も少なくミネラルの補給もできるので、洗顔をしながら栄養補給をすることができます。毛穴悩みの際にオススメした「パパイン」「リパーゼ」「プロテアーゼ」の入った洗顔もおすすめです。

ハリ不足が気になる人におすすめなのは？

40代のハリ不足はお肌の水分不足が原因で肌がしぼみやすくなった状態を指します。お肌にしっかり水分を含めることで、ふっくらとした肌に導きます。

コラーゲン配合の洗顔は多くあって、取り入れやすい成分です。

⑤クレンジングと一体化した商品

毛穴が気になると言って、洗浄力の高いクレンジングと洗顔を使っていませんか?
 
実はこれ避けてほしい組み合わせなのです。どちらも洗浄力が高いと洗いすぎて乾燥してしまう可能性があるからです。
 
洗いすぎが心配な人にはクレンジングと一体化した「Wクレンジング不要」というものがおすすめです。
 
洗顔が1回で済むように計算されているので、洗いすぎやこすりすぎなどのトラブルの原因を防いでくれます。その結果、乾燥や摩擦によるくすみ・シミを防ぐことができます。

洗顔料の効果を引き出す！ 正しい洗顔方法を知ろう

自分にぴったりの洗顔を見つけた際に気をつけたいのが洗顔の使用方法。実は洗顔方法を間違えるとさらに乾燥したり、シミの原因になったりします。洗顔の際に気をつけるのは次の5点。

これらに気をつけながら洗うことで、美肌のチャンスを逃すことが少なくなります。

洗顔方法がたるみ毛穴の原因になってる？

洗うときはゴシゴシするのではなく、泡を顔に押しつけるイメージで洗うことでたるみ毛穴を予防する効果もあります。
 
ゴシゴシ洗うと肌を下方向に引っ張ってしまいます。その上40代の肌はどうしてもハリが減少しがち。ハリが減少しがちの肌を下に引っ張ることでたるみになり、毛穴は涙袋型になります。
 
こうなってしまうとケアはハリ用美容液も使う必要があるため、時間もお金もかかってしまいます。

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